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第三章:蒸奇の国・ガンク・ダンプ
第50話
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クロエとヒフミの会食の日から時は過ぎ一週間後。クロエたちの姿は戦技大会会場のコロッセオにあった。そのそばにはミーズ工房の三兄弟の姿もある。
今日は国でも有数のイベントと言うこともあり、この会場付近は多くの人であふれかえっていた。その多くはこの蒸奇装甲の戦技大会の観戦者であろう。その表情は皆一様にどこか興奮がうかがえるものであった。
「さて……いよいよこの日がやってきましたね。」
クロエが隠し切れない緊張をにじませる声で呟いた。額から汗を垂らしそのガチガチに固くなった表情はみていてどこか滑稽にすら感じてしまう。
するとその緊張を感じ取ったのか、隣に立つサラがクロエの手を取って元気づけるように笑いながら言った。
「心配ありませんわ。これまでの練習もばっちりですし、なによりこれまでの予選も問題なく通過してきたじゃありませんの。クロエさんに敵なしですわ。」
「そ、そんなことないですよ……」
サラの言葉に謙遜をするクロエ。だが、ミーズ工房の三兄弟長男、ゲンノウがその言葉を否定する。
「何言ってるんだ、嬢ちゃん! 嬢ちゃんの操縦っぷりは、それはもう凄いもんだったぜ! まるで儂らの作った蒸奇装甲は元々嬢ちゃん用にできているかのように錯覚しちまったほどだ!」
「おうよ、兄貴の言うとおりだ! 嬢ちゃんの操作能力もそうだが、戦闘能力もすげえぜ! 儂らの作った蒸奇装甲(スチームアーマー)の性能を十二分に発揮しとるわ!」
ゲンノウの言葉に次男のカケヤが言葉を重ねる。三男のサシガネも心配ないとばかりに笑っていた。三人は性能テストも含めこれまでの予選のクロエの動きを見て、その操縦に全幅の信頼を置いていた。
それぞれから心配ないと声をかけられてクロエの心にもようやく安心が満ちる。緊張がすこしほぐれたその時、近くの拡声器から選手団体の入場を促すアナウンスが流れた。
「さぁ、皆さま。選手控えスペースに向かいましょう。このままでは不戦敗となってしまいますよ。」
ミーナの促しによってクロエたちは思い出したかのように歩みを再開させた。試合開始の時は近い。
『さぁ~、今年もやってまいりました! ガンク・ダンプでも有数のお祭り騒ぎ! 第二百八十三回戦技大会です! 会場にお越しの皆さま、盛り上がってますか~!?』
拡声器から流れる呼びかけに、コロッセオに集まったガンク・ダンプの民衆は歓喜の声を上げた。膨大な人数を収容できるはずのコロッセオの観客席は超満員の様相を呈しており、その人数は席では足りず立ち見も発生し、終いには会場外に特設の観覧席すら設けられる事態にまで発生した。場外特設観覧会場には射影器の原理を応用した日本で言うところの巨大モニターが設置され、観客は直接ではないにしろその様子を見ることができる。
観客らの溢れんばかりの歓声を受け、先ほど呼びかけをかけた年若い人類種であろう女性が満足げに頷いて話し出した。
『う~ん、素晴らしいですね! 今年も満員御礼、ありがとうございます! 皆様のあついご支援のおかげで、今年もこの戦技大会を開催することができました! 今年の司会進行は私、ガンク・ダンプ国営放送局所属のアリシアが務めさせていただきます! そして、解説としてこちら! 蒸奇装甲の専門家であるガイゼル博士にお越しいただきました! 博士、よろしくお願いします!』
『よろしくお願いします。今年も例年に劣らない、いや、例年を凌ぐであろう猛者が集まりました。これからその戦いを見れるかと思うと、とてもうれしいです。』
『ありがとうございました! えー、では博士。まだまだ試合開始まで時間もありますので、もはや説明はいらないかと思いますけど蒸奇装甲に関しての説明をいただけますか?』
『分かりました。では、会場の皆さまはモニターをご覧ください。会場外の皆さまはそのまま画面をご覧ください。』
解説のガイゼル博士がそう言うと、コロッセオに設置された巨大モニターに映像が映った。会場の皆の視線がそこに集中する。
『えー、まず蒸奇装甲の起源ですが、その理論自体は数百年前から唱えられていました。それは我々がその恩恵をうける技術、蒸奇と同時とも言われています。力の弱い人類種の女性であったり、体格の小さな亜人種のハンデを克服する。もしくは元々強大な力を持つ種のその優位性を伸長するであろうこの技術は、ガンク・ダンプにおいて長年その開発を進められてきたものだったのです。』
「へぇ……そうなんですのね。」
解説の説明にそう声を漏らすものがいた。会場の最前列、関係者専用に設けられた特別席に座る金髪のエルフ、サラである。その隣にはミーナが、逆の隣にはガンク・ダンプギルドマスターのオトミが座っていた。
「なんだい、アイツらから説明を受けなかったのかい?」
サラのこぼした声にオトミが反応した。サラはオトミの反応に言葉を返す。
「え、ええ。蒸奇装甲がどのような物かは聞きましたけど、その歴史などは聞く機会がなくて……」
「まぁ、仕方ないかね。さっき解説の博士が言った通り、蒸奇装甲のその理論自体はかなり昔から唱えられてきたんさ。それが実現すれば国民の生活と言った点ではもとより、なにより軍事的な面での活躍は想像に難くない。国が先導して積極的に開発を進めた蒸奇装甲は、それ自体はすぐに完成した。だけど、それは一般的に広まらず、かつ成功とは言い難いものだった。何故だかわかるかい?」
「え? そ、それは……」
突然の質問にサラが戸惑ったように考え込む。蒸奇装甲自体は完成したのにそれが広まらず成功とされなかった理由。国外出身のサラには思いもよらないものだった。
だが、そのサラの隣。オトミとは逆隣りから正解が告げられた。
「利便性、もしくは携帯性の問題ですね?」
「すごいじゃないか! その通りさね。」
「え? り、利便性……ですの?」
ミーナの正解にサラが再び疑問を上げる。その様子にミーナが解説を入れた。
「お嬢様、このガンク・ダンプは横に広く走った谷の中に存在する国です。いくら広大な谷とは言え、その敷地面積は限られています。お嬢様もご覧になったでしょう? この国は縦に大きい建築物が多かったはずです。」
「あ……確かにそうでしたわ。」
入国の際、この国へ降りるときに見た光景を思い出すサラ。この国は建物が密集し、その行き場を求めるかのように上へ上へと建物が伸びていた。
「建築物が密集し道も広くないこの国において、携帯性や利便性は最重要課題なのでしょう。いくら蒸奇装甲が重たい荷物を持ち上げることができても、その荷物のある場所までたどり着けなければ無駄ですから。」
「その通り。軍関係の話でだって、いくら蒸奇装甲が良い兵器だとしても、それを国の外に出せないんじゃあ、無用の長物さ。そう言った難点もあって蒸奇装甲開発は一時凍結されていたのさ。その技術は義手などの方面に転用されて、この国の発展に寄与したがね。だが、とある転機が訪れた。つい数百年前、とある技術が開発された。それこそ、蒸奇装甲の異空間収納技術さ。」
「な、なんですの、それは?」
オトミの言葉にサラが疑問の声を上げる。
「言葉通りさね。蒸奇装甲を普段は異空間に収納し、必要な時にだけ取り出し展開する技術の事さ。数百年前に発見されたと言われるこの技術は今までの蒸奇装甲の問題点を根本から解決するものだった。それからの発展はあっという間だったさね。すぐに蒸奇装甲はこの国でも一般的なものとなり、国民の生活や軍事面でも外すことのできないものとなった。噂では、とある旅人がこの技術の原理を教えたとも言われているが……真偽のほどは闇さね。」
オトミがちらっとミーナを見てそう言った。オトミの言葉を受けたサラはその視線に気が付かないものの、とある考えを巡らせる。
(蒸奇装甲の収納技術……どこかで似たようなものを見たことがある気がしますわ。本当にそう、私の身近で……)
「……お嬢様、日差しが強くなってきました。どうぞこちらを。」
「へ? あぁ、申し訳ないですわ、ミーナ。」
ミーナがそう言って日傘をサラに手渡した。その日傘はさっきまでどこにもなかったものであるが、サラはそれに一切の疑問を覚えない。ミーナの収納魔法【パンドラ】によって亜空間から取り出されたものだと知っているからだ。
(分かりませんわ……一体どこで……?)
サラの煩悶を知ってか知らずか、オトミがやれやれと言った様子で首を振って会場に視線を戻した。丁度会場の方でも蒸奇装甲の説明が終わったのか、解説と司会の二人が会話をしている。
『なーるほど、よくわかりました! こうして改めて聞いてみると意外と知らないことも多いのですね……おっと! さてさて皆さま! そうこうしている内に戦技大会開幕の時間になってしまいました! では、改めまして。第二百八十三回戦技大会を開催します!!』
司会の言葉に、会場内は再び歓声を上げた。そのボルテージは止まるところを知らない。
今、ガンク・ダンプ史上一番長い日が始まる。
―続く―
今日は国でも有数のイベントと言うこともあり、この会場付近は多くの人であふれかえっていた。その多くはこの蒸奇装甲の戦技大会の観戦者であろう。その表情は皆一様にどこか興奮がうかがえるものであった。
「さて……いよいよこの日がやってきましたね。」
クロエが隠し切れない緊張をにじませる声で呟いた。額から汗を垂らしそのガチガチに固くなった表情はみていてどこか滑稽にすら感じてしまう。
するとその緊張を感じ取ったのか、隣に立つサラがクロエの手を取って元気づけるように笑いながら言った。
「心配ありませんわ。これまでの練習もばっちりですし、なによりこれまでの予選も問題なく通過してきたじゃありませんの。クロエさんに敵なしですわ。」
「そ、そんなことないですよ……」
サラの言葉に謙遜をするクロエ。だが、ミーズ工房の三兄弟長男、ゲンノウがその言葉を否定する。
「何言ってるんだ、嬢ちゃん! 嬢ちゃんの操縦っぷりは、それはもう凄いもんだったぜ! まるで儂らの作った蒸奇装甲は元々嬢ちゃん用にできているかのように錯覚しちまったほどだ!」
「おうよ、兄貴の言うとおりだ! 嬢ちゃんの操作能力もそうだが、戦闘能力もすげえぜ! 儂らの作った蒸奇装甲(スチームアーマー)の性能を十二分に発揮しとるわ!」
ゲンノウの言葉に次男のカケヤが言葉を重ねる。三男のサシガネも心配ないとばかりに笑っていた。三人は性能テストも含めこれまでの予選のクロエの動きを見て、その操縦に全幅の信頼を置いていた。
それぞれから心配ないと声をかけられてクロエの心にもようやく安心が満ちる。緊張がすこしほぐれたその時、近くの拡声器から選手団体の入場を促すアナウンスが流れた。
「さぁ、皆さま。選手控えスペースに向かいましょう。このままでは不戦敗となってしまいますよ。」
ミーナの促しによってクロエたちは思い出したかのように歩みを再開させた。試合開始の時は近い。
『さぁ~、今年もやってまいりました! ガンク・ダンプでも有数のお祭り騒ぎ! 第二百八十三回戦技大会です! 会場にお越しの皆さま、盛り上がってますか~!?』
拡声器から流れる呼びかけに、コロッセオに集まったガンク・ダンプの民衆は歓喜の声を上げた。膨大な人数を収容できるはずのコロッセオの観客席は超満員の様相を呈しており、その人数は席では足りず立ち見も発生し、終いには会場外に特設の観覧席すら設けられる事態にまで発生した。場外特設観覧会場には射影器の原理を応用した日本で言うところの巨大モニターが設置され、観客は直接ではないにしろその様子を見ることができる。
観客らの溢れんばかりの歓声を受け、先ほど呼びかけをかけた年若い人類種であろう女性が満足げに頷いて話し出した。
『う~ん、素晴らしいですね! 今年も満員御礼、ありがとうございます! 皆様のあついご支援のおかげで、今年もこの戦技大会を開催することができました! 今年の司会進行は私、ガンク・ダンプ国営放送局所属のアリシアが務めさせていただきます! そして、解説としてこちら! 蒸奇装甲の専門家であるガイゼル博士にお越しいただきました! 博士、よろしくお願いします!』
『よろしくお願いします。今年も例年に劣らない、いや、例年を凌ぐであろう猛者が集まりました。これからその戦いを見れるかと思うと、とてもうれしいです。』
『ありがとうございました! えー、では博士。まだまだ試合開始まで時間もありますので、もはや説明はいらないかと思いますけど蒸奇装甲に関しての説明をいただけますか?』
『分かりました。では、会場の皆さまはモニターをご覧ください。会場外の皆さまはそのまま画面をご覧ください。』
解説のガイゼル博士がそう言うと、コロッセオに設置された巨大モニターに映像が映った。会場の皆の視線がそこに集中する。
『えー、まず蒸奇装甲の起源ですが、その理論自体は数百年前から唱えられていました。それは我々がその恩恵をうける技術、蒸奇と同時とも言われています。力の弱い人類種の女性であったり、体格の小さな亜人種のハンデを克服する。もしくは元々強大な力を持つ種のその優位性を伸長するであろうこの技術は、ガンク・ダンプにおいて長年その開発を進められてきたものだったのです。』
「へぇ……そうなんですのね。」
解説の説明にそう声を漏らすものがいた。会場の最前列、関係者専用に設けられた特別席に座る金髪のエルフ、サラである。その隣にはミーナが、逆の隣にはガンク・ダンプギルドマスターのオトミが座っていた。
「なんだい、アイツらから説明を受けなかったのかい?」
サラのこぼした声にオトミが反応した。サラはオトミの反応に言葉を返す。
「え、ええ。蒸奇装甲がどのような物かは聞きましたけど、その歴史などは聞く機会がなくて……」
「まぁ、仕方ないかね。さっき解説の博士が言った通り、蒸奇装甲のその理論自体はかなり昔から唱えられてきたんさ。それが実現すれば国民の生活と言った点ではもとより、なにより軍事的な面での活躍は想像に難くない。国が先導して積極的に開発を進めた蒸奇装甲は、それ自体はすぐに完成した。だけど、それは一般的に広まらず、かつ成功とは言い難いものだった。何故だかわかるかい?」
「え? そ、それは……」
突然の質問にサラが戸惑ったように考え込む。蒸奇装甲自体は完成したのにそれが広まらず成功とされなかった理由。国外出身のサラには思いもよらないものだった。
だが、そのサラの隣。オトミとは逆隣りから正解が告げられた。
「利便性、もしくは携帯性の問題ですね?」
「すごいじゃないか! その通りさね。」
「え? り、利便性……ですの?」
ミーナの正解にサラが再び疑問を上げる。その様子にミーナが解説を入れた。
「お嬢様、このガンク・ダンプは横に広く走った谷の中に存在する国です。いくら広大な谷とは言え、その敷地面積は限られています。お嬢様もご覧になったでしょう? この国は縦に大きい建築物が多かったはずです。」
「あ……確かにそうでしたわ。」
入国の際、この国へ降りるときに見た光景を思い出すサラ。この国は建物が密集し、その行き場を求めるかのように上へ上へと建物が伸びていた。
「建築物が密集し道も広くないこの国において、携帯性や利便性は最重要課題なのでしょう。いくら蒸奇装甲が重たい荷物を持ち上げることができても、その荷物のある場所までたどり着けなければ無駄ですから。」
「その通り。軍関係の話でだって、いくら蒸奇装甲が良い兵器だとしても、それを国の外に出せないんじゃあ、無用の長物さ。そう言った難点もあって蒸奇装甲開発は一時凍結されていたのさ。その技術は義手などの方面に転用されて、この国の発展に寄与したがね。だが、とある転機が訪れた。つい数百年前、とある技術が開発された。それこそ、蒸奇装甲の異空間収納技術さ。」
「な、なんですの、それは?」
オトミの言葉にサラが疑問の声を上げる。
「言葉通りさね。蒸奇装甲を普段は異空間に収納し、必要な時にだけ取り出し展開する技術の事さ。数百年前に発見されたと言われるこの技術は今までの蒸奇装甲の問題点を根本から解決するものだった。それからの発展はあっという間だったさね。すぐに蒸奇装甲はこの国でも一般的なものとなり、国民の生活や軍事面でも外すことのできないものとなった。噂では、とある旅人がこの技術の原理を教えたとも言われているが……真偽のほどは闇さね。」
オトミがちらっとミーナを見てそう言った。オトミの言葉を受けたサラはその視線に気が付かないものの、とある考えを巡らせる。
(蒸奇装甲の収納技術……どこかで似たようなものを見たことがある気がしますわ。本当にそう、私の身近で……)
「……お嬢様、日差しが強くなってきました。どうぞこちらを。」
「へ? あぁ、申し訳ないですわ、ミーナ。」
ミーナがそう言って日傘をサラに手渡した。その日傘はさっきまでどこにもなかったものであるが、サラはそれに一切の疑問を覚えない。ミーナの収納魔法【パンドラ】によって亜空間から取り出されたものだと知っているからだ。
(分かりませんわ……一体どこで……?)
サラの煩悶を知ってか知らずか、オトミがやれやれと言った様子で首を振って会場に視線を戻した。丁度会場の方でも蒸奇装甲の説明が終わったのか、解説と司会の二人が会話をしている。
『なーるほど、よくわかりました! こうして改めて聞いてみると意外と知らないことも多いのですね……おっと! さてさて皆さま! そうこうしている内に戦技大会開幕の時間になってしまいました! では、改めまして。第二百八十三回戦技大会を開催します!!』
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