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始まり
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「いらっしゃいませ。ご注文はなんですか?」
「あの、私はそのギルドに用があって」
「ギルドですか。ギルドの受付はこの建物の二階にありますよ。案内しますね」
そして、居酒屋のお姉さんは二階に案内してくれた。
この建物は、何というか奥に広い。
てっきり奥にあるかと思っていたが二階だったか。
「ここです。では私はこれで」
「うん。お姉さんありがとう」
案内されたのは、一枚の扉だった。この奥にギルドが。
抱き枕の息を呑む音が聞こえて来る。
では、行くぞ!
「はい!」
そう言って扉を開ける。
扉の隙間からは光が漏れ、禁断の場所みたいな感じがする。実際はそんな事は無い。
「よう! お嬢ちゃん。キルドに用事か? 案内してやるよ!」
そう言って、近づいて来たのは大柄な男。
彼は入口付近で座っていた。何をしていたのか分からないが。
「はい。そのギルドで仕事を貰おうかと思って」
「がはは。お嬢ちゃん冗談はよしな。ここは、屈強な人間でも死んじまう仕事だ。依頼申請なら大歓迎だが、依頼をこなすのは止めておくのが生きる術だぜ」
「分かってますよ。そんな事」
「まぁいい。お嬢ちゃんの気配は常人とは違ってるから、もしかしたら適正かもな。もしくは本当に弱い気配か」
「コイツなんだよ。一言余分じゃね?」
「でも、悪い人ではなさそうです」
「とりあえず、仕事がしたいなら、ライセンスが必要だ。作るから付いてきてくれ」
そう言って連れて行かれたのは、手術台みたいながポツンと置かれた部屋。
「お嬢ちゃん、そこに横になりな」
「あ、はい」
「今から、ちいとばかし痛いが我慢してくれよ」
痛い?
大柄の男は別の所に去って行った。
男が消えてから数秒。
何やら触手のような物が私の四肢を掴み、台に固定した。
そして、私は天井にある、ある物に気づいた。
大きな針。
スキル環境把握から通知。高エネルギーを感知、警戒して下さい。
針は、徐々にお腹に向けて近づいて来る。しかし、針はお腹から数センチの所でその動きを止めた。
そして先端から紫色の光線を照射し始める。
照射されたお腹は、内蔵を抉られるような痛みと共に、神経を握り潰される様な麻痺が同時に起きた。
手足は痺れながらも意志とは関係なく力み、内臓はその定位置を無視して動き回った。
スキル貴方より通知。痛覚無効を取得。
続けて、スキル生命起源より通知。身体の強制鑑定を確認しました。スキル情報を保護しますか?
スキル貴方より生命起源に通知。スキル貴方権限で保護して下さい。
スキル生命起源より貴方に通知。権限を確認。実行します。
スキル剥離より貴方に通知。強制鑑定を身体から剥離しますか?
スキル貴方より剥離に通知。スキル貴方権限により実行。
スキル剥離より通知。身体から強制鑑定を剥離に失敗しました。
スキル貴方より通知。Qスキル否を取得。ロードします。
スキル貴方より否に通知。スキル貴方権限によりスキル否を起動。
スキル否より貴方に通知。受諾しました。起動します。
何やら、緊急事態のようでスキル達は大忙しで動いている。てか、スキル貴方って何者だ。スキル達を仕切っている。
スキル否より通知。強制鑑定を拒みます。
スキル貴方より各スキル通知。ガンバレ。
待て待て待て、ガンバレってなんだよ。
そもそも、抱き枕は大丈夫のか? かなり苦しんでるけど。
スキル貴方より通知。極めて危険な状態です。最善を尽くします。
おう。ガンバレ!
スキル否より貴方に通知。強制鑑定のステータス測定の解析、無効化に成功。引き続き無効化に専念します。
スキル貴方より否に通知。解析データのコピーを要求。その後、環境把握に融合。
スキル否より貴方、融合に通知。データをコピーしました。スキル融合は、環境把握に本データを融合して下さい。
スキル融合より通知。完了しました。
コマンドラインかな? と思うほどに文字がズラズラと流れていく。しかし少し面白い。
そんなこんなで、紫色の光線は消えていた。
「お嬢ちゃん凄いね。あの苦痛の中、俺の強制鑑定を拒むなんて。そんなヤツ初めてだよ。ほらこれ、ギルドのライセンス」
どこからともなく現れたあの、男は一枚のカードを渡して来た。
一方、抱き枕は未だに苦しんでいいる。
大丈夫なんだろうね? 貴方くん。
スキル貴方より通知。大丈夫です。問題ありません。
「おっと、これは名乗るのを忘れていた。私は、ギルドマスター、ツマンフだよろしく」
「わ、私は抱き枕」
「知ってるよ。強制鑑定で名だけは知れた。これで抱き枕も仲間だ」
渡されたカードを見ると。ステータス、スキルの所は空白のまま、名前の箇所だけが書かれていた。
「一応、最上位ライセンスだ。仕事はしろよ?」
「わ、わかりました」
なんだか、抱き枕が可愛そうになってきた。
スキル貴方。治療は可能か?
スキル貴方より生命起源に通知。治療は可能?
スキル生命起源より貴方に通知。不可です。
スキル貴方より通知。だそうです。
これからどうなる事やら。
「あの、私はそのギルドに用があって」
「ギルドですか。ギルドの受付はこの建物の二階にありますよ。案内しますね」
そして、居酒屋のお姉さんは二階に案内してくれた。
この建物は、何というか奥に広い。
てっきり奥にあるかと思っていたが二階だったか。
「ここです。では私はこれで」
「うん。お姉さんありがとう」
案内されたのは、一枚の扉だった。この奥にギルドが。
抱き枕の息を呑む音が聞こえて来る。
では、行くぞ!
「はい!」
そう言って扉を開ける。
扉の隙間からは光が漏れ、禁断の場所みたいな感じがする。実際はそんな事は無い。
「よう! お嬢ちゃん。キルドに用事か? 案内してやるよ!」
そう言って、近づいて来たのは大柄な男。
彼は入口付近で座っていた。何をしていたのか分からないが。
「はい。そのギルドで仕事を貰おうかと思って」
「がはは。お嬢ちゃん冗談はよしな。ここは、屈強な人間でも死んじまう仕事だ。依頼申請なら大歓迎だが、依頼をこなすのは止めておくのが生きる術だぜ」
「分かってますよ。そんな事」
「まぁいい。お嬢ちゃんの気配は常人とは違ってるから、もしかしたら適正かもな。もしくは本当に弱い気配か」
「コイツなんだよ。一言余分じゃね?」
「でも、悪い人ではなさそうです」
「とりあえず、仕事がしたいなら、ライセンスが必要だ。作るから付いてきてくれ」
そう言って連れて行かれたのは、手術台みたいながポツンと置かれた部屋。
「お嬢ちゃん、そこに横になりな」
「あ、はい」
「今から、ちいとばかし痛いが我慢してくれよ」
痛い?
大柄の男は別の所に去って行った。
男が消えてから数秒。
何やら触手のような物が私の四肢を掴み、台に固定した。
そして、私は天井にある、ある物に気づいた。
大きな針。
スキル環境把握から通知。高エネルギーを感知、警戒して下さい。
針は、徐々にお腹に向けて近づいて来る。しかし、針はお腹から数センチの所でその動きを止めた。
そして先端から紫色の光線を照射し始める。
照射されたお腹は、内蔵を抉られるような痛みと共に、神経を握り潰される様な麻痺が同時に起きた。
手足は痺れながらも意志とは関係なく力み、内臓はその定位置を無視して動き回った。
スキル貴方より通知。痛覚無効を取得。
続けて、スキル生命起源より通知。身体の強制鑑定を確認しました。スキル情報を保護しますか?
スキル貴方より生命起源に通知。スキル貴方権限で保護して下さい。
スキル生命起源より貴方に通知。権限を確認。実行します。
スキル剥離より貴方に通知。強制鑑定を身体から剥離しますか?
スキル貴方より剥離に通知。スキル貴方権限により実行。
スキル剥離より通知。身体から強制鑑定を剥離に失敗しました。
スキル貴方より通知。Qスキル否を取得。ロードします。
スキル貴方より否に通知。スキル貴方権限によりスキル否を起動。
スキル否より貴方に通知。受諾しました。起動します。
何やら、緊急事態のようでスキル達は大忙しで動いている。てか、スキル貴方って何者だ。スキル達を仕切っている。
スキル否より通知。強制鑑定を拒みます。
スキル貴方より各スキル通知。ガンバレ。
待て待て待て、ガンバレってなんだよ。
そもそも、抱き枕は大丈夫のか? かなり苦しんでるけど。
スキル貴方より通知。極めて危険な状態です。最善を尽くします。
おう。ガンバレ!
スキル否より貴方に通知。強制鑑定のステータス測定の解析、無効化に成功。引き続き無効化に専念します。
スキル貴方より否に通知。解析データのコピーを要求。その後、環境把握に融合。
スキル否より貴方、融合に通知。データをコピーしました。スキル融合は、環境把握に本データを融合して下さい。
スキル融合より通知。完了しました。
コマンドラインかな? と思うほどに文字がズラズラと流れていく。しかし少し面白い。
そんなこんなで、紫色の光線は消えていた。
「お嬢ちゃん凄いね。あの苦痛の中、俺の強制鑑定を拒むなんて。そんなヤツ初めてだよ。ほらこれ、ギルドのライセンス」
どこからともなく現れたあの、男は一枚のカードを渡して来た。
一方、抱き枕は未だに苦しんでいいる。
大丈夫なんだろうね? 貴方くん。
スキル貴方より通知。大丈夫です。問題ありません。
「おっと、これは名乗るのを忘れていた。私は、ギルドマスター、ツマンフだよろしく」
「わ、私は抱き枕」
「知ってるよ。強制鑑定で名だけは知れた。これで抱き枕も仲間だ」
渡されたカードを見ると。ステータス、スキルの所は空白のまま、名前の箇所だけが書かれていた。
「一応、最上位ライセンスだ。仕事はしろよ?」
「わ、わかりました」
なんだか、抱き枕が可愛そうになってきた。
スキル貴方。治療は可能か?
スキル貴方より生命起源に通知。治療は可能?
スキル生命起源より貴方に通知。不可です。
スキル貴方より通知。だそうです。
これからどうなる事やら。
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