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第一章 尼僧は、男の子が好きだから、頑張る。
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昨日の昼頃。ジュンは割のいい仕事を求めて街を歩いていた。
割のいい仕事というのは、まず例外なく危険な仕事だ。だがジュンは若さに似合わず場数を踏んでおり、自分の力量には自信がある。相手が何だろうと軽くブッ飛ばせばいい、それで大金になるなら危険な仕事ほど大歓迎、と気楽に考えていたのだ。この時は。
そんなジュンが、冒険者たちの集う宿屋兼酒場兼食堂、【いろいろ亭五号店】にやってきた時のこと。店の中は剣や斧や槍で武装した、物騒な連中で溢れ返らんばかり。いつもの見慣れた光景……と思いきや、ジュンは滅多にお目にかかれないほどの美女を見つけた。
星一つ見えない闇夜のように黒く長い髪、同じく黒く聖職者然とした質素な衣。小さな顔と細い首筋は、冬の夜空の月のように白い。体に密着するようなものではない、むしろゆったりとした服装なのに、それでもわかるプロポーションの良さ。華奢さと豊満さを見事に両立させ、それでいて過剰な色気だと感じさせないのは、いかにも生真面目そうな、凛々しい美貌のおかげだろうか。
そんな美女が、カウンター越しにマスターと話している。何かを問いかけている様子だ。
ジュンが駆け寄って耳を傾けてみると、どうやらこの美女は仕事の請け負い先を探しているらしい。だが今はまだその前段階、依頼する相手を探す場所はここでいいのだろうか、などとマスターに確認している。
ここに限らず、こういう酒場には常連の、あるいは行きずりの冒険者たちが常にたむろしているものである。今見渡してみてもその通りの状況だ。そして店のマスターは、様々な仕事を彼らに仲介して、その斡旋料を得る。この図式は、どんな大きな街でも小さな村でもほぼ変わらないといっていいだろう。
その、いわば冒険者業界の常識とも言えることについて、彼女は疎いようだ。出で立ちから察するに彼女は遠い異国の聖職者(何かの本の挿絵で見たことがある、確か東方の島国)だから、こういう場所に慣れていないのだろう。
ジュンとは違って、危険な仕事――言い換えればカタギではない裏社会――に疎い、穢れなき聖職者。清楚可憐にして大人っぽい色気もある、美しき尼僧。
『ひゅう♪ こりゃもう金額や仕事の内容に関わらず、充分に割のいい仕事だな。決定っ』
仕事でいいところを見せて、あわよくば報酬として金銭以外のものも、なんて思いを胸に、ジュンはわざとらしく咳払いをした。
尼僧と話していたマスターがジュンに気付く。
「おおジュン。この尼さん、近くにある山賊団のアジトへ行きたいんだそうだ。場所は旅人から聞いて、大体判っているらしい。で、同行してくれる強い男を捜してるんだと」
山賊団。そんなものが出没し、だが騎士団は人手不足で対応しきれていないという噂はジュンも聞いていた。が、あくまでただの山賊団である。凄腕の魔術師が率いているとか、巨大な魔獣を使役しているとか、そういうことはない。
すなわち、凄腕魔術師や巨大魔獣がいたとしても勝てる自信のあるジュンにとっては、間違いなく容易い仕事だ。アジトにはそれなりにお宝があるだろうし、ならばこの尼僧からの金銭的報酬など、ゼロでも構わない。
「よーし引き受けた! 美しいお姉さん、俺はフィルドライ=ジュン。よろしく」
ジュンは芝居がかった仕草で尼僧の手を取り、恭しく名乗った。尼僧は少し戸惑って、
「あ、ああ。私はエイユン。しかし、私はまだ仕事の詳しい内容も、報酬の額も説明していないのに」
「ふっ。貴女のような女性が困っているのを見過ごすなど、俺にはできない。それだけのことさ。まして、相手は世を騒がす山賊団。ならば報酬など無用、世の為人の為だ」
ジュンのその言葉に、エイユンはほっとした表情を浮かべた。
「それはありがたい。なにしろ私はこの通り、尼僧の身。持ち合わせは僅かしかないし、山賊どもが人々から奪った金品を、自分の懐に入れるというわけにもいかない。もしここで高額を要求されたら、と危惧していたところなんだ」
「ほう。近頃は僧侶とは名ばかりの強欲な輩も多い中、立派なことを」
と言いつつジュンは、心の中で舌打ちしていた。「自分の懐に入れるわけには……」なんて言われてしまっては、山賊たちの蓄財を掠め取ることができない。依頼人であるエイユンからの報酬も不要と言ってしまった手前、これでもうタダ働き決定だ。
仕方ない。こうなったらもう一方の、「いいところを見せて金銭以外の」を狙って頑張ろう。と決意する。
「ところでエイユンさん」
「エイユン、で結構」
「なら、俺のこともジュンと呼んでくれ。で、出発はいつにしようかエイユン?」
「そちらの都合さえ良ければ、今すぐにでも」
「わかった。だったらすぐ行こう。なに、このジュン様にかかれば山賊団の一つや二つ、軽いもんだ。ぱぱっと片付けてご覧にいれるぜ!」
胸を張るジュンだったが、エイユンは首を振って言った。
「いやいや、無償で山賊退治まで助力願うというのは流石に気が引ける。気持ちだけ受け取っておこう。山賊との戦闘は私が責任を持つから、君は何もしなくていい」
「え?」
「私がマスターにお願いしていたのは強い男性、男手が欲しいということ。つまり……」
エイユンが探していたのは、山賊退治後の荷物運び人だったのである。
実際、山賊たちとの戦闘はジュンがぽかぁんと口を開けて見ている間に、エイユン一人の大暴れで簡単に終わってしまった。むしろその後の、山賊たちの溜め込んでいたお宝を荷造りする方が、よっぽど時間がかかったぐらいである。
それを二人で担ぎ上げ、えっちらおっちらと街に帰還したのが先ほどのこと。
そして戻ってきた【いろいろ亭五号店】。
エイユンとジュンの担いでいたお宝の山は騎士団に預けてきた。すぐに被害届と照合され、持ち主に返されるとのことだ。
騎士団から報奨金を貰った二人は今、テーブルに向かい合って昼食をとっている。
「だから、いいってば。アンタからの報酬は受け取らないって契約だったろ?」
骨付き肉に齧り付きながら、ジュンはエイユンの報奨金山分け提案を辞退した。なお、もうジュンはエイユンに対して「美しいお姉さん」呼ばわりは捨てている。
エイユンの豪快な暴れっぷりを見せつけられたから、というのが理由の一つ。もう一つは、ついさっきまで風呂敷包みを食い込ませていた肩がズキズキ痛むからだ。首と、背中全体にも疲労感と鈍い痛みがズッシリ来ている。それを悟られないように平気な演技をするのがなかなか辛くて、余計な気は遣っていられないのである。
同程度の荷を担いでいたエイユンが涼しい顔をしているし、これ以上の弱みを見せるのはジュンのプライドが許さない。なのでジュンは、根性でクールな表情を作り上げて喋る。
「契約外の金を依頼人から受け取ったなんて話が広がったら、信用に傷がつくからな」
「そういうものなのか。ならばせめて、ここは奢らせてくれないか」
「ああ。そうしてくれ」
「良かった。では存分に飲み食いしてほしい。君にはよく働いて貰ったからな」
エイユンは、騎士団で貰った現金引き換え券の束(両替所で換金できる)を懐に入れた。
「実を言うと、あれほどの荷を担がせたら途中で力尽きて潰れるのでは、と思っていたんだ。だが君は見事に運び通してくれた。感謝しているぞ」
エイユンの話を聞きながら、ジュンは黙々と食べ続けた。疲労困憊だし空腹絶頂だしで、今はとにかく栄養補給だ。体力、そして体そのものの回復が第一だ。
そんなジュンを、エイユンは何やら嬉しそうに見ている。
「うむ、いい食べっぷりだ。力もあるし、金銭にも執着しないし、加えて容姿もいいし」
「何だよ。じろじろ見て」
「君はまるで、どこかの英雄伝説の主人公みたいだなと思って」
ぶっ! と食べていたものを吹き出しかけたジュンは、慌てて両手で口を押さえた。
口の中に残っている食べ物を飲み下して、呼吸を整えて、
「な、何を突然そんな、単刀直入というか何というか」
「なぜそんなに驚く。英雄伝説の主人公は嫌いか? 憧れて目指したりしてないのか?」
「そりゃ、まあ、憧れはするけど」
「うん。良いことだ。そうでなくてはな」
エイユンは、コップの熱い茶を一啜り。
「悪を倒し人々を救う正義の味方。そういうものに憧れるのが、健全な男の子というもの」
「は、はあ」
ほりほりと頭を掻いて、ジュンは何となく相槌を打った。
割のいい仕事というのは、まず例外なく危険な仕事だ。だがジュンは若さに似合わず場数を踏んでおり、自分の力量には自信がある。相手が何だろうと軽くブッ飛ばせばいい、それで大金になるなら危険な仕事ほど大歓迎、と気楽に考えていたのだ。この時は。
そんなジュンが、冒険者たちの集う宿屋兼酒場兼食堂、【いろいろ亭五号店】にやってきた時のこと。店の中は剣や斧や槍で武装した、物騒な連中で溢れ返らんばかり。いつもの見慣れた光景……と思いきや、ジュンは滅多にお目にかかれないほどの美女を見つけた。
星一つ見えない闇夜のように黒く長い髪、同じく黒く聖職者然とした質素な衣。小さな顔と細い首筋は、冬の夜空の月のように白い。体に密着するようなものではない、むしろゆったりとした服装なのに、それでもわかるプロポーションの良さ。華奢さと豊満さを見事に両立させ、それでいて過剰な色気だと感じさせないのは、いかにも生真面目そうな、凛々しい美貌のおかげだろうか。
そんな美女が、カウンター越しにマスターと話している。何かを問いかけている様子だ。
ジュンが駆け寄って耳を傾けてみると、どうやらこの美女は仕事の請け負い先を探しているらしい。だが今はまだその前段階、依頼する相手を探す場所はここでいいのだろうか、などとマスターに確認している。
ここに限らず、こういう酒場には常連の、あるいは行きずりの冒険者たちが常にたむろしているものである。今見渡してみてもその通りの状況だ。そして店のマスターは、様々な仕事を彼らに仲介して、その斡旋料を得る。この図式は、どんな大きな街でも小さな村でもほぼ変わらないといっていいだろう。
その、いわば冒険者業界の常識とも言えることについて、彼女は疎いようだ。出で立ちから察するに彼女は遠い異国の聖職者(何かの本の挿絵で見たことがある、確か東方の島国)だから、こういう場所に慣れていないのだろう。
ジュンとは違って、危険な仕事――言い換えればカタギではない裏社会――に疎い、穢れなき聖職者。清楚可憐にして大人っぽい色気もある、美しき尼僧。
『ひゅう♪ こりゃもう金額や仕事の内容に関わらず、充分に割のいい仕事だな。決定っ』
仕事でいいところを見せて、あわよくば報酬として金銭以外のものも、なんて思いを胸に、ジュンはわざとらしく咳払いをした。
尼僧と話していたマスターがジュンに気付く。
「おおジュン。この尼さん、近くにある山賊団のアジトへ行きたいんだそうだ。場所は旅人から聞いて、大体判っているらしい。で、同行してくれる強い男を捜してるんだと」
山賊団。そんなものが出没し、だが騎士団は人手不足で対応しきれていないという噂はジュンも聞いていた。が、あくまでただの山賊団である。凄腕の魔術師が率いているとか、巨大な魔獣を使役しているとか、そういうことはない。
すなわち、凄腕魔術師や巨大魔獣がいたとしても勝てる自信のあるジュンにとっては、間違いなく容易い仕事だ。アジトにはそれなりにお宝があるだろうし、ならばこの尼僧からの金銭的報酬など、ゼロでも構わない。
「よーし引き受けた! 美しいお姉さん、俺はフィルドライ=ジュン。よろしく」
ジュンは芝居がかった仕草で尼僧の手を取り、恭しく名乗った。尼僧は少し戸惑って、
「あ、ああ。私はエイユン。しかし、私はまだ仕事の詳しい内容も、報酬の額も説明していないのに」
「ふっ。貴女のような女性が困っているのを見過ごすなど、俺にはできない。それだけのことさ。まして、相手は世を騒がす山賊団。ならば報酬など無用、世の為人の為だ」
ジュンのその言葉に、エイユンはほっとした表情を浮かべた。
「それはありがたい。なにしろ私はこの通り、尼僧の身。持ち合わせは僅かしかないし、山賊どもが人々から奪った金品を、自分の懐に入れるというわけにもいかない。もしここで高額を要求されたら、と危惧していたところなんだ」
「ほう。近頃は僧侶とは名ばかりの強欲な輩も多い中、立派なことを」
と言いつつジュンは、心の中で舌打ちしていた。「自分の懐に入れるわけには……」なんて言われてしまっては、山賊たちの蓄財を掠め取ることができない。依頼人であるエイユンからの報酬も不要と言ってしまった手前、これでもうタダ働き決定だ。
仕方ない。こうなったらもう一方の、「いいところを見せて金銭以外の」を狙って頑張ろう。と決意する。
「ところでエイユンさん」
「エイユン、で結構」
「なら、俺のこともジュンと呼んでくれ。で、出発はいつにしようかエイユン?」
「そちらの都合さえ良ければ、今すぐにでも」
「わかった。だったらすぐ行こう。なに、このジュン様にかかれば山賊団の一つや二つ、軽いもんだ。ぱぱっと片付けてご覧にいれるぜ!」
胸を張るジュンだったが、エイユンは首を振って言った。
「いやいや、無償で山賊退治まで助力願うというのは流石に気が引ける。気持ちだけ受け取っておこう。山賊との戦闘は私が責任を持つから、君は何もしなくていい」
「え?」
「私がマスターにお願いしていたのは強い男性、男手が欲しいということ。つまり……」
エイユンが探していたのは、山賊退治後の荷物運び人だったのである。
実際、山賊たちとの戦闘はジュンがぽかぁんと口を開けて見ている間に、エイユン一人の大暴れで簡単に終わってしまった。むしろその後の、山賊たちの溜め込んでいたお宝を荷造りする方が、よっぽど時間がかかったぐらいである。
それを二人で担ぎ上げ、えっちらおっちらと街に帰還したのが先ほどのこと。
そして戻ってきた【いろいろ亭五号店】。
エイユンとジュンの担いでいたお宝の山は騎士団に預けてきた。すぐに被害届と照合され、持ち主に返されるとのことだ。
騎士団から報奨金を貰った二人は今、テーブルに向かい合って昼食をとっている。
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骨付き肉に齧り付きながら、ジュンはエイユンの報奨金山分け提案を辞退した。なお、もうジュンはエイユンに対して「美しいお姉さん」呼ばわりは捨てている。
エイユンの豪快な暴れっぷりを見せつけられたから、というのが理由の一つ。もう一つは、ついさっきまで風呂敷包みを食い込ませていた肩がズキズキ痛むからだ。首と、背中全体にも疲労感と鈍い痛みがズッシリ来ている。それを悟られないように平気な演技をするのがなかなか辛くて、余計な気は遣っていられないのである。
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「ああ。そうしてくれ」
「良かった。では存分に飲み食いしてほしい。君にはよく働いて貰ったからな」
エイユンは、騎士団で貰った現金引き換え券の束(両替所で換金できる)を懐に入れた。
「実を言うと、あれほどの荷を担がせたら途中で力尽きて潰れるのでは、と思っていたんだ。だが君は見事に運び通してくれた。感謝しているぞ」
エイユンの話を聞きながら、ジュンは黙々と食べ続けた。疲労困憊だし空腹絶頂だしで、今はとにかく栄養補給だ。体力、そして体そのものの回復が第一だ。
そんなジュンを、エイユンは何やら嬉しそうに見ている。
「うむ、いい食べっぷりだ。力もあるし、金銭にも執着しないし、加えて容姿もいいし」
「何だよ。じろじろ見て」
「君はまるで、どこかの英雄伝説の主人公みたいだなと思って」
ぶっ! と食べていたものを吹き出しかけたジュンは、慌てて両手で口を押さえた。
口の中に残っている食べ物を飲み下して、呼吸を整えて、
「な、何を突然そんな、単刀直入というか何というか」
「なぜそんなに驚く。英雄伝説の主人公は嫌いか? 憧れて目指したりしてないのか?」
「そりゃ、まあ、憧れはするけど」
「うん。良いことだ。そうでなくてはな」
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