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3:シンクロする面影(6)
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長い準備運動が終わり、ようやく水に入る時間がやってきた。
「まずは水に慣れてね~! 泳げる人は泳いでもいいし、浮いてみたり、顔をつけるだけでもいいよ~」
特別講師の明るい声が、天井の高い空間に響く。
蒸し暑い室温に比べて、水はひんやりと心地よい。
生徒たちは一斉に歓声を上げ、童心に返ったように水を蹴り、はしゃぎ始めた。
海斗もゆっくりと水に沈み、耳の奥で水音がこもる感覚を味わう。久しぶりの懐かしい水圧。
しばらくの自由時間のあと、全員がプールサイドに上がり、特別講師によるデモンストレーションが始まった。
華麗な飛び込み。
水を切り裂くようなストローク。
流れるようなターン。
世界選手権レベルの泳ぎに、生徒たちから自然と拍手が湧いた。
「じゃあ次は、レベル分けのために25メートル泳いでみようか~」
泳ぎの順番を待つ間、隣でアキトがニヤニヤしながら小突いてきた。
「ショウさ、本当は杏奈のこと大事に思っとうんやね」
「はあ?」
心底意外なことを言われ、海斗は思わず間抜けな声を出してしまった。
「だってさっき、血相変えて駆け寄ったじゃん」
「あ~……。て、いつもつるんでる友達が倒れたら、誰だって心配するやろーも」
「そうお? ぶっちゃけ俺、杏奈の演技かと思ったっちゃけど。あいつ、それくらいやりかねんやつっちゃ……あ、お前の番」
と海斗の背中を押した。
観覧席を見上げると、制服に着替えた杏奈が「ショウ、がんばってー!」と黄色い声を上げている。どうやら本当にただの貧血だったようで、すっかり元気そうだ。
海斗はプールに入り、他の生徒三名と共に、スタートの笛と同時に蹴り出した。
水の抵抗が心地よい。
身体の奥に染みついた、腕が水をつかむリズムが自然に蘇る。
(……演技、か。いや、あの時の顔色は本物の貧血だったはず)
考え事をしながら、無意識に手足が動く。気がつくと、二十五メートルをあっという間に泳ぎ切っていた。息一つ乱れない。
「フォームがめちゃくちゃ綺麗! レベルA(上級)に入って!」
特別講師に目を輝かせてスカウトされ、海斗は「しまった」と思った。
(ゆっくり泳いだつもりだったんだが……)
泳力テストの結果、レベルは以下のように分けられた。
- A:上級者
- B:中級者
- C:初級者
- D:超初心者
「俺、体脂肪が少なすぎて浮かんわ~どうしよう」と騒いでいたアキトは初級者コースに振り分けられた。
上級者のレベルA は水泳部や水球部ばかりで、海斗のような一般生徒は少数派だ。
海斗は、授業中なるべく目立たないように心がけていたが、特別講師は容赦なく声をかけてくる。
「朝倉君の泳ぎ、エネルギー効率がめちゃくちゃいいね! 本気出したらもっと速くなるよ!」
(……いや、本気は出せん)
自衛隊の泳ぎは「速さ」よりも「生存性」を重視する。その省エネ泳法が、元の海斗の体よりは筋肉量少なめの翔生の体にはかえって最適化されるようだった。
授業が一通り終わると、最後は恒例のクラス対抗リレーだという。
A ~ D の各レベルからクジで選ばれた男女一名ずつ、計 8 名、A 以外の生徒は 25メートルずつ泳ぐ。
A から選ばれるアンカー男女だけは 25メートルを往復する50メートルを泳ぐこととなっていた。
なお、順位に応じてクラス全員に副賞が出るらしい。
1位:スポーツショップの商品券3000円+体育の態度点1点
2位:プール無料券
3位:カフェテリアのドリンク無料
4位:スポドリ1本
(……態度点1点って、何点満点中の1点なんだ)
海斗は微妙に思いつつも、周囲のざわめきから価値の高さは理解できた。
「それから1位になったクラスは、ボランティアバーベキューの参加費が無料です!」
さらに生徒全体がどよめく。アキトも
「シャトーブリアンがタダ!やばい、やばすぎる」
と騒いでいる。海斗はそのイベントを当然知らないが、観覧席で見学者と一緒に嬉しそうに拍手をする里玖を眺めていた。
二十九歳になっても、笑顔の里玖はやっぱり可愛い。
(やっぱり結婚してるのかな……どんなやつが相手なんだ?)
そんなことをぼんやり考えている最中。
「三年二組アンカー、朝倉くん!」
「え?」
レベルAの海斗は最悪なことに、くじで二組のアンカーに決まってしまった。
(……うそー。まじか)
隣を見ると、アキトも初級者枠が当たってしまい慌てている。
「俺、体脂肪ないから水に浮けんのに~! どうしよ~!」
隣の一組では、水泳部のエース・水野がアンカーに決まり、海斗を見て鼻で笑った。
「二組には勝ったな。アンカーが“あれ”だし」
(なんだコイツ)
そういえばレベル A で一緒だった水野は、海斗が特別講師に褒められるたびに、聞こえるように一見悪口に聞こえないような悪口を叩いていた。
翔生の“問題児”イメージに遠慮していたのは最初だけで、無害だと学習したのか、今は完全に敵意むき出しだ。
リレーが始まった。
海斗がいる三年二組は、第一泳者の中級ペアがトップで繋いだが、第二泳者・超初心者女子の山田がまっすぐ泳げずコースを逸れてしまい、二組は一気に最下位まで転落した。
「山田がまっすぐ泳げればトップ維持できたのに~」
聞こえよがせの声。泳ぎ終わった山田は泣きそうにうつむいている。
だが、第三泳者男子のアキトが、その空気を一変させた。
「俺、脂肪ないから浮けねえー!」と叫びながらも、ブレイキンで鍛えたパワーで水面を爆進。凄まじい水飛沫を上げ、三番手まで押し上げてアンカーペアに繋いだ。
タッチと同時に、二組アンカー女子の石川が飛び込んだ。水泳部だけあって美しいフォームだ。あっという間に二番手に浮上する。
プールからあがりながらアキトが息をぜえぜえさせて切れ切れにいう。
「ショウ、ごめん……二番あがれんかった……」
「めっちゃ頑張った!」
海斗はアキトの肩を叩いた。
そのとき、水野が一組の女子アンカーに向かって叫ぶ。
「楽勝楽勝! よし! いいぞ! 来い!」
一組女子アンカーも水泳部だ。二組との差は五メートル。
「山田さえ遅れなければ~」という聞えよがしの声に山田はさらに小さく縮こまった。
海斗はその声が聞こえたほうを睨みつけた。声の主たちがひるむ気配があった。
ひるがえって観覧席を見ると、里玖が見学者と一緒に必死に声援を送っていた。
「石川さーん! がんばってー!」
他の教師たちも自分のクラスに向かって大声で応援している。
石川が差を五メートルから四メートルに縮めた。
「石川がんばったけど……アンカーは水泳部じゃないし」
誰かが放ったその一言が、海斗の胸に火をつけた。
(……なめんなよ)
石川がタッチした瞬間、待ち構えていた海斗は誰よりも遠くへ飛び込んだ。
入水した海斗は、すぐには浮上しない。プールの中ほどまで深く潜り、鋭いドルフィンキックで加速する。
「バサロスタート……!?」
特別講師が息を呑む。水面に浮上したとき、海斗は一組のエース・水野の背中を捉えていた。
無駄のない、刃物のようなストローク。ターンでも再び潜水し、バサロで距離を奪う。その姿は獲物を追い詰める「魚雷」そのものだった。
そのまま一気に抜き去り、ゴールタッチ。プールサイドが爆発した。
「ショウーーー!!」
アキトが飛び込み、男子たちが次々と海斗に抱きつく。
杏奈は泣きながら叫んでいた。
「ショウ! すごい! かっこいい!!」
そんな中――里玖は両手で口を押さえていた。
「早川先生、二組優勝ですよ! 凄い逆転劇でしたね」
若林が興奮気味に声をかけるが、里玖は「はい……はい」と答えるのが精一杯だった。
若林は、彼女が感動で震えているのだと思った。
だが、里玖の感情は、別の衝撃を受けていた。衝撃の大きさゆえに、言葉を出すこともできない。
今の朝倉翔生の泳ぎは、記憶の中の「彼」の泳ぎと見事な相似形でピタリと重なって見えていた。
---------------
*あとがき*
次回は3章までのまとめ回。
まとめ回の次、4章から里玖視点の“揺れ”が本格的に始まります。
「まずは水に慣れてね~! 泳げる人は泳いでもいいし、浮いてみたり、顔をつけるだけでもいいよ~」
特別講師の明るい声が、天井の高い空間に響く。
蒸し暑い室温に比べて、水はひんやりと心地よい。
生徒たちは一斉に歓声を上げ、童心に返ったように水を蹴り、はしゃぎ始めた。
海斗もゆっくりと水に沈み、耳の奥で水音がこもる感覚を味わう。久しぶりの懐かしい水圧。
しばらくの自由時間のあと、全員がプールサイドに上がり、特別講師によるデモンストレーションが始まった。
華麗な飛び込み。
水を切り裂くようなストローク。
流れるようなターン。
世界選手権レベルの泳ぎに、生徒たちから自然と拍手が湧いた。
「じゃあ次は、レベル分けのために25メートル泳いでみようか~」
泳ぎの順番を待つ間、隣でアキトがニヤニヤしながら小突いてきた。
「ショウさ、本当は杏奈のこと大事に思っとうんやね」
「はあ?」
心底意外なことを言われ、海斗は思わず間抜けな声を出してしまった。
「だってさっき、血相変えて駆け寄ったじゃん」
「あ~……。て、いつもつるんでる友達が倒れたら、誰だって心配するやろーも」
「そうお? ぶっちゃけ俺、杏奈の演技かと思ったっちゃけど。あいつ、それくらいやりかねんやつっちゃ……あ、お前の番」
と海斗の背中を押した。
観覧席を見上げると、制服に着替えた杏奈が「ショウ、がんばってー!」と黄色い声を上げている。どうやら本当にただの貧血だったようで、すっかり元気そうだ。
海斗はプールに入り、他の生徒三名と共に、スタートの笛と同時に蹴り出した。
水の抵抗が心地よい。
身体の奥に染みついた、腕が水をつかむリズムが自然に蘇る。
(……演技、か。いや、あの時の顔色は本物の貧血だったはず)
考え事をしながら、無意識に手足が動く。気がつくと、二十五メートルをあっという間に泳ぎ切っていた。息一つ乱れない。
「フォームがめちゃくちゃ綺麗! レベルA(上級)に入って!」
特別講師に目を輝かせてスカウトされ、海斗は「しまった」と思った。
(ゆっくり泳いだつもりだったんだが……)
泳力テストの結果、レベルは以下のように分けられた。
- A:上級者
- B:中級者
- C:初級者
- D:超初心者
「俺、体脂肪が少なすぎて浮かんわ~どうしよう」と騒いでいたアキトは初級者コースに振り分けられた。
上級者のレベルA は水泳部や水球部ばかりで、海斗のような一般生徒は少数派だ。
海斗は、授業中なるべく目立たないように心がけていたが、特別講師は容赦なく声をかけてくる。
「朝倉君の泳ぎ、エネルギー効率がめちゃくちゃいいね! 本気出したらもっと速くなるよ!」
(……いや、本気は出せん)
自衛隊の泳ぎは「速さ」よりも「生存性」を重視する。その省エネ泳法が、元の海斗の体よりは筋肉量少なめの翔生の体にはかえって最適化されるようだった。
授業が一通り終わると、最後は恒例のクラス対抗リレーだという。
A ~ D の各レベルからクジで選ばれた男女一名ずつ、計 8 名、A 以外の生徒は 25メートルずつ泳ぐ。
A から選ばれるアンカー男女だけは 25メートルを往復する50メートルを泳ぐこととなっていた。
なお、順位に応じてクラス全員に副賞が出るらしい。
1位:スポーツショップの商品券3000円+体育の態度点1点
2位:プール無料券
3位:カフェテリアのドリンク無料
4位:スポドリ1本
(……態度点1点って、何点満点中の1点なんだ)
海斗は微妙に思いつつも、周囲のざわめきから価値の高さは理解できた。
「それから1位になったクラスは、ボランティアバーベキューの参加費が無料です!」
さらに生徒全体がどよめく。アキトも
「シャトーブリアンがタダ!やばい、やばすぎる」
と騒いでいる。海斗はそのイベントを当然知らないが、観覧席で見学者と一緒に嬉しそうに拍手をする里玖を眺めていた。
二十九歳になっても、笑顔の里玖はやっぱり可愛い。
(やっぱり結婚してるのかな……どんなやつが相手なんだ?)
そんなことをぼんやり考えている最中。
「三年二組アンカー、朝倉くん!」
「え?」
レベルAの海斗は最悪なことに、くじで二組のアンカーに決まってしまった。
(……うそー。まじか)
隣を見ると、アキトも初級者枠が当たってしまい慌てている。
「俺、体脂肪ないから水に浮けんのに~! どうしよ~!」
隣の一組では、水泳部のエース・水野がアンカーに決まり、海斗を見て鼻で笑った。
「二組には勝ったな。アンカーが“あれ”だし」
(なんだコイツ)
そういえばレベル A で一緒だった水野は、海斗が特別講師に褒められるたびに、聞こえるように一見悪口に聞こえないような悪口を叩いていた。
翔生の“問題児”イメージに遠慮していたのは最初だけで、無害だと学習したのか、今は完全に敵意むき出しだ。
リレーが始まった。
海斗がいる三年二組は、第一泳者の中級ペアがトップで繋いだが、第二泳者・超初心者女子の山田がまっすぐ泳げずコースを逸れてしまい、二組は一気に最下位まで転落した。
「山田がまっすぐ泳げればトップ維持できたのに~」
聞こえよがせの声。泳ぎ終わった山田は泣きそうにうつむいている。
だが、第三泳者男子のアキトが、その空気を一変させた。
「俺、脂肪ないから浮けねえー!」と叫びながらも、ブレイキンで鍛えたパワーで水面を爆進。凄まじい水飛沫を上げ、三番手まで押し上げてアンカーペアに繋いだ。
タッチと同時に、二組アンカー女子の石川が飛び込んだ。水泳部だけあって美しいフォームだ。あっという間に二番手に浮上する。
プールからあがりながらアキトが息をぜえぜえさせて切れ切れにいう。
「ショウ、ごめん……二番あがれんかった……」
「めっちゃ頑張った!」
海斗はアキトの肩を叩いた。
そのとき、水野が一組の女子アンカーに向かって叫ぶ。
「楽勝楽勝! よし! いいぞ! 来い!」
一組女子アンカーも水泳部だ。二組との差は五メートル。
「山田さえ遅れなければ~」という聞えよがしの声に山田はさらに小さく縮こまった。
海斗はその声が聞こえたほうを睨みつけた。声の主たちがひるむ気配があった。
ひるがえって観覧席を見ると、里玖が見学者と一緒に必死に声援を送っていた。
「石川さーん! がんばってー!」
他の教師たちも自分のクラスに向かって大声で応援している。
石川が差を五メートルから四メートルに縮めた。
「石川がんばったけど……アンカーは水泳部じゃないし」
誰かが放ったその一言が、海斗の胸に火をつけた。
(……なめんなよ)
石川がタッチした瞬間、待ち構えていた海斗は誰よりも遠くへ飛び込んだ。
入水した海斗は、すぐには浮上しない。プールの中ほどまで深く潜り、鋭いドルフィンキックで加速する。
「バサロスタート……!?」
特別講師が息を呑む。水面に浮上したとき、海斗は一組のエース・水野の背中を捉えていた。
無駄のない、刃物のようなストローク。ターンでも再び潜水し、バサロで距離を奪う。その姿は獲物を追い詰める「魚雷」そのものだった。
そのまま一気に抜き去り、ゴールタッチ。プールサイドが爆発した。
「ショウーーー!!」
アキトが飛び込み、男子たちが次々と海斗に抱きつく。
杏奈は泣きながら叫んでいた。
「ショウ! すごい! かっこいい!!」
そんな中――里玖は両手で口を押さえていた。
「早川先生、二組優勝ですよ! 凄い逆転劇でしたね」
若林が興奮気味に声をかけるが、里玖は「はい……はい」と答えるのが精一杯だった。
若林は、彼女が感動で震えているのだと思った。
だが、里玖の感情は、別の衝撃を受けていた。衝撃の大きさゆえに、言葉を出すこともできない。
今の朝倉翔生の泳ぎは、記憶の中の「彼」の泳ぎと見事な相似形でピタリと重なって見えていた。
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*あとがき*
次回は3章までのまとめ回。
まとめ回の次、4章から里玖視点の“揺れ”が本格的に始まります。
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