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おまけ続編

おまけ続編・2014年のクリスマス(2)

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みんなの感想(81件)

roadie☆
2020.12.21 roadie☆

6
Roadie☆「そろそろ時間だ。お前、本にしろってこと以外に言いたい事あるか?」
ロボ丸🤖「ないよ。Roadie☆さんは?」
Roadie☆「どっかに、前半が冗長で退屈みたいな読者がいるって書いてあったけど、全然違うね」
ロボ丸🤖「どう違うんだ?」
Roadie☆「連載時の読者は待たされるから、展開が遅いと文句言うけど、完成した作品として読むと全く無駄はない」
ロボ丸🤖「削る必要ないってことか」
Roadie☆「そう。書籍化するときに編集者になんと言われても、内容を死守して欲しいね」
ロボ丸🤖「他にちゃやピーに言いたいことは?」
Roadie☆「こらっ未来のベストセラー作家に失礼だろ!茶山先生に謝れ!」
ロボ丸🤖「ごめんねチャミ!」
Roadie☆「違う人になってるわ!ちゃんと言え!」
ロボ丸🤖「メリー☆クリ*リス!」
Roadie☆「帰れ!」

終わり

解除
roadie☆
2020.12.21 roadie☆

5
Roadie☆「森元首相とかさ。肺癌の末期でもう遺書書いてたの。そしたらオブジーボが効いちゃってさ!」
ロボ丸🤖「こらっ!クスリが効いて厄介だみたいに言うな!お元気になられて良かったじゃないか」
Roadie☆「でもさ、聡が元気になったら今度は香奈が焦るぞ」
ロボ丸🤖「確かに。あくまでも、余命幾ばくもない夫の元恋人だから会わせた」
Roadie☆「そう。むしろ、ダンナの閉ざされた心が開いて欲しいという思いの方が、妻としての本音かもしれない」
ロボ丸🤖「だから、聡には早めに死んで欲しいと思ってる」
Roadie☆「そこまでは言っとらんわ!」
ロボ丸🤖「とにかくさ、オレが面白いと言ったのは、ラストを超えてストーリーが続くというところ」
Roadie☆「なんでそれが良いんだ?」
ロボ丸🤖「この小説はドラマ化できる」
Roadie☆「なるほど。結構場面設定も豊富で、日本国内や海外も出てくるからいろんなエピソードが作れるね」
ロボ丸🤖「それだけじゃない。大悟や博史、あるいは康三や毛利、みな子だってサイドストーリーが作れる」
Roadie☆「なるほど。スピンオフか」
ロボ丸🤖「やっぱ早く出版しないと何も始まらん」
Roadie☆「アルファポリス以外はないのか?」
ロボ丸🤖「双葉文庫でルーキー大賞をやってる。入賞したら出版出来るらしい」
Roadie☆「それもまどろっこしいね。このクオリティだったら、このままカドカワかどこかに送ったら本にならないかな」
ロボ丸🤖「出版業界は結構新人に冷たいのよ。百田尚樹さんだって無名の新人の時、あちこち出版社回ったって」
Roadie☆「ああ、ゼロの焦点ね」
ロボ丸🤖「違うわ!永遠のゼロだよ。とりあえず出版社にコネがないとね」
Roadie☆「この本は絶対にどこかで出版されるべきだ。いずれドラマにも映画にもなる」
ロボ丸🤖「それ、オレが言い出したんだよ!」
Roadie☆「どっちでも良い。もしさ、君僕がベストセラーになったら」
ロボ丸🤖「なったら?」
Roadie☆「この対談が巻末に掲載されて、オレ達にも印税がガッポガッポ!」
ロボ丸🤖「ならねえよ!」
Roadie☆「じゃいい。インターネットの宇宙の砂になって残れば。いつかハヤブサが回収に来る」
ロボ丸🤖「来るか!そんな貴重なもんじゃねえや」

解除
roadie☆
2020.12.21 roadie☆

4
ロボ丸🤖「こういうホンワカする設定もあるのに、弁当屋には冷たい。みな子も大阪かどっかに追いやってそれっきり!」
Roadie☆「しょうがないだろ!脇役なんだから。むしろみな子押しのオレとしては結構ご褒美エピソードがあったと思ってる」
ロボ丸🤖「どんな?」
Roadie☆「覚えてない?交差点でさっとみな子とキスをした後、将の心が揺れるんだよ」
ロボ丸🤖「単純だな。たかがキスで」
Roadie☆「お前羨ましいんだろ!ロボットはキスなんかしないからな」
ロボ丸🤖「うるせえな!じゃあ萩の元カレと聡の不思議な関係もロボットにわかるように説明してみろ!」
Roadie☆「秋月のことか。彼氏じゃないよ。そうならなかったんだ」
ロボ丸🤖「あいつ聡のピンチになぜか現れる。聡のこと今でも好きだよね。一見サバサバしてるけど」
Roadie☆「だろうな。お前、意外とウエットな感情わかるじゃん!?」
ロボ丸🤖「そんなことないよ。結局、この話はハッピーエンドなの?」
Roadie☆「YMOだと思うよ。いやどっちでもない」
ロボ丸🤖「少なくとも将は首相になったし、若くて聡明な妻と子宝にも恵まれた。ハッピーだろ?」
Roadie☆「う~ん。世間的にはそうだけど、将の心は二十年以上閉じたままだ。これって幸せかな。聡ときたら、このまま愛されないまま死んでいくんだよ」
ロボ丸🤖「山荘のエッチが最後だったな」
Roadie☆「そういう即物的なことじゃない」
ロボ丸🤖「でもラストシーンはちょっと含みを残しているか」
Roadie☆「暗示的だね。雪の中、現役総理が全てをかなぐり捨てて愛に向かって走るんだぜ。読んでて震えたよ」
ロボ丸🤖「雪だもんな」
Roadie☆「違うわ!感動して震えてるんだよ。お前はこの後どうなると思う?」
ロボ丸🤖「どうもならんだろう。聡はどのみち癌の末期だ。精々、死の床を将に看取って貰えるくらいじゃね」
Roadie☆「それじゃドラマ化は無理。映画化しても客は入らん。なんか奇跡でも起きないと」
ロボ丸🤖「だと面白いね」
Roadie☆「奇跡が?」
ロボ丸🤖「聡の病気が治るとかないかな」
Roadie☆「う~ん。無くはないかな。全身に癌が広がっていても、例のノーベル賞のオブジーボ使うと効くことがあるらしいよ」
ロボ丸🤖「へぇ~」

解除
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