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ジーグを引き入れる
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太陽が昇りきり、昼の時間だ。
マーツェとジーグを迎えに行くと、すでに2つ寝具を確保していた。
根城に戻って昼餉を取り、午後も同じように動き回る。
どうにか1日で環境を整えることができた。
まだ汚れは残っているが、生活できる程度には綺麗になった家。
1人1つとはいかないが、子供11人が寝れる寝具。
畑も生き返らせた。
治癒と修理の交渉を済ませたら夕餉だ。
食事を取りながら今後の話をしていく。
「お疲れ様。今日からここが君たちの住処だ。毎日の寝る場所だよ。朝話したようにね。ワイセたちもこっちで寝てね。ちょっと狭くなるけど。すぐ人数分の寝具を用意するからさ。ヘフテとダモンもここだ。ここで寝てもらう」
孤児たちにはダモンと仲を深めてもらう必要がある。
ダモンに親しみを持ち、ダモンを“普通”だと、自分たちと何も変わらないと捉えさせる。
そのためには、できるだけ共に過ごす時間が必要だ。
「ご飯は作りに来る。料理できないだろうからね。でもそのうち覚えてもらうよ。自分たちでできるようになってもらう」
そういえば大人数の食事を作るには小さい鍋しかないな。
調理器具も考える必要があったと気づく。
「あと日中の話だ。6人はしばらく大人しくしててね。この結界の中で。体力が戻るまで外には連れていかない。ワイセたちは今まで通りだ。ちゃんと外に連れてくよ。まあヘフテ・ダモンと一緒になりそうだけど」
アンテルとシュグリがダモンを追いかけたがる。
日中の行動に制限は設けていないが、結局まとまって行動することになるのだろう。
賑やかな食卓でどうにか話をした。
ワイセ以外の下の子は聞いているのか、いないのか。
目の前の料理を食べ、隣にいる子と喋り、マーツェの方へは意識が向いていない。
まあ、聞いていなくても構わない。
結界で出入りには制限がかかっている。
どうせ子供らは自ら外に出ることはできないのだ。
順に湯浴みをさせている間に、情報共有をする。
今回はジーグも交えて。
「ジーグに話してもいいかと思うんだ。ダモンのこととか。この間聞かれたこととか。どう思う?」
ジーグが行動を共にするようになって10日ほど。
ジーグは周りをよく見ている。
調査の間、無駄に口を挟んで邪魔をすることはなかった。
しかし時折疑問を口にし、それをきっかけに道が開けることもあった。
目玉が人と異なることも関係するのか、差別意識も少ない。
口も堅そうだった。
信頼できると思う。
「ああ、構わない」
そもそも根城にまで来ている時点でこうなるだろうと考えていた。
ジーグが根城に付いてくることを私も止めなかったし、マーツェも特に反対しなかった。
秘密を共有できる相手だと判断したのだ。
ヘフテとダモンの否やも無かった。
「ありがとう。信用できると思ってくれたんだねえ」
「うん。信用する。だからジーグも信用してほしい。私たちのこと。今から話すことは信じがたいと思う。でも騙すつもりなんてない。本当のことだ」
「よっぽどの内容なの?わかった。私も信用するねえ」
2000年もの間敵対関係にある魔物と、血の繋がりがあるという内容だ。
大概の人間が嘘を話されていると感じるだろう。
念を押したマーツェにジーグは頷いた。
それを確認してから、マーツェが口を開く。
「まずね、ジーグとダモンは仲間だよ。同じ、周りの人とは変わった見た目を持つ人。ダモン。面外してもらえるかな」
顔の下半分を覆った面をダモンが外す。露わになる犬に似た口元。
面によって表情はわからないが、ジーグが息を呑んだのはわかった。
「すごいねえ。初めてみた。前は言わなかったけど、私尻尾もあるの。本当に仲間がいたんだねえ。嬉しいな。ゲルハルトもそうなの?」
「いや、私は違う事情で面を付けている」
面を外し、見た目に特異な点はないことを見せる。
「そうなの。ほんとう、見た目は普通だねえ」
「他にもたくさんいるよ。見た目が変わってる人。ダモンの村にも。ヘフテの村にも」
そういって、人間と魔物が対立する前の、大昔の話を聞かせる。
王に裏切られ復讐を誓った人間、フォルファ。
魔物と交わり子孫を残した、フォルファの子。
魔物の血を引いた人間が集まってできた村。
「その血を継いでるんだよ。ジーグも、ダモンも。ジーグの先祖が途中で村を出たんだね。褐色肌も同じだ。ヘフテも同じ血を継いでる。ジーグの周りには褐色肌が多かったんでしょう。先祖返りだと思うよ。それでその目になったんじゃないかな」
「すごい話だねえ。魔物との対立の引き金が人間だったなんて。どうやって調べたの?」
「話を聞きに行ったんだ。ダモンの村に。魔王からも話を聞いた」
「魔王って、魔王?いま戦ってる?危なくなかったの?」
現魔王が話題に上がったことにはさすがに狼狽えた。
「平和的に話ができたよ。魔王と誓いも交わしてるんだ。間違った歴史認識をひっくり返すって。代わりに魔物は人間に攻撃を仕掛けない。だから最近の魔物は人間を襲わないんだ」
「歴史認識を、ひっくり返す…。すごいことをしようとしてるんだねえ」
「うん。孤児を助けたのもそのためだ。もちろん善意もある。純粋に助けたかった気持ちもある。でもそれだけじゃない。打算がある。彼らには世の“普通”は間違いがあると教える。すんなり浸透する下地を作りたいんだ。後々歴史認識が間違ってるって知らせたときにね。ジーグも協力してくれないか?」
マーツェとジーグを迎えに行くと、すでに2つ寝具を確保していた。
根城に戻って昼餉を取り、午後も同じように動き回る。
どうにか1日で環境を整えることができた。
まだ汚れは残っているが、生活できる程度には綺麗になった家。
1人1つとはいかないが、子供11人が寝れる寝具。
畑も生き返らせた。
治癒と修理の交渉を済ませたら夕餉だ。
食事を取りながら今後の話をしていく。
「お疲れ様。今日からここが君たちの住処だ。毎日の寝る場所だよ。朝話したようにね。ワイセたちもこっちで寝てね。ちょっと狭くなるけど。すぐ人数分の寝具を用意するからさ。ヘフテとダモンもここだ。ここで寝てもらう」
孤児たちにはダモンと仲を深めてもらう必要がある。
ダモンに親しみを持ち、ダモンを“普通”だと、自分たちと何も変わらないと捉えさせる。
そのためには、できるだけ共に過ごす時間が必要だ。
「ご飯は作りに来る。料理できないだろうからね。でもそのうち覚えてもらうよ。自分たちでできるようになってもらう」
そういえば大人数の食事を作るには小さい鍋しかないな。
調理器具も考える必要があったと気づく。
「あと日中の話だ。6人はしばらく大人しくしててね。この結界の中で。体力が戻るまで外には連れていかない。ワイセたちは今まで通りだ。ちゃんと外に連れてくよ。まあヘフテ・ダモンと一緒になりそうだけど」
アンテルとシュグリがダモンを追いかけたがる。
日中の行動に制限は設けていないが、結局まとまって行動することになるのだろう。
賑やかな食卓でどうにか話をした。
ワイセ以外の下の子は聞いているのか、いないのか。
目の前の料理を食べ、隣にいる子と喋り、マーツェの方へは意識が向いていない。
まあ、聞いていなくても構わない。
結界で出入りには制限がかかっている。
どうせ子供らは自ら外に出ることはできないのだ。
順に湯浴みをさせている間に、情報共有をする。
今回はジーグも交えて。
「ジーグに話してもいいかと思うんだ。ダモンのこととか。この間聞かれたこととか。どう思う?」
ジーグが行動を共にするようになって10日ほど。
ジーグは周りをよく見ている。
調査の間、無駄に口を挟んで邪魔をすることはなかった。
しかし時折疑問を口にし、それをきっかけに道が開けることもあった。
目玉が人と異なることも関係するのか、差別意識も少ない。
口も堅そうだった。
信頼できると思う。
「ああ、構わない」
そもそも根城にまで来ている時点でこうなるだろうと考えていた。
ジーグが根城に付いてくることを私も止めなかったし、マーツェも特に反対しなかった。
秘密を共有できる相手だと判断したのだ。
ヘフテとダモンの否やも無かった。
「ありがとう。信用できると思ってくれたんだねえ」
「うん。信用する。だからジーグも信用してほしい。私たちのこと。今から話すことは信じがたいと思う。でも騙すつもりなんてない。本当のことだ」
「よっぽどの内容なの?わかった。私も信用するねえ」
2000年もの間敵対関係にある魔物と、血の繋がりがあるという内容だ。
大概の人間が嘘を話されていると感じるだろう。
念を押したマーツェにジーグは頷いた。
それを確認してから、マーツェが口を開く。
「まずね、ジーグとダモンは仲間だよ。同じ、周りの人とは変わった見た目を持つ人。ダモン。面外してもらえるかな」
顔の下半分を覆った面をダモンが外す。露わになる犬に似た口元。
面によって表情はわからないが、ジーグが息を呑んだのはわかった。
「すごいねえ。初めてみた。前は言わなかったけど、私尻尾もあるの。本当に仲間がいたんだねえ。嬉しいな。ゲルハルトもそうなの?」
「いや、私は違う事情で面を付けている」
面を外し、見た目に特異な点はないことを見せる。
「そうなの。ほんとう、見た目は普通だねえ」
「他にもたくさんいるよ。見た目が変わってる人。ダモンの村にも。ヘフテの村にも」
そういって、人間と魔物が対立する前の、大昔の話を聞かせる。
王に裏切られ復讐を誓った人間、フォルファ。
魔物と交わり子孫を残した、フォルファの子。
魔物の血を引いた人間が集まってできた村。
「その血を継いでるんだよ。ジーグも、ダモンも。ジーグの先祖が途中で村を出たんだね。褐色肌も同じだ。ヘフテも同じ血を継いでる。ジーグの周りには褐色肌が多かったんでしょう。先祖返りだと思うよ。それでその目になったんじゃないかな」
「すごい話だねえ。魔物との対立の引き金が人間だったなんて。どうやって調べたの?」
「話を聞きに行ったんだ。ダモンの村に。魔王からも話を聞いた」
「魔王って、魔王?いま戦ってる?危なくなかったの?」
現魔王が話題に上がったことにはさすがに狼狽えた。
「平和的に話ができたよ。魔王と誓いも交わしてるんだ。間違った歴史認識をひっくり返すって。代わりに魔物は人間に攻撃を仕掛けない。だから最近の魔物は人間を襲わないんだ」
「歴史認識を、ひっくり返す…。すごいことをしようとしてるんだねえ」
「うん。孤児を助けたのもそのためだ。もちろん善意もある。純粋に助けたかった気持ちもある。でもそれだけじゃない。打算がある。彼らには世の“普通”は間違いがあると教える。すんなり浸透する下地を作りたいんだ。後々歴史認識が間違ってるって知らせたときにね。ジーグも協力してくれないか?」
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