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番外編:くすぐりの探求、愛しき悪戯
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「くすぐったいのが好きな身体って……どこから反応するのか、試してみたくなるよね」
セシリアの声は甘く、けれどわずかに含み笑いが混ざる。
指先が、綾乃の鎖骨の下、胸の上部あたり――くすぐったさと緊張が交錯する場所を、ふわりと撫でる。
「ここ……?」
「ひゃっ……!う、そ、そこ……そこは、へんな感じがするのっ……!」
「へぇ……“へんな感じ”? ふふ、どうへん、なのかしらね――教えて、綾乃?」
言葉と同時に、セシリアの指がピタリと止まる。
ほんの一瞬、綾乃が“来ない”と思って息をついた、まさにその瞬間――
「やっ!う、うそぉっ、やだやだ、そこっ、そこはっ、だめぇぇっ!」
指先がくすぐるように小刻みに円を描き、くすぐったさが一気に胸元から肩へ、そして脇下へと広がっていく。
「……面白い反応だ。ふふ、では私も……探ってみましょうか」
執事がそっと、綾乃の足の甲に触れる。
人差し指の腹を、かかとから指の根元へ――ただ撫でるだけ。それなのに綾乃の足がピクリと跳ねた。
「ここも、案外、敏感ですね。小指の付け根、そして……親指の裏――」
「ふぁ、あはっ……!う、うそでしょ、そ、そんな細かいとこ、あぁんっ……!」
執事の指は、綾乃の指と指の間にそっと差し入れられる。
まるで息を吸うように優しく、それでいて確実に、“そこがくすぐったい”と彼女の神経を突く動き。
「今……何をされてるか、分からないでしょう?」
「うん……なんか、わかんない……でもっ、ひくっ……ああ、やっ、笑っちゃう……!」
ふたりは、くすぐるのではない。
“反応を読み”、その笑いと喘ぎの“間”を見極めた上で――くすぐる。じらし、逃さず、絡め取る。
「さっきより……敏感になってきてるわね、綾乃」
「くすぐりは、快感へと導く舞台装置。じっくり、時間をかけて開いてあげるのです」
セシリアが、両手を綾乃のわき腹に添えたまま、軽く上下にスライドさせる。
それだけなのに、綾乃の腹筋がびくびくと震える。
「くふっ……ふふふっ、くっ、だめ……動かないで……!」
「くすぐってる“だけ”じゃないの。今は、“あなたの反応を楽しんでる”のよ?」
セシリアは綾乃の脇に指を差し入れたまま、動かさない。
けれど“そこにある”という意識が、綾乃を敏感にさせてゆく。
「やっ、やめ……っ、触られてるだけで……笑っちゃう……!」
そこへ、執事の指がゆっくりと、綾乃の膝裏をなぞる。
くすぐりの急所を――優しさと意地悪さの絶妙なバランスで。
「このあたり……動けぬ今なら、特に効果が高いはずです」
「あ、あっ……!そこは、やだっ……変な声っ、でちゃ……ふふふっ、ふぁぁっ!」
くすぐられる、というよりも、すでに“くすぐりに翻弄される身体”となった綾乃。
ふたりは、それを感じ取りながら――さらに愛しさと、微笑みを深める。
「……もっと、もっと試したいことがたくさんありますのよ」
「くすぐりながら、愛を確かめる――あなたがどこまで、甘く溶けていくか」
ベッドの上、逃げ場もなく、綾乃は笑いと愛に翻弄される。
けれど、顔には涙ではなく、頬を赤らめた幸福の色が――
セシリアの声は甘く、けれどわずかに含み笑いが混ざる。
指先が、綾乃の鎖骨の下、胸の上部あたり――くすぐったさと緊張が交錯する場所を、ふわりと撫でる。
「ここ……?」
「ひゃっ……!う、そ、そこ……そこは、へんな感じがするのっ……!」
「へぇ……“へんな感じ”? ふふ、どうへん、なのかしらね――教えて、綾乃?」
言葉と同時に、セシリアの指がピタリと止まる。
ほんの一瞬、綾乃が“来ない”と思って息をついた、まさにその瞬間――
「やっ!う、うそぉっ、やだやだ、そこっ、そこはっ、だめぇぇっ!」
指先がくすぐるように小刻みに円を描き、くすぐったさが一気に胸元から肩へ、そして脇下へと広がっていく。
「……面白い反応だ。ふふ、では私も……探ってみましょうか」
執事がそっと、綾乃の足の甲に触れる。
人差し指の腹を、かかとから指の根元へ――ただ撫でるだけ。それなのに綾乃の足がピクリと跳ねた。
「ここも、案外、敏感ですね。小指の付け根、そして……親指の裏――」
「ふぁ、あはっ……!う、うそでしょ、そ、そんな細かいとこ、あぁんっ……!」
執事の指は、綾乃の指と指の間にそっと差し入れられる。
まるで息を吸うように優しく、それでいて確実に、“そこがくすぐったい”と彼女の神経を突く動き。
「今……何をされてるか、分からないでしょう?」
「うん……なんか、わかんない……でもっ、ひくっ……ああ、やっ、笑っちゃう……!」
ふたりは、くすぐるのではない。
“反応を読み”、その笑いと喘ぎの“間”を見極めた上で――くすぐる。じらし、逃さず、絡め取る。
「さっきより……敏感になってきてるわね、綾乃」
「くすぐりは、快感へと導く舞台装置。じっくり、時間をかけて開いてあげるのです」
セシリアが、両手を綾乃のわき腹に添えたまま、軽く上下にスライドさせる。
それだけなのに、綾乃の腹筋がびくびくと震える。
「くふっ……ふふふっ、くっ、だめ……動かないで……!」
「くすぐってる“だけ”じゃないの。今は、“あなたの反応を楽しんでる”のよ?」
セシリアは綾乃の脇に指を差し入れたまま、動かさない。
けれど“そこにある”という意識が、綾乃を敏感にさせてゆく。
「やっ、やめ……っ、触られてるだけで……笑っちゃう……!」
そこへ、執事の指がゆっくりと、綾乃の膝裏をなぞる。
くすぐりの急所を――優しさと意地悪さの絶妙なバランスで。
「このあたり……動けぬ今なら、特に効果が高いはずです」
「あ、あっ……!そこは、やだっ……変な声っ、でちゃ……ふふふっ、ふぁぁっ!」
くすぐられる、というよりも、すでに“くすぐりに翻弄される身体”となった綾乃。
ふたりは、それを感じ取りながら――さらに愛しさと、微笑みを深める。
「……もっと、もっと試したいことがたくさんありますのよ」
「くすぐりながら、愛を確かめる――あなたがどこまで、甘く溶けていくか」
ベッドの上、逃げ場もなく、綾乃は笑いと愛に翻弄される。
けれど、顔には涙ではなく、頬を赤らめた幸福の色が――
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