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第四話 今日の買い物
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朝5:00に起動する。今日はいつもより早めに起き準備を整える。朝ご飯は食べやすいようにおにぎりにする。これなら、すぐに食べ終わることができる。作り終わったら博士を起こしご飯を食べさせて安全確認をする。窓や扉を閉めているか壊れている部分はないか。不在の間に入られては困る。
「博士では行きましょう」
「…うん」
博士は面倒くさそうな顔をしている。それでも、ちゃんと付いてきてくれる。家の鍵を締めて門へと向かう。門の前にあるトラックを退けて、車庫に入れていた車を出す。出発準備ができたので博士は門の上に乗り、手に持っていたものを使う。博士が門の上に行くと外にいた者たちが集まってきた。一人が来ると…また一人…また一人と増えていく。
「バ~ン…」
ポイッ…
博士は小さな爆弾を投げ、爆発をさせる。その後は火炎放射器を使い燃やしていく。あの者たちは苦しみながら炭へと変わっていく…
「いいよ」
火が消えて博士が車に乗り込み合図が来たら門を開けてその隙に車を発進させる。外にいる者たちはだいたい燃やしたので近くには居ない。だが、いつ来るか分からないので門を固く締めて急いで車に乗る。この車は太陽光を元に使っているので音はしない。スピードもある。だからこそ、周りには気が付かれにくい。気が付かれてもスピードを出せば距離を置くことができる。博士が車の免許を持っておいてよかった。歩いていくのは困難な場所で時間がかかり大荷物になるので、買って帰れる物が少ない。
車を走らせ30分程で目的地に着いた。そこは、この街で一番大きいショッピングモール
【サオン】
道もそうだが、駐車場内にもあの者たちは居る。道を塞がれたりしたら極力避けるが、無理なものはぶつかって行く。
屋上に向かい車を止める。屋上が一番あの者たちがいない。屋上に行く道を封鎖し誰も通れないようにする。階段をおり、スタッフ入り口に向かう。ショッピングモールの中はシャッター街になっている。初めてここに来た時は店の隅々にあの者たちがいたので博士は動けなかった。私一人では買い物ができないので管理室へと向かいすべての店を閉めて中にいる者たちを倒していった。そうすることで店の一つ一つが安心して使えるようになった。これで、博士と一緒に店を見ることができる。
「行きますよ」
「うん…」
私は博士と手を繋ぎ一緒に行く。
まずは生活用品が欲しいので…
【Can ☆I】
に向かう。ここでは、大体のものが100円なのでお得だ。スポンジに袋…可愛い皿などがあったらそれも買う。
「マリー…これも買おう」
博士はお菓子エリアから大量セットを持ってきた。
「二つだけですよ」
「えぇ~」
「食べ過ぎはだめです」
「はい…」
口を尖らせながらかごに入れていく。ここで少なめにしておかないと食料品エリアでは追加でもっと買うのだから。
必要なものを取り、レジでお金を払う。
博士はおもちゃ売り場にいた。何か考えているような顔だ。
「博士行きますよ」
「うん…」
戻ってきた博士は再び手を繋いだ。先ほど見えた顔とは違い安心したような顔をしている。
次は博士の服を買いに行く。
【ユニシロ】
いつもは他の店に行くが今回はここに来た。
「服はいらないよ」
「そろそろ服を買いなおすべきですよ」
「えぇ」
博士の服は今着ているようなパーカー系ばかりだ。夏だろうが冬だろうが変わらない。それが一番良いのだと本人は言うがそろそろ変えるべきだと思う。
「これはどうですか」
私は博士に似合う服を取ってきて見せる。
「これはどうですか」
「フリフリがやだ」
レース系はダメ。
「これはどうですか」
「派手じゃない」
明るいニット系はダメ。
「これはどうですか」
「堅苦しい」
ブラウス系はダメ。
「これはどうですか」
「引っかかりそう」
スカート系はダメ。
「これは…」
「マリーが似合うよ」
ワンピースを見せたら私に似合うと言う。私のではなく自分のを決めてほしいのだが…
「めんどくさっ…」
「えっ…」
つい本音が…
「何がいいのか決めてください」
「えぇ」
これでは埒が明かない。私が似合うと思った物はすべてダメ出し(一部を除いて)を食らった。
博士は周りの服を見る。
「う~ん………!!」
何かいいのがあったのか走っていった。一時したら服を抱えて戻ってきた。
「じゃあ…これ」
見せたのは博士が最近ハマっているアニメのコラボ服だった。後ろに大きく絵がのっている。
「そうですか」
でも結局これもパーカー系の服だ。
「…もうそれでいいですよ」
パーカー系以外この人は着ない。同じ物を破れるまで永遠と着続けるよりはマシか…
「後これも…じゃぁん」
博士は二着目を取り出した。
「珍しいですね…」
それは、青色の生地に白いフリルがついた綺麗なワンピースだった。
「マリーに似合うと思って…」
「私ですか」
「そうだよ」
自分の服を探していたはずなのに私の服も見つけてくるとは…
「どこにあったんですか」
「隣の服屋」
「博士盗みは犯罪です」
ユニシロの隣にも服屋があるがまさか盗んでくるとは…
「まってまって…盗んでないよ!!」
「そうですか」
「ほんとうにちゃんと買ってきたから」
「そうですか」
ちゃんと買ったならいいけど…
「マリーにあげる」
「ありがとうございます」
受け取った服は好みの服だった。好きなものが増えて…うれしい。
「博士次に行きましょう」
「うん」
お会計する際、こっそりと博士の服を追加で二着買った。やはり、一着だけでは足りない。次買えるのがいつになるのかわからないし…
こっそりと買って渡せば受け取ってもらえるかもしれない。そう思ったマリーだった。
「博士では行きましょう」
「…うん」
博士は面倒くさそうな顔をしている。それでも、ちゃんと付いてきてくれる。家の鍵を締めて門へと向かう。門の前にあるトラックを退けて、車庫に入れていた車を出す。出発準備ができたので博士は門の上に乗り、手に持っていたものを使う。博士が門の上に行くと外にいた者たちが集まってきた。一人が来ると…また一人…また一人と増えていく。
「バ~ン…」
ポイッ…
博士は小さな爆弾を投げ、爆発をさせる。その後は火炎放射器を使い燃やしていく。あの者たちは苦しみながら炭へと変わっていく…
「いいよ」
火が消えて博士が車に乗り込み合図が来たら門を開けてその隙に車を発進させる。外にいる者たちはだいたい燃やしたので近くには居ない。だが、いつ来るか分からないので門を固く締めて急いで車に乗る。この車は太陽光を元に使っているので音はしない。スピードもある。だからこそ、周りには気が付かれにくい。気が付かれてもスピードを出せば距離を置くことができる。博士が車の免許を持っておいてよかった。歩いていくのは困難な場所で時間がかかり大荷物になるので、買って帰れる物が少ない。
車を走らせ30分程で目的地に着いた。そこは、この街で一番大きいショッピングモール
【サオン】
道もそうだが、駐車場内にもあの者たちは居る。道を塞がれたりしたら極力避けるが、無理なものはぶつかって行く。
屋上に向かい車を止める。屋上が一番あの者たちがいない。屋上に行く道を封鎖し誰も通れないようにする。階段をおり、スタッフ入り口に向かう。ショッピングモールの中はシャッター街になっている。初めてここに来た時は店の隅々にあの者たちがいたので博士は動けなかった。私一人では買い物ができないので管理室へと向かいすべての店を閉めて中にいる者たちを倒していった。そうすることで店の一つ一つが安心して使えるようになった。これで、博士と一緒に店を見ることができる。
「行きますよ」
「うん…」
私は博士と手を繋ぎ一緒に行く。
まずは生活用品が欲しいので…
【Can ☆I】
に向かう。ここでは、大体のものが100円なのでお得だ。スポンジに袋…可愛い皿などがあったらそれも買う。
「マリー…これも買おう」
博士はお菓子エリアから大量セットを持ってきた。
「二つだけですよ」
「えぇ~」
「食べ過ぎはだめです」
「はい…」
口を尖らせながらかごに入れていく。ここで少なめにしておかないと食料品エリアでは追加でもっと買うのだから。
必要なものを取り、レジでお金を払う。
博士はおもちゃ売り場にいた。何か考えているような顔だ。
「博士行きますよ」
「うん…」
戻ってきた博士は再び手を繋いだ。先ほど見えた顔とは違い安心したような顔をしている。
次は博士の服を買いに行く。
【ユニシロ】
いつもは他の店に行くが今回はここに来た。
「服はいらないよ」
「そろそろ服を買いなおすべきですよ」
「えぇ」
博士の服は今着ているようなパーカー系ばかりだ。夏だろうが冬だろうが変わらない。それが一番良いのだと本人は言うがそろそろ変えるべきだと思う。
「これはどうですか」
私は博士に似合う服を取ってきて見せる。
「これはどうですか」
「フリフリがやだ」
レース系はダメ。
「これはどうですか」
「派手じゃない」
明るいニット系はダメ。
「これはどうですか」
「堅苦しい」
ブラウス系はダメ。
「これはどうですか」
「引っかかりそう」
スカート系はダメ。
「これは…」
「マリーが似合うよ」
ワンピースを見せたら私に似合うと言う。私のではなく自分のを決めてほしいのだが…
「めんどくさっ…」
「えっ…」
つい本音が…
「何がいいのか決めてください」
「えぇ」
これでは埒が明かない。私が似合うと思った物はすべてダメ出し(一部を除いて)を食らった。
博士は周りの服を見る。
「う~ん………!!」
何かいいのがあったのか走っていった。一時したら服を抱えて戻ってきた。
「じゃあ…これ」
見せたのは博士が最近ハマっているアニメのコラボ服だった。後ろに大きく絵がのっている。
「そうですか」
でも結局これもパーカー系の服だ。
「…もうそれでいいですよ」
パーカー系以外この人は着ない。同じ物を破れるまで永遠と着続けるよりはマシか…
「後これも…じゃぁん」
博士は二着目を取り出した。
「珍しいですね…」
それは、青色の生地に白いフリルがついた綺麗なワンピースだった。
「マリーに似合うと思って…」
「私ですか」
「そうだよ」
自分の服を探していたはずなのに私の服も見つけてくるとは…
「どこにあったんですか」
「隣の服屋」
「博士盗みは犯罪です」
ユニシロの隣にも服屋があるがまさか盗んでくるとは…
「まってまって…盗んでないよ!!」
「そうですか」
「ほんとうにちゃんと買ってきたから」
「そうですか」
ちゃんと買ったならいいけど…
「マリーにあげる」
「ありがとうございます」
受け取った服は好みの服だった。好きなものが増えて…うれしい。
「博士次に行きましょう」
「うん」
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