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マーツェとの情報共有
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魔法教育は短めに切り上げ、各々の自主練にも付き合わずに即座に戻った。
根城に転移すると、空腹を誘う匂いが鼻に届く。
扉を開けて中に入れば、ノートを読みながらスープを飲むマーツェの姿。
塩漬けの肉や野菜、牛乳などを煮込んで作られたスープのようだ。
私に気づいてマーツェが顔を上げる。
「ゲルハルト。おかえり。勝手に拝借したよ。いろいろと。スープはゲルハルトの分もあるよ。食べながら話そう」
「ノートはどのあたりまで読んだんだ?」
言われるまでもなくスープをよそって卓につきながらマーツェに問いかける。
「まだまだ。半分も読んでない。いま喋る木に会ったってところだよ。バウムのところ」
ノートにはなるべく有益な情報を残したいとは考えているが、日記のような書き方になっている部分もある。
情報の取捨選択をしてしまうと、必要な情報だったと後から気づいたときに振り返れなくなるからだ。
「そうか。細かい部分は後にして、大まかにまずは話すぞ」
「うん」
バウムと話すようになって西の端にある褐色肌が占める村と交流できるようになり、解呪方法を知ったこと。
しかし魔王の呪いには効果はなかったこと。
ある村で師匠が聖人として伝えられていたこと。
私の腕に彫った陣よりも扱いやすくした方法で制御の陣を与えていたこと。
人殺しの疑惑は晴れたこと。
「師匠は事故に居合わせただけだ。その事故をきっかけに魔法研究にのめり込んだんだと思う」
「人助けのためだったわけか。禁忌の術の研究は。それにしても怖いね。突然爆発するとか」
「ああ。でも感覚はわかる。制御できない魔力は暴れるんだ。火魔法を練習していて、魔法が発現する段階で魔力が暴れて火傷するなんてよくあった。発現する前、魔力を練る段階で魔力が暴れていたら、私も爆発して死んでいたのかもしれない」
そして、褐色肌の隠していた村の存在。
獣のような部位を持つ異形の者たち。
そこで聞いた通常の解呪では解けない古の呪い。
「古の呪い?」
「ああ。通常の呪いと質が違うらしい。呪われたときのことを覚えているか?不快感が違っただろう」
同意を得られるものと考えていたら眉間に皺を寄せて怪訝そうな顔をされた。
「わからないよ。呪われたことないからね。魔王以外には。ゲルハルトはあったのか?」
「人間からは無いが、魔物からは何度かあったな。魔王討伐で戦っているときは魔物が多すぎて防ぐことも難しかっただろう」
「そんなことなかったよ。ゲルハルトはほぼ単体で討伐に行ってたからでしょう。結構な人数で討伐に行ってたんだよ。私は。隊列を組んでさ。魔物からの攻撃はきちんと防いでたよ」
魔物の呪いと魔王の呪い。
呪いがかけられた瞬間の感覚が違った気がした。
故にバリエレに古の呪いは質が異なると言われて納得したし、別の解呪方法があるのではと考えた。
当然、マーツェもバウムも同じ感覚を受けており、それを理解してくれるものと思っていた。
バウムにはまだ確認していないが、まさかマーツェと分かち合えないとは。
私の勘違いや個人差でなければいいのだが。
「それで?調べてるんでしょう?古の呪いは質が違うと聞いて。何か発見はあったのか?」
「ああ。最近は魔法の成り立ちや起源について調べていた」
広く普及している起源の話と、それに対する違和感。
「突如生まれた異能力者をすんなり受け入れるなんて有り得ないと思う。同じく使っている能力でも、飛びぬけた腕があったら排除するのが人間だ」
「そうだね。同感だ。統治に利用してたんじゃないかな。偉大な王、もしくはその子孫って話を広めてさ。民衆の支持を集めようとしてたのかもね。王が話に出てくることを考えると」
「なるほどな。マーツェがいない間に調べていたことはこれくらいだ。お前はどうだったんだ」
前触れや警告もなく、突然の処罰だった。
マーツェは、…シュワーゼは何をして、なぜ処罰されたのか。
まあ、大体想像はできているのだが。
「うん。じゃあシュワーゼの最後から話すね。えっと…」
マーツェは思い出すように目線を上にあげる。
「最期の日は王城で調べものをしてたんだよね。どうしても納得できなくてさ。黒色肌が重要視されるようになった流れが。
大事に秘匿されてる情報を探して。探して。夢中になって読んでたんだ。そこに突然王が現れてさ。側近数名だけを連れた王様。顔見てぎょっとしちゃった。目がすごいんだよ。血走ってぎらぎらしてて。眠れてなかったのか不安に駆られてたせいか知らないけど。
それでその場で首落とされちゃった。シュワーゼが見れるはずのない資料を読んでるところ見られたからね。言い逃れもできない。
もうね、王が騒がしいって思いしかなかったな。最期の瞬間。謀反だ。裏切りだ。こいつは私を殺しにくる。って喚いて喚いて」
兵力を強化しようとし、けれど魔法学校の教育には規制をかけ、些細な不安で部下を処罰していた当時の王。
シュワーゼを処罰した前後の年が、恐怖に駆られていた頂点だったのかもしれない。
その数年後には娘に王位を譲って忍ぶような生活をしている。
「情報はちゃんと得られたのか?」
「もちろん。それはもう。殺されたかいある成果を得たよ。納得できる情報だ」
自慢すべき内容ではない気がするが、マーツェは誇らしげに口角を上げる。
根城に転移すると、空腹を誘う匂いが鼻に届く。
扉を開けて中に入れば、ノートを読みながらスープを飲むマーツェの姿。
塩漬けの肉や野菜、牛乳などを煮込んで作られたスープのようだ。
私に気づいてマーツェが顔を上げる。
「ゲルハルト。おかえり。勝手に拝借したよ。いろいろと。スープはゲルハルトの分もあるよ。食べながら話そう」
「ノートはどのあたりまで読んだんだ?」
言われるまでもなくスープをよそって卓につきながらマーツェに問いかける。
「まだまだ。半分も読んでない。いま喋る木に会ったってところだよ。バウムのところ」
ノートにはなるべく有益な情報を残したいとは考えているが、日記のような書き方になっている部分もある。
情報の取捨選択をしてしまうと、必要な情報だったと後から気づいたときに振り返れなくなるからだ。
「そうか。細かい部分は後にして、大まかにまずは話すぞ」
「うん」
バウムと話すようになって西の端にある褐色肌が占める村と交流できるようになり、解呪方法を知ったこと。
しかし魔王の呪いには効果はなかったこと。
ある村で師匠が聖人として伝えられていたこと。
私の腕に彫った陣よりも扱いやすくした方法で制御の陣を与えていたこと。
人殺しの疑惑は晴れたこと。
「師匠は事故に居合わせただけだ。その事故をきっかけに魔法研究にのめり込んだんだと思う」
「人助けのためだったわけか。禁忌の術の研究は。それにしても怖いね。突然爆発するとか」
「ああ。でも感覚はわかる。制御できない魔力は暴れるんだ。火魔法を練習していて、魔法が発現する段階で魔力が暴れて火傷するなんてよくあった。発現する前、魔力を練る段階で魔力が暴れていたら、私も爆発して死んでいたのかもしれない」
そして、褐色肌の隠していた村の存在。
獣のような部位を持つ異形の者たち。
そこで聞いた通常の解呪では解けない古の呪い。
「古の呪い?」
「ああ。通常の呪いと質が違うらしい。呪われたときのことを覚えているか?不快感が違っただろう」
同意を得られるものと考えていたら眉間に皺を寄せて怪訝そうな顔をされた。
「わからないよ。呪われたことないからね。魔王以外には。ゲルハルトはあったのか?」
「人間からは無いが、魔物からは何度かあったな。魔王討伐で戦っているときは魔物が多すぎて防ぐことも難しかっただろう」
「そんなことなかったよ。ゲルハルトはほぼ単体で討伐に行ってたからでしょう。結構な人数で討伐に行ってたんだよ。私は。隊列を組んでさ。魔物からの攻撃はきちんと防いでたよ」
魔物の呪いと魔王の呪い。
呪いがかけられた瞬間の感覚が違った気がした。
故にバリエレに古の呪いは質が異なると言われて納得したし、別の解呪方法があるのではと考えた。
当然、マーツェもバウムも同じ感覚を受けており、それを理解してくれるものと思っていた。
バウムにはまだ確認していないが、まさかマーツェと分かち合えないとは。
私の勘違いや個人差でなければいいのだが。
「それで?調べてるんでしょう?古の呪いは質が違うと聞いて。何か発見はあったのか?」
「ああ。最近は魔法の成り立ちや起源について調べていた」
広く普及している起源の話と、それに対する違和感。
「突如生まれた異能力者をすんなり受け入れるなんて有り得ないと思う。同じく使っている能力でも、飛びぬけた腕があったら排除するのが人間だ」
「そうだね。同感だ。統治に利用してたんじゃないかな。偉大な王、もしくはその子孫って話を広めてさ。民衆の支持を集めようとしてたのかもね。王が話に出てくることを考えると」
「なるほどな。マーツェがいない間に調べていたことはこれくらいだ。お前はどうだったんだ」
前触れや警告もなく、突然の処罰だった。
マーツェは、…シュワーゼは何をして、なぜ処罰されたのか。
まあ、大体想像はできているのだが。
「うん。じゃあシュワーゼの最後から話すね。えっと…」
マーツェは思い出すように目線を上にあげる。
「最期の日は王城で調べものをしてたんだよね。どうしても納得できなくてさ。黒色肌が重要視されるようになった流れが。
大事に秘匿されてる情報を探して。探して。夢中になって読んでたんだ。そこに突然王が現れてさ。側近数名だけを連れた王様。顔見てぎょっとしちゃった。目がすごいんだよ。血走ってぎらぎらしてて。眠れてなかったのか不安に駆られてたせいか知らないけど。
それでその場で首落とされちゃった。シュワーゼが見れるはずのない資料を読んでるところ見られたからね。言い逃れもできない。
もうね、王が騒がしいって思いしかなかったな。最期の瞬間。謀反だ。裏切りだ。こいつは私を殺しにくる。って喚いて喚いて」
兵力を強化しようとし、けれど魔法学校の教育には規制をかけ、些細な不安で部下を処罰していた当時の王。
シュワーゼを処罰した前後の年が、恐怖に駆られていた頂点だったのかもしれない。
その数年後には娘に王位を譲って忍ぶような生活をしている。
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