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恋は迷路の中
セインのローブ
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小屋に戻ったスミルはセインにエザリアの言葉を正確に伝えたのだが、相変わらずセインの腰は重い。
「どうしてそんなにイヤがるんだ?」
「イヤがってはないよ。ただちょっと忙しくて」
視線が彷徨う、それはセインの気持ちの揺れ。
「まあ忙しいのはわかるけど、ブラス様だってエザリア様が会いたがってると言えば、少しくらい納品が遅れても」
「いや、それはダメだよ。仕事の約束は簡単に反故はできないものだ」
「それは勿論わかってるけどな。今回のことでブラス様はエザリア様にまったく頭が上がらなくなったらしいんだ。まあ当然だけどな。だからブラス様との約束よりエザリア様のお願いを優先させても大丈夫」
「いや、ダメだ。とにかくパーティには行くんだから、その時でいい」
穏やかなセインにしては珍しい言動に、スミルはそれ以上勧めることができなくなった。
(なんだよ、やっぱり猫はいいけどエザリア様はイヤってことじゃないのか?)
どうせならエザリアの希望を叶えてやりたいが、いつになく頑ななセインにスミルは戸惑っていた。
ひとり、ベッドに腰掛けたセイン。
いつもエザリアが寝ていたクッションを撫でている。
「もう白猫ちゃんはいないんだな、本当に・・・」
初めて抱きしめたときの、あのあたたかなふわふわ。
とり肉をあげると、喋るとも鳴くとも言えないうみゃいうみゃいという声。
文字盤で楽しんだ拙い会話。
丸い前足でポスポスと音を立てて文字盤を叩く姿も可愛かった。
眠くなると僅かに口を開いたまま、腹を出して寝てしまう無防備な姿も。
セインにとって恋しいエザリアは、愛らしい白猫だった。
その面影を自分の記憶から失いたくなくて。
「はぁ」
知らず知らずため息が漏れた。
「そうか!来てくれるか」
サリバー商会にセインが作った魔法薬を運んできたスミルが、ブラスに報告中だ。
「すごくイヤイヤな感じでしたけど」
「うむ。なんでだろうなあ」
普通はサリバー商会や男爵と近づけると聞けば目の色を変えるものだ。
「欲がないのか」
欲がないのは間違いないが、白猫が恋しすぎてのことだとは誰も気づかなかった。
「まあ、それも悪くないがな。スミル、魔法医薬師の新しいローブをセイン殿に贈りたい。それを着てパーティに来てくれと伝えてくれ」
そう言って、薬の代金とともに白い大きな封筒を手渡す。
「この中にローブの引換券が入れてあるからセイン殿に渡してくれ。いつ見ても同じマントで着たきり雀のようだからな」
「ああ!確かに」
魔導師と魔法医薬師は、仕事や公式な場に出るときは常にローブを羽織っている。
資格を国に認められた時に、その名が魔法で刺繍され、他の者は身につけることができない特殊なローブが一枚支給されるのだ。
セインも店に出て接客するときや、仕事で外出するときには必ず羽織っている。
予備が欲しくとも結構な値段で売られているので、たいていの者は破けたりよほどくたびれて来ない限り買い替えたりできない物だ。
だからセインも初めに支給されたローブを大切に大切に使い続けていた。
そのボロさを見かねたブラスは城に出向き、魔法医薬師の管理をしている窓口を訪ねた。セイン・デールに新しいローブを贈りたいと相談したのだ。
すると係の者は手慣れた様子で、黒ローブ大金貨一枚の他、追加で金貨一枚払えば、襟や袖口に美しく刺繍したものを用意できると言う。
実は魔法医薬師のパトロンが新しいローブをプレゼントすることはよくあることらしく、但し受け取りは魔法医薬師本人でなければならないと決まっているので、引換券がブラスの手にあるというわけだ。
「必ずピカピカのローブで来てくれとな」
森の小屋に戻って来たスミルに、引換券を渡されたセインは驚きのあまり顎を外しそうになった。
「う、嘘だろう?ローブって大金貨一枚だよ・・・」
「大丈夫だよ、ブラス様にとっちゃこのくらいの礼は痛くも痒くもない」
「そういう話じゃないよ」
「ブラス様にとってはそういう話だよ。それにそのローブでパーティに行くわけにもいかないだろ?」
「うっ・・・う」
口籠るセイン。
パーティなど出たことがないが、ローブを洗って着れば何とかなると、軽く考えていたのだ。
「貰えるものはなんでも貰っておけよ。いろんな感謝が詰まってるんだからさ」
そうスミルはくり返しくり返し、セインの心に蔓延る抵抗感を取り除いていった。
翌日、店をスミルに頼み、セインは城に向かった。
王城と一口に言っても、国王一家の住まいだけではない。
非常に広大な敷地の奥まったところに本城と離宮や庭園があり、入口近くは様々な役所や騎士団と魔導師団の本部が設えられている。
セインはその中の『魔導師・魔法医薬師管理係』を目指していた。
「すみません」
城の中にいると思うだけで何故か緊張するセインが小さな声で受付を呼ぶと、高齢の男性が返事をする。
「はい、なんです?」
「これをお願いします」
「ああ!今着てるローブの名前を見せてくれるか」
セインはローブの胸元を開け、内ポケットに縫い付けられた名前を見せた。
「セイン・デール?」
封筒から引き出した引換券の名前と照合し、奥に引っ込んだ。
と思うと、大きな箱を手に戻って来る。
「名前を確認して」
「はい」
スミルから聞いたときは、そんな高いものを貰うなんて、ないないと思っていたが。
手にしてしまうと中が見たくて仕方ない。
美しくラッピングされているリボンを解き、包装紙を丁寧に外して蓋を開けると、薄紙に包まれたローブが見えた。
どきどきしながらローブを引っ張り出すと、ツヤツヤと美しい生地の手触りに、乗り気でなかったセインもうっとりする。
「今着てるやつをこの中に入れて、新しいのを着て行くといい」
勧められるままにブラスからの贈り物を肩にかけ、鏡にそれを映して見た。
新しいローブは、セインをいつもより立派に見せている。
「似合うよ、大切に着てやってくれ」
まるで自分が縫ったかのように、そう言った男は手を振ると、「次の人どうぞ」とセインを押し出した。
魔導師・魔法医薬師管理係から出たセインは、来た時とは違い、真新しいローブに高揚して胸を張っている。
ガラスに映った姿を見たセインは、現金な自分に苦笑するのだった。
「どうしてそんなにイヤがるんだ?」
「イヤがってはないよ。ただちょっと忙しくて」
視線が彷徨う、それはセインの気持ちの揺れ。
「まあ忙しいのはわかるけど、ブラス様だってエザリア様が会いたがってると言えば、少しくらい納品が遅れても」
「いや、それはダメだよ。仕事の約束は簡単に反故はできないものだ」
「それは勿論わかってるけどな。今回のことでブラス様はエザリア様にまったく頭が上がらなくなったらしいんだ。まあ当然だけどな。だからブラス様との約束よりエザリア様のお願いを優先させても大丈夫」
「いや、ダメだ。とにかくパーティには行くんだから、その時でいい」
穏やかなセインにしては珍しい言動に、スミルはそれ以上勧めることができなくなった。
(なんだよ、やっぱり猫はいいけどエザリア様はイヤってことじゃないのか?)
どうせならエザリアの希望を叶えてやりたいが、いつになく頑ななセインにスミルは戸惑っていた。
ひとり、ベッドに腰掛けたセイン。
いつもエザリアが寝ていたクッションを撫でている。
「もう白猫ちゃんはいないんだな、本当に・・・」
初めて抱きしめたときの、あのあたたかなふわふわ。
とり肉をあげると、喋るとも鳴くとも言えないうみゃいうみゃいという声。
文字盤で楽しんだ拙い会話。
丸い前足でポスポスと音を立てて文字盤を叩く姿も可愛かった。
眠くなると僅かに口を開いたまま、腹を出して寝てしまう無防備な姿も。
セインにとって恋しいエザリアは、愛らしい白猫だった。
その面影を自分の記憶から失いたくなくて。
「はぁ」
知らず知らずため息が漏れた。
「そうか!来てくれるか」
サリバー商会にセインが作った魔法薬を運んできたスミルが、ブラスに報告中だ。
「すごくイヤイヤな感じでしたけど」
「うむ。なんでだろうなあ」
普通はサリバー商会や男爵と近づけると聞けば目の色を変えるものだ。
「欲がないのか」
欲がないのは間違いないが、白猫が恋しすぎてのことだとは誰も気づかなかった。
「まあ、それも悪くないがな。スミル、魔法医薬師の新しいローブをセイン殿に贈りたい。それを着てパーティに来てくれと伝えてくれ」
そう言って、薬の代金とともに白い大きな封筒を手渡す。
「この中にローブの引換券が入れてあるからセイン殿に渡してくれ。いつ見ても同じマントで着たきり雀のようだからな」
「ああ!確かに」
魔導師と魔法医薬師は、仕事や公式な場に出るときは常にローブを羽織っている。
資格を国に認められた時に、その名が魔法で刺繍され、他の者は身につけることができない特殊なローブが一枚支給されるのだ。
セインも店に出て接客するときや、仕事で外出するときには必ず羽織っている。
予備が欲しくとも結構な値段で売られているので、たいていの者は破けたりよほどくたびれて来ない限り買い替えたりできない物だ。
だからセインも初めに支給されたローブを大切に大切に使い続けていた。
そのボロさを見かねたブラスは城に出向き、魔法医薬師の管理をしている窓口を訪ねた。セイン・デールに新しいローブを贈りたいと相談したのだ。
すると係の者は手慣れた様子で、黒ローブ大金貨一枚の他、追加で金貨一枚払えば、襟や袖口に美しく刺繍したものを用意できると言う。
実は魔法医薬師のパトロンが新しいローブをプレゼントすることはよくあることらしく、但し受け取りは魔法医薬師本人でなければならないと決まっているので、引換券がブラスの手にあるというわけだ。
「必ずピカピカのローブで来てくれとな」
森の小屋に戻って来たスミルに、引換券を渡されたセインは驚きのあまり顎を外しそうになった。
「う、嘘だろう?ローブって大金貨一枚だよ・・・」
「大丈夫だよ、ブラス様にとっちゃこのくらいの礼は痛くも痒くもない」
「そういう話じゃないよ」
「ブラス様にとってはそういう話だよ。それにそのローブでパーティに行くわけにもいかないだろ?」
「うっ・・・う」
口籠るセイン。
パーティなど出たことがないが、ローブを洗って着れば何とかなると、軽く考えていたのだ。
「貰えるものはなんでも貰っておけよ。いろんな感謝が詰まってるんだからさ」
そうスミルはくり返しくり返し、セインの心に蔓延る抵抗感を取り除いていった。
翌日、店をスミルに頼み、セインは城に向かった。
王城と一口に言っても、国王一家の住まいだけではない。
非常に広大な敷地の奥まったところに本城と離宮や庭園があり、入口近くは様々な役所や騎士団と魔導師団の本部が設えられている。
セインはその中の『魔導師・魔法医薬師管理係』を目指していた。
「すみません」
城の中にいると思うだけで何故か緊張するセインが小さな声で受付を呼ぶと、高齢の男性が返事をする。
「はい、なんです?」
「これをお願いします」
「ああ!今着てるローブの名前を見せてくれるか」
セインはローブの胸元を開け、内ポケットに縫い付けられた名前を見せた。
「セイン・デール?」
封筒から引き出した引換券の名前と照合し、奥に引っ込んだ。
と思うと、大きな箱を手に戻って来る。
「名前を確認して」
「はい」
スミルから聞いたときは、そんな高いものを貰うなんて、ないないと思っていたが。
手にしてしまうと中が見たくて仕方ない。
美しくラッピングされているリボンを解き、包装紙を丁寧に外して蓋を開けると、薄紙に包まれたローブが見えた。
どきどきしながらローブを引っ張り出すと、ツヤツヤと美しい生地の手触りに、乗り気でなかったセインもうっとりする。
「今着てるやつをこの中に入れて、新しいのを着て行くといい」
勧められるままにブラスからの贈り物を肩にかけ、鏡にそれを映して見た。
新しいローブは、セインをいつもより立派に見せている。
「似合うよ、大切に着てやってくれ」
まるで自分が縫ったかのように、そう言った男は手を振ると、「次の人どうぞ」とセインを押し出した。
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