『相思相愛ADと目指せミリオネラ突如出演の激闘20日間!ウクライナ、ソマリア、メキシコ、LA大激戦!なっちゃん恋愛小説シリーズ第3弾!』

あらお☆ひろ

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「ウクライナ」

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「ウクライナ」

 10月1日午後9時。「目指せ!ミリオネラ!」の公開録画が始まった。店がある三朗はひまわりを連れてまりあと共に先に帰国したためスタジオに姿はない。客席の最前列にサポートメンバーの稀世、直、羽藤、舩阪が座り、その後ろに粋華、アグネス、マチルダ、セシルが座り夏子と陽菜に声援を送っている。
 一回戦の結果は、「夏子・陽菜」組はミッションクリアで、予定の1万ドルを手に入れていた。ビル清掃会社は人手不足を補う方法を手に入れ、ドローン運営会社は、新たな収益事業を手に入れた。また、引きこもりゲーマーをパイロットとして募集をかけ失業率改善に繋がる妙策にロサンゼルスの職業紹介機関も喜んだ。
 「マリリン・マドンナ」組は本人たちよりもメジャーなサポートメンバーにより、高齢者施設、福祉施設から州刑務所まで慰安を行った結果、その行為に対し福祉団体から福祉事業の協力賛助金として3000ドルを得て4日間でちょうど1万ドルのノルマをクリアしていた。

 この4日間のダイジェストドキュメンタリーが90分流された。孤独に作業する夏子とサボタージュする仲間との衝突など、実際の経緯と違うテロップが画面に合成されている点を除けば、かっこよくドローンをコントロールする夏子と陽菜の姿と、余った一日半でゲームセンターでたむろするニートの若者たちに就職を進め、操作方法を無償で教える二人の姿勢への評価は高かった。
 視聴者判定は会場とネット投票はフィフティーフィフティーだったが、審査員の投票が6対4でマリリン・マドンナチームに流れたため夏子・陽菜チームの報酬の5%がマリリン・マドンナチームに流れ1000ドル差で第一回戦を終えた。審査員の寸評は「ドローンを活用した機転と技術は素晴らしいが、チャリティーライブという事で訪問先の施設だけでなく有料ネット放送を活用し、その収益金を福祉協会の寄付にあてたところを評価したという事だった。勝ち誇るマリリンに一瞬ムッとした夏子に「ここはガマン」とカンペを出すジャリルの顔を見て夏子は無視を決めこんだ。
 
 第二回戦は第一回戦の獲得賞金を元手に「お題解決」にあたることができるルールが追加される。各々のチームは「20万ドル」のハイリスクハイリターンコースを選択した。「0」、「00」に始まり「36」までに並ぶ38個の課題はどれもハードな文字のオンパレードだった。
 マリリン・マドンナチームはデジタルルーレットで「目標未達の時の経費は自腹」条件でのコンサート企画にヒットした。
 (あいつら、今から会場手配して、集客はさすがに難しやろ。さて、私らは何が出るかな?)と夏子が回転するモニターのルーレットを止めるべく目の前のストップボタンを押した。悪魔の数字を意味する「13」を示したルーレットの画面が切り替わり「お題」が発表されると会場から「オーノー!」、「ジーザス!」と悲鳴とため息が漏れた。
 英語で書かれた「お題」の意味が分からない夏子と陽菜はADのジャリルを見た。慌てた表情のジャリルの「落ち着いて聞いて下さいね。」と上ずった声がイヤホンに入ってきた。(落ち着いてねってまずはジャリルが落ち着かなあかんやろ!ジャリルでも取り乱すことがあるんや。くすくす。)微笑む夏子の耳に入ってきた言葉は「「ウクライナの傭兵ようへい参戦4日間」がお題です…。」だった。
「えっ、ウクライナって今、戦争してるとこやんなぁ?ボランティアでも行けっていう事なんかなぁ?陽菜ちゃん!」
「うん、せやななっちゃん!でも「ようへい」ってなに?「さんせん」って言うてたけど戦争に参加するってこと?」

 その日の午後11時半、夏子と陽菜の姿はロサンゼルス国際空港にあった。ジャリルが搭乗手続きに忙しく走り回っている。ロサンゼルスからポーランドまで11時間半かかる。四日間のミッションで正味行き帰りで丸一日潰れてしまうのは厳しいので、スタジオでの収録が終わると同時に、取るものも取らずテレビ局の大型バンで稀世、直、羽藤、舩阪にデイリーLAの記者のセシルがオブザーバーとして加わり移動した。
 羽藤の説明では、現在ウクライナへの入国は直接首都のキーウにあるボルィースピリ国際空港に入る便は少なく、ロシアの友好国であるベラルーシから入国するよりはウクライナの北西に位置するポーランドのワルシャワ空港から入るのがベストという事だった。

 現在、2022年2月24日に突然のロシアからの侵略を受けたウクライナではいくつかの外国人義勇軍が存在するが、自衛隊の経験がない夏子と陽菜が入るためには約二週間の訓練を受けざるを得ないのが現実だ。
 羽藤はついこの間まで所属していたCAT社のコネを使い、元部下でウクライナ義勇軍に参加しているものを尋ねた。夏子と陽菜を戦火の前面に立たせるわけにいかないとの判断から、二人のドローン技術を活かせるよう、「攻撃型ドローン」を扱う部隊を探した。運よく、かつての部下の元フィンランド特殊部隊に所属していた「エイノ・ユーティライネン」と「ハンス・ウィンド」がウクライナでドローンを用いた部隊に所属していることが分かった。
 スマホの国際通信でエイノに連絡を取ったところ、ロシアが侵略戦争を始めた昨年2月から実質的にロシア軍に完全に占拠されているドニエプル川南部のザポリージャ州の南西部に位置するメリトポリと言う町でパルチザン活動を行っているとのことだった。
 先日、ドローンパイロットだった義勇兵が3か月任期の満了を持って除隊したばかりで「渡りに船」とばかりに羽藤の情報を喜んだ。三日後にメリトポリにある元ウクライナ空軍基地で現在はロシア軍の軍事物資の備蓄庫であり、戦闘ヘリの基地になっているところに配備された、ドローン攻撃を妨害する電子戦システムと電波妨害装置を搭載するクラスハ4の破壊ミッションが控えているとのことだった、

 クラスハ4が配備されてから、開戦当初に大活躍したトルコ製ドローン攻撃・偵察機のバイラクタルTB2の事故が増えているため、有効な攻撃ができていないと現状を確認し、遠隔操作でなく事前にプログラミングした航路をオフラインで攻撃のできる腕が必要だと言われた。
 陽菜は日本でGNSSグローバル・ナビゲーション・サテライト・システムでの無人飛行から、コンピュータプログラミングと920MHzメガヘルツ帯の電波無線を使っての相互ブロードキャスト通信飛行ができる旨を伝えると、今回の目標額の20万ドルを獲得するのに必要なミッションを組んでおくと言われた。連絡はポーランドに着いてから行う話となったが、ロサンゼルス空港で搭乗する前に羽藤のスマホに3通のメールが届いた。そのメールを見て羽藤はにやりと笑った。
 羽藤は機内で夏子と陽菜に舩阪をサポートにつける事にした。羽藤の頭の中には既に作戦は組み立てられているようで、直と稀世には別の仕事を手伝ってもらう事にした

 10月2日午前0時にロサンゼルス出発のボーイング787は現地時間で2日午後9時に到着した。飛行機の中で4時間の仮眠をとっていた夏子と陽菜は入国チェックすることなく羽藤に先導されて五人と業務員用出口を抜け滑走路に隣接する倉庫前で止まっていた軍用トラックの前に行った。二人の戦闘服を着た男が羽藤にむかって敬礼している。
 何やら話し込んでいるが夏子と陽菜には何を話しているのか全く分からない。するとジャリルが驚いた顔をして夏子に尋ねた。
「なっちゃん、羽藤さんっていったい何者なんですか?反プーチンのロシアのユダヤ系新興企業がスポンサーをしてるって噂の「自由ウクライナ義勇大隊」の上級士官が敬礼してるって普通じゃ考えられないですよ。私も「傭兵」ってお題でどうしたらいいのか全く分からなくて困ってたんですけど…。」
 ジャリルがカメラを担ごうとすると、羽藤が
「ジャリルさん、今から4日間のカメラ映像は申し訳ないですが「検閲」させてもらう条件でよろしいですね。あと、本国への通信も彼らの許可を得るのが前提です。スマートフォン、パソコンは一時、預からせていただきます。その条件であれば同行の許可を得ます。これは、セシルさんも同様です。いかがされますか?」
と問うと、ジャリルとセシルは同意した。念押しで
「坂川さんも仲田さんも同じです。いつぞみたいに「ウクライナなう」とかダメですよ。」
とくぎを刺すのを忘れなかった。

 全員が、書類にサインをすると軍用トラックに乗り、民軍共用のワルシャワ空港の軍用エリアにむかった。そこにはアイドリング中のCH-60ヘリコプターが待機していた。八人にレシーバーが配られた。ジャリルが羽藤に聞いた。「どこまで撮影していいんですか?」
 羽藤は「機番や位置が特定されるような目立った建物は避けてください。できるだけ「引き」のアングルは避けて背景が写りこまないように気を付けてくださいね。モザイクをかける前にデータ削除されちゃ何にもならないですからね。」と答えた。
 機内に乗り込んだ7人に羽藤から
「今から、一気にウクライナのザポリージャの街に移動します。ザポリージャ州の大半は現在ロシア軍の支配下ですがザポリージャの街にはその支配は及んでいません。そこに自由ウクライナ義勇大隊の前線本部があります。一応、ホテルの手配はかけていますので、軽い夕食の後、シャワーでも浴びて明日に備えてください。今から約40分の飛行になります。ジャリルさんとセシルさんは窓の外の撮影はご遠慮ください。では、発進します。」
のコールと共に機体は浮かび上がり、北斗七星を背に南にむかって飛び立った。

 発信すると同時に、夏子と稀世は大きないびきを立てて寝だした。陽菜は不安を感じて舩阪に寄り添っている。直はウイスキーのポケットボトルを取り出しちびちびとやっている。羽藤はジャリルとセシルから質問攻めにあっている。かつての部下に連絡を取ったところ「ドローンパイロット」の枠があると聞き、参戦を申し出たという理由に嘘はなく、直から「夏子と陽菜に血生臭いこと無しでお題を達成させてやってほしい。」と陰で言われていたことを話した。「あと五分で到着します。」と英語で機内にアナウンスが流れた。
 到着前にツインの部屋が4つ手配できているので、夏子と陽菜、稀世と直、舩坂と羽藤、ジャリルとセシルの部屋割りが伝えられるとジャリルが「追加の費用は自分で持つので個室にしてほしい。」と羽藤に申し立てた。再度、部屋の手配を申し込んだが、午前1時での変更はできないという返答だった。夏子が「私がジャリルと、陽菜ちゃんは舩阪君とで羽藤さんがセシルさんとに変更したら?」と提案したが直に却下された。困った顔をするジャリルに気を使ったセシルが羽藤とゆっくり話をしたいという事で羽藤、舩阪の部屋のソファーで寝ることにした。
 羽藤は「くれぐれも外部への連絡はNGですから気をつけてくださいね。」とジャリルに念を押した。

 ウクライナ時間で10月3日午前9時、起床のコールが鳴った。聞きなれない言葉のフロントからのモーニングコールでここがロサンゼルスでないことを夏子は理解した。10月6日の午後9時からの収録の為、午後7時にスタジオ入りして、マリリン組のビデオを先に流してもらっている間にジャリルが放送用に再編集するためには、最悪でもウクライナ時間で10月6日の午後2時にはキーウ空港を立たなければならない。
 実質三日間で20万ドル稼がなくてはいけないことになる。自由ウクライナ義勇大隊の資金は「オルガルヒ」と言われるユダヤ系の新興企業群から出ているとセシルが説明をした。破綻したロシアの国営企業を破格の安値で買いたたき、国外に利益を持ち出すオルガルヒを嫌ったプーチンが不当に圧力をかける政策を取ったり、反政府的な発言を過去にしていたり、一定以上の資金を国外に移動させた企業については「冤罪」の容疑を吹っかけ、経営者の処罰を繰り返したことに反発して「現状」があるとの説明を夏子と稀世以外は納得をした。
 
 エイノ少佐とハンス大尉の立ち合いの元、作戦会議に入ると羽藤が
「我々は、この地に戦争をしに来たわけではないことを忘れないでください。少なくとも銃を撃ったことがあるのは私と元陸上自衛官の舩阪君とアメリカで暮らすセシルさんとジャリルさんだけだと思います。
 したがって、坂川さんと仲田さん、そして師範と稀世さんは一切の殺傷力を持った武器を手にすることを禁止します。護衛用という事で私と舩阪君はAK-47を持つこととします。
 坂川さんと仲田さんにはドローンでロシア軍の通信機器の破壊を担当してもらいます。ここから民間バスでロシア軍支配地のメリトポリにむかいます。約140キロの道のりですが、高速道路は破壊されているため一般道になりますので直通バスで二時間半ほどかかります。
 10時になりましたらこの町のデパートが開きますのでこの三日間で必要なものを買い出しに行きましょう。機材は、エイノ少佐とハンス大尉が現地に持ち込みますので皆さんは身の回りのものと三日分の着替えを手荷物一つにまとめてください。大量の荷物はロシア軍による検問があった際にスパイと疑われますので気をつけてください。では、朝食が済んだら出発です。」
と話すとペリメニという温かいロシア風水餃子というべきコンソメスープに分厚い小麦粉の皮の中に刻んだ野菜と豚肉が詰まったものと白パンと本バターが出された。

 そこからエイノ少佐によるパワーランチもといモーニング作戦会議が始まった。メリトポリに配属されいているドローンの天敵である「クラスハ4」という電波妨害を行う機材の破壊と移動通信指揮車であるM149MA1という装甲車の破壊が目的だと伝えられた。アメリカ軍かイギリス軍から提供されたと思われる偵察衛星からの画像ではメリトポリ空軍基地の北側にその対象の二台が並んでいるのが確認できた。10月のウクライナ軍の反転攻勢に向けて、大量の自爆ドローンでロシア軍の軍事物補給処を攻撃し、東西の東のロシア国境からの物資を西のヘルソン州へ送らせないようにするための作戦という事だった。それと二次的な作戦になるが一部噂になっているロシアの最新兵器の戦闘機スホーイ57と最新戦車T-14の存在の確認があると加えられた。

 「今までの作戦は何が原因であかんかったんですか?」と素人丸出しで稀世が尋ねた。エイノは子供を諭すように、「クラスハ4で軍用ドローンが使う電波周波数帯が傍受され、それに合わせた妨害電波を発信されドローンが使えないという事です。また、このエリアは元々親ロシアのものも多いため、一般市民に紛れたスパイが隠れています。そのスパイが使う高速乱数の暗号が解読できてないのです。M149はその高速乱数の暗号解読機能がついているのでそれを無力化できればこちらの作戦がたてやすくなるという事です。」
とエイノの言葉をジャリルが丁寧に翻訳すると、夏子と陽菜が稀世に続いて素人意見を出した。
「せやったら、その「クラスハ」いうのと「M何とか」っていうのをパクったったらええんとちゃうの?壊してしまっても再配備されたらお終いやろ?それやったら向こうの機材を手に入れたら、その妨害電波装置も暗号解読装置も簡単に分析できるやろ?なあ、陽菜ちゃん。」
「せやな、なっちゃんが言うように、軍用ドローンって飛行距離が100キロ以上ある大型ドローンやろ。日本のドローン研究の権威の国立研究開発法人情報研究機機構「NICT」が言うてたけど、長距離飛ばす電波は出力が大きいから探知しやすいし、GNSSを使うからGPS、あぁ、ロシアではGLONASSっていうんやったかな?衛星ナビゲーションを使わんと、有視界飛行とプログラミング飛行で攻めたら感知できへんやろ。それに市販のおもちゃのドローンは出力電波も小さいから逆探知されへんのとちゃう?」

 エイノは大きな声で笑った。
「ミス夏子とミス陽菜が言うように鹵獲できたら20万ドルなんてせこいこと言わずに50万ドルお支払いしますよ。もしT-14も一緒に鹵獲で100万ドル、スホーイ57もあれば300万ドルお支払いしますよ。カラカラカラ。」
「おい、吐いた唾のみ込むなよ!」
夏子が本気で言ったが、エイノもハンスも笑いが止まらなかった。



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