それは先生に理解できない

南方まいこ

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04.意外と楽しかった

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04
 
 朝、目が覚めると、一段と憂鬱な気分になる。あの契約から、そろそろ二週間が経つ、この間の休日は用事があると断ったが、あまり断り過ぎると、学校で絡まれる回数が増えそうで、仕方なく今週はデートに行くことにした。
 来月には期末試験もあるというのにいいのだろうか? 高校三年生と言えば、そろそろ受験勉強が山場を迎える頃、デートなんてしてる場合では無いのにと思う。
 葵は取りあえず知識のかてになれるような場所へ行く事にした。
 洗面台で顔を洗い歯を磨き、サっと髪を整えると、着て行く服を選んだ。正直あまり美に関心が無い。おかげでスーツ以外は微妙だと自分でも思う。適当に服を選び着替えると、玄関を出て待ち合わせの場所へと向かった。 
 待ち合わせの場所は、地元からかなり離れたターミナル駅にした。
 女子生徒ではないし、そこまで警戒する必要もないが、用心するに越したことは無い。待ち合わせの場所が近付くと、やけに目立つ男が美貌を振りまいていた。
 黒髪に似合う白いインナーを着て、洒落たブレザーを着こなし、キラキラと光輝くエフェクトまで見える気がする。
 いやはや、クラスの女子どころか、どの年齢層にも人気がありそうだと、見れば見るほど皮肉しか浮かんでこない。
 
「悪い遅くなった」

 声をかければ、ほわっと笑顔を見せ、兎野は頭を横に振った。

「そんなことない、まだ約束の時間前だよ。で、何処行くの?」
「科学館」

 怪訝な顔をされて、兎野に首を傾げられた。

「……デートなのに?」
「デート≒お勉強」
「今時はデート≒ホテルだよ」
「俺は古いタイプの人間です。今時の常識は知りません」

 馬鹿なことを言う生徒を無視し、さっそく電車で目的の場所まで移動することにしたが、休みの日ということもあり、電車内も人が多く混んでいる。取りあえず扉付近に立った。
 兎野は葵の目の前に立つと、広い胸板を目の前に晒した。

「兎野って何かスポーツしてる?」
「特にはしてないよ」
「へぇー、してないのに――」

 そこまで発言してから口を閉じた。高校生の体を褒める教師ってどうなの? と自分でも若干引きそうになり、クルっと兎野に背を向けた。
 窓に映る彼が微笑み、ピタリと背後に引っ付いてくると、軽く首筋に息が降り注がれゾワリと産毛が立った。

「先生身長いくつ? 歳は?」
「170cm、24歳」
「へぇ、24歳…。7つ差か」

 そう、7つも年上の男に君はおかしな感情を抱いてる。そろそろ目が覚めてもいい頃だぞ? とガラス越しに兎野を見つめた。
 ここは教師らしく、当たり障りのない会話を提供しようと受験の話をした。

「それにしても、余裕だな…卒業まで後4ヶ月ちょっとしかないのに遊んでていいのか?」
「やるべきことはやってるよ」
「何処の大学受けるんだ?」
「N大。勉強を見てくれてる先生がそこの出身なんだ」
「へぇ、名門中の名門じゃないか、だったら最初から、そっちの付属高校に入れば良かったのに」

 兎野は少し頭を傾けガラス越しこちらを見ると。

「どこの高校に入っても同じ」

 最終的に何処に辿り着くかは、努力次第だと兎野は力強く言い放った。なるほど、学年トップなのは伊達じゃないなと改めて感じる。

「先生が高校の時どうだった?」
「俺? そうだなぁ、必死で勉強してたよ。お前見たいに余裕なんか無かった気がする。睡眠を削って暗記を繰り返したな」
「恋愛とかしてた?」
「全然だったな」

 ふーん。と少し考えた後、兎野は何かを思いついたかのように口を開いた。

「先生って初恋はいつだった?」 
 
 嵩原な気がするが、恋では無かったと判明したばかりで、初恋と宣言するには少し違うと思った。
 そこまで考えて、自分は、もしかすると恋をしたことがないのでは? と一つの結論が出た。

「ねぇ、初恋は?」

 黙っている自分に執拗に問いかけてくる。馬鹿正直に初恋は『まだ』なんて言うと、いい年した大人が恋すらしたことが無いのかと、馬鹿にされそうで引かれそうだと思った。
 いや、でも? 引かれた方がいいかも知れない。少しでも興味を失ってくれるなら、その方がいい。

「先生、答えて初恋」
「……初恋は、まだ……のような気がする」
「ホントに?」
「多分、恋したことが無い」

 後ろからグっと手を握られると

「じゃあ、俺が先生の初恋の相手になるんだ?」
「まあ、お前を好きになればそうなるかな」
「それは、凄く……、うれしい」

 耳元に熱のある声が響いた。むず痒いと思う反面、いっそ蜂蜜風呂にでも浸りたい気分だった。
 甘い雰囲気にどうすればいいのか分からない。引かれると思ってたが、逆効果だったのか? と葵は選択を間違えたことに今さら気が付く。
 兎野は口元を緩め、葵の耳朶に触れるか触れない距離まで顔を近付けると。

「ねぇ、先生、早く俺を好きになって」

 その声と言葉にクラリと脳が揺れた。
 さっさと振り払わなくてはいけない手を、ずっと解けないままでいる。そして頭の中のリフレインは結婚式の鐘の音だ。

 ――いやいや…。鳴り止んでくれ鐘!

 やっと我に返り、兎野に握られていた手をサっと引っ込めた。じわりと熱が残る手の甲が徐々に冷めていくのを感じ、どうかしてると自分でも思うのに、温もりが消えるのは勿体無い気分がした。
 そして後悔と言う文字が浮かび上がった。
 自分はとんでもない約束をしたんじゃないだろうかということだ。
 0%が1%になるだけだって? 誰がそんなことを言ったんだ。今ので10%近くは持っていかれた気がする。
 考えてみれば、恋愛経験がまったく無い自分と兎野では、兎野の方が断然有利だ。気を引き締めないとあっと言う間に100%にされる。目と目の間に力を入れ、頬にパンっと平手で気合を入れた。

「よし、降りるぞ…」
「了解」

 目的の場所まで言葉少なめに移動した――――。
 科学館へ到着し色々見て周るが、同じ分野に長けている同士だと結構楽しい物だと感じる。小学生レベルの実験コーナーだが、初めて理化学に興味を抱いた日のことを思い出し、頬が緩んだ。
 つまらなさそうに隣で化学実験のオモチャを動かす兎野が口を開くと。

「最初に会った時から思ってたことがあるんだけど、先生、すぐ怯えるよね」
「……」
「なんか理由あったりする?」
「んー、単純に自分より体格の大きな人が苦手なだけだよ」
「もしかして、何度か襲われたことがある?」
「子供の頃はな、って何で分かるんだ」

 ふっと短い息を吐くと彼は、近くの壁にそっと凭れ掛かり。

「そっか、たぶん、先生は社交不安障害だと思う。重度では無いにしても見下ろされた時、極度の緊張を発する。瞳孔が開き目尻の筋肉が硬直して、少し血流が悪くなっているのが見て取れる。本来だと14歳~16歳までには克服出来るんだけどね、出来ないまま大人になったんだね」

 兎野は腕を組み冷静な顔で淡々と述べると、克服した方がいいと言うが、
別に大丈夫だと伝えた。

「克服すると俺が興味を無くすから、勿体ない?」
「は、はぁっ?」
「だって、俺は先生の怯えた顔をずっと見ていたいし、自分の物にしたい、克服したら俺が離れていくと思って克服出来ないのかな~って」
「そんなこと、あるわけないだろ」

 克服するような物でも無いと思っていた。それ以前に病気だと思っていなかった。

 ――社交不安障害…。
 
 葵が考え込んでいると兎野は話を続けた。

「思春期には多い病気だと思うよ。自覚がない人が多いけど、自分は他の人とは違うと認識したりすると、周りの視線は一気に攻撃に変わるから怖くなるんだ」

 兎野はそう言って真剣な顔をして見せると、医者を目指してるのは、一人でも多くの悩みを解消する為だと言い。 
 彼の優し気な視線に、思わず「じゃあ……克服しようかな」なんて返事をした。 
 葵の返事を聞き、兎野は実に素早い行動を取った。携帯を片手に近場のレンタルスペースの予約を取り付けると、コンビニで飲み物などを買った。

 ――へぇ…、こんなところあるんだ…

 借りたスペースはサブキッチンも付いており、意外と広いスペースだった。中央にダイニングテーブル。それと大きな壁かけテレビも配置してあり、なかなか快適な空間だ。
 買って来た飲み物をテーブルに置くと、向かい合い椅子に腰を落とした。

「それでどうする?」
「そうだね、原因とかキッカケ見たいなものはある? 何でもいいよ」

 そう言われるが、あまり思い出したくない出来事も多かった。でも病気だと言うなら洗いざらい喋ることにした。
 小学校の時、親戚のおじさんに、やたらとキスされたこと、それから中学の時、部活の先輩に何度か胸を触られて、股間にも触れられ、自分の頭の上で興奮した先輩を見て怖くなり必死で逃げたこと。
 高校生の時に電車通学になり痴漢に何度か遭遇し、どうしたらいいのか友人に相談すると女顔だからそういう目に遭うと言われ、そこから伊達眼鏡をするようになったこと。

「怖っ、ちょっと、狙われ過ぎじゃない…? 先生の身の回りヘンタイばっかりだね」
「……オマエが言うな」

 兎野が真面目な顔で、自分と一緒にしないで欲しいと言うが、どっちもどっちだと思えた。兎野は無理やり行動を起こすことはしないが、堂々と『従わせたい』と宣言してくるあたり、過去最大の変態は君だと思うぞ?と葵は冷ややかな視線を投げた。
 そんな視線も気にすること無く、兎野は机の上でトントンと指を鳴らすと。

「なるほどねぇ、それだけ色々あったなら怖くなって当然か」
「でも、頻繁に怖いと思うわけじゃないんだ」

 そう、たまに過去の出来事と重なる時に、ちょっと怖いなと感じる時があるだけで、常に怖いわけじゃない。

「先生、眼鏡取って両手を前に出して」
「う、ん?」
「俺を見て1分くらい」

 言われた通り眼鏡を横に置き、兎野が差し出す手に自分の手を乗せた。
 瞬時に先程、電車で握られた手の感触が蘇って来る。まだ若さが残るその手は、男の手と言うよりは青年の綺麗な手だ。

「こんなことで治るのか?」
「……治るわけない」
「は?」
「手を握るだけで治るわけないよ、まずは人と接することが大事だからね。隣行ってもいい?」

 わざわざ承諾を得なくても、そのくらいのことは問題ないと伝えた。彼は、ふっ、と笑みを零すと兎野は向かい合っていた席を立ち隣に座った。
 机の上に無防備に置いてた手を握られるが、これは治療以前に、何か違う病気にかかってしまう気がした。
 横から彼に見つめられ微笑まれる。この状況をクラスの女子が見たら、葵の席を争奪すべく戦争が起きてもおかしくないと思えた。
 兎野はキラキラとエフェクトのかかった笑みを見せながら、幼少の頃に受けた出来事の確認をしてくる。

「親戚のおじさんの要求はキスだけだった?」
「そうだよ、今も思い出すと鳥肌が立つ、ほら……」

 自身の袖をまくり、おじさんの顔を思い出し、ブルと肩を揺らしポツポツと浮き上がる小さな突起物を兎野に見せた。

「余程、気持ち悪いオヤジだったんだね……」

 産毛が逆立った腕をスルリと兎野に撫でらると、更に突起物が尖ってくる。慌てて捲っていた袖を元に戻した。

「どのくらいで気持ち悪いと思うのか試していい?」
「どういうことだ?」
「再現だよ、俺をおじさんだと思って」
「そんなこと言われてもな、全然似てな…い…」

 親戚のおじさんには、似ても似つかない兎野の顔を見つめると、両手で顔を包まれる。じっと見つめられ、どうしていいのか分からないまま彼を見つめた。
 ぼんやりと、目の前の男の顔を見ながら、科学館で言っていた『克服すると俺が興味を無くすから克服出来ない?』と言う言葉を思い出していた。
 
 ――兎野が興味を無くす……?

 何故かモヤっとした。過去を色々辿っても、素直に好意を寄せられたと感じた相手は目の前の男だけ、確かに発言は変態だけど、無理強いする感じはしないし、勝手なことはしないと約束してからは、彼なりに気を使っているのも伝わって来る。
 ただ、その好意がちょっと歪んでいるのが気になるだけで、嫌だとか拒絶したい気持ちは湧いてこない。

「先生?」
「うん?」 
「このままだとキスしちゃうけど……」 
「あ……」
「怖くなかったの?」
「よく分からない、だってお前はおじさんでは無いし、整った顔してるなって思ったら別に怖くなかった」 
「……じゃあ、しちゃえば良かったな」

 はっと我に返り顔を背け、葵は慌てて口を腕で隠した。
 うっかり考え事をしていたせいで、迫ってくる兎野の顔に見惚れていたのだ。
 ただ、しちゃえば良かったと言われ、本当にする気は無かったことが理解出来た。もし、するなら声をかけない、それに兎野は怯えた葵に興味があるだけだ。
 クスっと笑いながら、彼が姿勢を正すと、更に葵の過去の出来事を確認してきた。 

「あとは、何だっけ、学校の先輩?」
「いや、それは再現したくない……」
「痴漢は?」
「それも、なんか嫌だ」
「じゃあ、それはまた今度にしよう。今日は手を繋ぐことと、人の視線に慣れることだね」

 葵を見て微笑み、ただ手を握る彼を見て、意外と優しい男だと思う。
 こんな小学生のような手の繋ぎかたをしたところで、得られる満足は彼には何ひとつないのに、ふと、何かを思いついたように兎野はこちらに首を傾けると。

「少し見下ろしてもいい?」
「いいよ」

 彼が立ち上がると、椅子に座っている自分の頭上から見下ろしてきた。
 あ……、これはダメなヤツかも知れないと、ちょっとだけ頬が引き攣ってくる。眼鏡もなければ、前髪もカットされ、防御出来るものが無い。
 一番強烈に脳裏に焼き付いてるのは、部室で襲われそうになったことだ。まだ中学一年生だったこともあり、三年の先輩に逆らうことなんて出来なかった。
 壁際に追いやられ真上から見下ろされるのが一番怖いが、これでも十分に怖いと思えた。
 大丈夫?と言いながら、ふわりと兎野の手が自分の顎を取ると、何故か少し気分が収まった。

「うーん、血の気が引てるね。先生、今どんな気分?」
「クラクラする」
「怖い?」
「わからないけど、兎野のことは慣れて来たから、そんなに怖くない気がする」
「少し離れるよ」

 手を離し兎野は半歩後ろに下がった。
 血の巡りがよくなるのを感じ、気が楽になった。そして葵の様子を見て、なるほどと兎野は頷いた。

「先生、そろそろ帰ろうか?」
「え」 

 急に兎野は帰ろうと言い出した。別にそれはいいのだが、あっさり帰ろうと言われ拍子抜けした。

「もっと一緒にいたかった?」 
「違う!」

 ニヤ付く顔を見て、苛っとした。

「本当は?」
「だから違う!」
「はいはい、違う、違う」

 ――……。

 まるで、小学生でも相手にしているのような物言いに、君より7つも年上の男に、その口調はなんだね? と言いたくなる。
 言ったところで立場が変わるわけでもないが、どうしていつも兎野に主導権が渡ってしまうのか謎だった。
 後片付けをして荷物を持ち、レンタルスペースから出ると、別れを告げ歩みを進めた。

 ――結構、楽しかったな……、次は何処へ……。

 道すがらそんなことを考え、いや、何を考えてる? 次を考えるなんてどうかしてると、葵は頭を振った。
 実際、楽しかった気がするが、それは科学館という子供の頃を思い出させる懐かしい空間が楽しかっただけだと、自分に言い聞かせ、冷たい空気に頬を晒しながら家路を急いだ――――。


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