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05.先生ごめんね
しおりを挟む家に帰る電車の中で兎野は、頬を緩ませた。
先生が社交不安障害なのは本当だと思う。克服するのも本人次第、けど兎野がそれを直す手助けなんてするわけがない。
しかも自分は外科志望で精神科医志望じゃない、たかが、高校生の分際で治療なんて出来ないのに……。
――先生、ごめんね。
あんなのは治療でもなんでもなくて、手を繋ぎたかっただけ、と本当のことを聞かされたら怒るだろうなと、思わず笑みが零れそうになる。
それにしても問題は、葵が人を好きになったことが無いということ、それはつまりタイプが特定できないと言うことであり、非常に落とし難いと言うことだった。
優しい人がいいとか、こんな顔がいいとか、多少なりとも好むタイプがあれば、それを忠実に再現するだけで済むが、葵の場合それは難しそうだと思う。
そこまで考えて、そう言えば一度も人を好きになったことがないのは自分もだったと気が付く。触れたいと思ったこともなければ、付き合ったことも無い。もちろん葵のことも好きという感情ではないと思う。
例えるなら、クリスマスツリーの星のようなもので、たったひとつしか乗っていない大切な物。
――誰にも取られてはいけない人……。
ひとつしか乗ってないのだから、誰かに取られたら自分は星の無いツリーを眺めることになる。きっと寂しくて悲しい気分になる。それと同じだ。
だから葵は自分にとって特別な人だと感じる。手に残る葵の感触を確かめる様に、手を開いてじっと見つめた――。
自宅に到着し部屋に入る。持ち帰った荷物を解くと、飲みかけのペットボトルを取り出した。
もちろん葵の物だ。自分の飲み物は途中で全て飲み干して、ゴミ箱に捨てて来た。
――あの時、本当にキスすればよかった…。
数時間前の出来事に兎野は思いを馳せた。小さな顔を包み込むと、ほわっと頬が染まり色っぽかった。
怖がってる様子もなかったが、ぼんやり考えことをしてるのを見て、目の前にいる兎野のことじゃなく、他の何かに気を取られている様子に、キスする気が失せただけだった。
「好きになってもらうのって意外と大変だな…」
重い息を吐きながら、独り言が盛大に出た。葵が残した飲みかけのペットボトルに口を付けると、ミネラルウォータで味なんかするわけがないが、なんとなく甘い気がした。
――もう少し触れたかった…な。
今日のことを考え目を瞑ると葵の様子が浮かんでくる。そうなると自然と下腹部に熱が集まり解放したくなってくる。
葵も抜いたりするのだろうか? そりゃ男だから当然するだろうけど、何となく性欲があるように思えなかった。
自分と同じ性器が付いているのは分かっているが、高校生みたいに頻繁に自慰はしないだろうし、葵がする姿はあまり想像できないな、下の毛とか生えて無さそうだと思った。
今日腕を捲っていたが、本当に産毛だった。ほっそりとした腕を思い出しながら、兎野は葵を組み敷く姿を想像した。
ズボンの前を緩め、下着を下げると緩く勃ち上がったペニスを握った。
以前は何で抜いていたのだろう? と疑問に思うほど最近は葵のことばかりで、たぶん、自分はもう女の裸を想像しても勃ったりしないと思えた。
葵の薄い唇がプルプル震えて、瞳が潤んでいく様子を思い出すと、自分との性行為の時もあんな風に震えるのかと思と、たまらない気分になる。
「…く…、…っ」
濡れてきた先端を少し摘まみ竿へと塗り扱く。ゆっくりっと上下させながら声を押し殺した。先端の傘が張った部分に熱が込み上げ、竿にも血管が浮き出ている。
今日触れた葵の手の感触を思い出せば、思わず扱く手が早くなり、あっと言う間に熱がせり上がって来た。
淫らな妄想だけは大きく膨れ上がっていく、葵の小さな手にコレを握らせ扱かせたい。そんな欲求が湧き上がると止まらない。擦る度に卑猥な粘膜の音に、そろそろイキそうだと、ティッシュを手に取った。
――…っで、…る…
そのまま先端の鈴口を指で刺激すると、あっと言う間に勢いよく白濁した液が飛び散った。
カバーしたが少し下着に付着したのを見て、気怠く溜息を零し着替える事にした――――。
その日の夜、家庭教師の早川が来ていた。彼も外科医だったが、心臓の病気にかかってからは医師を辞めて大学で講師をしている。
講義のない日は、家が近所だから勉強を見に来てくれるが、自分の父親との師弟関係がなければ、きっと家庭教師なんてしてもらえなかったと思うと、恵まれた環境に感謝するしかない。
「早川先生、軽度の社交不安障害の人がいるんだけど」
「学校の子?」
「ううん、違う。大人の男の人で、子供の頃に性的な悪戯を受けたって言ってた。上から見下ろされるのを極度に嫌がる」
「ふーん、それならストレス障害かもしれないね、一応、薬で治るけど人によっては薬の依存症にかかるね」
「結構複雑だね…」
重度なら、いい病院を紹介すると言われたが、葵の様子だと日常生活には問題なさそうだ。けど一度、病院へ行くことを進めた方がいいかも知れない。
取りあえず重度ではないと伝えると、それなら一度早川の勤める大学病院へ連れて来るといいと言われた。
「けど、颯太が人の心配するなんて珍しいな」
「ん、そうかな」
「だって、友達の話すら聞いたことないよ」
「関心ないから…」
「その大人の男には関心がある?」
ニヤニヤしながら、聞き耳を立てる仕草を見せる早川を見て、そんなんじゃないと伝えた。
関心があるにはあるが、それが性的な対象だと他人に知られるのは良くないと判断した。早川はうちの父親とも交流があるし下手なことを言って、おかしなことになるのは避けたい。
「一度連れておいでよ。見て見たい」
「なんか嫌だな…」
「なんで?」
早川の問いに答えずに机の上に広げた問題集に目を向けた。自分の特別な物に興味を持たれるのは好きじゃない。何度か葵のことを聞かれたが、それ以上話すのは止めておくことにした――。
退屈だと思っていた学校も楽しくなり、早く家を出る様子を見て、母親にどうしたの?と逆に心配されるようになったが、学校に行って勉強するためだと言うと、あっさり納得した。
合同クラスで同じクラスの高柳と肩を並べて授業が始まるのを待っていると、葵が入って来る。いつものように、兎野の位置を確認するとサっと視線を逸らした。
この間のデートは楽しかったけど、やっぱり物足りない。湧き立つ欲は尽きないもので確実に新たな欲が芽吹いていた。
期末テストが終わったら、また二人で会いたい。じっと葵を見つめたが、やはり目を合わせようとはしない。授業中は仕方ないと諦めた。ふと隣の生徒が葵を見て口を開いた。
「葵先生って、あんな顔してたんだな」
「ああ……」
「へぇ…」
その、へぇ、は何だ?と問いたいが、迂闊なことを言って、葵に興味を持たれても困る。兎野は視線を外すと窓の外を眺めた。
授業が終わり皆が出て行くのを見て、自分も一旦は外へ出た。
少し間をおいて教室へ戻ろうと振り返ると、高柳も教室に戻るのを見て嫌な予感がした。後を追うように自分も教室内に入ると、目にしたのは葵の笑顔だった。
――……。
初めて見た笑顔に何故かショックを受けた。
考えてみたら自分と一緒の時に笑顔は見たことがない、ずっと怯えた顔が好きだと思っていたけど、そうじゃなかった。
笑顔の方がいい……、胸がきゅっとして鼓動が激しくなるのを感じた。
「それじゃ、先生ありがとう」
「頑張れ」
話が終わったのか高柳は葵に礼を言うと、兎野の横を通り過ぎた。
ゆっくり葵に近付くと下を向いたまま、何の用事だ?と聞かれる。兎野が何を求めているか分かっている筈なのに、わざわざ用件を聞いてくる。
「今度のデート…いつにしようか?」
「期末テストがあるから終わってからだな、俺も色々準備もあるし……」
「分かった」
「……どうした? 元気が無いな」
「何でもない」
机の上に無防備に置かれた手に手を乗せた。
ピクっと指先が動くが逃げる様子は感じられない。先程すれ違った高柳は頬が紅潮して笑みが零れていた。あれは間違いなく葵と接したことで得た愉悦だ。
葵は色素が薄く透明感があり、髭とか生えるんだろうか?と思えるほど綺麗な肌だ。
髪の毛はこの間カットして少しマシになったが、元々癖毛なのか軽くカールしている。いや、葵のことだから寝癖かもしれない。
平凡な顔立ちだが、迫った時に見せる表情が妙にそそる。高柳が変な気を起こさなきゃいいけど……、と先程すれ違った時の顔を思い出し葵のことが心配になった。
「先生、次のデートはこの間の続きにしようか?」
「……そ、そうだな」
「場所は、どうする?」
「この間の所でいい」
相変わらず愛想の無い返答と態度だけど、焦っても仕方がない。少しだけ指を絡ませてから教室を出た――。
自分のクラスへ戻ると、雪城が机の前で待っていた。いつもなら自分から話しかけることは無いが、聞いて見たいことがあり話しかけた。
「あのさ、好きになってもらうにはどうする?」
「は、私に⁉」
「違う! 俺、好きな子がいるって言っただろ」
いや、好きとかじゃないけど……、と自分自身に言い訳をしても仕方がないが、取りあえずは情報収集が必要だ。
雪城は胸元あたりまである長い髪をツルリと撫でると、バランスの良い小さな鼻から息を吐き、口を尖らせる。
「えー兎野くんを好きにならない子なんている?」
「普通にいるだろ」
「そうかな? まあ、でも基本は意識させることが重要だよね」
「たとえば…?」
「頻繁に会ったり? メッセージのやりとりしたり?」
そんな簡単なことで好きになってもらえるなら、今頃、葵は自分にベタ惚れのはずだ。
はあ、と溜息を吐き、人を頼った所で何も解決しないことを実感した。
「デートに誘ってOKなら、脈ありとか?」
誘ってOKはしてもらっているが、脅迫したようなものだし、どうなんだろうか、それを脈ありにカウントするほど、兎野は図々しくはないと思っていると……、
「あとは笑顔かな~、よく笑ってくれるとか」
「絶望だな」
「何その相手、兎野くんを目にして笑顔にならないとかある?」
「ある見たいだ……」
「凄っ、メンタルやばい……」
葵のメンタルが凄いのかどうかは分からないが、兎野に対して笑顔は一度も見せたことは無かった。「どうすれば笑顔になるかな」と呟けば雪城が得意気な顔を見せる。
「伝授してあげようか?」
「笑顔の?」
「うん、その好きな子に振り向いてもらえるように、色々教えてあげてもいいよ?」
「うーん、なんか信用できないな」
ちぇっ、と雪城は口を前に窄ませ、じゃあ、いいよと離れて行くのを見て呼び止めた。
「やっぱり教えてくれ」
「じゃ、放課後、中庭で待ってるね」
雪城は満足そうな笑みを見せた後、自分の席へと戻って行った。
授業が始まるまで、しばらく教室内を眺めていると、視界の端に高柳の姿を捉えた。さっき、葵と何を話していたか知りたくなる。たぶん、授業に関してだと思うが、葵が笑顔を見せた話題なら気になる。
ひとり机に向かっている様子を見て横から声をかけた。
「高柳、ちょっといい?」
「ん?」
ストレートのサラサラとした髪に、骨格は自分より一回り小さいが、それなりに男っぽい体付きだ。
顔の作りは素直そうな雰囲気が漂う、自分とは全然タイプの違う従順な生徒に絆され、葵は笑顔を振りまいたのか…。と怒りの矛先が目の前の高柳ではなく、何故か葵に向かっていく。
「さっき、葵先生に何か聞いていた?」
「あ~、分からない所があったから聞いただけ」
「それだけ?」
「……うん?」
本当に嫌な予感しかしない、まず、第一に目の下のリンパが薄っすら薄紅色に染まっている。目は口ほどに物を言うが、まるで、そう、高柳は恋する乙女と同じだ。
兎野はその目を何度か見た事がある。自分に告白をしてくる女子の大半はそんな目だからだ。
葵の前髪をカットした事を思い出し、切ったりするんじゃなかったと後悔した。
――あのまま、変な髪型にしておけば良かった……。
平凡な顔立ちとはいえ、ちょっとした時に見せる葵の憂い顔は、男をソワソワさせる。
いっそ、育毛剤でも買ってプレゼントをしようかと真剣に考え、はたとなる。葵のことを考えると、若干、馬鹿な思考に偏り始める自分を見つめ直し、教科書を開いた――。
中庭で雪城に恋愛相談をしている自分が何とも情けないが、兎野ひとりではどうにも出来そうに無かった。
葵を笑顔にさせることは難易度で言えば医学試験並みだ。出来れば最初の出会いからやり直したい。ぼーっとしながら、目の前に雪城がいることも忘れ、初めて葵に会った日のことを考えた「聞いてますか~?」と雪城が目の前で腕を組む。
「聞いてるよ」
「だからさ、兎野君は冗談とか言えないタイプだから、そっち方面で笑顔は無理だと思うの、だからね……、えーと、まずは相手に好きになってもらうことから始めないとダメだと思うの」
そんなことは十分に承知しているが、既にマイナスからのスタートだと思うと、プラマイゼロになるのは卒業する頃になりそうな予感がした。
「あ、葵先生~」
中庭の通路を歩く葵を雪城が見つけ手を振っていた。チラっとこちらを見た後、教材を持った手を少し上げ、通り過ぎて行った。
「なんか、最近、先生の雰囲気変わったよね」
「そうか?」
「彼女でも出来たかな」
「無理だろ」
「えー、ひどっ、でも前に保健室のセンセに、教員で誰がタイプか聞いたら、葵先生って言っていたよ」
「は?」
保健室の先生と言えば、胸のやたらデカイ柴田だ。兎野はまったく興味ないが、年頃の男達にとってはオカズの的だろう。
兎野が知らないだけで、意外と女性のウケがいいと雪城は言う。
「何処がいいんだよ」
「ん~、母性本能くすぐる? 守ってあげたい感じだよね」
いや、わかる。凄くそれは分かる。が、他人に知られるのは面白くない。
なんだか急に、胃がムカムカと消化不良を起こしかけているように気持ち悪くなった。
「まあ、私は兎野くんが好きだけどね」
「好きって何が好き? 俺の顔?」
「うーん? かな?」
「それは本当に好きとは言わないだろ」
外観がいいから好きと言うのは、本当に好きなわけじゃないし、キッカケに過ぎない。好きだと実感するには、もっと時間がかかるはずだ。毎日、相手の事を考えて胸が擽られて、集中力が途切れれば、いつだって相手のことを考えるものだ。
兎野の葵への感情はもっと奥深い、好きなんて何度でも体験できる安っぽい物じゃない、この感情が誰とも共有できないのが残念で仕方ないが、理解者は自分だけで十分だった――――。
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