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聖女はくすぐられて高みへと
しおりを挟むレオニスは、震えるティアナの額に口づける。
その吐息は甘く湿っていて、すでにくすぐりの余韻に濡れていた。
「まだ終わりじゃないよ、ティアナ。君が壊れてしまうほど愛したいんだ。君が、望むなら…」
彼女の返事はなかった。
けれども、身体は正直だった。
再び彼の指が脇下に触れたとたん、ぴくんと跳ね、太腿が小さく震える。
「んふっ、あっ…もう、やめ……うそ。もっと……くすぐってほしいの……?」
「ふふ、素直で、可愛い。じゃあ――ご褒美をあげよう」
レオニスはゆっくりとティアナの腕を持ち上げ、両手を頭上に縛り直した。
彼女の上半身は完全にさらされる。
汗に濡れた肌が、微かに陽に焼けた蜜のような香りを立ち昇らせていた。
「さあ……この繊細な胸の上、スペンス乳腺……君のもっともくすぐったく、同時に感じやすい場所を……味わわせて?」
彼の声は囁くように低く、どこまでも甘やかで――支配的だった。
彼の舌が、ゆっくりと胸の上部、乳房の外縁をなぞる。
そこはまるで、感じるために設計されたような場所。
くすぐったくて、気持ちよくて、逃げたくなるのに、逃げられない。
「ひゃああああっ……! だ、だめ、レオニス様ぁ……ッ、それ、舌ぁ……そこばっかり、ばっかりぃ……っ!」
「ふふ……“ばっかり”がいいんだろう? 君が一番くすぐったい場所を、何度も、何度も――」
れろっ、れろ……ちろちろ……。
舌先が乳房の上を、小さく震えるように往復する。
まるで羽根でなでるように軽く、でもしっかりと神経を揺さぶる動き。
それは快楽と笑いを同時に導く。
「ひゃっ、あ、あああぁぁぁ……!! くすぐったい、くすぐったいのに、変になりそうっ、もう……ぅ、あああ……っ!」
彼女の身体が跳ねるたび、レオニスは身体を寄せて、逃げられぬよう包み込む。
彼の膝が彼女の脚の間にすっと入り、控えめに開かせる。
「大丈夫。君はもっと気持ちよくなれる。くすぐったさのその先に――もっと甘い悦びが待っているんだ」
彼の舌が再び、今度は左右の乳房の上を交互になぞる。
そのくすぐりは、単調ではない。
速さと軽さを絶妙に切り替え、焦らし、笑わせ、そして快感の絶頂へ導いていく。
「レオニス、さまっ……も、もぅ、わたし……わたしっ……!」
ティアナの指先がピンと張りつめ、身体は反り返る。
腰が震え、脚がレオニスの膝にしがみつくように絡まった。
「きて……っ、なにか、くるぅぅっ……ッ! くすぐったいのに、きもち、よくてぇぇ……!」
その瞬間――
レオニスの指が、彼女の下腹部へと滑り込む。
舌と指。
上と下、乳房も秘所も、執拗に責め立てる。
「ふふっ……さあ、笑って……感じて……愛されて」
そして――ティアナは再び、くすぐったさと快感の奔流に呑まれていった。
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