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バイバイ(龍士)
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斗亜に抱きしめられた俺は、ただされるがままに斗亜を受けいれた。
分からないながらに何か感じてるのか、執拗に俺を求めてくる斗亜を置いていくのは本当に苦しいし寂しい。
けど絶対に巻き込みたくはないんだ。
俺に関わるとろくな事は無い...
そんなの俺が一番分かってる。
今までだってそうだったから―――
ごめんな、斗亜…
まだ一緒にいたかったし、守ってやりたかった…
そして、好きだったよ…
迷っていた両手で斗亜を抱きしめると、更にしがみついてくる斗亜に、これ以上決意が揺らがないようにとそっと体を離した。
「そろそろ寝るか?」
「ううん…まだ…」
「斗亜…これ以上続けると俺、お前の事襲っちゃうかもよ?」
「…龍士ならいいよ」
「…っ、や、お前…っ」
濁りのない純粋な瞳が、余計に真剣さを助長させて俺を煽る。
めちゃくちゃ冷静さを装って我慢してるのに、そんな俺の気持ちも知らずにどんどん積極的になる斗亜に動揺が隠せない。
「俺、嫌だった…本条と龍士がって思ったら…」
「何言ってんだよ、急に…それにお前、聞いたんだろ…?俺のやった事…」
「だから、龍士は悪くないって言ってんじゃん!」
「でも…っ、それでも俺はこの手で…っ」
「龍士、可哀想だよ…だから俺が守ってあげる…っ」
「斗亜…っ」
優しく暖かい斗亜の体温に包まれて想いが募る。
どんどんどんどん溢れて来て止まらなくなって、多分このままじゃ俺は斗亜を―――
でもっ、でも絶対ダメだ!
斗亜をこっち側に引き込むことなんてできない!
なのにっ…
「龍士ぃ…キス…してよ…」
「な…っ、何、言って…」
「俺の事…嫌いなの…?」
「んなわけねぇだろ…」
「じゃあしてよ…っ」
その潤んだお前の綺麗な瞳に俺は今どう映ってるの…?
斗亜が求めてくれるなら、許させるのなら、今だけ…少しだけ…
その綺麗な肌に触れても良いですか?
俺はそっと斗亜の頬を撫でて唇を重ねた…
一旦離しては重ね、また離しては重ね、俺たちは互いを求め合うように舌を絡めた。
「んふ…っ、ん…っ、龍士…」
「…っ、斗亜…っ」
夢中になりすぎた俺は、斗亜をソファーに押し倒し再び唇を重ねる。
真っ赤に頬を染めて甘い息を漏らし、蕩けた表情で見つめられてしまえばひとたまりもない。
これ以上はダメだ…これ以上は…っ
そう思って邪念を振り払い離れようとする俺に、まだ欲しいと言わんばかりに俺の首に手を回し舌を絡ませ追いかけてくる斗亜。
「んぅ…っ、はぁっ、龍士ぃ…」
「も、もうダメ…っ、仕事…行かなきゃ…っ」
「…行くのかよ」
「うん…仕事だからな…」
「俺が…行かないでって言っても…?」
そんな寂しそうな目で見つめんなよ…
離れるのが辛くなるだろ?
でももう行かなきゃ…
「あぁ、また帰ってきたらな」
「帰ってくるよね…?」
「おぅ」
「約束して…」
「約束する。だからもうベットで寝な?斗亜も明日学校だろ?」
「うん」
「おいで…」
斗亜を抱きしめ部屋に連れて行くと、そっとベットに寝かせた。
しがみついたまま離れない斗亜を宥めおやすみのキスをすると、名残惜しそうに伸ばした手をぎゅっと掴み最後のお別れをした。
「おやすみ…斗亜」
「行ってらっしゃい…龍士」
そして俺は店に顔を出した後、一人隣町へと足を踏み入れた。
もう、あの家には戻らないし神原組にも戻らない。
俺は今度こそ最後まで大好きな人を守るんだ。
もう二度と会えなくてもいい、生きていてくれさえすれば…
斗亜はきっと幸せになれる。
だから俺の事なんか忘れて、沢山幸せになってくれよな。
愛してるよ、斗亜―――
分からないながらに何か感じてるのか、執拗に俺を求めてくる斗亜を置いていくのは本当に苦しいし寂しい。
けど絶対に巻き込みたくはないんだ。
俺に関わるとろくな事は無い...
そんなの俺が一番分かってる。
今までだってそうだったから―――
ごめんな、斗亜…
まだ一緒にいたかったし、守ってやりたかった…
そして、好きだったよ…
迷っていた両手で斗亜を抱きしめると、更にしがみついてくる斗亜に、これ以上決意が揺らがないようにとそっと体を離した。
「そろそろ寝るか?」
「ううん…まだ…」
「斗亜…これ以上続けると俺、お前の事襲っちゃうかもよ?」
「…龍士ならいいよ」
「…っ、や、お前…っ」
濁りのない純粋な瞳が、余計に真剣さを助長させて俺を煽る。
めちゃくちゃ冷静さを装って我慢してるのに、そんな俺の気持ちも知らずにどんどん積極的になる斗亜に動揺が隠せない。
「俺、嫌だった…本条と龍士がって思ったら…」
「何言ってんだよ、急に…それにお前、聞いたんだろ…?俺のやった事…」
「だから、龍士は悪くないって言ってんじゃん!」
「でも…っ、それでも俺はこの手で…っ」
「龍士、可哀想だよ…だから俺が守ってあげる…っ」
「斗亜…っ」
優しく暖かい斗亜の体温に包まれて想いが募る。
どんどんどんどん溢れて来て止まらなくなって、多分このままじゃ俺は斗亜を―――
でもっ、でも絶対ダメだ!
斗亜をこっち側に引き込むことなんてできない!
なのにっ…
「龍士ぃ…キス…してよ…」
「な…っ、何、言って…」
「俺の事…嫌いなの…?」
「んなわけねぇだろ…」
「じゃあしてよ…っ」
その潤んだお前の綺麗な瞳に俺は今どう映ってるの…?
斗亜が求めてくれるなら、許させるのなら、今だけ…少しだけ…
その綺麗な肌に触れても良いですか?
俺はそっと斗亜の頬を撫でて唇を重ねた…
一旦離しては重ね、また離しては重ね、俺たちは互いを求め合うように舌を絡めた。
「んふ…っ、ん…っ、龍士…」
「…っ、斗亜…っ」
夢中になりすぎた俺は、斗亜をソファーに押し倒し再び唇を重ねる。
真っ赤に頬を染めて甘い息を漏らし、蕩けた表情で見つめられてしまえばひとたまりもない。
これ以上はダメだ…これ以上は…っ
そう思って邪念を振り払い離れようとする俺に、まだ欲しいと言わんばかりに俺の首に手を回し舌を絡ませ追いかけてくる斗亜。
「んぅ…っ、はぁっ、龍士ぃ…」
「も、もうダメ…っ、仕事…行かなきゃ…っ」
「…行くのかよ」
「うん…仕事だからな…」
「俺が…行かないでって言っても…?」
そんな寂しそうな目で見つめんなよ…
離れるのが辛くなるだろ?
でももう行かなきゃ…
「あぁ、また帰ってきたらな」
「帰ってくるよね…?」
「おぅ」
「約束して…」
「約束する。だからもうベットで寝な?斗亜も明日学校だろ?」
「うん」
「おいで…」
斗亜を抱きしめ部屋に連れて行くと、そっとベットに寝かせた。
しがみついたまま離れない斗亜を宥めおやすみのキスをすると、名残惜しそうに伸ばした手をぎゅっと掴み最後のお別れをした。
「おやすみ…斗亜」
「行ってらっしゃい…龍士」
そして俺は店に顔を出した後、一人隣町へと足を踏み入れた。
もう、あの家には戻らないし神原組にも戻らない。
俺は今度こそ最後まで大好きな人を守るんだ。
もう二度と会えなくてもいい、生きていてくれさえすれば…
斗亜はきっと幸せになれる。
だから俺の事なんか忘れて、沢山幸せになってくれよな。
愛してるよ、斗亜―――
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