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第3章 アレクを狙って
第576話 陛下とルイス!悲しい現実を知る陛下!
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「オレールから、話は聞いていたが、本当に風魔法が得意なんだな」
レッドドラゴンの背中に20人が乗って、他の80人とノックス達を、スベアとロナンが分担して飛行させている。
「ありがとうございます!風魔法しか取り柄がありませんからね!それに、この魔力を増幅させる薬のお陰ですよ!こんな物が、存在していることに、驚きました」
ノックスが、ロナンを褒めると謙遜して返してくる。
そして、アレク特製の魔力増幅薬を飲んだロナンは、今までに体験したことのない魔力量に驚いてしまう。
「アレク坊の特製だからな!これでわかったと思うが、もし王都で危険を感じたら、他に渡した薬を、すぐ飲むようにな」
魔物部隊とロナンは、ノックス達ほど強くないので、各種ポーションを数多く持たせているのだ。
「はい!死にたくないので、有り難く使わせてもらいます!しかし、こんな貴重な薬を惜しげもなく貰えるなんて異常ですよ」
ロナンは、渡された時、半信半疑で受け取っていたが、改めて効力の凄さを思い知ると、国宝級なのではと思い、驚きを隠せずにいる。
「フッハハハハ、確かに異常だな!だが、それだけ異常なことが、裏では起こっているんだ!これから、この薬以上におかしなことを目の当たりにするから覚悟しておけよ」
「アハハハ......もう十分驚いてますよ。これ以上とか、身が持つかどうか......」
ノックスは、仲間になった以上は、無駄に死なせるわけにはいかないと思っている。
そして、ロナンは更に知らない世界を体験することになるのだと思って不安になるのだ。
「オレールが、認めたんだ!期待してるからな!じゃあ、俺はスベアと話してくる」
ノックスは、笑いながらロナンの肩を軽く叩いて、スベアの方へ飛んでいく。ロナンは、その触られた肩を触って、頑張らないといけないなと思うのだった。
◆
「父上、戴冠式を2日後に決まりました!2日後は、祝福をしてくださいね」
牢屋閉じ込められている陛下の下に、第一王子がやってきて伝える。
「ルイス、まさかお前が、このような暴挙に出るとは思わなかった!他のみんなは、無事であろうな?」
陛下は、一切睨みつけることもせず、疲れ切った顔をしながらルイスの顔をじっと見つめるのだ。
「この俺に王位を渡さない父上が悪いのです!みんな?どうでしょうか?1つだけ教えますよ!母上は、私を応援してくれています!もう、随分前から父上のことを愛していないと言っていましたよ」
陛下は、薄々ではあるが、王妃と距離を感じていた。忙しさのあまり考えないようにはしていたが、改めて現実を突き付けられたのである。
「関係ない者にまで手を出したら許さんぞ!それとやはり、ルイスを王に選ばなかったのは、正解であるな!そのように、他人のことを思いやれず、己の欲望のままにしか行動できん人間など王には向かん!」
陛下は、鋭い目つきで睨みつけながら、一喝をする。
「言わせておけおけば、いい気になりやがって!この老いぼれがぁぁ!」
「もう好きにするがよい!お前の顔など二度と見たくないわ!」
陛下は、ルイスの言葉を聞いて、本当に取り返しのつかないところまで行ってしまったのだと感じて、見離すことにした。
「言われなくても、あと2日後には、永遠のお別れだ!すでに、俺側についた貴族は何人もいる!お前の時代は終わったんだよ!せいぜい、最後の時を悔いて待つんだな」
ルイスは、そう言って牢屋をあとにするのだ。
「はぁ......どこで間違えてしまったのか......昔は、明るく優しい子であったのだが」
陛下は、ルイスが去ったあと、呟きながら今まで見せたことのない悲しい表情をするのであった。
レッドドラゴンの背中に20人が乗って、他の80人とノックス達を、スベアとロナンが分担して飛行させている。
「ありがとうございます!風魔法しか取り柄がありませんからね!それに、この魔力を増幅させる薬のお陰ですよ!こんな物が、存在していることに、驚きました」
ノックスが、ロナンを褒めると謙遜して返してくる。
そして、アレク特製の魔力増幅薬を飲んだロナンは、今までに体験したことのない魔力量に驚いてしまう。
「アレク坊の特製だからな!これでわかったと思うが、もし王都で危険を感じたら、他に渡した薬を、すぐ飲むようにな」
魔物部隊とロナンは、ノックス達ほど強くないので、各種ポーションを数多く持たせているのだ。
「はい!死にたくないので、有り難く使わせてもらいます!しかし、こんな貴重な薬を惜しげもなく貰えるなんて異常ですよ」
ロナンは、渡された時、半信半疑で受け取っていたが、改めて効力の凄さを思い知ると、国宝級なのではと思い、驚きを隠せずにいる。
「フッハハハハ、確かに異常だな!だが、それだけ異常なことが、裏では起こっているんだ!これから、この薬以上におかしなことを目の当たりにするから覚悟しておけよ」
「アハハハ......もう十分驚いてますよ。これ以上とか、身が持つかどうか......」
ノックスは、仲間になった以上は、無駄に死なせるわけにはいかないと思っている。
そして、ロナンは更に知らない世界を体験することになるのだと思って不安になるのだ。
「オレールが、認めたんだ!期待してるからな!じゃあ、俺はスベアと話してくる」
ノックスは、笑いながらロナンの肩を軽く叩いて、スベアの方へ飛んでいく。ロナンは、その触られた肩を触って、頑張らないといけないなと思うのだった。
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「父上、戴冠式を2日後に決まりました!2日後は、祝福をしてくださいね」
牢屋閉じ込められている陛下の下に、第一王子がやってきて伝える。
「ルイス、まさかお前が、このような暴挙に出るとは思わなかった!他のみんなは、無事であろうな?」
陛下は、一切睨みつけることもせず、疲れ切った顔をしながらルイスの顔をじっと見つめるのだ。
「この俺に王位を渡さない父上が悪いのです!みんな?どうでしょうか?1つだけ教えますよ!母上は、私を応援してくれています!もう、随分前から父上のことを愛していないと言っていましたよ」
陛下は、薄々ではあるが、王妃と距離を感じていた。忙しさのあまり考えないようにはしていたが、改めて現実を突き付けられたのである。
「関係ない者にまで手を出したら許さんぞ!それとやはり、ルイスを王に選ばなかったのは、正解であるな!そのように、他人のことを思いやれず、己の欲望のままにしか行動できん人間など王には向かん!」
陛下は、鋭い目つきで睨みつけながら、一喝をする。
「言わせておけおけば、いい気になりやがって!この老いぼれがぁぁ!」
「もう好きにするがよい!お前の顔など二度と見たくないわ!」
陛下は、ルイスの言葉を聞いて、本当に取り返しのつかないところまで行ってしまったのだと感じて、見離すことにした。
「言われなくても、あと2日後には、永遠のお別れだ!すでに、俺側についた貴族は何人もいる!お前の時代は終わったんだよ!せいぜい、最後の時を悔いて待つんだな」
ルイスは、そう言って牢屋をあとにするのだ。
「はぁ......どこで間違えてしまったのか......昔は、明るく優しい子であったのだが」
陛下は、ルイスが去ったあと、呟きながら今まで見せたことのない悲しい表情をするのであった。
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