メッセージノート(vol.1)

手玖野好子

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コラム1 好きな人との出会いとその期間①

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僕の愛した人との出会いは
バイト先である。
僕は音楽活動をするのにお金が必要で
機材の購入やその他のもろもろの諸経費を賄うために
某王手の宅配業者のベースでバイトを始めたのが20歳のころ
そこにいたのがその人だ。

その人は僕より4歳年上で
僕が20歳、彼女は24歳だった。

当時彼女は婚約を前提にお付き合いしていた人がいた。
そののろけ話を良く聞かされた。
その1年後に彼女は浮かない顔をしていたので
さりげなく訳を聞いてみることにしたのだが
そこで婚約を一方的に破棄されたことを知ることになる。

僕は彼女に好意を寄せていたのだが
婚約することを知って陰ながら応援していたのだ。
これを知って自分の心にある気持ちに従い
少しの間をおいて自分の気持ちを告白する。

そしてほどなく
彼女との交際が始まるということになるわけである。

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