主人公(ヒロイン)は、悪役令嬢を攻略をする

ねがぽじ

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魔王(恐怖の大魔王デスカウント)と呼ばれる女パート17(133話)

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☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

(133話と134話は、同じ時間軸です。
2つで1つの話ですから必ず2つとも読んで下さいね)

~第133話~

☆魔王(恐怖の大魔王デスカウント)と呼ばれる女パート17☆

(この話は、魔族のリーダーのアコルの視点です)

捨て身の魔族達の命を使った禁術も恐怖の大魔王デスカウントの1つの魔法により阻止された。
魔族と人間のハーフの子供だけも殺そうと思った。
魔族と人間のハーフの子供のいる村に向かった。

「へへへ、今度は、すんなりと村に入る事ができそうだ……?
って恐怖の大魔王デスカウント!?」

俺は、村に入ろうとして恐怖の大魔王デスカウントの姿を見るとビックリして飛び上がった。
でも恐怖の大魔王デスカウントは、全然動かなかった。

「って何だよ、恐怖の大魔王デスカウントの銅像でないかよ。
驚かすなよ……」

俺は、恐怖の大魔王デスカウントの正体が銅像だと解り安心をして村の中に入ろうとした。
でもこっちを見ている恐怖の大魔王デスカウントの銅像の眼差しが怖くて村に入る事ができなかった。

「お、お前が先に入れよ!」

小柄の魔族は、他の魔族に先に村に入る事を命令した。

「お、お前こそ先に村に入れよ!」

太っている魔族も他の魔族が先に入る事を命令した。

「よ、よし、全員で一緒に村に入るぞ!」

俺は、魔族全員一緒に村に入る事を命令した。

「あ、ああ……

きゃ、きゃーー!?」

「やっぱりこの銅像は、恐怖の大魔王デスカウントだ!?」

「逃げろーー!?
殺されるぞ!?」

恐怖の大魔王デスカウントの銅像の後ろの木からカラスが飛び立つ音が聞こえた。
それが魔族達には、恐怖の大魔王デスカウントの銅像が動いた様に見えた。
恐怖の大魔王デスカウントが銅像に隠れていると思った。
恐怖の大魔王デスカウントに殺されると思った。
魔族達は、慌てて魔族と人間のハーフの子供がいる村から急いで離れた。

魔族達が次は、港の街のハーバーカントリーに攻め混む為に街に入ろうとした。
でもハーバーカントリーの入り口に恐怖の大魔王デスカウントの銅像が立っていた。

「な、な、な、恐怖の大魔王デスカウントの銅像だと!?
何でここにもデスカウントの銅像があるんだよ!?
ま、まさか、またこの銅像にも恐怖の大魔王デスカウントが隠れているのか!?」

俺は、びくびくしながら恐怖の大魔王デスカウントの銅像を見つめた。

「へっ、ど、銅像にびびりすぎなんだよ」

背の高い魔族もドキドキしてびびりながら恐怖の大魔王デスカウントの銅像を見つめた。
突然、光の加減で銅像の目の宝石が光った様に見えた。
それが恐怖の大魔王デスカウントの目が動いたように見えた。


「き、きゃーー!?
恐怖の大魔王デスカウントの銅像が動いたぞ!?
やっぱり銅像に恐怖の大魔王デスカウントが隠れていたんだ!?」

小柄の魔族は、恐怖の大魔王デスカウントの動いたと思った。
銅像が恐怖の大魔王デスカウントだと勘違いして慌てて逃げた。

「な、なんだと!?
て、撤退だ!!
恐怖の大魔王デスカウントに皆殺しにされるぞ!?」

俺は、恐怖の大魔王デスカウントが銅像に隠れているって勘違いして他の魔族達に逃げるのを命令した。
俺達は、慌ててハーバーカントリーから急いで離れた。

「くそっ!!
何で恐怖の大魔王デスカウントは、先回りができるんだ!!
仕方がないこうなったら森の中にある奇跡が起きたって言う村を滅ぼす事にするぞ!
あそこならばさすがに恐怖の大魔王デスカウントの邪魔も入らんだろ」

俺は、奇跡の村を襲撃をする事を命令した。
魔族達は、森の中にある奇跡の村に向かった。
そこの奇跡の村にも恐怖の大魔王デスカウントの銅像が立っていた。

「な、な、な、また恐怖の大魔王デスカウントの銅像だと!?」

太っている魔族は、奇跡の村に着くと恐怖の大魔王デスカウントの銅像が立っているのを見て驚きの声を出した。

「さ、さすがに、この恐怖の大魔王デスカウントの銅像には、恐怖の大魔王デスカウントが隠れていないよな?」

小柄の魔族は、恐々と恐怖の大魔王デスカウントの銅像を見つめた。
この銅像には、恐怖の大魔王デスカウントが隠れていないのか質問した。


「ははは、まさかそう何回も銅像に恐怖の大魔王デスカウントが隠れている訳がないだろ。

……本当に銅像に隠れていないよな?」

俺が銅像に恐怖の大魔王デスカウントが隠れている訳がない事を笑い飛ばした。
でもふと、本当に恐怖の大魔王デスカウントが銅像に隠れていないのか不安になりまじまじと見て確かめた。

「や、やっぱり隠れていない……

きゃーー!?
また銅像に恐怖の大魔王デスカウントが隠れていやがった!?
早く逃げろーー!?
恐怖の大魔王デスカウントに殺されるぞ!?」

俺は、銅像をまじまじと見つめて動かないのを確認をしてから安心した。
でもいきなり銅像の背後から猫が降りてくるのを見えてそれが恐怖の大魔王デスカウントの銅像が動いた様に見えた。

魔族達は、また恐怖の大魔王デスカウントの銅像に恐怖の大魔王デスカウントが隠れていると勘違いして急いで奇跡の村から離れた。

今度は、魔族達が魔族達の侵略が阻止された聖女ジュリーの故郷のウェイストランドを攻める為に向かった。

「……よし、恐怖の大魔王デスカウントの銅像は、ないな。
魔法で姿を消してウェイストランドで戦力の情報集めだ。
攻めるのはそれからでも構わないしな」

俺は、姿を消してウェイストランドで情報集めをするのを命令した。
魔族達は、姿を消してウェイストランドの街の中に入った。
直ぐに見覚えのある黒髪のロングヘアーの女性を見かけた。
魔族達は、この女性が誰だったか思い出そうとした。
いきなり黒髪の女性が魔族達の方に右手を向けた。

「『ダークニードル』……」

俺の顔の真横すれすれに黒色の針を放った。

「んっ……外れましたね。

『ダークニードル』……」

黒髪の女性は、太っている魔族の顔の横すれすれに黒色の針を放った。

「っ!?
ま、間違いない、奴は、恐怖の大魔王デスカウント本人だ!?」

俺は、体を震わせて恐怖の大魔王デスカウントを人差し指で指した。
恐怖の大魔王デスカウント本人だと指摘した。

「うははは、何処まで逃げれますか?
私を楽しませて下さい!!

『ダークニードルマシンガン!!』」

恐怖の大魔王デスカウントは、楽しそうに大声を出して笑った。
恐怖の大魔王デスカウントは、両手を前に出した。
手のひらから大量の黒色の針の魔族達に向かって放った。
魔族達をいたぶる様ように魔族達の体すれすれに黒色の針を放った。

「きゃーーー!?」

「いやーーー!?」

「死ぬーーー?!」

「ま、待ってくれーー!?」

「止めてーーー!?」

「うわーー!?」


魔族達は、恐怖の大魔王デスカウントの放った大量の黒色の針を逃げ回って避けた。
魔族達がいじめられっこから逃げる子供のように慌ててウェイストランドから離れて行った。
恐怖の大魔王デスカウントは、遊ぶように魔族達に攻撃をしたのを見て魔族達の戦いすら遊びだと理解した。

奴に関わったら虫の様に皆殺しにされるって理解した。
これが魔族達の悪夢の始まりしかなかったって思ってもいなかった。


ーTo Be Continuedー
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