83 / 110
第四章:犠牲の国・ポルタ
第83話
しおりを挟む
エリーの突然の言葉にサラとミーナは出鼻をくじかれる思いを得た。まるで前につんのめるかのような錯覚の後、何とか立て直したミーナがエリーにその真意を問う。
「エリー様、私たちはここで待機とは一体……?」
「そのままの意味よ。アンタ達が出向くまでもないわ。アタシ一人でこの国中くらい、探し切ってあげる。」
まるで正気とは思えないその口ぶりだが、何故かエリーは自信満々である。その様子からは出来て当然と言わんばかりに、言外に漂う自信が満ちていた。
「そ、そんな……不可能ですわ! 私たちに気を使っているのでしたら、それは無用です。私たちだってそれなりに動けますのよ?」
「いくら動けたって二人や三人なら限度があるでしょ? でも、アタシなら可能なのよねぇ~。」
自身満々な態度を崩さないエリーは、その得意げな表情のまま部屋に唯一誂えられた窓に近づくと大きく窓を開け放った。開け放たれた窓からは、夜の乾燥した少し冷たい風が入ってくる。丁度夜は雲も晴れ渡り、ぽっかりと穴が開いたような夜空に煌々と光る月が上っていた。
窓を開け放ったエリーはくるりとターン。サラとミーナの方へ振り返ると右手を自身の顔位の高さへ持ち上げ、中指と親指を合わせ大きなパチンと言う音を立てた。
すると、何という事だろう。エリーの身体が一瞬真っ黒になったかと思うと、次の瞬間にはまるで風船が割れるかのように弾けたのだ。弾けたエリーの残骸は散り散りに飛び散り、その一つ一つの小さな欠片がとある形となって意思をもって飛び立った。
それは蝙蝠だった。標準ぐらいの大きさの蝙蝠はその数をおよそ百匹以上にまで増やし、開け放たれた窓から蝙蝠特有の羽音を立てて一斉に飛び去って行った。突然の出来事に呆気にとられるしかなかったサラとミーナは、ポカンと口を開けて目の前のとんでもショーに目を奪われていた。
ふと驚きに満たされていた二人の前に、飛び去った蝙蝠たちよりも一回り程大き目な蝙蝠がバサバサと近寄ってきた。二人が無言で注目する中、その蝙蝠は器用に机の上に着地すると、二人の方向を見上げ話し始めたのである。
『フフン、どうよアタシの変身は!』
「そ、その声……エリーさんですの!?」
サラが大きな声を上げて驚いた。目の前の蝙蝠は不思議なことに言葉を操り、サラとミーナへ話しかけてくる。その声色は、まさに先ほど窓の前に立っていたエリザベートの声だったのだ。
「……確か、聞いたことがあります。吸血族《ヴァンパイア》の方々は自分の身体を蝙蝠や霧に変えることが出来るとか。まさか、本当だったのですね……」
『あら、よく知ってるじゃない。アタシ達吸血族は自分の身体を蝙蝠と霧、二つの形状に変えることが出来るのよ。これのおかげで敵から逃げたり偵察できたりするの。』
ミーナの驚く声に得意げなエリーの声が答えた。エリーは翼を広げバサバサと宙へ舞うと、サラ達の目線の高さへ滞空する。
「アタシがこの姿で国中を見てくるわ。一部は霧になって見てくるから……そうね、十分ほど待ってなさいな。」
「お、お願いしますわ……」
サラがいまだ冷めやらぬ驚きを含んだ声でお願いする。すると蝙蝠エリーはバサバサと窓の方へ飛び去り、月夜の黒に溶け込んでしまった。
「……行ってしまいましたわ。目の前で起こったのに、信じられないですわね。」
「個体数の少なさ故の、認知の低さですかね。調べようにも稀少種族ですので調べられませんし。不老不死と言うデマが流布した時代もあったそうですよ。さて……」
そこまで言ったミーナは立ち上がり、部屋に備え付けられた小さなキッチンへ向かった。そして右手を自身の魔法【パンドラ】で発生させた亜空間に突っ込み、ポットと三杯のカップ、そして茶葉の入った缶を取り出した。
「十分ほどなら、今からお茶を入れたら丁度良いでしょう。せっかく協力していただくのです。お茶ぐらいは入れなくては。」
「そうですわね、頼みますわ。」
サラも立ち上がり、机の上を整理し始めた。机の上は汚れているわけではないが、エリーが独自に調べたであろうこの国に流れている吸血鬼の噂をまとめた資料が散乱していたのだ。サラは内心、少し呆れながらも机の上を片付けていく。
(案外、抜けているのですわね。何か、クロエさんみたいですわ。)
小さく笑みを浮かべながら、二人はエリーの帰りを待つのだった。
*
エリーが出て行ってから十分と少し。椅子に座るサラとミーナの耳に、複数の羽の羽音が聞こえてきた。特徴的な羽ばたき音。二人が窓の方へ目線を向けると、丁度蝙蝠の大群が窓から入ってきた所だった。
窓から入ってきた蝙蝠たちはまるで混ざり合うかのように集まり合い、一つの人型のシルエットを為した。そして一瞬その全体が黒い靄のような物に包まれたかと思うと、次の瞬間、そこにはエリザベートが変わらない姿で立っていたのだった。
「ふぅ、つっかれたぁ……」
「お疲れ様ですわ。本当に十分程度でしたのね……」
「もちろんよ。アタシはこれでも吸血族《ヴァンパイア》なんだから。これくらい訳ないわ。」
そこまで言ったエリーはふと部屋の様子に気が付いた。元々殺風景な部屋ではあったが、その殺風景さとは別の片づけられた印象を感じたのだ。辺りを見回したエリーはとあることに気が付く。
「ちょ、アタシの部屋……!」
「誠に勝手ながら、少し掃除をさせて頂きました。こちらへどうぞ、お茶の用意ができております。」
「あ、ありがと……。何よ、至れり尽くせりじゃない。サラ、だったっけ? アンタいつもこんな生活しているわけ?」
「わ、わたしは自分で自分のことぐらいしますわよ!? 本当ですわ!」
エリーの言葉にサラが軽く動揺する。それだけですべてを察したのか、エリーは軽く笑いながら席に着き、ミーナのいれたお茶を飲んだ。
「あ……すっごい美味しい。下のカウンターで飲んだハーブティーと全然違うわ……」
「恐れ入ります。」
「やっぱりアンタ達、クロエが行っていた通り面白い人たちね。こうして話していても飽きないわ。」
お茶を飲んで一息ついたエリーが微笑みながらそう言った。その言葉にサラとミーナは少し照れ臭いような気持ちを得る。しかしそれは、エリーが居住まいを正し雰囲気を変えたところで一度仕舞われるのだった。
エリーがサラとミーナの方を真剣な表情で見つめる。その様子に二人は、何かただならぬものを感じた。
「……結論から言うわ。クロエの事は見つけられなかった。どの路地にも、どの建物でも、ね。」
「そ、そんな……」
エリーの言葉にサラが落胆の声を抑えきれず声を上げる。しかし、エリーはそんなサラの言葉を遮って言葉を続けるのだった。
「待って、最後まで聞いてちょうだい。探索の途中、凄い現場に遭遇したのよ。」
「凄い現場、ですか?」
「ええ。とびっきりの大スクープ。たぶんあれは、秘密のお使いの帰りだったようね。若い女の人が攫われていたのよ。しかもそれを行っていたのは、大聖堂直轄の聖騎士よ。」
エリーの言葉にサラとミーナの二人の表所が驚きに満たされる。まさか、この国の警察機構ともいえる騎士団が人さらいを行うとは。その事実にミーナが何かを思いついたように声を上げた。
「もしや、吸血鬼の噂は……」
「おそらく、アイツらの誘拐騒ぎの隠れ蓑ね。わざとそんな噂を流したのかどうかは分からないけど……この国で若い女の人を攫った犯人は、少なくとも大聖堂の聖騎士で間違いないわ。」
エリーがニヤリと口の端を歪めてそう言った。そこまで来てサラもとある可能性に気が付く。
「ではもしや、クロエさんは……」
「はい、もしかしたらその聖騎士に攫《さら》われた可能性があります。背後から強襲はさすがに無理でしょうが、正面から堂々と聖騎士だと声をかけて、何らかの手段で意識を奪ったのか……何にせよ、調べてみる価値は大いにあります。」
ミーナの推測はサラの考えとピタリと一致するものだった。いくら経験が浅いクロエとは言えギルドAランクである。背後から何かが襲い掛かってきて無抵抗で連れ去られるとは考えにくいのだ。
(むしろ、正面から堂々と「聖騎士だ」とでも声をかけた方が怪しまれないかもしれませんわね。私たちの名前は入国審査の段階で国に知られていますわ。ならば恐らく大聖堂側にも……。私やミーナの名前を出してクロエさんを誘導すれば、たぶん。……クロエさんはそう言った部分は疑いませんものね。)
「ところでエリー様、その聖騎士の向かった先は分かりますか?」
ミーナがエリーに尋ねた。そしてエリーは、その質問を待ってましたと言わんばかりに笑みの表情で答えた。
「もちろんよ。初めから終わりまでしっかりと見させてもらったわ。アイツらが向かった先は、一つしかないわ。この国の東区画の……ここよ。」
エリーは机の上に広げられていた、ミーナが先ほど広げたポルタ皇国の地図のとある一転を指し示した。北を上にした地図の右側のとある一点。東区画に相当するその指し示された場所に、サラとミーナ表情は再び驚きに満たされることとなる。
「そう、このポルタで二番目に大切な場所。聖騎士の本拠地であるここ、『大聖堂』よ。クロエは多分、ここに魔力を封印か制限された状態で幽閉されているわ。」
―続く―
「エリー様、私たちはここで待機とは一体……?」
「そのままの意味よ。アンタ達が出向くまでもないわ。アタシ一人でこの国中くらい、探し切ってあげる。」
まるで正気とは思えないその口ぶりだが、何故かエリーは自信満々である。その様子からは出来て当然と言わんばかりに、言外に漂う自信が満ちていた。
「そ、そんな……不可能ですわ! 私たちに気を使っているのでしたら、それは無用です。私たちだってそれなりに動けますのよ?」
「いくら動けたって二人や三人なら限度があるでしょ? でも、アタシなら可能なのよねぇ~。」
自身満々な態度を崩さないエリーは、その得意げな表情のまま部屋に唯一誂えられた窓に近づくと大きく窓を開け放った。開け放たれた窓からは、夜の乾燥した少し冷たい風が入ってくる。丁度夜は雲も晴れ渡り、ぽっかりと穴が開いたような夜空に煌々と光る月が上っていた。
窓を開け放ったエリーはくるりとターン。サラとミーナの方へ振り返ると右手を自身の顔位の高さへ持ち上げ、中指と親指を合わせ大きなパチンと言う音を立てた。
すると、何という事だろう。エリーの身体が一瞬真っ黒になったかと思うと、次の瞬間にはまるで風船が割れるかのように弾けたのだ。弾けたエリーの残骸は散り散りに飛び散り、その一つ一つの小さな欠片がとある形となって意思をもって飛び立った。
それは蝙蝠だった。標準ぐらいの大きさの蝙蝠はその数をおよそ百匹以上にまで増やし、開け放たれた窓から蝙蝠特有の羽音を立てて一斉に飛び去って行った。突然の出来事に呆気にとられるしかなかったサラとミーナは、ポカンと口を開けて目の前のとんでもショーに目を奪われていた。
ふと驚きに満たされていた二人の前に、飛び去った蝙蝠たちよりも一回り程大き目な蝙蝠がバサバサと近寄ってきた。二人が無言で注目する中、その蝙蝠は器用に机の上に着地すると、二人の方向を見上げ話し始めたのである。
『フフン、どうよアタシの変身は!』
「そ、その声……エリーさんですの!?」
サラが大きな声を上げて驚いた。目の前の蝙蝠は不思議なことに言葉を操り、サラとミーナへ話しかけてくる。その声色は、まさに先ほど窓の前に立っていたエリザベートの声だったのだ。
「……確か、聞いたことがあります。吸血族《ヴァンパイア》の方々は自分の身体を蝙蝠や霧に変えることが出来るとか。まさか、本当だったのですね……」
『あら、よく知ってるじゃない。アタシ達吸血族は自分の身体を蝙蝠と霧、二つの形状に変えることが出来るのよ。これのおかげで敵から逃げたり偵察できたりするの。』
ミーナの驚く声に得意げなエリーの声が答えた。エリーは翼を広げバサバサと宙へ舞うと、サラ達の目線の高さへ滞空する。
「アタシがこの姿で国中を見てくるわ。一部は霧になって見てくるから……そうね、十分ほど待ってなさいな。」
「お、お願いしますわ……」
サラがいまだ冷めやらぬ驚きを含んだ声でお願いする。すると蝙蝠エリーはバサバサと窓の方へ飛び去り、月夜の黒に溶け込んでしまった。
「……行ってしまいましたわ。目の前で起こったのに、信じられないですわね。」
「個体数の少なさ故の、認知の低さですかね。調べようにも稀少種族ですので調べられませんし。不老不死と言うデマが流布した時代もあったそうですよ。さて……」
そこまで言ったミーナは立ち上がり、部屋に備え付けられた小さなキッチンへ向かった。そして右手を自身の魔法【パンドラ】で発生させた亜空間に突っ込み、ポットと三杯のカップ、そして茶葉の入った缶を取り出した。
「十分ほどなら、今からお茶を入れたら丁度良いでしょう。せっかく協力していただくのです。お茶ぐらいは入れなくては。」
「そうですわね、頼みますわ。」
サラも立ち上がり、机の上を整理し始めた。机の上は汚れているわけではないが、エリーが独自に調べたであろうこの国に流れている吸血鬼の噂をまとめた資料が散乱していたのだ。サラは内心、少し呆れながらも机の上を片付けていく。
(案外、抜けているのですわね。何か、クロエさんみたいですわ。)
小さく笑みを浮かべながら、二人はエリーの帰りを待つのだった。
*
エリーが出て行ってから十分と少し。椅子に座るサラとミーナの耳に、複数の羽の羽音が聞こえてきた。特徴的な羽ばたき音。二人が窓の方へ目線を向けると、丁度蝙蝠の大群が窓から入ってきた所だった。
窓から入ってきた蝙蝠たちはまるで混ざり合うかのように集まり合い、一つの人型のシルエットを為した。そして一瞬その全体が黒い靄のような物に包まれたかと思うと、次の瞬間、そこにはエリザベートが変わらない姿で立っていたのだった。
「ふぅ、つっかれたぁ……」
「お疲れ様ですわ。本当に十分程度でしたのね……」
「もちろんよ。アタシはこれでも吸血族《ヴァンパイア》なんだから。これくらい訳ないわ。」
そこまで言ったエリーはふと部屋の様子に気が付いた。元々殺風景な部屋ではあったが、その殺風景さとは別の片づけられた印象を感じたのだ。辺りを見回したエリーはとあることに気が付く。
「ちょ、アタシの部屋……!」
「誠に勝手ながら、少し掃除をさせて頂きました。こちらへどうぞ、お茶の用意ができております。」
「あ、ありがと……。何よ、至れり尽くせりじゃない。サラ、だったっけ? アンタいつもこんな生活しているわけ?」
「わ、わたしは自分で自分のことぐらいしますわよ!? 本当ですわ!」
エリーの言葉にサラが軽く動揺する。それだけですべてを察したのか、エリーは軽く笑いながら席に着き、ミーナのいれたお茶を飲んだ。
「あ……すっごい美味しい。下のカウンターで飲んだハーブティーと全然違うわ……」
「恐れ入ります。」
「やっぱりアンタ達、クロエが行っていた通り面白い人たちね。こうして話していても飽きないわ。」
お茶を飲んで一息ついたエリーが微笑みながらそう言った。その言葉にサラとミーナは少し照れ臭いような気持ちを得る。しかしそれは、エリーが居住まいを正し雰囲気を変えたところで一度仕舞われるのだった。
エリーがサラとミーナの方を真剣な表情で見つめる。その様子に二人は、何かただならぬものを感じた。
「……結論から言うわ。クロエの事は見つけられなかった。どの路地にも、どの建物でも、ね。」
「そ、そんな……」
エリーの言葉にサラが落胆の声を抑えきれず声を上げる。しかし、エリーはそんなサラの言葉を遮って言葉を続けるのだった。
「待って、最後まで聞いてちょうだい。探索の途中、凄い現場に遭遇したのよ。」
「凄い現場、ですか?」
「ええ。とびっきりの大スクープ。たぶんあれは、秘密のお使いの帰りだったようね。若い女の人が攫われていたのよ。しかもそれを行っていたのは、大聖堂直轄の聖騎士よ。」
エリーの言葉にサラとミーナの二人の表所が驚きに満たされる。まさか、この国の警察機構ともいえる騎士団が人さらいを行うとは。その事実にミーナが何かを思いついたように声を上げた。
「もしや、吸血鬼の噂は……」
「おそらく、アイツらの誘拐騒ぎの隠れ蓑ね。わざとそんな噂を流したのかどうかは分からないけど……この国で若い女の人を攫った犯人は、少なくとも大聖堂の聖騎士で間違いないわ。」
エリーがニヤリと口の端を歪めてそう言った。そこまで来てサラもとある可能性に気が付く。
「ではもしや、クロエさんは……」
「はい、もしかしたらその聖騎士に攫《さら》われた可能性があります。背後から強襲はさすがに無理でしょうが、正面から堂々と聖騎士だと声をかけて、何らかの手段で意識を奪ったのか……何にせよ、調べてみる価値は大いにあります。」
ミーナの推測はサラの考えとピタリと一致するものだった。いくら経験が浅いクロエとは言えギルドAランクである。背後から何かが襲い掛かってきて無抵抗で連れ去られるとは考えにくいのだ。
(むしろ、正面から堂々と「聖騎士だ」とでも声をかけた方が怪しまれないかもしれませんわね。私たちの名前は入国審査の段階で国に知られていますわ。ならば恐らく大聖堂側にも……。私やミーナの名前を出してクロエさんを誘導すれば、たぶん。……クロエさんはそう言った部分は疑いませんものね。)
「ところでエリー様、その聖騎士の向かった先は分かりますか?」
ミーナがエリーに尋ねた。そしてエリーは、その質問を待ってましたと言わんばかりに笑みの表情で答えた。
「もちろんよ。初めから終わりまでしっかりと見させてもらったわ。アイツらが向かった先は、一つしかないわ。この国の東区画の……ここよ。」
エリーは机の上に広げられていた、ミーナが先ほど広げたポルタ皇国の地図のとある一転を指し示した。北を上にした地図の右側のとある一点。東区画に相当するその指し示された場所に、サラとミーナ表情は再び驚きに満たされることとなる。
「そう、このポルタで二番目に大切な場所。聖騎士の本拠地であるここ、『大聖堂』よ。クロエは多分、ここに魔力を封印か制限された状態で幽閉されているわ。」
―続く―
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
無能勇者の黙示録~勝手に召喚されて勝手に追放されたので勝手に旅に出ます~
枯井戸
ファンタジー
力も強くない、足も速くない、魔法も使えないし、頭も大してよくない、どこにでもいるちょっとオタク趣味の主人公・東雲真緒が白雉国に勇者として転生する。
同期の勇者はそれぞれ力が強かったり、魔法が使えたり、回復ができたりと各々の才能を開花させ頭角を現していくのだが、真緒に与えられた才能は異世界転生モノでよく見る〝ステータスオープン〟のみだった。
仲間には使えないと蔑まれ、ギルドには落第勇者の烙印を押され、現地人には殺害されかけ、挙句の果てに大事な人を亡くし、見ず知らずの土地の最底辺で生きていくことになった真緒だったが、彼女はまだ〝ステータスオープン〟の可能性に気づいていないだけだった。
─────────────
※投稿時間は多少前後しますが毎日投稿は続けていくつもりです。
※タイトルは予告なしにガラリと変わる場合があるのでご了承ください。
※表紙は現在の主人公のイメージ図です。もしまた別の国へ行く場合、彼女の装いも変化するかもしれません。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる