30 / 30
俺(ルビー)は、改めてエリザベスに忠誠を誓った(30話)
しおりを挟む
☆弱虫虐められ子が悪役令嬢に転生してしまった件☆
~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)
☆第30話☆
盗賊まがいな事をしていた俺をエリザベスが光の世界に連れ出してくれた。
俺は、エリザベスにこの恩を一生かけて返すって心に誓った。
でもエリザベスの常識はずれには、驚かされている。
狂暴なシルバーウルフの群れを子犬のように扱いしかも魔獣のキマイラも小動物のように扱いしかも全ての魔物と契約するのは、凄すぎるって思った。
そしてエリザベスが教会の壁と天井に絵を描きに行ったって聞いた。
だからエリザベスが教会に描いた絵を見に行った。
「え、えっと……エリザベスの描いた絵は……」
俺は、教会に着くとエリザベスの描いた絵を探した。
「へーー、これがエリザベスの描いた絵か……
何を描いているのか解らないがでも凄いのが解るよな……」
教会の入り口にいろいろな角度から見た物の形を一つの画面に収めだ女性人物画を見つけると口元を押さえて感心したように見つめた。
そして教会の中に入るとさらに驚かされる風景が合った。
「こ、これは、何て絵なんだ……
絵に興味がない俺にも解る……
まるで天界にいるようだ……」
教会の中に入ると最初に女神様に美男子の子供の天使達が女神様に手を差し出して女神様が天使達に手を差し出して慈愛を込めて微笑んでいる絵が目に止まった。
そして何かに導かれるように天井を見上げると天井に天界の空に飛んで向かう子供の天使達が絵を描かれていた。
全ての絵がこの世の物と思えたないほど神々しく感じてここが天界かと勘違いするほどだった。
俺は、この絵を見て死んだ両親の事を思い出して自然と涙が流れた。
絵を見るのに夢中になっていた為に気がつくと夜遅くになっていた。
俺は、急いでエリザベスの屋敷に戻った。
屋敷に戻るとエリザベスと出会った。
「ルビー君、お帰りなさい。
今日は、何処に行かれていたのですか?」
エリザベスは、俺が屋敷に帰ってきたのを嬉しそうにやんわりと微笑んでお帰りなさいの挨拶をしました。
「エリザベスが教会で描いたって絵に興味が合ってな。
絵を見に行っていたんだよ」
俺は、ニッて笑いエリザベスの絵を見に行った事を知らせました。
「そうですか……
すいません、酷い絵でしたよね。
せっかくルーク王子様やアルク王様が教会の絵を描くのを推薦してくれたのに申し訳ないです……」
エリザベスは、エリザベスが描いた絵に不満が合ったみたいで申し訳なさそうにしました。
「そんなことないってエリザベスの描いた絵は、凄く素敵な絵だぞ!
絵の事が解らない俺でも絵を見て感動したほどだぞ!」
俺は、エリザベスが自分の描いた絵に不満が合ったみたいで俺は、それが許せなくて息を荒くしてエリザベスの絵が凄い事を表しました。
「そ、そうですか……
ありがとうございます、ルビー君」
エリザベスは、私の思い聞いて困ったように苦笑いを浮かべて俺の気持ちの感謝を表しました。
俺は、エリザベスの態度を見てやっぱりエリザベスが自分の描いた絵に不満があるのに気がつきました。
俺は、あんなにも素敵な絵を描いたのにさらに凄い絵を描こうと努力をするエリザベスが凄い奴だと理解しました。
俺は、エリザベスの隣を歩けるようにもっと努力をしないと思いました。
「そうです。
明日、近くの山に登山に行こうと思うのですがルビー君も一緒に行きませんか?」
エリザベスは、やんわりと微笑んで俺を登山に誘いました。
俺は、エリザベス近くの山って言葉を聞いて驚きました。
だって近くの山って行ったら冒険者も近寄らない魔物の巣窟で噂では、竜の神の邪神竜をいるって噂されている山でした。
そんな山を簡単に登山に誘うエリザベスは、やっぱり凄い奴だと思いました。
「うん、俺も登山に行くぞ!」
俺は、エリザベス1人で危険な山に登山させるわけに行かなかったから俺も登山に行く事を即答しました。
そして俺の命を使って何が何でもエリザベスを護るって心に誓いました。
「ありがとうございます。
ルビー君に断られたらどうしようかって不安でした。
だからルビー君も一緒に登山に来てくれて嬉しいです」
エリザベスは、俺が登山に来るって言葉を聞いて嬉しそうにニッコリと笑いました。
俺は、エリザベスの笑みを見てこのエリザベスの笑顔を護るって心に誓いました。
そして登山当日になりました。
登山に行くメンバーは、俺とエリザベスとキマイラのタマとシルバーウルフのポチとメイドのアンの5人に決まりました。
「今日は、よろしくな、タマ、ポチ。
もしもの時は、俺達の事を気にしないでエリザベスの事だけを護ってくれよな」
俺は、待ち合わせに向かうとキマイラのタマとシルバーウルフのポチが先に集まっていた。
だからとキマイラのタマとシルバーウルフのポチの毛皮を触りエリザベスの事をお願いしました。
『主は、俺の生きる意味だ。
言われなくとも主の事は、命に変えても護る』
シルバーウルフのポチは、真剣な表情を浮かべてエリザベスを護る誓いをしました。
『同じくご主人は、俺にとっても存在理由だ。
言われなくともご主人を護るつもりだ』
キマイラのタマも、真剣な表情で俺を見つめてエリザベスを護る誓いをしました。
「そうか……
タマとポチがそこまで言うのだったら安心だな」
俺は、あの、キマイラのポチとシルバーウルフのポチがエリザベスを護るって誓うのならば安心だと思いました。
「すいません、お待たせしました」
それからしばらくしてエリザベスとメイドのアンが現れるとエリザベスが頭を下げて待たせた事を謝りました。
「俺達も今来たところだから気にするなよ、エリザベス」
俺は、ニッて笑い気にしない事をお願いしました。
「そうですか、それならば良かったです……
それでは、登山に行きましょう」
エリザベスは、俺達があんまり待っていないって言葉を聞いて安心をしたように微笑みました。
そしてニッコリと笑い登山に行く事を提案しました。
そして俺達は、エリザベスに連れられて登山を開始しました。
「んーー……空気が美味しいですね。
それに晴れていて絶好の登山日和です」
エリザベスは、両手を上に上げて背伸びをして気持ち良さそうにしました。
「そ、そうだよな。
せっかくの登山で晴れて良かったよな」
俺は、登山がハード過ぎて息をきらしていました。
『主よ。
俺も一緒に登山に連れて行ってくれて感謝をする』
シルバーウルフのポチは、エリザベスに近づいて顔をエリザベスの顔に近づけてエリザベスに甘えました。
『ご主人、俺も一緒に登山に連れて来てくれて感謝する』
キマイラのタマもエリザベスに顔を近づけてエリザベスに甘えました。
俺は、キマイラのタマとシルバーウルフのポチがエリザベスに甘えたのを見て羨ましくなりました。
「気にしなくて良いよ。
タマちゃんもポチちゃんも私の大切な家族ですからね。
本当は、犬のハナちゃん達も連れて来たかったのですが大所帯になると他の登山者の迷惑がかかると思いましたから……
その……ハナちゃん達を除け者にしたみたいで申し訳がありません……」
エリザベスは、シルバーウルフのハナ達を置いてきた事を申し訳なさそうにしました。
『気にするな、主よ。
俺達は、主の為にいるような者だ。
それにハナ達は、主の留守を護る役目がある。
どうしても気になるのならば戻ったらねぎらいの言葉をかけてやってくれ』
シルバーウルフのポチは、エリザベスの顔に自分の顔を近づけてエリザベスの頬っぺたを嘗めました。
「ポチちゃん……解りました。
戻ったらハナちゃん達に感謝を込めてうんと甘えさせますね」
エリザベスは、シルバーウルフのハナ達の気持ちが嬉しくてニッコリ笑いました。
『そうしてくれたらハナ達も喜ぶと思う』
シルバーウルフのポチは、嬉しそうに尻尾を振りエリザベスに顔を近づけて甘えました。
「ルビー君もアンも登山に付き合ってくれてありがとうございます」
エリザベスは、頭を下げて俺ととアンに感謝を表しました。
「気にするな、エリザベス。
俺は、エリザベスの行くところならば何処にでも着いていくぞ」
俺はは、ニッて笑いエリザベスについて行く事を知らせました。
「はい、気にしないでください、エリザベス様。
私は、エリザベスの為にいる存在です。
ですからどんなところでも着いていきますよ」
アンは、エリザベスの気持ちが嬉しくて優しく微笑みました。
「ありがとうございます、ルビー君、アン」
エリザベスは、俺とアンの気持ちが嬉しくて俺とアンに抱き着きました。
「わっ!?
べ、別に構わないよ……」
俺は、エリザベスに抱き着かれてエリザベスの温もりとエリザベスの良い匂いに胸をドキドキさせて恥ずかしそうに顔を赤らめました。
「きゃっ!?
ど、どういたしましてです、エリザベス様」
アンもエリザベスに抱き着かれて恥ずかしそうに顔を赤らめました。
俺とエリザベスとキマイラのタマとシルバーウルフのポチとメイドのアンの5人で登山を再開しました。
途中で10メートルは、ある大蛇を見掛けました。
「わーー、可愛らしい蛇ですね」
エリザベスは、いきなりニコニコ笑顔で大蛇に近づきました。
「エリザベス、やめろ、食われるぞ!」
俺は、慌ててエリザベスの行動を止めようとしました。
『主!?』
シルバーウルフのポチもエリザベスの行動を止めようとしました。
『ご主人!?』
キマイラのタマも慌ててエリザベスの行動を止めようとしました。
「おーーよしよしよしよし、この蛇って大人しくて良い子ですよね」
大蛇は、大きく口を開けてエリザベスを飲み込もうとしました。
でも次の瞬間大蛇は、エリザベスに抱き締めてエリザベスは、大蛇に甘えていました。
大蛇もエリザベスに甘えているようでした。
「なっ!?
あの大蛇が小動物みたいだと!?
さ、さすがは、エリザベスだな」
俺は、あの獰猛な大蛇がエリザベスにかかれば小動物ようになっているのを驚きました。
「さ、さすがは、エリザベス様です」
アンも大蛇に甘えるエリザベスが常識はずれように思えて苦笑いを浮かべていました。
『さ、さすがは、我が主だ』
シルバーウルフのポチも大蛇を小動物のように扱うエリザベスが凄すぎて嬉しそうに尻尾を振りました。
『や、やっぱり俺のご主人は、最強だな』
キマイラのタマもエリザベスが大蛇に甘えているのを見て嬉しそうにエリザベスを見つめました。
「こんなに可愛らしい蛇ですから名前をつけて飼いたいです。
名前は、そうですね……
クーちゃんです!
よろしくお願いしますね、クーちゃん」
エリザベスは、大蛇に甘えながら大蛇に名前をつけました。
すると大蛇の額に光紋章が浮かぶと消えました。
それから大蛇が光輝いて大きさが1メートルの白色の美しい蛇に変わりました。
『ご主人様、私の呪いを解いてくれてありがとうございます。
この恩は、一生かけて返します』
大蛇のクーは、エリザベスの顔を嘗めてエリザベスに甘えました。
「わーー、クーちゃんも人間の言葉を話せるようになったんですね!?
私は、何もしていませんよ」
エリザベスは、大蛇のクーちゃんが人間の言葉を話した事が嬉しくてクーを抱き締めました。
「ねえ、クーちゃん、私と一緒に来ませんか?」
エリザベスは、大蛇のクーと一緒に暮らしたくてクーに一緒に行くのをお願いしました。
『もちろん、ご主人様の行くところは、何処でも着いていきます』
大蛇のクーは、エリザベスの提案を聞いて嬉しそうにエリザベスの顔を嘗めました。
「わーー、ありがとうございます、クーちゃん」
エリザベスは、大蛇のクーの気持ちが嬉しくてクーに抱き着きました。
それから俺と大蛇のクーとエリザベスとキマイラのタマとシルバーウルフのポチとメイドのアンの6人で登山を再開しました。
しばらくすると蛇の王のバジリスクが現れました。
「わーー、また可愛らしい蛇ですね!?」
エリザベスは、バジリスクを見て目をキラキラ輝かせてバジリスクに近づきました。
「バ、バジリスクだと!?
エリザベス、さすがにそれは、むちゃだ!?」
俺は、いくらエリザベスでも蛇の王のバジリスクに近づいたら殺されるって思いエリザベスを止めようとしました。
「だ、駄目です、エリザベス様!?
相手は、バジリスクですよ!?」
メイドのアンもエリザベスがバジリスクに近づくのを止めようしました。
『ご主人様、駄目です!?
あれは、蛇の王様、バジリスクですよ!?』
大蛇のクーもエリザベスがバジリスクに近づくのを見て大声で止めようとしました。
『駄目だ、主!?
相手は、バジリスクだぞ!?』
シルバーウルフのポチもエリザベスがバジリスクに近づくのを大声で止めようとしました。
『ご主人、むちゃだ!?
バジリスクだぞ!?』
キマイラのタマもエリザベスがバジリスクに近づいたのを見て慌てて大声を出して呼び止めようとしました。
バジリスクは、石化のブレスをエリザベスに向かって放ちました。
「大丈夫ですよ。
私は、あなたを傷つけませんよ。
よーしよしよしよし」
エリザベスは、一瞬でバジリスクの後ろに回り込みバジリスク
を抱き締めてバジリスクの体を撫でました。
バジリスクは、気持ち良さそうにバジリスクに甘えました。
「あの、バジリスクも小動物みたいだと!?
やっぱりエリザベスは、凄いよな!」
俺は、エリザベスがあのバジリスクを子供をあしらうようにしたのを見てやっぱりエリザベスは、凄いって思い尊敬な眼差しでエリザベスを見つめました。
「さ、さすがは、私のエリザベス様です!」
メイドのアンも俺と同じ事を考えて目をキラキラ輝かせて尊敬した眼差しでエリザベスを見つめました。
『やっぱりご主人様は、凄いです!』
大蛇のクーも俺と同じ事を考えて尊敬した眼差しでエリザベスを見つめました。
『さ、さすがは、我が主だ!』
シルバーウルフのポチも俺と同じ事を考えて尊敬した眼差しでエリザベスを見つめました。
『ご主人は、やっぱり凄いぞ!』
キマイラのタマも俺と同じ事を考えたみたいで尊敬した眼差しでエリザベスを見つめました。
「大人しくて良い子ですね……
この子の名前は、キューちゃんですかね」
エリザベスは、バジリスクに甘えながらバジリスクに名前をつけました。
するとバジリスクの額に光紋章が現れて直ぐに消えました。
『我が君よ、我は、我が君に忠誠を誓わせてもらう』
バジリスクのキューは、エリザベスの前で頭を下げてエリザベスに忠誠を誓いました。
「わーー、キューちゃんも人間の言葉を喋れるようになったんですね!?
キューちゃん、そんなにかしこまらなくて良いですよ。
私とキューちゃんは、家族なのですからね」
エリザベスは、バジリスクのキューが人間の言葉を話したのを聞いて嬉しそうにバジリスクのキューを抱き締めてニッコリ笑いました。
『我が君よ、我は、我が君にこんなにも思われて幸せ者だ』
バジリスクのキューは、エリザベスの言葉を聞いて嬉しそうに優しく微笑んでエリザベスの頭にバジリスクのキューの頭を擦り付けてエリザベスに甘えました。
それから俺とバジリスクのキューと大蛇のクーとエリザベスとキマイラのタマとシルバーウルフのポチとメイドのアンの7人で登山を再開しました。
そして山の頂上に着きました。
いきなり竜の神の邪神竜の黒色のドラゴンがエリザベスの前に空から降りてきました。
「わーー、可愛らしいトカゲさんですね!?」
エリザベスは、目をキラキラ輝かせて邪神竜に近づいて行きました。
『邪神竜だと!?
我が君、逃げろ!?
ここは、我が足止めする!』
バジリスクのキューは、エリザベスを護るように前に出ようとしました。
「本当に可愛らしいトカゲですよね……」
エリザベスは、一瞬で邪神竜に近づきました。
「エ、エリザベス!?
死ぬ気か!?」
俺は、さすがにエリザベスが邪神竜に近づくのが無謀だと思い驚きの声を出しました。
「エリザベス様、むちゃです!?」
メイドのアンも俺と同じ考えみたいで悲鳴に似た声を出しました。
『駄目だ、主よ!』
シルバーウルフのポチも俺と同じ考えみたいで驚きの声を出しました。
『ご主人、むちゃだ!?』
キマイラのタマも俺と同じ事を考えたみたいで驚きの声を出しました。
『ご主人様、駄目です!?』
大蛇のクーも俺と同じ事を思ったみたいで驚きの声を出しました。
『我が君、駄目だ!?』
バジリスクのキューも俺と同じ事を考えたみたいで驚きの声を出しました。
「お手、お座り、おまわり、おーー、よしよしよしよし、この子は、良い子ですよね」
邪神竜は、エリザベスの方に右手を振り下ろしました。
エリザベスは、邪神竜の振り下ろした右手を優しく受け止めました。
そして邪神竜の頭を撫でるように触ると邪神竜は、避ける事ができずにそのまま座りました。
そして邪神竜は、もうスピードでエリザベスに襲い掛かるエリザベスは、軽々と避けました
そして邪神竜に甘えるように抱き着くと邪神竜が大人しくなりエリザベスに甘えているようでした。
「あの、邪神竜が小動物みたいだと!?」
俺は、あの邪神竜が子供のようにあしらうのを見て驚きの声を出しました。
「さ、さすがは、エリザベス様ですね!?」
メイドのアンも俺と同じ事を思ったみたいで驚きの声を出しました。
『さ、さすがは、主だ!』
シルバーウルフのポチも俺と同じ事を考えたみたいで驚きの声を出しました。
『ご主人は、やっぱり凄いな!』
キマイラのタマも俺と同じ事を考えたみたいで尊敬な眼差しでエリザベスを見つめました。
『さすがは、ご主人様です!』
大蛇のクーも俺と同じ事を考えたみたいで尊敬な眼差しでエリザベスを見つめました。
『さすがは、我の我が君だ!』
バジリスクのキューも俺と同じ事を思ったみたいで尊敬な眼差しでエリザベスを見つめました。
「この子の名前は、クロちゃんですね……」
エリザベスは、邪神竜を抱き締めて甘えながら邪神竜に名前をつけました。
邪神竜の額に光輝く紋章が表れると直ぐに消えました。
邪神竜のクロの体が光輝くと黒髪の幼女の姿に変わりました。
『我がロードよ。
我の全てをロードに捧げる』
邪神竜のクロは、幼女の姿に変わり膝を着いて頭を下げてエリザベスに忠誠を誓う事を約束しました。
「え、えーー?!
クロちゃんが人間の幼女になったのですか!?
それに凄く可愛らしいです!
よろしくお願いしますね、クロちゃん」
エリザベスは、邪神竜のクロが幼女の姿になったのが嬉しくてクロに抱き締めました。
『う、うむ、よろしく頼む、我がロードよ』
クロは、エリザベスに抱き着かれて恥ずかしそうに顔を赤らめました。
それから俺とバジリスクのキューと大蛇のクーとエリザベスとキマイラのタマとシルバーウルフのポチとメイドのアンと邪神竜が人間の幼女に姿が変わったクロの8人で山を降りてエリザベスの屋敷に戻りました。
エリザベスは、全ての生き物に愛されるそれでこそ聖女様の名前にふさわしい存在だと改めて理解しました。
エリザベスにできない事がないように思いました。
そんなエリザベスの側にいられるのが幸せだと思いました。
俺は、何が合ってもエリザベスについていくって改めて決心しました。
ーTo Be Continuedー
~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)
☆第30話☆
盗賊まがいな事をしていた俺をエリザベスが光の世界に連れ出してくれた。
俺は、エリザベスにこの恩を一生かけて返すって心に誓った。
でもエリザベスの常識はずれには、驚かされている。
狂暴なシルバーウルフの群れを子犬のように扱いしかも魔獣のキマイラも小動物のように扱いしかも全ての魔物と契約するのは、凄すぎるって思った。
そしてエリザベスが教会の壁と天井に絵を描きに行ったって聞いた。
だからエリザベスが教会に描いた絵を見に行った。
「え、えっと……エリザベスの描いた絵は……」
俺は、教会に着くとエリザベスの描いた絵を探した。
「へーー、これがエリザベスの描いた絵か……
何を描いているのか解らないがでも凄いのが解るよな……」
教会の入り口にいろいろな角度から見た物の形を一つの画面に収めだ女性人物画を見つけると口元を押さえて感心したように見つめた。
そして教会の中に入るとさらに驚かされる風景が合った。
「こ、これは、何て絵なんだ……
絵に興味がない俺にも解る……
まるで天界にいるようだ……」
教会の中に入ると最初に女神様に美男子の子供の天使達が女神様に手を差し出して女神様が天使達に手を差し出して慈愛を込めて微笑んでいる絵が目に止まった。
そして何かに導かれるように天井を見上げると天井に天界の空に飛んで向かう子供の天使達が絵を描かれていた。
全ての絵がこの世の物と思えたないほど神々しく感じてここが天界かと勘違いするほどだった。
俺は、この絵を見て死んだ両親の事を思い出して自然と涙が流れた。
絵を見るのに夢中になっていた為に気がつくと夜遅くになっていた。
俺は、急いでエリザベスの屋敷に戻った。
屋敷に戻るとエリザベスと出会った。
「ルビー君、お帰りなさい。
今日は、何処に行かれていたのですか?」
エリザベスは、俺が屋敷に帰ってきたのを嬉しそうにやんわりと微笑んでお帰りなさいの挨拶をしました。
「エリザベスが教会で描いたって絵に興味が合ってな。
絵を見に行っていたんだよ」
俺は、ニッて笑いエリザベスの絵を見に行った事を知らせました。
「そうですか……
すいません、酷い絵でしたよね。
せっかくルーク王子様やアルク王様が教会の絵を描くのを推薦してくれたのに申し訳ないです……」
エリザベスは、エリザベスが描いた絵に不満が合ったみたいで申し訳なさそうにしました。
「そんなことないってエリザベスの描いた絵は、凄く素敵な絵だぞ!
絵の事が解らない俺でも絵を見て感動したほどだぞ!」
俺は、エリザベスが自分の描いた絵に不満が合ったみたいで俺は、それが許せなくて息を荒くしてエリザベスの絵が凄い事を表しました。
「そ、そうですか……
ありがとうございます、ルビー君」
エリザベスは、私の思い聞いて困ったように苦笑いを浮かべて俺の気持ちの感謝を表しました。
俺は、エリザベスの態度を見てやっぱりエリザベスが自分の描いた絵に不満があるのに気がつきました。
俺は、あんなにも素敵な絵を描いたのにさらに凄い絵を描こうと努力をするエリザベスが凄い奴だと理解しました。
俺は、エリザベスの隣を歩けるようにもっと努力をしないと思いました。
「そうです。
明日、近くの山に登山に行こうと思うのですがルビー君も一緒に行きませんか?」
エリザベスは、やんわりと微笑んで俺を登山に誘いました。
俺は、エリザベス近くの山って言葉を聞いて驚きました。
だって近くの山って行ったら冒険者も近寄らない魔物の巣窟で噂では、竜の神の邪神竜をいるって噂されている山でした。
そんな山を簡単に登山に誘うエリザベスは、やっぱり凄い奴だと思いました。
「うん、俺も登山に行くぞ!」
俺は、エリザベス1人で危険な山に登山させるわけに行かなかったから俺も登山に行く事を即答しました。
そして俺の命を使って何が何でもエリザベスを護るって心に誓いました。
「ありがとうございます。
ルビー君に断られたらどうしようかって不安でした。
だからルビー君も一緒に登山に来てくれて嬉しいです」
エリザベスは、俺が登山に来るって言葉を聞いて嬉しそうにニッコリと笑いました。
俺は、エリザベスの笑みを見てこのエリザベスの笑顔を護るって心に誓いました。
そして登山当日になりました。
登山に行くメンバーは、俺とエリザベスとキマイラのタマとシルバーウルフのポチとメイドのアンの5人に決まりました。
「今日は、よろしくな、タマ、ポチ。
もしもの時は、俺達の事を気にしないでエリザベスの事だけを護ってくれよな」
俺は、待ち合わせに向かうとキマイラのタマとシルバーウルフのポチが先に集まっていた。
だからとキマイラのタマとシルバーウルフのポチの毛皮を触りエリザベスの事をお願いしました。
『主は、俺の生きる意味だ。
言われなくとも主の事は、命に変えても護る』
シルバーウルフのポチは、真剣な表情を浮かべてエリザベスを護る誓いをしました。
『同じくご主人は、俺にとっても存在理由だ。
言われなくともご主人を護るつもりだ』
キマイラのタマも、真剣な表情で俺を見つめてエリザベスを護る誓いをしました。
「そうか……
タマとポチがそこまで言うのだったら安心だな」
俺は、あの、キマイラのポチとシルバーウルフのポチがエリザベスを護るって誓うのならば安心だと思いました。
「すいません、お待たせしました」
それからしばらくしてエリザベスとメイドのアンが現れるとエリザベスが頭を下げて待たせた事を謝りました。
「俺達も今来たところだから気にするなよ、エリザベス」
俺は、ニッて笑い気にしない事をお願いしました。
「そうですか、それならば良かったです……
それでは、登山に行きましょう」
エリザベスは、俺達があんまり待っていないって言葉を聞いて安心をしたように微笑みました。
そしてニッコリと笑い登山に行く事を提案しました。
そして俺達は、エリザベスに連れられて登山を開始しました。
「んーー……空気が美味しいですね。
それに晴れていて絶好の登山日和です」
エリザベスは、両手を上に上げて背伸びをして気持ち良さそうにしました。
「そ、そうだよな。
せっかくの登山で晴れて良かったよな」
俺は、登山がハード過ぎて息をきらしていました。
『主よ。
俺も一緒に登山に連れて行ってくれて感謝をする』
シルバーウルフのポチは、エリザベスに近づいて顔をエリザベスの顔に近づけてエリザベスに甘えました。
『ご主人、俺も一緒に登山に連れて来てくれて感謝する』
キマイラのタマもエリザベスに顔を近づけてエリザベスに甘えました。
俺は、キマイラのタマとシルバーウルフのポチがエリザベスに甘えたのを見て羨ましくなりました。
「気にしなくて良いよ。
タマちゃんもポチちゃんも私の大切な家族ですからね。
本当は、犬のハナちゃん達も連れて来たかったのですが大所帯になると他の登山者の迷惑がかかると思いましたから……
その……ハナちゃん達を除け者にしたみたいで申し訳がありません……」
エリザベスは、シルバーウルフのハナ達を置いてきた事を申し訳なさそうにしました。
『気にするな、主よ。
俺達は、主の為にいるような者だ。
それにハナ達は、主の留守を護る役目がある。
どうしても気になるのならば戻ったらねぎらいの言葉をかけてやってくれ』
シルバーウルフのポチは、エリザベスの顔に自分の顔を近づけてエリザベスの頬っぺたを嘗めました。
「ポチちゃん……解りました。
戻ったらハナちゃん達に感謝を込めてうんと甘えさせますね」
エリザベスは、シルバーウルフのハナ達の気持ちが嬉しくてニッコリ笑いました。
『そうしてくれたらハナ達も喜ぶと思う』
シルバーウルフのポチは、嬉しそうに尻尾を振りエリザベスに顔を近づけて甘えました。
「ルビー君もアンも登山に付き合ってくれてありがとうございます」
エリザベスは、頭を下げて俺ととアンに感謝を表しました。
「気にするな、エリザベス。
俺は、エリザベスの行くところならば何処にでも着いていくぞ」
俺はは、ニッて笑いエリザベスについて行く事を知らせました。
「はい、気にしないでください、エリザベス様。
私は、エリザベスの為にいる存在です。
ですからどんなところでも着いていきますよ」
アンは、エリザベスの気持ちが嬉しくて優しく微笑みました。
「ありがとうございます、ルビー君、アン」
エリザベスは、俺とアンの気持ちが嬉しくて俺とアンに抱き着きました。
「わっ!?
べ、別に構わないよ……」
俺は、エリザベスに抱き着かれてエリザベスの温もりとエリザベスの良い匂いに胸をドキドキさせて恥ずかしそうに顔を赤らめました。
「きゃっ!?
ど、どういたしましてです、エリザベス様」
アンもエリザベスに抱き着かれて恥ずかしそうに顔を赤らめました。
俺とエリザベスとキマイラのタマとシルバーウルフのポチとメイドのアンの5人で登山を再開しました。
途中で10メートルは、ある大蛇を見掛けました。
「わーー、可愛らしい蛇ですね」
エリザベスは、いきなりニコニコ笑顔で大蛇に近づきました。
「エリザベス、やめろ、食われるぞ!」
俺は、慌ててエリザベスの行動を止めようとしました。
『主!?』
シルバーウルフのポチもエリザベスの行動を止めようとしました。
『ご主人!?』
キマイラのタマも慌ててエリザベスの行動を止めようとしました。
「おーーよしよしよしよし、この蛇って大人しくて良い子ですよね」
大蛇は、大きく口を開けてエリザベスを飲み込もうとしました。
でも次の瞬間大蛇は、エリザベスに抱き締めてエリザベスは、大蛇に甘えていました。
大蛇もエリザベスに甘えているようでした。
「なっ!?
あの大蛇が小動物みたいだと!?
さ、さすがは、エリザベスだな」
俺は、あの獰猛な大蛇がエリザベスにかかれば小動物ようになっているのを驚きました。
「さ、さすがは、エリザベス様です」
アンも大蛇に甘えるエリザベスが常識はずれように思えて苦笑いを浮かべていました。
『さ、さすがは、我が主だ』
シルバーウルフのポチも大蛇を小動物のように扱うエリザベスが凄すぎて嬉しそうに尻尾を振りました。
『や、やっぱり俺のご主人は、最強だな』
キマイラのタマもエリザベスが大蛇に甘えているのを見て嬉しそうにエリザベスを見つめました。
「こんなに可愛らしい蛇ですから名前をつけて飼いたいです。
名前は、そうですね……
クーちゃんです!
よろしくお願いしますね、クーちゃん」
エリザベスは、大蛇に甘えながら大蛇に名前をつけました。
すると大蛇の額に光紋章が浮かぶと消えました。
それから大蛇が光輝いて大きさが1メートルの白色の美しい蛇に変わりました。
『ご主人様、私の呪いを解いてくれてありがとうございます。
この恩は、一生かけて返します』
大蛇のクーは、エリザベスの顔を嘗めてエリザベスに甘えました。
「わーー、クーちゃんも人間の言葉を話せるようになったんですね!?
私は、何もしていませんよ」
エリザベスは、大蛇のクーちゃんが人間の言葉を話した事が嬉しくてクーを抱き締めました。
「ねえ、クーちゃん、私と一緒に来ませんか?」
エリザベスは、大蛇のクーと一緒に暮らしたくてクーに一緒に行くのをお願いしました。
『もちろん、ご主人様の行くところは、何処でも着いていきます』
大蛇のクーは、エリザベスの提案を聞いて嬉しそうにエリザベスの顔を嘗めました。
「わーー、ありがとうございます、クーちゃん」
エリザベスは、大蛇のクーの気持ちが嬉しくてクーに抱き着きました。
それから俺と大蛇のクーとエリザベスとキマイラのタマとシルバーウルフのポチとメイドのアンの6人で登山を再開しました。
しばらくすると蛇の王のバジリスクが現れました。
「わーー、また可愛らしい蛇ですね!?」
エリザベスは、バジリスクを見て目をキラキラ輝かせてバジリスクに近づきました。
「バ、バジリスクだと!?
エリザベス、さすがにそれは、むちゃだ!?」
俺は、いくらエリザベスでも蛇の王のバジリスクに近づいたら殺されるって思いエリザベスを止めようとしました。
「だ、駄目です、エリザベス様!?
相手は、バジリスクですよ!?」
メイドのアンもエリザベスがバジリスクに近づくのを止めようしました。
『ご主人様、駄目です!?
あれは、蛇の王様、バジリスクですよ!?』
大蛇のクーもエリザベスがバジリスクに近づくのを見て大声で止めようとしました。
『駄目だ、主!?
相手は、バジリスクだぞ!?』
シルバーウルフのポチもエリザベスがバジリスクに近づくのを大声で止めようとしました。
『ご主人、むちゃだ!?
バジリスクだぞ!?』
キマイラのタマもエリザベスがバジリスクに近づいたのを見て慌てて大声を出して呼び止めようとしました。
バジリスクは、石化のブレスをエリザベスに向かって放ちました。
「大丈夫ですよ。
私は、あなたを傷つけませんよ。
よーしよしよしよし」
エリザベスは、一瞬でバジリスクの後ろに回り込みバジリスク
を抱き締めてバジリスクの体を撫でました。
バジリスクは、気持ち良さそうにバジリスクに甘えました。
「あの、バジリスクも小動物みたいだと!?
やっぱりエリザベスは、凄いよな!」
俺は、エリザベスがあのバジリスクを子供をあしらうようにしたのを見てやっぱりエリザベスは、凄いって思い尊敬な眼差しでエリザベスを見つめました。
「さ、さすがは、私のエリザベス様です!」
メイドのアンも俺と同じ事を考えて目をキラキラ輝かせて尊敬した眼差しでエリザベスを見つめました。
『やっぱりご主人様は、凄いです!』
大蛇のクーも俺と同じ事を考えて尊敬した眼差しでエリザベスを見つめました。
『さ、さすがは、我が主だ!』
シルバーウルフのポチも俺と同じ事を考えて尊敬した眼差しでエリザベスを見つめました。
『ご主人は、やっぱり凄いぞ!』
キマイラのタマも俺と同じ事を考えたみたいで尊敬した眼差しでエリザベスを見つめました。
「大人しくて良い子ですね……
この子の名前は、キューちゃんですかね」
エリザベスは、バジリスクに甘えながらバジリスクに名前をつけました。
するとバジリスクの額に光紋章が現れて直ぐに消えました。
『我が君よ、我は、我が君に忠誠を誓わせてもらう』
バジリスクのキューは、エリザベスの前で頭を下げてエリザベスに忠誠を誓いました。
「わーー、キューちゃんも人間の言葉を喋れるようになったんですね!?
キューちゃん、そんなにかしこまらなくて良いですよ。
私とキューちゃんは、家族なのですからね」
エリザベスは、バジリスクのキューが人間の言葉を話したのを聞いて嬉しそうにバジリスクのキューを抱き締めてニッコリ笑いました。
『我が君よ、我は、我が君にこんなにも思われて幸せ者だ』
バジリスクのキューは、エリザベスの言葉を聞いて嬉しそうに優しく微笑んでエリザベスの頭にバジリスクのキューの頭を擦り付けてエリザベスに甘えました。
それから俺とバジリスクのキューと大蛇のクーとエリザベスとキマイラのタマとシルバーウルフのポチとメイドのアンの7人で登山を再開しました。
そして山の頂上に着きました。
いきなり竜の神の邪神竜の黒色のドラゴンがエリザベスの前に空から降りてきました。
「わーー、可愛らしいトカゲさんですね!?」
エリザベスは、目をキラキラ輝かせて邪神竜に近づいて行きました。
『邪神竜だと!?
我が君、逃げろ!?
ここは、我が足止めする!』
バジリスクのキューは、エリザベスを護るように前に出ようとしました。
「本当に可愛らしいトカゲですよね……」
エリザベスは、一瞬で邪神竜に近づきました。
「エ、エリザベス!?
死ぬ気か!?」
俺は、さすがにエリザベスが邪神竜に近づくのが無謀だと思い驚きの声を出しました。
「エリザベス様、むちゃです!?」
メイドのアンも俺と同じ考えみたいで悲鳴に似た声を出しました。
『駄目だ、主よ!』
シルバーウルフのポチも俺と同じ考えみたいで驚きの声を出しました。
『ご主人、むちゃだ!?』
キマイラのタマも俺と同じ事を考えたみたいで驚きの声を出しました。
『ご主人様、駄目です!?』
大蛇のクーも俺と同じ事を思ったみたいで驚きの声を出しました。
『我が君、駄目だ!?』
バジリスクのキューも俺と同じ事を考えたみたいで驚きの声を出しました。
「お手、お座り、おまわり、おーー、よしよしよしよし、この子は、良い子ですよね」
邪神竜は、エリザベスの方に右手を振り下ろしました。
エリザベスは、邪神竜の振り下ろした右手を優しく受け止めました。
そして邪神竜の頭を撫でるように触ると邪神竜は、避ける事ができずにそのまま座りました。
そして邪神竜は、もうスピードでエリザベスに襲い掛かるエリザベスは、軽々と避けました
そして邪神竜に甘えるように抱き着くと邪神竜が大人しくなりエリザベスに甘えているようでした。
「あの、邪神竜が小動物みたいだと!?」
俺は、あの邪神竜が子供のようにあしらうのを見て驚きの声を出しました。
「さ、さすがは、エリザベス様ですね!?」
メイドのアンも俺と同じ事を思ったみたいで驚きの声を出しました。
『さ、さすがは、主だ!』
シルバーウルフのポチも俺と同じ事を考えたみたいで驚きの声を出しました。
『ご主人は、やっぱり凄いな!』
キマイラのタマも俺と同じ事を考えたみたいで尊敬な眼差しでエリザベスを見つめました。
『さすがは、ご主人様です!』
大蛇のクーも俺と同じ事を考えたみたいで尊敬な眼差しでエリザベスを見つめました。
『さすがは、我の我が君だ!』
バジリスクのキューも俺と同じ事を思ったみたいで尊敬な眼差しでエリザベスを見つめました。
「この子の名前は、クロちゃんですね……」
エリザベスは、邪神竜を抱き締めて甘えながら邪神竜に名前をつけました。
邪神竜の額に光輝く紋章が表れると直ぐに消えました。
邪神竜のクロの体が光輝くと黒髪の幼女の姿に変わりました。
『我がロードよ。
我の全てをロードに捧げる』
邪神竜のクロは、幼女の姿に変わり膝を着いて頭を下げてエリザベスに忠誠を誓う事を約束しました。
「え、えーー?!
クロちゃんが人間の幼女になったのですか!?
それに凄く可愛らしいです!
よろしくお願いしますね、クロちゃん」
エリザベスは、邪神竜のクロが幼女の姿になったのが嬉しくてクロに抱き締めました。
『う、うむ、よろしく頼む、我がロードよ』
クロは、エリザベスに抱き着かれて恥ずかしそうに顔を赤らめました。
それから俺とバジリスクのキューと大蛇のクーとエリザベスとキマイラのタマとシルバーウルフのポチとメイドのアンと邪神竜が人間の幼女に姿が変わったクロの8人で山を降りてエリザベスの屋敷に戻りました。
エリザベスは、全ての生き物に愛されるそれでこそ聖女様の名前にふさわしい存在だと改めて理解しました。
エリザベスにできない事がないように思いました。
そんなエリザベスの側にいられるのが幸せだと思いました。
俺は、何が合ってもエリザベスについていくって改めて決心しました。
ーTo Be Continuedー
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる