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「勝手な事ばっか言うなよ…っ!!」
寝てるとばかり思ってた斗亜が突然声を上げベットから起き上がり、目にいっぱい涙を浮かべながら龍士を睨みつけた。
「俺を守る?だったら何で離れて行ったりしたんだよっ!帰ってくるって約束したじゃん…っ、約束したのに…っ」
「ごめんな…巻き込んじまって。俺といるとさ、何故かみんな不幸になんの。それに俺、人殺してんじゃん?」
えっ!?龍士が人殺し…!?
そんな話聞いた事ない…っ。
斗亜はそれも知ってたって言うの!?
「まだ言うの!?龍士が何者だろうが巻き込まれようが関係ない…っ、俺はそ傍いたいって言ってんの!一緒にいたいんだよ…っ。それとも…っ、俺がアイツにあんな事させられたから…俺の事…嫌いになった…?」
「違うっ!そんなんじゃっ!」
「だったら一緒にいてよぉ…っ、俺を…置いてかないで…っ」
「斗亜っ!?」
斗亜の身体がグラりと揺れ、バランスを失って倒れ込んだ所を間一髪、抱え込んだ。
身体から力が抜けて、俺の腕の中に収まる斗亜に声をかけながら心配そうに見つめる龍士。
そんなに心配なら、離れる事なんて出来るわけないじゃない。
「斗亜っ、斗亜…っ」
「んぅ…」
「多分貧血だね…急に起き上がるから。で、龍士…そんなんで置いて行けるの?斗亜の事…」
「…っ、でも…っ」
「斗亜、あの日からずっと塞ぎ込んで…寝言で龍士の事ずっと呼んでたんだよ?俺はもう斗亜の泣き顔なんて見たくないんだけどな…」
斗亜の頬に流れた涙を指で拭い再びベットに寝かせると、龍士は傷口を庇いながらベットから降りてきて斗亜の手をぎゅっと握った。
「斗亜…ごめんな…っ」
「龍士が…勝手にいなくなるからじゃん…っ」
「ごめん…」
話の流れでとんでもないことを聞いてしまった…
でも俺は、敢えて聞かなかった振りをした。
聞かれたくないこともある、それは俺も…同じだから。
「さ、あとは二人でちゃんと話してね!あ、そういえば充彦はどこいったんだろ?ちょっと探してくるね!」
俺は適当に理由をつけて一先ず部屋を出た。
けどまさか、龍士が人殺しだなんて…
敦史も知ってたのかな?…もしかして充彦も!?
ただ、斗亜のあの反応を見る限り、きっと余程何か深い理由あったんだろう。
まぁ、だからと言って犯してしまった罪は許される訳でもない。
俺らはその許される事の無い罪を、一生背負ってかなきゃならないんだ。
斗亜とは一緒にいれない…そんな龍士の気持ち…
分からなくはないんだ、俺だって。
どんなに良い事したって、どんなに体裁を繕ったって、好きな人から好きって言われたって、結局…過去の自分は変えられないから。
誰もそんな事知らなかったとしても、俺自身が覚えてる限り俺の中の悪は消えやしない。
自分は貴方には相応しくない…そう思ってしまうんだ。
「充彦…?」
「ん…真壁さん…っ」
「大丈夫…?」
「うん、平気…」
「龍士、目覚めたから。もう大丈夫だよ」
「ほんと!?はぁ…。良かったぁ…っ」
心底安心したのか、充彦はその場にしゃがみこんで声を漏らしながら泣いた。
龍士はみんなに愛されてる。
どんなに辛い過去があっても、きっと…大丈夫だ。
「今、斗亜と話してるから。もう少ししたら行ってあげて?」
「あ、敦史さんはっ!?」
「うん、大丈夫。みんな無事だよ」
「…っ、良かったぁ…ありがとう…ありがとう真壁さんっ!」
「うぁ…っ」
立ち上がった充彦に思いっ切り抱きしめられ、息が苦しいっ!
だけど、こんなにも感謝されるなんてどれくらいぶりだろう…
長い間、荒んでた心が徐々に満たされていくような気がしたんだ。
「…っ、充彦っ!…苦しい…っ///」
「…っ、ごめん…あ、じゃあ俺、先に敦史さんの様子見に行く」
「うん、そしたら俺も一緒に戻ろうかな?」
斗亜と龍士は大丈夫かな?
元の生活に戻ることができるんだろうか…
奏の事も心配だけど、でもきっと大丈夫。
みんながいれば…きっと―――
寝てるとばかり思ってた斗亜が突然声を上げベットから起き上がり、目にいっぱい涙を浮かべながら龍士を睨みつけた。
「俺を守る?だったら何で離れて行ったりしたんだよっ!帰ってくるって約束したじゃん…っ、約束したのに…っ」
「ごめんな…巻き込んじまって。俺といるとさ、何故かみんな不幸になんの。それに俺、人殺してんじゃん?」
えっ!?龍士が人殺し…!?
そんな話聞いた事ない…っ。
斗亜はそれも知ってたって言うの!?
「まだ言うの!?龍士が何者だろうが巻き込まれようが関係ない…っ、俺はそ傍いたいって言ってんの!一緒にいたいんだよ…っ。それとも…っ、俺がアイツにあんな事させられたから…俺の事…嫌いになった…?」
「違うっ!そんなんじゃっ!」
「だったら一緒にいてよぉ…っ、俺を…置いてかないで…っ」
「斗亜っ!?」
斗亜の身体がグラりと揺れ、バランスを失って倒れ込んだ所を間一髪、抱え込んだ。
身体から力が抜けて、俺の腕の中に収まる斗亜に声をかけながら心配そうに見つめる龍士。
そんなに心配なら、離れる事なんて出来るわけないじゃない。
「斗亜っ、斗亜…っ」
「んぅ…」
「多分貧血だね…急に起き上がるから。で、龍士…そんなんで置いて行けるの?斗亜の事…」
「…っ、でも…っ」
「斗亜、あの日からずっと塞ぎ込んで…寝言で龍士の事ずっと呼んでたんだよ?俺はもう斗亜の泣き顔なんて見たくないんだけどな…」
斗亜の頬に流れた涙を指で拭い再びベットに寝かせると、龍士は傷口を庇いながらベットから降りてきて斗亜の手をぎゅっと握った。
「斗亜…ごめんな…っ」
「龍士が…勝手にいなくなるからじゃん…っ」
「ごめん…」
話の流れでとんでもないことを聞いてしまった…
でも俺は、敢えて聞かなかった振りをした。
聞かれたくないこともある、それは俺も…同じだから。
「さ、あとは二人でちゃんと話してね!あ、そういえば充彦はどこいったんだろ?ちょっと探してくるね!」
俺は適当に理由をつけて一先ず部屋を出た。
けどまさか、龍士が人殺しだなんて…
敦史も知ってたのかな?…もしかして充彦も!?
ただ、斗亜のあの反応を見る限り、きっと余程何か深い理由あったんだろう。
まぁ、だからと言って犯してしまった罪は許される訳でもない。
俺らはその許される事の無い罪を、一生背負ってかなきゃならないんだ。
斗亜とは一緒にいれない…そんな龍士の気持ち…
分からなくはないんだ、俺だって。
どんなに良い事したって、どんなに体裁を繕ったって、好きな人から好きって言われたって、結局…過去の自分は変えられないから。
誰もそんな事知らなかったとしても、俺自身が覚えてる限り俺の中の悪は消えやしない。
自分は貴方には相応しくない…そう思ってしまうんだ。
「充彦…?」
「ん…真壁さん…っ」
「大丈夫…?」
「うん、平気…」
「龍士、目覚めたから。もう大丈夫だよ」
「ほんと!?はぁ…。良かったぁ…っ」
心底安心したのか、充彦はその場にしゃがみこんで声を漏らしながら泣いた。
龍士はみんなに愛されてる。
どんなに辛い過去があっても、きっと…大丈夫だ。
「今、斗亜と話してるから。もう少ししたら行ってあげて?」
「あ、敦史さんはっ!?」
「うん、大丈夫。みんな無事だよ」
「…っ、良かったぁ…ありがとう…ありがとう真壁さんっ!」
「うぁ…っ」
立ち上がった充彦に思いっ切り抱きしめられ、息が苦しいっ!
だけど、こんなにも感謝されるなんてどれくらいぶりだろう…
長い間、荒んでた心が徐々に満たされていくような気がしたんだ。
「…っ、充彦っ!…苦しい…っ///」
「…っ、ごめん…あ、じゃあ俺、先に敦史さんの様子見に行く」
「うん、そしたら俺も一緒に戻ろうかな?」
斗亜と龍士は大丈夫かな?
元の生活に戻ることができるんだろうか…
奏の事も心配だけど、でもきっと大丈夫。
みんながいれば…きっと―――
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