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「早く家に帰りたい...」
早速俺は気圧されていた。
まるで全ての人間を集めたのではないかと言いたくなるような人の数、天まで届いてしまうのではないかと思ってしまうほど高いビルの数々。
普段は歩いていても人と会う事はほとんどなく、小鳥の鳴き声や川のせせらぎが聴こえてくる自然の中で悠々自適に引きこもり生活を送っている。
いつもとは対照的な場所にいるせいかだんだん自分の村が恋しくなってくる。
いやいや、女々しすぎない!?
引きこもり生活をしているからってこれはひどすぎるだろ!!
思わず頭の中で鋭いツッコミをいれてしまった。
で、そういえば俺は何で東京なんかに来ているんだっけ?
目線を手元に向ける。
手元には水着を着ている金髪美少女、コハクちゃんが描かれた袋に、綺麗にラッピングされたゲームが入っていた。
そうだった。なぜ、忘れてしまっていたのだろう。
俺は、現在話題沸騰中のエロゲー
「ドキドキお兄ちゃんなんて大嫌い//」
の数量限定の特別バージョンを買いに来ていたんだった。
早く家に帰ろう。東京は魔境だ。何が起こるか分からない。
俺はその気持ちに比例するかのように、袋を胸のところに持ってきて強く抱き締めた。
「あの、お兄さん、お兄さん」
何者かが俺のシャツを引っ張る感覚が伝わる。
なんだよ。急に。俺は「ドキドキお兄ちゃんなんて大嫌い//」を無事に家まで送り届けるという重大な任務を遂行中なんだよ。
これはガツンと言って、追い払わなければ。
俺の目は相手を威嚇するかのように自然に細くなり、何者かがいるよう方に振り返る。
「あの!今、忙しいんで話しかけないでもらえますか?」
「すみません....」
ん?
「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?」」」
そこにはロング黒髪ヘアーで150cmくらいしかないであろう女の子がフリフリのメイド服姿で立っていた。
女の子は目に涙を浮かべ、手で涙を拭くために目を押さえている。
なんで!?
俺は2次元の見すぎて、ついにメイドの幻覚まで見るようになっちまったのか?しかも、泣かせちゃったし。
各方面からジロリと視線を感じる。
辺りを見渡すと通行人がこちらを見ていた。
その視線は有名人を見るような尊敬に満ちた視線ではなく、まるで汚物を見るような軽蔑に満ちた視線である。
やめてくれ。俺はコミュ障なだけなんだよ。
決して女の子を泣かせるような人間ではない。
あえて大きな声で周りに聴こえるように弁明する。
「俺、いつもは女の子を泣かせるような男じゃない!!!ただ、今日はどうしても早く帰らないといけない用事が、だから....」
「.」
「...」
「..........」
「...................................」
「だから、なに?」
顔を覗き込もうとする一つの影。
「だから、俺は急いでてそれで」
顔を勢いよくあげた。
しっかりと話し合えば分かりあえるはずだと信じて。
俺は衝撃を受けた。
さっきまでいたはずの可愛らしいメイドの姿はどこにもなく、変わりにボディービルダーのような筋肉のある禿げた男がいた。
しかも、ただのボディービルダー男ではない。
その男はさっきまでいたはずの女の子と同じメイド服を着ていた。
メイド服は彼のムキムキな筋肉によって、限界まで引き伸ばされていて、色々なところが破れている。
ただ、大事なところが破れないで隠されているのはアニメの世界のように18禁の規制がかかっているからなのだろうか。
なんとも都合がいい。
「「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」」」
誰かに強く押されたかの如く勢いで、後ろに飛びはねて尻餅をつく。
「だ、だれだよ。あんた。」
「俺か俺はな、女神だ。」
はい?
俺の頭には大きなはてなが浮かんでいる。
あんたは女神というよりも悪魔と言ったほうがあってるだろう。
「で、今はあんたが女神か女神じゃないかなんて置いといて、ここはどこだ、俺はどうなったんだ?」
「ここは転生するやつがどこに転生するかを決める待機場所。まぁ、あの世ってやつだな。おまえ死んだんだよ。」
え?そんなあっさり?てか、死んだってどういうこと?
辺りを見回してみる。
辺りにはさっきまで軽蔑の目を向けていた通行人たちやメイドの女の子が消えていて、ただひたすらに暗闇が続いている。
まじなのか...。
自称女神は心を見透かしたように、にっこりと笑い尋ねてきた。
何で死んだのか教えて欲しいか、と
もちろん答えはYesだ。
コクりと首を縦にふる。
自称女神は右手の人差し指を上下にスライドさせた。
自称女神の手の動きとリンクするように、空中に映像が写し出される。
そこにはメイドに話しかけられた自分が、鼻血をだして倒れている姿が映っていた。
それに、泣かせてしまったと思っていたメイドの女の子はただ単に目にゴミが入ってしまいそれで目を擦っていただけ。軽蔑の目を向けていた通行人は俺の豪快な鼻血を見て引いていただけだったのだ。
そんなことあり得るのか。
じゃあ、なにか俺はただ単にメイド姿の女の子に話しかけられただけで興奮して、大量出血死したのか。
とんだ恥さらしだ。
俺は頭を抱えこみ赤面した。
そんな姿を見て、慰めようとしているのか自称女神は肩に手を置き、口を開いた。
「おまえの母親は泣いて悲しんでいたよ。」
そんなわけがない。
俺はただ引きこもってゲームやアニメに時間を費やすだけで、学校にも行こうとしない寄生虫生活をおくっていたんだぞ?
それにこのことでよく喧嘩になり、バカ息子だの、寄生虫だの罵られていたわけだし。
信じられなかったが、そっと目線を画面の方にやる。
そこにはハンカチで涙を拭きながらテレビの取材に答えている母親の姿が映っていた。
本当は大切に思っていてくれていたんだ。
そう感じさせてくれる映像に感動し、涙が込み上げてくる。
ハンカチなどの涙を拭くものがないので、手で目を擦ってもう一度映像を見返す。
ああ、もう一度母親に会いたいな....
映像に映っている母親の顔を忘れないように、ちゃんと心に刻んでおけるようにしっかりと見つめた。
ここで気づいた。
何かがおかしいことに。
俺は映像に不審な点々を見つけ、自称女神にそこを拡大するように指示する。
自称女神はピンチアウトさせ、点々を拡大させた。
「メイド姿の女の子に欲情しすぎて、大量出血で死ぬなんて恥ずかしい。しかも、公共の場で。ほんと大勢の人に迷惑かけたと思うので大変申し訳ありませんでした。」
あの小さい点々は字幕だった。
てか、全然俺の事心配してないじゃない。
なんで、謝罪会見みたいになっているんだよ。
俺は自称女神に問い詰めた。
「この字幕を読んでみたら、母親一切悲しんでいなかったじゃないか!」
自称女神は瞬間移動し、俺との距離を取る。
この時の顔は険しく何かさっきとは違う雰囲気を感じた。怯んで足が少しずつ後ろに下がっていく。
「俺はこの字が読めん。」
想像の斜め上の答えが帰ってきて、拍子抜けしてしまった。
なんなんだ。少しでもビビったのが恥ずかしいじゃないか!
「「「ガクン!!!」」」
急に暗闇の空間に光が差し込み、光に包まれると落ちる感覚に襲われる。
自称女神の声とともに。
「時間切れだ。おまえは今からダンジョンだらけの世界ラビュリントに行って仲間を作り、共に世界を救う旅に出てもらう。他の事は後々分かる。では、健闘を祈る」
自称女神の声は消え、転生した。
ここから俺の第2の人生が始まるというわけか!
早速俺は気圧されていた。
まるで全ての人間を集めたのではないかと言いたくなるような人の数、天まで届いてしまうのではないかと思ってしまうほど高いビルの数々。
普段は歩いていても人と会う事はほとんどなく、小鳥の鳴き声や川のせせらぎが聴こえてくる自然の中で悠々自適に引きこもり生活を送っている。
いつもとは対照的な場所にいるせいかだんだん自分の村が恋しくなってくる。
いやいや、女々しすぎない!?
引きこもり生活をしているからってこれはひどすぎるだろ!!
思わず頭の中で鋭いツッコミをいれてしまった。
で、そういえば俺は何で東京なんかに来ているんだっけ?
目線を手元に向ける。
手元には水着を着ている金髪美少女、コハクちゃんが描かれた袋に、綺麗にラッピングされたゲームが入っていた。
そうだった。なぜ、忘れてしまっていたのだろう。
俺は、現在話題沸騰中のエロゲー
「ドキドキお兄ちゃんなんて大嫌い//」
の数量限定の特別バージョンを買いに来ていたんだった。
早く家に帰ろう。東京は魔境だ。何が起こるか分からない。
俺はその気持ちに比例するかのように、袋を胸のところに持ってきて強く抱き締めた。
「あの、お兄さん、お兄さん」
何者かが俺のシャツを引っ張る感覚が伝わる。
なんだよ。急に。俺は「ドキドキお兄ちゃんなんて大嫌い//」を無事に家まで送り届けるという重大な任務を遂行中なんだよ。
これはガツンと言って、追い払わなければ。
俺の目は相手を威嚇するかのように自然に細くなり、何者かがいるよう方に振り返る。
「あの!今、忙しいんで話しかけないでもらえますか?」
「すみません....」
ん?
「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?」」」
そこにはロング黒髪ヘアーで150cmくらいしかないであろう女の子がフリフリのメイド服姿で立っていた。
女の子は目に涙を浮かべ、手で涙を拭くために目を押さえている。
なんで!?
俺は2次元の見すぎて、ついにメイドの幻覚まで見るようになっちまったのか?しかも、泣かせちゃったし。
各方面からジロリと視線を感じる。
辺りを見渡すと通行人がこちらを見ていた。
その視線は有名人を見るような尊敬に満ちた視線ではなく、まるで汚物を見るような軽蔑に満ちた視線である。
やめてくれ。俺はコミュ障なだけなんだよ。
決して女の子を泣かせるような人間ではない。
あえて大きな声で周りに聴こえるように弁明する。
「俺、いつもは女の子を泣かせるような男じゃない!!!ただ、今日はどうしても早く帰らないといけない用事が、だから....」
「.」
「...」
「..........」
「...................................」
「だから、なに?」
顔を覗き込もうとする一つの影。
「だから、俺は急いでてそれで」
顔を勢いよくあげた。
しっかりと話し合えば分かりあえるはずだと信じて。
俺は衝撃を受けた。
さっきまでいたはずの可愛らしいメイドの姿はどこにもなく、変わりにボディービルダーのような筋肉のある禿げた男がいた。
しかも、ただのボディービルダー男ではない。
その男はさっきまでいたはずの女の子と同じメイド服を着ていた。
メイド服は彼のムキムキな筋肉によって、限界まで引き伸ばされていて、色々なところが破れている。
ただ、大事なところが破れないで隠されているのはアニメの世界のように18禁の規制がかかっているからなのだろうか。
なんとも都合がいい。
「「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」」」
誰かに強く押されたかの如く勢いで、後ろに飛びはねて尻餅をつく。
「だ、だれだよ。あんた。」
「俺か俺はな、女神だ。」
はい?
俺の頭には大きなはてなが浮かんでいる。
あんたは女神というよりも悪魔と言ったほうがあってるだろう。
「で、今はあんたが女神か女神じゃないかなんて置いといて、ここはどこだ、俺はどうなったんだ?」
「ここは転生するやつがどこに転生するかを決める待機場所。まぁ、あの世ってやつだな。おまえ死んだんだよ。」
え?そんなあっさり?てか、死んだってどういうこと?
辺りを見回してみる。
辺りにはさっきまで軽蔑の目を向けていた通行人たちやメイドの女の子が消えていて、ただひたすらに暗闇が続いている。
まじなのか...。
自称女神は心を見透かしたように、にっこりと笑い尋ねてきた。
何で死んだのか教えて欲しいか、と
もちろん答えはYesだ。
コクりと首を縦にふる。
自称女神は右手の人差し指を上下にスライドさせた。
自称女神の手の動きとリンクするように、空中に映像が写し出される。
そこにはメイドに話しかけられた自分が、鼻血をだして倒れている姿が映っていた。
それに、泣かせてしまったと思っていたメイドの女の子はただ単に目にゴミが入ってしまいそれで目を擦っていただけ。軽蔑の目を向けていた通行人は俺の豪快な鼻血を見て引いていただけだったのだ。
そんなことあり得るのか。
じゃあ、なにか俺はただ単にメイド姿の女の子に話しかけられただけで興奮して、大量出血死したのか。
とんだ恥さらしだ。
俺は頭を抱えこみ赤面した。
そんな姿を見て、慰めようとしているのか自称女神は肩に手を置き、口を開いた。
「おまえの母親は泣いて悲しんでいたよ。」
そんなわけがない。
俺はただ引きこもってゲームやアニメに時間を費やすだけで、学校にも行こうとしない寄生虫生活をおくっていたんだぞ?
それにこのことでよく喧嘩になり、バカ息子だの、寄生虫だの罵られていたわけだし。
信じられなかったが、そっと目線を画面の方にやる。
そこにはハンカチで涙を拭きながらテレビの取材に答えている母親の姿が映っていた。
本当は大切に思っていてくれていたんだ。
そう感じさせてくれる映像に感動し、涙が込み上げてくる。
ハンカチなどの涙を拭くものがないので、手で目を擦ってもう一度映像を見返す。
ああ、もう一度母親に会いたいな....
映像に映っている母親の顔を忘れないように、ちゃんと心に刻んでおけるようにしっかりと見つめた。
ここで気づいた。
何かがおかしいことに。
俺は映像に不審な点々を見つけ、自称女神にそこを拡大するように指示する。
自称女神はピンチアウトさせ、点々を拡大させた。
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あの小さい点々は字幕だった。
てか、全然俺の事心配してないじゃない。
なんで、謝罪会見みたいになっているんだよ。
俺は自称女神に問い詰めた。
「この字幕を読んでみたら、母親一切悲しんでいなかったじゃないか!」
自称女神は瞬間移動し、俺との距離を取る。
この時の顔は険しく何かさっきとは違う雰囲気を感じた。怯んで足が少しずつ後ろに下がっていく。
「俺はこの字が読めん。」
想像の斜め上の答えが帰ってきて、拍子抜けしてしまった。
なんなんだ。少しでもビビったのが恥ずかしいじゃないか!
「「「ガクン!!!」」」
急に暗闇の空間に光が差し込み、光に包まれると落ちる感覚に襲われる。
自称女神の声とともに。
「時間切れだ。おまえは今からダンジョンだらけの世界ラビュリントに行って仲間を作り、共に世界を救う旅に出てもらう。他の事は後々分かる。では、健闘を祈る」
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