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八つ当たり
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《拓三side》
じっとりと汗ばむ体で今だなお、俺は人を殴り続けていた。
俺、月神拓三は月神組の組長。
黒髪に誰もがゾッとするほど整った顔、180センチという高身長。
まあ、一般人の思うような白馬に乗った王子様ではないけど。
今、俺がいるこの部屋は一筋の光も届かない、暗闇。
俺がこいつらを殴っている理由は簡単、ただの八つ当たりだ。
高宮美音・・・・俺の幼馴染みで、俺が唯一心動かされる存在。
ピンクベージュのサラサラの長髪、人形みたいに整った顔、小柄で少し痩せぎみの体。
美音が会社の出張とかで、ここ1週間会っていないのだ。
あーーー、マジで限界・・・・。
美音が足りない・・・満たされない・・・・・。
早く、早く・・・美音。
「組長!!」
ガン!と荒々しくドアが開け放たれた。
ドアを開けて入ってきたのは、俺の側近の速川 夏弥(はやかわ なつや)。
サラサラの緑髪、整った顔、スラッと伸びた長い足。
アイドル顔負けの夏弥。
「なんだ?」
「美音さんが今、自宅に戻られました!恐らく、あと五、六分ほどでこちらに来るかと」
美音に・・・・会える?
体に電気が走ったような感覚に陥る。
俺は急いで表門に。
美音、美音、美音・・・・。
表門に駆け付けると、もう美音がいた。
「あ・・・拓くん・・・・」
愛しい美音の可愛らしい唇から、紡がれる言葉、一つ一つが嬉しくてついつい口元が緩んでしまう。
「美音・・・・!」
「わわっ!」
俺は我慢できずに美音を抱き締める。
これ・・・これだよ!
美音の匂い、体温、抱き心地。
「おかえり、美音・・・・」
ちゅ、と美音の頬にキスを落とした。
「ただいま・・・・拓くん」
ほっぺを赤く染める美音にまた胸が高鳴った。
《拓三side end》
じっとりと汗ばむ体で今だなお、俺は人を殴り続けていた。
俺、月神拓三は月神組の組長。
黒髪に誰もがゾッとするほど整った顔、180センチという高身長。
まあ、一般人の思うような白馬に乗った王子様ではないけど。
今、俺がいるこの部屋は一筋の光も届かない、暗闇。
俺がこいつらを殴っている理由は簡単、ただの八つ当たりだ。
高宮美音・・・・俺の幼馴染みで、俺が唯一心動かされる存在。
ピンクベージュのサラサラの長髪、人形みたいに整った顔、小柄で少し痩せぎみの体。
美音が会社の出張とかで、ここ1週間会っていないのだ。
あーーー、マジで限界・・・・。
美音が足りない・・・満たされない・・・・・。
早く、早く・・・美音。
「組長!!」
ガン!と荒々しくドアが開け放たれた。
ドアを開けて入ってきたのは、俺の側近の速川 夏弥(はやかわ なつや)。
サラサラの緑髪、整った顔、スラッと伸びた長い足。
アイドル顔負けの夏弥。
「なんだ?」
「美音さんが今、自宅に戻られました!恐らく、あと五、六分ほどでこちらに来るかと」
美音に・・・・会える?
体に電気が走ったような感覚に陥る。
俺は急いで表門に。
美音、美音、美音・・・・。
表門に駆け付けると、もう美音がいた。
「あ・・・拓くん・・・・」
愛しい美音の可愛らしい唇から、紡がれる言葉、一つ一つが嬉しくてついつい口元が緩んでしまう。
「美音・・・・!」
「わわっ!」
俺は我慢できずに美音を抱き締める。
これ・・・これだよ!
美音の匂い、体温、抱き心地。
「おかえり、美音・・・・」
ちゅ、と美音の頬にキスを落とした。
「ただいま・・・・拓くん」
ほっぺを赤く染める美音にまた胸が高鳴った。
《拓三side end》
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