十六夜の月

むらさきおいも

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監禁

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痛みと共に目を覚ませばそこは真っ暗闇で、窓から一筋灯りが差し込んでいる程度。

ここは…あのビルじゃなさそうか…と、さっきの場所から移動しているであろう事を瞬時に悟る。

しっかりベットに寝かされてるし、傷口はかなり痛むが適当に処理が施されていて、とりあえず死なずに済んだのか、などと考えながらポケットの中の携帯を確認すれば、いくつかのメッセージの中に充彦みつひこからの連絡があった。


斗亜とあは無事、連れて帰ったから安心しろ。龍士りゅうじは平気?戻る気があるなら早く帰ってこい。助けが必要なら連絡しろ。必ず行くから)


はぁ、良かった。
一先ず斗亜の無事が確認できてホッとした。

にしてもあいつ…まじで許せねぇ…
これじゃ俺がこっちに着く意味ないし、近くにいて守ってやった方が良かったんじゃねぇのか?

最初から斗亜が狙いで、俺が邪魔だったって事か…!?
一般の子供を拉致ろうだなんて、マジで頭おかしいじゃん。

いや、斗亜を使って俺を貶めるのが目的か…

まぁ、どっちみちこの傷じゃ逃げ出す事も出来ないし、これからどうするか考えをめぐらせていると、静かな部屋に扉が開く音が響いた。


「あは、お目覚めですかぁ?」

「てめぇ…ふざけっ…くっ…」

「あ~あ。せっかく手当してもらったのに、無理しちゃダメだよ?」

「お前っ…マジで殺す…」


あぁ痛てぇ…マジで痛てぇ…

これじゃ逃げるどころかはったりさえかませないし、起き上がることもままならない。

痛みに悶えながら抵抗すらできない俺の上に跨り、ニヤニヤ薄ら笑みを浮かべながら挑発してくるこいつの胸ぐらを掴んで睨みをきかせたって、案の定何も効きやしなくて無抵抗な俺の上でほくそ笑むだけ。


「どけよ…っ」

「どかないよ?せっかく戻ってきてくれたのにさ…」

「お前のために戻ったんじゃねぇよっ…」

「わかってるよ。でも、全部お前が悪いんだよ?お前が俺の物取って、使えなくしたんだから責任取ってもらわないと…」


こいつ言ってる事、めちゃくちゃだ…
逆恨みもいいところだ。


「ねぇ三上みかみ…俺と遊ぼ?」

「うっ…あ゙...っ」


ニヤついた顔で傷口をグッと押されると苦しくて息ができなくて、押し返そうとしても力が入らなくて無理やり唇を奪われれば、いよいよ耐えられず冷や汗が出てきて意識が飛びそうになる。


「ん"っ…ぐ、ふっ…」

「ふふっ…苦しい?俺も苦しかったよ…ずっと…アイツは特別だったのに…全然わかってくれないんだもん」

「…っ、はぁ…っ、はぁ…っ」

「もうこの際お前でいいよ。これ飲んだらきっと楽になれるよ?ほら…」

「んぅ…っ、ん…はぁっ…」


全く抵抗できずにされるがまま何かを飲まされると、奴はどこかに行ってしまった。

そして暫く痛みと苦しさに耐えてると頭がぼぉっとしてきて、じわりじわりと体が熱を帯び息が荒くなってくる…

もう…ダメかもしれない――――

そのうちに身体中が敏感に反応してムズムズと身体がうねって、纏ってる布すら擦れて感じてしまう…

アイツ…盛りやがった…

そしてやつが戻ってくると、再び俺に跨り体のあちこちを触り始め、俺はいよいよ正気ではいられなくなってきた。


「はぁ…っ、あっ…ん…あぁ…っ、やめっ…」

「もう痛くないでしょ?気持ちいい?」

「あっ…ぅ…っ、あぁ…」


上手く言葉にも出来ず、やつの顔さえハッキリと分からない。
ただ口を開け天井を仰ぎ、感じるままに声を発するだけ。

このままここにいたら、こいつのおもちゃにされる…


「ねぇ、ビンビンだよ?ここ…ふふっ…気持ちいいねぇ…」

「っ…さわ…んな…っ!」

「トロトロだよ…たまんないね」


ぺろぺろと先を舐められ耐えられずに欲を吐き出せば、満足気に喉を鳴らし更に迫ってくる。

余計に敏感になり痙攣が止まらなくなった俺の体は、もうコントロールも効かずだらだらと欲を吐き出しながら奴のを中に受け入れる…


「うあ"っ…あ"っ…」

「あっ…きもちぃ…っ?なぁっ、きもちぃよなっ…?」


グリグリと中をまさぐられ気持ちいいのか苦しいのか、もう訳が分からない…

こんなの早く終わって欲しいと頭では思うのに、体はもっと欲しいと願う…

あぁ…俺はコレに堕ちてくしかないのか。
こんなんじゃ生きて帰れたとしても、もう二度と…

斗亜に会えない―――
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