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第五話 今日の買い物続き
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次に向かったのは本屋。
【TSUTA】
本とDVDやCDが売ってあるのでこれからの娯楽物のにピッタリ。
「マリーこれどお?」
「いいんじゃないですか」
「こっちにしようかな」
DVDショップの所で映画やアニメなど、どの作品を買うか決めている。なるべく多めに買っておいて飽きないようにする。だからといって買い過ぎではだめだ。買い過ぎたら、楽しみが減ってしまう。もう、新しいものは見れないとだから…
「これにしよう」
「はい」
10枚以上を手に取り、次は本の方に行く。CDは買わない。博士いわく音楽はスマホを使えば聴けるので買おうとは思はないらしい。私も興味がないし節約にもなるのでよかった。
漫画の方は種類が多い。アクション系…ホラー系…恋愛系…推理系…異世界系…などと、どのくらいの種類が存在するのかも分からないほどの量だ。日本は漫画が有名だと博士が昔言っていた。海外でも日本の漫画やアニメは評判が高く、それ目的で移住することもあるようだ。博士は小説より漫画が好きなのでよく読んでいる。博士の部屋の本棚には漫画しかない。リビングにも漫画を置いてゴロつきながら読んでいる時がある。ダラダラして一向に動かなくなる。掃除ができないのでせめて部屋で読んで欲しい。
じー
「えっ…なに?」
「なんでもありません」
私がじっと見ていたのに気がついたのかきょとんとした顔をしている。私は漫画を読んでみて思うことがある。物語世界ではよく『博士』という存在は賢く…メガネキャラ…白衣…生真面目…漫画より小説など堅いイメージがあるようだがここにいる博士は真逆だと思う。賢さというより常識はある。メガネははない。白衣ではなくパーカー。生真面目ではなくだらしない人。小説より漫画派。『博士』とはなんだろう。どんな存在のことを指すのだろう。
「博士たまには小説もどうですか」
「えぇ…漫画の方がいい」
試しに小説を勧めたが面倒くさがるような顔をしている。やはり、現実と理想は違うらしい。
「理想は理想ですね」
「現実にも良さがあるよ」
「なに誇らしげに言っているんですか」
「べつに~」
博士は読みたい漫画を探すため別行動をとることした。
「マリーも気になるものがあったら持ってきて」「はい」
そう言ったが私は特に欲しい本はない。料理本は買わなくてもレシピは頭の中にある。手芸などもある。知識はあるので必要ない。漫画は博士オススメの本を読んだりしている。(博士が勧めてくる)
だからといって勧めたら読む程度。何かないかと歩く。私は目の前にある本に目がいった。
『日本の旅』
『世界への旅』
『オススメ景色』
『ここでしかない場所』
『死ぬ前に行ってみたい場所』
それは観光本だった。今ではあり得ない景色や幸せそうな表情が載っている。
手に取りページを開く。そこは見たことがないもの…景色…食べ物…人集り…
他の本も知らないものが写っていた。見ているだけで旅をしているような気分。目がすべてのページにいく。…不思議な感覚。胸に手を当てる。心臓が人間のようにあるわけでもないが…何か感じる。一つ思ったことがあった。これは…
「マリー」
「!!」
どこかから博士の声がする。本を戻し博士のもとに行く。博士は本を多く持っていた。どうやら興味のある本があったらしい。
「マリーは何かいいのあった?」
「…特にありません」
「そお」
博士は何か思っているようだが気に留めなかった。レジに向かいお金を払う。他の所に向かうため裏口から行こうとしたが
「少し待っていてください」
「いいよ」
少し博士を待たせた。近くにあったペットの雑誌ともう一冊手に取りお金を払う。ついでに袋付きで買ったのでそれに入れる。
「マリーもやっぱり欲しいのがあったんだね」
「そうですね」
「なに?」
「動物系です」
「かわいいね…」
「はい…興味深いです」
私はそれだけを言う。間違いではない。興味はある。でも共感があるかは分からない。
こんな思いのまま次の店に向かう。
「マリー次はどこに行くの?」
・100均
・服
・娯楽物
を買ったので最後に…
「最後に食料品ですね」
「これが最後!!」
「はい最後です」
「長かった…」
「今からお疲れ様です」
「うへ…めんどう」
食料品は難関な場所だ。食料品エリアは他の店と違ってシャッター街ではない。それどころか今でもあの者たちがいる。
「マリー私は先に戻るね」
「そうですか…」
じー
「うっ…そんな目をしてもダメだよ」
「そうですか…」
「前回行ったときは最悪だったんだから」
「そうですね」
「車で待ってるね」
「はい」
「…はやくもどってきてね」
博士は小さな声で言った。なんだかんだ言って心配性だ。
「はい」
博士は全ての荷物を持って車に戻っていった。重たそうだがそれでも帰っていった。この場から逃げたくなるのもわかるが…
「……………」
博士が先程まで握っていた私の手に名残惜しさを感じてしまった。私自身もまだ繋いでいたいと思ってしまった。
「…博士には難しいですからね」
私は食料品エリアを堂々と進む。
ガチャ…
やはりあの者たちは扉の音に気がつくが何事もなかったように動く。カートを取り籠を置く。ここからはこっそりと行く必要がない。私はあの者たちに存在を認識されていないのだから…
【TSUTA】
本とDVDやCDが売ってあるのでこれからの娯楽物のにピッタリ。
「マリーこれどお?」
「いいんじゃないですか」
「こっちにしようかな」
DVDショップの所で映画やアニメなど、どの作品を買うか決めている。なるべく多めに買っておいて飽きないようにする。だからといって買い過ぎではだめだ。買い過ぎたら、楽しみが減ってしまう。もう、新しいものは見れないとだから…
「これにしよう」
「はい」
10枚以上を手に取り、次は本の方に行く。CDは買わない。博士いわく音楽はスマホを使えば聴けるので買おうとは思はないらしい。私も興味がないし節約にもなるのでよかった。
漫画の方は種類が多い。アクション系…ホラー系…恋愛系…推理系…異世界系…などと、どのくらいの種類が存在するのかも分からないほどの量だ。日本は漫画が有名だと博士が昔言っていた。海外でも日本の漫画やアニメは評判が高く、それ目的で移住することもあるようだ。博士は小説より漫画が好きなのでよく読んでいる。博士の部屋の本棚には漫画しかない。リビングにも漫画を置いてゴロつきながら読んでいる時がある。ダラダラして一向に動かなくなる。掃除ができないのでせめて部屋で読んで欲しい。
じー
「えっ…なに?」
「なんでもありません」
私がじっと見ていたのに気がついたのかきょとんとした顔をしている。私は漫画を読んでみて思うことがある。物語世界ではよく『博士』という存在は賢く…メガネキャラ…白衣…生真面目…漫画より小説など堅いイメージがあるようだがここにいる博士は真逆だと思う。賢さというより常識はある。メガネははない。白衣ではなくパーカー。生真面目ではなくだらしない人。小説より漫画派。『博士』とはなんだろう。どんな存在のことを指すのだろう。
「博士たまには小説もどうですか」
「えぇ…漫画の方がいい」
試しに小説を勧めたが面倒くさがるような顔をしている。やはり、現実と理想は違うらしい。
「理想は理想ですね」
「現実にも良さがあるよ」
「なに誇らしげに言っているんですか」
「べつに~」
博士は読みたい漫画を探すため別行動をとることした。
「マリーも気になるものがあったら持ってきて」「はい」
そう言ったが私は特に欲しい本はない。料理本は買わなくてもレシピは頭の中にある。手芸などもある。知識はあるので必要ない。漫画は博士オススメの本を読んだりしている。(博士が勧めてくる)
だからといって勧めたら読む程度。何かないかと歩く。私は目の前にある本に目がいった。
『日本の旅』
『世界への旅』
『オススメ景色』
『ここでしかない場所』
『死ぬ前に行ってみたい場所』
それは観光本だった。今ではあり得ない景色や幸せそうな表情が載っている。
手に取りページを開く。そこは見たことがないもの…景色…食べ物…人集り…
他の本も知らないものが写っていた。見ているだけで旅をしているような気分。目がすべてのページにいく。…不思議な感覚。胸に手を当てる。心臓が人間のようにあるわけでもないが…何か感じる。一つ思ったことがあった。これは…
「マリー」
「!!」
どこかから博士の声がする。本を戻し博士のもとに行く。博士は本を多く持っていた。どうやら興味のある本があったらしい。
「マリーは何かいいのあった?」
「…特にありません」
「そお」
博士は何か思っているようだが気に留めなかった。レジに向かいお金を払う。他の所に向かうため裏口から行こうとしたが
「少し待っていてください」
「いいよ」
少し博士を待たせた。近くにあったペットの雑誌ともう一冊手に取りお金を払う。ついでに袋付きで買ったのでそれに入れる。
「マリーもやっぱり欲しいのがあったんだね」
「そうですね」
「なに?」
「動物系です」
「かわいいね…」
「はい…興味深いです」
私はそれだけを言う。間違いではない。興味はある。でも共感があるかは分からない。
こんな思いのまま次の店に向かう。
「マリー次はどこに行くの?」
・100均
・服
・娯楽物
を買ったので最後に…
「最後に食料品ですね」
「これが最後!!」
「はい最後です」
「長かった…」
「今からお疲れ様です」
「うへ…めんどう」
食料品は難関な場所だ。食料品エリアは他の店と違ってシャッター街ではない。それどころか今でもあの者たちがいる。
「マリー私は先に戻るね」
「そうですか…」
じー
「うっ…そんな目をしてもダメだよ」
「そうですか…」
「前回行ったときは最悪だったんだから」
「そうですね」
「車で待ってるね」
「はい」
「…はやくもどってきてね」
博士は小さな声で言った。なんだかんだ言って心配性だ。
「はい」
博士は全ての荷物を持って車に戻っていった。重たそうだがそれでも帰っていった。この場から逃げたくなるのもわかるが…
「……………」
博士が先程まで握っていた私の手に名残惜しさを感じてしまった。私自身もまだ繋いでいたいと思ってしまった。
「…博士には難しいですからね」
私は食料品エリアを堂々と進む。
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