主人公(ヒロイン)暴走注意報

ねがぽじ

文字の大きさ
5 / 5

ロッテ様に看病してもらいました(5話)

しおりを挟む
☆主人公(ヒロイン)暴走注意報☆

~注意事項~

☆乙女ゲームの主人公(ヒロイン)転生物です☆

☆百合あります☆

☆主人公(ヒロイン)がかなり変態です☆


☆5話☆

私は、気がつくと乙女ゲームのユグドラシル~聖女が紡ぐ物語~の世界の乙女ゲームの主人公(ヒロイン)のリリス・スカーレットに転生していました。

せっかくだから私の初恋の悪役令嬢のロッテ・フローレス様とラブラブ生活を送る事にしました。

ロッテ様が私を虐めてくれて充実した日々を過ごしていました。

そして今日は、朝にロッテ様で遊ぶ(・・・・・)事ができて良い1日が始まりました。

昼休みにロッテ様と一緒にご飯を食べてロッテ様にラブラブアタックができて満足しました。

ただやり過ぎてロッテ様に投げ飛ばされて気を失いました。


「う……ん……私は、確かロッテ様に投げ飛ばされて気を失ったはずですよね……」


私は、目を覚ますと保健室のベッドの上にいるのにいるのに気がついてボーとしながら頭を触りました。


「ふん、平民の癖に私の手をとらさせるだなんて良いご身分ですわね」


ロッテ様は、扇子で口元を隠して少しだけ睨むように私を見つめました。


「えっ、ロッテ様が私をベッドに運んで看病してくれたのですか!?

わーー、ありがとうございます、ロッテ様!」


私は、ロッテ様の気持ちが嬉しくてロッテ様の方にジャンプしてロッテ様に抱き着こうとしました。


「っ!?

……あなたもワンパターンですわね」


ロッテ様は、抱き着こうとする私を避けました。

そして扇子で口元を隠してジトーと私を見つめました。


「きゃんっ!?

ロッテ様、私を避けるだなんて酷いです。

そろそろロッテ様に抱き着かせてもらっても良いのでありませんか」


私は、ロッテ様に避けられて顔から床に激突をしました。

そして鼻を擦り起き上がり頬っぺたを膨らませてロッテ様に抱き着かせてもらえない不満を表しました。


「お断りよ。

何であなたに抱き着かれないといけないのよ」


ロッテ様は、扇子で口元を隠してジトーと私を見つめました。


「それは、私の好感度が漠上がりするからですよ。

ねえ、お得でしょう」


私は、両手を大きく広げてニッコリと笑いました。


「……お得なのは、あなただけでしょう。

私には、何にも特にならないわよ……

何回も言いますわ。

あなたの好感度をあげるつもりがありません。

それにあなたと仲良くなるつもりもありませんわよ」


ロッテ様は、扇子を私の方に向けて睨むように私を見つめました。


「うん、やっぱりロッテ様は、ツンデレだよね。

ツンデレのロッテ様は、やっぱり可愛らしいです!」


私は、ロッテ様の行動が可愛らしくて体をくねくねとさせてロッテ様に萌えました。


「……誰がツンデレですか。

相変わらずあなたは、気持ちが悪いですわね……」


ロッテ様は、扇子で口元を隠して汚い物を見るような眼差しで私を見つめました。


「うぅ……ロッテ様にそんな汚い物を見る眼差しで見てくれるだなんて感激です。

ありがとうございます、ロッテ様!」


私は、ロッテ様の汚い物を見るような眼差しで見られると興奮したようにハーーハーーって息を荒くしてロッテ様に近づきました。


「はーー……相変わらずあなたには、言葉が通じないのね……」


ロッテ様は、扇子で口元を隠して深くため息を吐いてジトーと私を見つめました。


「えへへーー、ロッテ様、そんなに誉めないでくださいよーー」


私は、自分の頭を触り体をくねくねとさせて照れました。


「……誉めていませんわ。

何処をどのようにしたらそう思うのか教えてもらいたいほどですわね」


ロッテ様は、扇子で口元を隠して私を攻めるようにジトーと私を見つめました。


「ロッテ様の言葉は、どんな言葉でも私のご褒美です!

ですからロッテ様の言葉は、私にとって誉めているのと変わりがありません!」


私は、大きく両手を広げてニコニコ笑顔でロッテ様の言葉がご褒美な事を知らせました。


「相変わらずあなたは、気持ち悪いわね……

あなたと言葉が通じないわね。

あなたと話していても無駄みたいね……

失礼しますわね」


ロッテ様は、扇子で口元を隠して軽くため息を吐きました。

そして扇子を閉じて去っていこうとしました。


「待ってください、ロッテ様」


私は、去って行こうとするロッテ様を呼び止めようとしました。


「……何かしら……?」


ロッテ様は、少しだけ振り返って不機嫌そうに私を見つめました。


「ロッテ様、私の看病ありがとうございました」


私は、頭を下げて私の看病の感謝を表しました。


「なんの事かしら……?

私は、あなたを看病したつもりがありませんわ。

平民の分際で思い上がらないことね!」


ロッテ様は、私の方に扇子を向けて睨みました。


「うん、解っていますよ。

ロッテ様は、やっぱり優しいですよね」


私は、ツンデレのロッテ様が可愛らしくてニコニコ笑顔になりました。


「ふん……」


ロッテ様は、扇子を閉じて私の言葉を無視して鼻で笑い去って行きました。


「うぅ……やっぱりロッテ様は、乙女ゲームの通りに天使みたいな方でしたよね。

これからどんどんロッテ様とイチャイチャとしていきましょう!」


私は、右手を高々と上げてロッテ様とイチャイチャする宣言をしました。

私は、ロッテ様と過ごす日常が尊く素敵な物だと思いました。



ーTo Be Continuedー
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

【魔法少女の性事情・1】恥ずかしがり屋の魔法少女16歳が肉欲に溺れる話

TEKKON
恋愛
きっとルンルンに怒られちゃうけど、頑張って大幹部を倒したんだもん。今日は変身したままHしても、良いよね?

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

処理中です...