チート薬学で成り上がり! 伯爵家から放逐されたけど優しい子爵家の養子になりました!

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第8章 復学生活の始まり

第337話 お礼そしてレオナード最強への計画!

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レオナードの父親が治める領地にある街ロローニヤに着いたアレク達は、門番に辺境伯であることを証明して街に入るのだ。

「タカハシ辺境伯様、お待ちしておりました!執事をしておりますバシールと申します」

門番が、すぐに屋敷に知らせに行ってくれて、案内役のバシールがやってくるのだ。

「バシールさん、よろしくお願いします」

「既に、エリーゼ王女殿下とレオナード坊ちゃまは、お着きになられております。ご案内致しますので、ご一緒にお越しください」

バシールは、馬に跨って先行するのだ。その後を、馬車でついていくアレク達。





暫く進むと屋敷が見えてきて、門を通り越して屋敷に入る。すると、玄関近くにレオナード達とご家族であろう男性と女性が立っていたのだ。アレク達は、ファビロの指示で順番に馬車から下りる。

「これはこれは、辺境伯様ようこそおいで下さいました。私は、レオナードの父であるアーノル・フォン・アングレスと申します」

「わざわざお越し下さり感謝致します。私は、妻のブランシェ・フォン・アングレスと申します」

レオナードの父であるアーノルは、金髪でオールバックにしたレオナードそっくりの笑っているような細い目が特徴の男性であった。

レオナードの母であるブランシェは、縦巻きロールのザ・貴族といったような感じただが、顔は優しそうな美人な女性である。

「こちらこそ、ご招待ありがとうございます。アレク・フォン・タカハシと申します」

「素敵なご招待に感謝致します。妻のヘルミーナ・フォン・タカハシと申します」

アレクとヘルミーナも、挨拶をする。そして、セトとランスも挨拶をするのだが、緊張でガチガチになっているのだ。それを見たアーノルとブランシェは、つい笑ってしまうのである。その後、ヘルミーナはブランシェに連れられて夫人同士の交流をするようだ。何故か、そこにエリーゼも混ざって行ってしまったのである。
セトとランスとスローとレティーは、レオナードが案内をしてレオナードの部屋に行くようだ。アレクは、アーノル伯爵に引き止められて、何故か応接室に案内されるのである。

「タカハシ辺境伯様、以前起こったスタンピードの際、この街を救って頂きありがとうございました。そして、レオナードに無詠唱魔法を伝授して頂けたそうで本当に感謝しかございません」

スタンピードの礼がしたいとアレクに手紙が届いていたのだが、魔ノ国訪問や色々忙しかったので、断ってしまいアーノルとは会うことが出来ずにいたのだ。

「こちらこそ、手紙まで頂いていたにも関わらずお会いすることが出来ず申し訳ございませんでした。無詠唱は、レオナード殿の努力の結晶ですので、私よりもレオナード殿を褒めてあげて下さい」

無詠唱を、教えることは出来るが、習得するかどうかは、その人物次第であるので努力したレオナードが優秀であったのだと伝えるアレク。

「何をおっしゃいますか!お忙しいのは重々承知しておりますので謝らないで下さい。そうですか...本当にタカハシ辺境伯様は器が大きい人なのですね。後で、レオナードをこれでもかと言う程褒めておきます」

アーノルは笑いながら返答をするのである。

「はい!いっぱい褒めてあげて下さい。後、これからも才能のあるレオナード殿を更に強くしたいと考えているのですが、了承して頂けますでしょうか?」

アレクは、あの厄災に備えて出来る限り仲間を増やしたいと考えている。

「えっ?更にですか?それを何の対価もなく教えて頂けると?」

アーノルは、驚きの声を上げてしまうのだ。

「はい!友達に対して対価など求めません。しかし、以前のような王都襲撃やスタンピードがまたいつ起こるかわかりません。その時に、レオナード殿にも力を貸して貰いたいのです」

「またあのようなことが起きると?しかし、レオナードでは力不足ではないですか?」

あのような厄災がまた起こると聞かされたアーノルは、驚くと同時に不安になってしまうのだ。

「起こるか起こらないかはわかりませんが、備える必要はあると考えています。それと、今のレオナード殿なら力不足ですが、成長したレオナード殿を考えると多大なる戦力になります。ですから、許可して頂けませんか?」

アレクは、レオナードを含めた仲間達はきっと強くなると確信しているのだ。だが、もしかすると戦地に追いやる可能性があるので、親の許可が必要なのである。

「そこまで、言って頂けてレオナード本人もやる気があるのなら親として止めはしません。タカハシ辺境伯様、レオナードをよろしくお願い致します」

アレクは、この言葉を聞いて、最近は変な貴族ばかりと出会っていたのでいい人だなと自然と思ってしまうのだ。

「任せて下さい!」

そして、アレクとアーノルは堅い握手を交わすのだった。
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