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マーツェとバウム
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「バウム。バウムはいるか?」
呼びかけながら森を歩く。
呪いによる木への変態は進みに進み、バウムがじっとしていると気づけないこともある。
「…ゲル、ハルト、か」
「バウム。そっちか」
バウムがこちらに顔を向けることで、生えている枝葉が揺れる。
視界の端に、軽く目を見開くマーツェの顔が映った。
「マーツェ。話していたバウムだ」
簡単に、マーツェも呪われていることや呪いを解く方法を一緒に探していることなどをバウムに説明する。
勇者に関する記録に最期の様子が描かれていなかったのは私とバウムの2人だ。
現マーツェである勇者ルターは生まれ変わるという呪いのため、死亡の記録は残されていた。
その後の勇者も、魔王討伐後どう生きどう死んだのかはきちんと記録されている。
魔王の呪いのせいで今なお苦しんでいるのは恐らく今ここにいる3人だ。
「生まれ変わる、と、いうのも、なか、なかに辛い、状態だろう」
「そうかな。そうかもね。でも面白い状況もあったよ。たまにね。かつての友達が自分の親になるとか。はじめはすごく戸惑ったな」
マーツェはけらけらと笑う。
ほぼ木が喋っていると言ってもいいほどに容姿が人間とは離れたバウムに、始めは驚き戸惑っていた様子だが、すぐに慣れたようだ。
しかしバウムの姿でこれだけ驚かれると、ベスツァフ達に会わせるのは余計に憚られるな。
「ちょっと気になるんだけどさ。“ヴァム”って残されてたんだよね。勇者に関する記録には。どうして名前が違うんだろう。バウムのことには間違いないと思うんだけど」
私も気になっていた点だ。
そういえば聞きそびれていた。
問われたバウムは数秒思考する。
「…ヴァム、は私の、あだ、名だった。魔王を、倒した後、私は王城に、行って、いない。仲間が、報告、に行った。王城など縁の、ない、目上の者、と話す、ことも少な、い、一介の兵士だ。緊張、してた、のか、もしれない」
通常、魔王を倒した勇者は自ら王に報告をし、褒美を得る。
自らの名前を間違える者などいないだろう。
しかしバウムは報告を仲間に任せ、自らが王城に足を踏み入れることはなかった。
バウムの仲間は手柄を横取りすることなく事実をありのままに王に報告をした。
魔王を倒すことができた。
でも私ではなく同行した仲間が倒して。
仲間の名前はヴァムと言って。
しどろもどろに何とか言葉をつなげて報告をしたのだろう。
慣れない相手、慣れない場所にバウムの仲間は大層緊張した。
頭が真っ白になりそうな状況で言えたのは正式な名前ではなく、言い慣れたあだ名だった。
それが記録として残り、勇者の名前はヴァムになったのだろうと言う。
「うんうん。それなら有り得るね。でもどうして?滅多にない機会なのに。王城に入れることも。勇者になれることも。あれだけの褒美を得られることも。
それに見合った苦労はしたでしょう?いや、足りないくらいかも。自分で報告に行った方が絶対よかったよ」
「長く、生きるつも、りは、なかった、からな。家族の、仇は、打った。何をする、気にも、なれなかった。
食べ物も食べ、ないで、ただただ、自宅、で、横たわって、私は餓死、するつもり、だったんだ」
褒美を受け取ったところで、金塊を使うことなどない。
今すぐにでも死にたい男をもてなすために豪勢な食事を用意するなど無駄でしかない。
それよりも、討伐の旅で苦労した仲間のために、魔物に襲われて疲弊した民のために、金や食料を使ってほしかった。
けれど呪われたバウムの体は、食事をとらなくても死ぬことはなかった。
バウムの状況は、私が残していた情報でマーツェもおおよそを把握している。
大切な家族を亡くし、その仇をうち、餓死するつもりだったのに死ねなかったバウム。
500年の時が、樹木へと変わっていく体と共に静かに流れた。
「そっか」
弱く呟いて、気分を変えるかのようにマーツェは快活な声を出す。
「早く呪い解かないとね。確実に進んでる。終わりは近づいてる。きっと解けるよ」
バウムを励ますようにも、自分を励ますようにも聞こえるマーツェの言葉。
バウムは穏やかに微笑む。
「私のこと、はいい。自分の、ために、頑張るといい。おそ、らく、私の終焉、は、近い。ようやく、家族の元に、行ける。長い、時だった、が、それも、終わる。私は、大丈夫だ」
私がバウムと会ったばかりのときにも言っていた。
“終わりは近い”
あの時よりも樹木に近づき、根が張った体は歩けなくなり、肌が固くなったことで一層喋りが遅くなったバウム。
当事者ではなくとも実感する。
なんと答えたものか言葉を探し、数秒沈黙してマーツェは口を開く。
「…羨ましいような、悲しいような、だな」
「ああ。ゲルハル、トと、マーツェにも、終わりが来る、ことを、願ってる」
通常ならば死は恐ろしい存在であり、長く生きていたいと、生にしがみつくものなのだろう。
しかし気が狂いそうなほどに長い時を生きた。
終わりの見えない生。
異常として迫害されうる見た目や精神。
私たちは死を切望している。
呼びかけながら森を歩く。
呪いによる木への変態は進みに進み、バウムがじっとしていると気づけないこともある。
「…ゲル、ハルト、か」
「バウム。そっちか」
バウムがこちらに顔を向けることで、生えている枝葉が揺れる。
視界の端に、軽く目を見開くマーツェの顔が映った。
「マーツェ。話していたバウムだ」
簡単に、マーツェも呪われていることや呪いを解く方法を一緒に探していることなどをバウムに説明する。
勇者に関する記録に最期の様子が描かれていなかったのは私とバウムの2人だ。
現マーツェである勇者ルターは生まれ変わるという呪いのため、死亡の記録は残されていた。
その後の勇者も、魔王討伐後どう生きどう死んだのかはきちんと記録されている。
魔王の呪いのせいで今なお苦しんでいるのは恐らく今ここにいる3人だ。
「生まれ変わる、と、いうのも、なか、なかに辛い、状態だろう」
「そうかな。そうかもね。でも面白い状況もあったよ。たまにね。かつての友達が自分の親になるとか。はじめはすごく戸惑ったな」
マーツェはけらけらと笑う。
ほぼ木が喋っていると言ってもいいほどに容姿が人間とは離れたバウムに、始めは驚き戸惑っていた様子だが、すぐに慣れたようだ。
しかしバウムの姿でこれだけ驚かれると、ベスツァフ達に会わせるのは余計に憚られるな。
「ちょっと気になるんだけどさ。“ヴァム”って残されてたんだよね。勇者に関する記録には。どうして名前が違うんだろう。バウムのことには間違いないと思うんだけど」
私も気になっていた点だ。
そういえば聞きそびれていた。
問われたバウムは数秒思考する。
「…ヴァム、は私の、あだ、名だった。魔王を、倒した後、私は王城に、行って、いない。仲間が、報告、に行った。王城など縁の、ない、目上の者、と話す、ことも少な、い、一介の兵士だ。緊張、してた、のか、もしれない」
通常、魔王を倒した勇者は自ら王に報告をし、褒美を得る。
自らの名前を間違える者などいないだろう。
しかしバウムは報告を仲間に任せ、自らが王城に足を踏み入れることはなかった。
バウムの仲間は手柄を横取りすることなく事実をありのままに王に報告をした。
魔王を倒すことができた。
でも私ではなく同行した仲間が倒して。
仲間の名前はヴァムと言って。
しどろもどろに何とか言葉をつなげて報告をしたのだろう。
慣れない相手、慣れない場所にバウムの仲間は大層緊張した。
頭が真っ白になりそうな状況で言えたのは正式な名前ではなく、言い慣れたあだ名だった。
それが記録として残り、勇者の名前はヴァムになったのだろうと言う。
「うんうん。それなら有り得るね。でもどうして?滅多にない機会なのに。王城に入れることも。勇者になれることも。あれだけの褒美を得られることも。
それに見合った苦労はしたでしょう?いや、足りないくらいかも。自分で報告に行った方が絶対よかったよ」
「長く、生きるつも、りは、なかった、からな。家族の、仇は、打った。何をする、気にも、なれなかった。
食べ物も食べ、ないで、ただただ、自宅、で、横たわって、私は餓死、するつもり、だったんだ」
褒美を受け取ったところで、金塊を使うことなどない。
今すぐにでも死にたい男をもてなすために豪勢な食事を用意するなど無駄でしかない。
それよりも、討伐の旅で苦労した仲間のために、魔物に襲われて疲弊した民のために、金や食料を使ってほしかった。
けれど呪われたバウムの体は、食事をとらなくても死ぬことはなかった。
バウムの状況は、私が残していた情報でマーツェもおおよそを把握している。
大切な家族を亡くし、その仇をうち、餓死するつもりだったのに死ねなかったバウム。
500年の時が、樹木へと変わっていく体と共に静かに流れた。
「そっか」
弱く呟いて、気分を変えるかのようにマーツェは快活な声を出す。
「早く呪い解かないとね。確実に進んでる。終わりは近づいてる。きっと解けるよ」
バウムを励ますようにも、自分を励ますようにも聞こえるマーツェの言葉。
バウムは穏やかに微笑む。
「私のこと、はいい。自分の、ために、頑張るといい。おそ、らく、私の終焉、は、近い。ようやく、家族の元に、行ける。長い、時だった、が、それも、終わる。私は、大丈夫だ」
私がバウムと会ったばかりのときにも言っていた。
“終わりは近い”
あの時よりも樹木に近づき、根が張った体は歩けなくなり、肌が固くなったことで一層喋りが遅くなったバウム。
当事者ではなくとも実感する。
なんと答えたものか言葉を探し、数秒沈黙してマーツェは口を開く。
「…羨ましいような、悲しいような、だな」
「ああ。ゲルハル、トと、マーツェにも、終わりが来る、ことを、願ってる」
通常ならば死は恐ろしい存在であり、長く生きていたいと、生にしがみつくものなのだろう。
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