80 / 110
第四章:犠牲の国・ポルタ
第80話
しおりを挟む
所変わって同時刻の、中央区画外れのカフェである。国の中心に構える王宮が見える、中心部からさほど離れていない閑静なカフェの一階で、サラとミーナは注文した料理を食べ終わり食後のお茶を飲んでいた。飲んでいるのはこの国で栽培されたハーブを使ったハーブティーである。爽やかな風味が鼻孔を抜け、さっぱりとした心地をもたらしてくれる。
「そう言えば、ミーナ。少し聞きたいのですけど……」
「はい、いかがなさいましたか?」
カップを机に置いたサラが、ふと思い出したように声を上げた。尋ねられたミーナもカップを置いて答える。サラが机の上のクッキーを手にしながら言葉を続けた。
「実は先ほど出会ったエリザベート、もといエリーさんとの話の中で『宝珠武器』と言う物を見せてもらいましたの。それについて、何か知っています?」
サクサクとクッキーをかじるサラ。それを見ながらミーナは「おや?」と言うような表情でもってサラを見返した。
「お嬢様、ご存じないのですか?」
「ええ、初めて聞きましたわ。」
「お嬢様の持つ『森林の旋風』は、無響状態とは言え立派な宝珠武器なんですよ?」
「え、そうでしたの?」
「……そう言えば、説明しておりませんでしたね。郷では説明の必要もありませんでしたから。」
そう言うとミーナはカップを手に取り一口、ハーブティーを口に含んだ。そして少し考えた後に口を開く。
「まず、順番に説明いたしましょう。まずは『宝珠』。宝珠とは魔結晶のような物です。しかしその魔力含有量や純度、密度は魔結晶とは比ぶべくもありません。とても稀少で、自然界の中で途方もない時間をかけて生みだされる、まさに宝の珠《たま》であるわけです。」
「へぇ……これがそんな……」
サラが腰のポーチから自身の宝珠を取り出し机の上で眺めた。室内に灯されたランプの光を受けた宝珠、「森林の旋風」は深緑の輝きを二人の瞳へ届ける。
サラにとって見慣れたその宝珠は、あまりに当たり前なものだった。そのせいか少しばかり弄ぶかのように、右手の中でくるくると回している。そんなサラにミーナは驚愕の言葉を投げかけるのだった。
「……因みにですが、もし宝珠をしかるべき場所で売った場合、その売却額は三代に渡って遊んで暮らせるほどだとか。」
「――ッ!!?」
ミーナのその言葉にサラは心の底から驚いたようだ。声にならない声を上げ、思わず宝珠を取り落としてしまう。机に落ちる寸前、サラが恐らくその長い生涯でこれ以上はないだろうと言う速度で宝珠をキャッチした。荒い息に必死の表情である。間一髪キャッチに成功したサラは、そのまま荒い息を収めようと机に突っ伏した。無論その間も宝珠はしっかりと両手で握りしめられている。
「おぉ、お見事。」
「おお……お見事じゃありませんわっ!! そ、そんなに高価なんですの、これ……!?」
サラが顔を上げミーナに向かって声を上げる。そしてその両手に持った宝珠へ信じられないと言った視線を向けた。思わず両手が震えてしまっている。
ミーナはサラのその様子を楽しげに見ていた。表情だけは相変わらずの表情ではあったが。
(わかりますわ……あの顔、あれは私をからかって楽しんでいる顔ですわ……!)
恨めし気な表情でミーナを見つめるサラ。その表情にそろそろ引き際と判断したのか、ミーナはここでサラをからかう事を止める。
「ご安心ください。実際のところ、宝珠はその稀少さ故に買取を行う個人などまずおりません。現存する宝珠はそのほぼすべての所有者が判明しておりますので、盗難・強奪の類で売りに出されればすぐにバレますから。」
「そ、そうなんですの? ではこれも……?」
「ええ、無論です。エルフ族にある二つある宝珠のうちの一つとして広く知られております。一つはお嬢様の『森林の旋風』、もう一つは大長老様のもつ鳴動状態にある『大樹の智慧』ですね。」
ミーナの口からエルフの郷の大長老、サーシャ・エルゼアリスの名前が発せられた。その名前にサラが反応する。
「お母様の持つあの長杖ですわね。確かに先端に宝石が取り付けられていましたけど、まさかあれが宝珠武器だったとは……」
「宝珠や宝珠武器は取り扱うにもそれ相応の実力が伴います。以上の理由から盗難などの不安はまず無いですね。それに宝珠は魔結晶以上の強度を持ちますので、落とした程度では傷一つ付きませんよ。今までも傷がついたことがないのでは?」
「確かに……思い返せばそうですわね。」
サラが初めてこの宝珠を持たされた時の事を思い出す。エルフの郷では生まれて百年以上経つと成人として扱われる。「森林の旋風」はその成人祝いとしてサラが母である大長老のサーシャからもらった物なのだ。
サラが宝珠を手にしてから決して短くない時間が経っているが、その間で思い返しても宝珠に傷がついた覚えはなかった。どうやらサラはようやく安心したようで、「フゥ……」と短く一息ついていた。
「まぁ……納得は出来ませんけど理解はしましたわ。それで、宝珠武器とは何ですの? あと先ほどから流していましたけど、『無響』とか『鳴動』とかも何のことですの?」
「宝珠武器とは、簡単に言えば宝珠を武器の形に収めた物です。お嬢様の持つ宝珠原石のままの状態を『無響』、武器化し宝珠武器として制御されている状態を『鳴動』状態と呼びます。」
「制御、ですの?」
サラが聞きなれない言葉に首を傾げた。そして机の上のクッキーに再び手を伸ばす。それを見たミーナはカフェの店員に声をかけ、新しいハーブティーを注文した。
「その通り、制御です。宝珠はその内蔵される魔力の量故に、無加工では鳴動状態にできません。それを加工して武器の形に収め、私たちでも扱えるように言わば『抑制制御《デチューン》』するのです。」
「そうでしたの。……でも、ならば何故私の『森林の旋風』は、その、無響? 状態のままですの? もっと早く言ってくれればこれまでの国で加工などお願いしましたのに。」
サラが新たな疑問を発した。その疑問は良い得て妙である。彼女たちはこれまでエルフの国を出て、二つの国に立ち寄ってきた。いずれの国も腕利きの鍛冶職人や加工屋が揃っており、世界基準で見ても決して見劣りしないレベルの筈である。
しかしミーナは運ばれてきたハーブティーを受け取り、それをサラのカップへ注ぎながら否定の言葉を発した。
「それは出来ません。」
「何故ですの?」
「いくつか理由は挙げられますが、一番大きな理由は宝珠の加工をできる職人がこれまでの国にいなかったという事です。そもそも、宝珠の加工は専門知識を要し、更には熟練の技術をも必要とするものです。もし加工に失敗したら、その時は宝珠が失われるばかりか宝珠の魔力が暴走、周囲一帯を壊滅させてしまうのです。……過去に一度、知識のないものが加工に挑戦して失敗した例がありましたが、その時は国が丸ごと更地になったとか。」
ミーナの言葉に、サラは思わず絶句してしまった。自身の持つこの手のひら大の球体が、よもや国一つ滅ぼしかねない危険を孕む物だとは。思いもよらぬ事実に、急に少し空恐ろしさを感じてしまう。
「ですので、宝珠の加工が許可されているのは万が一失敗したとしても被害を最小限に抑えられる設備をそろえた大国。そして、かの勇者パーティーの一員であった伝説の錬金術師の弟子と言われる三人の職人のみなのです。」
「つまり、今までの国にはその職人がいなかった訳ですのね? だから加工をしたくとも出来なかった、と。」
「仰る通りです。本来なら私ももう少し黙っておくつもりでしたが、まぁここまで来れば問題ないでしょう。なにせ、次に訪れるはずだったギルド本部のあるセントラルには、宝珠の加工が行える工房があるのですから。」
ミーナが口にしたのは、ガンク・ダンプを出てからの本来の目的地であったギルド本部、それが置かれている世界でも最大クラスの超国家「セントラル」の名前であった。閉鎖的なエルフの郷においても知られるその国は、かつて世界を治めていた七大魔王「大罪《ペッカータ》」の一人が統治する国である。魔王を憎む一部エルフにとってその国は、否が応でも知っている物なのだ。
しかしここにいるミーナとサラはその意識が薄いばかりか殆ど無い二人である。その名前に忌避感はなかった。
「なるほど、ではその国へ到着してから私に宝珠の事実を伝えるつもりだったのですわね。しかし、私が予期せずその事実を知ってしまったと。」
「仰る通りでございます。と言う訳で、たとえこの国の工房であっても加工は出来ませんのでご容赦ください。」
「別に、あなたが謝ることではないですわ。それよりも、クロエさんが帰ってくる前に物資の調達などの用事を済ませましょう? この国ではゆっくりと休んで、次のセントラルへ向かいたいですわ。」
「そうですね。では、向かいましょうか。」
サラとミーナは立ち上がり、サラは出口へ、ミーナはカウンターで清算を行う。そしてカフェを出た二人は、きれいに整備された石畳の道を歩き始めた。目指すはすぐそこの商店街である。
―続く―
「そう言えば、ミーナ。少し聞きたいのですけど……」
「はい、いかがなさいましたか?」
カップを机に置いたサラが、ふと思い出したように声を上げた。尋ねられたミーナもカップを置いて答える。サラが机の上のクッキーを手にしながら言葉を続けた。
「実は先ほど出会ったエリザベート、もといエリーさんとの話の中で『宝珠武器』と言う物を見せてもらいましたの。それについて、何か知っています?」
サクサクとクッキーをかじるサラ。それを見ながらミーナは「おや?」と言うような表情でもってサラを見返した。
「お嬢様、ご存じないのですか?」
「ええ、初めて聞きましたわ。」
「お嬢様の持つ『森林の旋風』は、無響状態とは言え立派な宝珠武器なんですよ?」
「え、そうでしたの?」
「……そう言えば、説明しておりませんでしたね。郷では説明の必要もありませんでしたから。」
そう言うとミーナはカップを手に取り一口、ハーブティーを口に含んだ。そして少し考えた後に口を開く。
「まず、順番に説明いたしましょう。まずは『宝珠』。宝珠とは魔結晶のような物です。しかしその魔力含有量や純度、密度は魔結晶とは比ぶべくもありません。とても稀少で、自然界の中で途方もない時間をかけて生みだされる、まさに宝の珠《たま》であるわけです。」
「へぇ……これがそんな……」
サラが腰のポーチから自身の宝珠を取り出し机の上で眺めた。室内に灯されたランプの光を受けた宝珠、「森林の旋風」は深緑の輝きを二人の瞳へ届ける。
サラにとって見慣れたその宝珠は、あまりに当たり前なものだった。そのせいか少しばかり弄ぶかのように、右手の中でくるくると回している。そんなサラにミーナは驚愕の言葉を投げかけるのだった。
「……因みにですが、もし宝珠をしかるべき場所で売った場合、その売却額は三代に渡って遊んで暮らせるほどだとか。」
「――ッ!!?」
ミーナのその言葉にサラは心の底から驚いたようだ。声にならない声を上げ、思わず宝珠を取り落としてしまう。机に落ちる寸前、サラが恐らくその長い生涯でこれ以上はないだろうと言う速度で宝珠をキャッチした。荒い息に必死の表情である。間一髪キャッチに成功したサラは、そのまま荒い息を収めようと机に突っ伏した。無論その間も宝珠はしっかりと両手で握りしめられている。
「おぉ、お見事。」
「おお……お見事じゃありませんわっ!! そ、そんなに高価なんですの、これ……!?」
サラが顔を上げミーナに向かって声を上げる。そしてその両手に持った宝珠へ信じられないと言った視線を向けた。思わず両手が震えてしまっている。
ミーナはサラのその様子を楽しげに見ていた。表情だけは相変わらずの表情ではあったが。
(わかりますわ……あの顔、あれは私をからかって楽しんでいる顔ですわ……!)
恨めし気な表情でミーナを見つめるサラ。その表情にそろそろ引き際と判断したのか、ミーナはここでサラをからかう事を止める。
「ご安心ください。実際のところ、宝珠はその稀少さ故に買取を行う個人などまずおりません。現存する宝珠はそのほぼすべての所有者が判明しておりますので、盗難・強奪の類で売りに出されればすぐにバレますから。」
「そ、そうなんですの? ではこれも……?」
「ええ、無論です。エルフ族にある二つある宝珠のうちの一つとして広く知られております。一つはお嬢様の『森林の旋風』、もう一つは大長老様のもつ鳴動状態にある『大樹の智慧』ですね。」
ミーナの口からエルフの郷の大長老、サーシャ・エルゼアリスの名前が発せられた。その名前にサラが反応する。
「お母様の持つあの長杖ですわね。確かに先端に宝石が取り付けられていましたけど、まさかあれが宝珠武器だったとは……」
「宝珠や宝珠武器は取り扱うにもそれ相応の実力が伴います。以上の理由から盗難などの不安はまず無いですね。それに宝珠は魔結晶以上の強度を持ちますので、落とした程度では傷一つ付きませんよ。今までも傷がついたことがないのでは?」
「確かに……思い返せばそうですわね。」
サラが初めてこの宝珠を持たされた時の事を思い出す。エルフの郷では生まれて百年以上経つと成人として扱われる。「森林の旋風」はその成人祝いとしてサラが母である大長老のサーシャからもらった物なのだ。
サラが宝珠を手にしてから決して短くない時間が経っているが、その間で思い返しても宝珠に傷がついた覚えはなかった。どうやらサラはようやく安心したようで、「フゥ……」と短く一息ついていた。
「まぁ……納得は出来ませんけど理解はしましたわ。それで、宝珠武器とは何ですの? あと先ほどから流していましたけど、『無響』とか『鳴動』とかも何のことですの?」
「宝珠武器とは、簡単に言えば宝珠を武器の形に収めた物です。お嬢様の持つ宝珠原石のままの状態を『無響』、武器化し宝珠武器として制御されている状態を『鳴動』状態と呼びます。」
「制御、ですの?」
サラが聞きなれない言葉に首を傾げた。そして机の上のクッキーに再び手を伸ばす。それを見たミーナはカフェの店員に声をかけ、新しいハーブティーを注文した。
「その通り、制御です。宝珠はその内蔵される魔力の量故に、無加工では鳴動状態にできません。それを加工して武器の形に収め、私たちでも扱えるように言わば『抑制制御《デチューン》』するのです。」
「そうでしたの。……でも、ならば何故私の『森林の旋風』は、その、無響? 状態のままですの? もっと早く言ってくれればこれまでの国で加工などお願いしましたのに。」
サラが新たな疑問を発した。その疑問は良い得て妙である。彼女たちはこれまでエルフの国を出て、二つの国に立ち寄ってきた。いずれの国も腕利きの鍛冶職人や加工屋が揃っており、世界基準で見ても決して見劣りしないレベルの筈である。
しかしミーナは運ばれてきたハーブティーを受け取り、それをサラのカップへ注ぎながら否定の言葉を発した。
「それは出来ません。」
「何故ですの?」
「いくつか理由は挙げられますが、一番大きな理由は宝珠の加工をできる職人がこれまでの国にいなかったという事です。そもそも、宝珠の加工は専門知識を要し、更には熟練の技術をも必要とするものです。もし加工に失敗したら、その時は宝珠が失われるばかりか宝珠の魔力が暴走、周囲一帯を壊滅させてしまうのです。……過去に一度、知識のないものが加工に挑戦して失敗した例がありましたが、その時は国が丸ごと更地になったとか。」
ミーナの言葉に、サラは思わず絶句してしまった。自身の持つこの手のひら大の球体が、よもや国一つ滅ぼしかねない危険を孕む物だとは。思いもよらぬ事実に、急に少し空恐ろしさを感じてしまう。
「ですので、宝珠の加工が許可されているのは万が一失敗したとしても被害を最小限に抑えられる設備をそろえた大国。そして、かの勇者パーティーの一員であった伝説の錬金術師の弟子と言われる三人の職人のみなのです。」
「つまり、今までの国にはその職人がいなかった訳ですのね? だから加工をしたくとも出来なかった、と。」
「仰る通りです。本来なら私ももう少し黙っておくつもりでしたが、まぁここまで来れば問題ないでしょう。なにせ、次に訪れるはずだったギルド本部のあるセントラルには、宝珠の加工が行える工房があるのですから。」
ミーナが口にしたのは、ガンク・ダンプを出てからの本来の目的地であったギルド本部、それが置かれている世界でも最大クラスの超国家「セントラル」の名前であった。閉鎖的なエルフの郷においても知られるその国は、かつて世界を治めていた七大魔王「大罪《ペッカータ》」の一人が統治する国である。魔王を憎む一部エルフにとってその国は、否が応でも知っている物なのだ。
しかしここにいるミーナとサラはその意識が薄いばかりか殆ど無い二人である。その名前に忌避感はなかった。
「なるほど、ではその国へ到着してから私に宝珠の事実を伝えるつもりだったのですわね。しかし、私が予期せずその事実を知ってしまったと。」
「仰る通りでございます。と言う訳で、たとえこの国の工房であっても加工は出来ませんのでご容赦ください。」
「別に、あなたが謝ることではないですわ。それよりも、クロエさんが帰ってくる前に物資の調達などの用事を済ませましょう? この国ではゆっくりと休んで、次のセントラルへ向かいたいですわ。」
「そうですね。では、向かいましょうか。」
サラとミーナは立ち上がり、サラは出口へ、ミーナはカウンターで清算を行う。そしてカフェを出た二人は、きれいに整備された石畳の道を歩き始めた。目指すはすぐそこの商店街である。
―続く―
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
無能勇者の黙示録~勝手に召喚されて勝手に追放されたので勝手に旅に出ます~
枯井戸
ファンタジー
力も強くない、足も速くない、魔法も使えないし、頭も大してよくない、どこにでもいるちょっとオタク趣味の主人公・東雲真緒が白雉国に勇者として転生する。
同期の勇者はそれぞれ力が強かったり、魔法が使えたり、回復ができたりと各々の才能を開花させ頭角を現していくのだが、真緒に与えられた才能は異世界転生モノでよく見る〝ステータスオープン〟のみだった。
仲間には使えないと蔑まれ、ギルドには落第勇者の烙印を押され、現地人には殺害されかけ、挙句の果てに大事な人を亡くし、見ず知らずの土地の最底辺で生きていくことになった真緒だったが、彼女はまだ〝ステータスオープン〟の可能性に気づいていないだけだった。
─────────────
※投稿時間は多少前後しますが毎日投稿は続けていくつもりです。
※タイトルは予告なしにガラリと変わる場合があるのでご了承ください。
※表紙は現在の主人公のイメージ図です。もしまた別の国へ行く場合、彼女の装いも変化するかもしれません。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる