26 / 29
第4章 次なる目的地へ
第26話 父フェンリル強し!この世の終わりを告げるお裁き!(飯なし回)
「えっと...これは、一体どのような状況でしょうか?」
真人とトンボは、気絶をしたギルマスと伯爵とカーンを縄で締め上げていた。そこに、若い男が現れたのだ。
「お前も、こいつらの仲間なのか?また我が子を連れて行こうとしているのではないだろうな?」
父フェンリルが、伯爵達の仲間だと思い、威嚇をする。
「あ、へ?え、え~~喋ったぁぁぁぁ」
若い男は、魔物が話したことに驚きを隠せないようである。
「うむ...お前からは、悪い感情ややましいオーラを感じんな。誰だ?」
「え?私は、ここのギルドのサブギルドマスターです。それより、この状況の説明をお願いします」
やっとまともな人が現れたかと思い、真人が代表して説明をする。
「ギルドに、この子を登録しに来たのですが、受付嬢がフェンリルの子だと知るとギルドマスターへ報告をしに行き、この部屋に連れて来られて、いきなりギルドマスターから横暴な態度を取られました。終いには伯爵と名乗るその男がやってきて、この子を奪うような態度を示したのです。幸いこの子の父親と母親が助けに来てくれましたので、大事には至りませんでしたが、冒険者ギルドとは、このような横暴がまかり通る場所なのですか?」
それを聞いたサブギルドマスターは、難しい顔をして黙ってしまう。まさか、そんな横暴が行われているとは、少しも考えていなかったのだ。
「どうなのだ?ザブギルドマスターよ。さっさとマサトと我の子の登録を済ませよ。あと、この国の王に伝えておけ。次、我が子とマサトとトンボに手を出せば国が滅びるとな。わかったか?」
父フェンリルは、とうとう痺れを切らせて国を滅ぼす発言をするのであった。
「ま、待って下さい。フェンリル様!大変申し訳ございませんでした。今すぐに登録をして参ります」
「待て!王にしっかり伝えるのを忘れるなよ。それと、ギルドマスター《こいつ》とこの貴族とカーンとか言う護衛と関与したであろう受付嬢にはしっかりとした罰を与えろ。もし、行われないようであれば、この街を破壊する。わかったな?」
父フェンリルは、我が子を奪おうとしたことを相当怒っているようで、徹底的に追い詰めようとしているようだ。
「は、はい!国王陛下に、このことを報告し、必ずやそれ相応の罰を与えてもらうよう進言致します」
そう言ってサブギルドマスターは、走ってフェンリルの登録をしに行くのであった。
暫く待っていると、ギルドカードを持ったサブギルドマスターと近衛兵らしき人達が来た。近衛兵は、伯爵とギルドマスターとカーンを連れて出ていく。
「マサト様、こちらがギルドカードです。登録は済んでおります。それと、魔道通信で王城へ連絡を取らせて頂き、一部始終を説明したところ、謝罪をしたいとのことで、是非王城に足を運んで欲しいと言っておりました。それと、関与した者は奴隷落ちにするとのことです」
真人もトンボも、国が滅びるとか言われたらそりゃ対応も早くなるよねと思うのだった。
「面倒なので王城へは行きませんよ。では、そのようにお伝え下さい。みんな行きましょう」
真人は、もう関わりたくないと思ったので、そそくさとその場を後にする。後ろからは「待って下さい」と聞こえたが、無視をしてそのまま出ていったのだ。
「王様の件よかったのか?」
「面倒臭いしいいだろ。本当に悪いと思っているなら向こうから会いに来るだろうからな。それより、お2人とも助かりました。ありがとうございます」
フェンリル夫妻は、いつの間にか人間の姿になっていたのだ。
「構わんさ。もし、また何かあれば呼んでくれたらいい。では、我が妻よ!戻るとするか」
「そうね。そうだったわ。マサトとトンボに迷惑をかけちゃ駄目よ。じゃあね」
「パパ~ママ~またね~」
フェンリル夫妻は、何もなかったかのように颯爽とその場を去るのであった。
「マサト~僕お腹空いちゃった」
「俺も腹が減ったぞ」
子フェンリルもトンボも2人して両手でお腹を押えてお腹空いたアピールをする。
「よし!何か作るか。でもその前に、この街からは出よう。あんなことがあったから居心地悪いしな」
「確かに、そうだな。野営しながら次の街に向かうとするか」
「マサトとトンボと一緒に旅するの楽しい~」
3人は、次の街を目指して進むのであった。その前に腹ごしらえだけどね。
真人とトンボは、気絶をしたギルマスと伯爵とカーンを縄で締め上げていた。そこに、若い男が現れたのだ。
「お前も、こいつらの仲間なのか?また我が子を連れて行こうとしているのではないだろうな?」
父フェンリルが、伯爵達の仲間だと思い、威嚇をする。
「あ、へ?え、え~~喋ったぁぁぁぁ」
若い男は、魔物が話したことに驚きを隠せないようである。
「うむ...お前からは、悪い感情ややましいオーラを感じんな。誰だ?」
「え?私は、ここのギルドのサブギルドマスターです。それより、この状況の説明をお願いします」
やっとまともな人が現れたかと思い、真人が代表して説明をする。
「ギルドに、この子を登録しに来たのですが、受付嬢がフェンリルの子だと知るとギルドマスターへ報告をしに行き、この部屋に連れて来られて、いきなりギルドマスターから横暴な態度を取られました。終いには伯爵と名乗るその男がやってきて、この子を奪うような態度を示したのです。幸いこの子の父親と母親が助けに来てくれましたので、大事には至りませんでしたが、冒険者ギルドとは、このような横暴がまかり通る場所なのですか?」
それを聞いたサブギルドマスターは、難しい顔をして黙ってしまう。まさか、そんな横暴が行われているとは、少しも考えていなかったのだ。
「どうなのだ?ザブギルドマスターよ。さっさとマサトと我の子の登録を済ませよ。あと、この国の王に伝えておけ。次、我が子とマサトとトンボに手を出せば国が滅びるとな。わかったか?」
父フェンリルは、とうとう痺れを切らせて国を滅ぼす発言をするのであった。
「ま、待って下さい。フェンリル様!大変申し訳ございませんでした。今すぐに登録をして参ります」
「待て!王にしっかり伝えるのを忘れるなよ。それと、ギルドマスター《こいつ》とこの貴族とカーンとか言う護衛と関与したであろう受付嬢にはしっかりとした罰を与えろ。もし、行われないようであれば、この街を破壊する。わかったな?」
父フェンリルは、我が子を奪おうとしたことを相当怒っているようで、徹底的に追い詰めようとしているようだ。
「は、はい!国王陛下に、このことを報告し、必ずやそれ相応の罰を与えてもらうよう進言致します」
そう言ってサブギルドマスターは、走ってフェンリルの登録をしに行くのであった。
暫く待っていると、ギルドカードを持ったサブギルドマスターと近衛兵らしき人達が来た。近衛兵は、伯爵とギルドマスターとカーンを連れて出ていく。
「マサト様、こちらがギルドカードです。登録は済んでおります。それと、魔道通信で王城へ連絡を取らせて頂き、一部始終を説明したところ、謝罪をしたいとのことで、是非王城に足を運んで欲しいと言っておりました。それと、関与した者は奴隷落ちにするとのことです」
真人もトンボも、国が滅びるとか言われたらそりゃ対応も早くなるよねと思うのだった。
「面倒なので王城へは行きませんよ。では、そのようにお伝え下さい。みんな行きましょう」
真人は、もう関わりたくないと思ったので、そそくさとその場を後にする。後ろからは「待って下さい」と聞こえたが、無視をしてそのまま出ていったのだ。
「王様の件よかったのか?」
「面倒臭いしいいだろ。本当に悪いと思っているなら向こうから会いに来るだろうからな。それより、お2人とも助かりました。ありがとうございます」
フェンリル夫妻は、いつの間にか人間の姿になっていたのだ。
「構わんさ。もし、また何かあれば呼んでくれたらいい。では、我が妻よ!戻るとするか」
「そうね。そうだったわ。マサトとトンボに迷惑をかけちゃ駄目よ。じゃあね」
「パパ~ママ~またね~」
フェンリル夫妻は、何もなかったかのように颯爽とその場を去るのであった。
「マサト~僕お腹空いちゃった」
「俺も腹が減ったぞ」
子フェンリルもトンボも2人して両手でお腹を押えてお腹空いたアピールをする。
「よし!何か作るか。でもその前に、この街からは出よう。あんなことがあったから居心地悪いしな」
「確かに、そうだな。野営しながら次の街に向かうとするか」
「マサトとトンボと一緒に旅するの楽しい~」
3人は、次の街を目指して進むのであった。その前に腹ごしらえだけどね。
あなたにおすすめの小説
優の異世界ごはん日記
風待 結
ファンタジー
月森優はちょっと料理が得意な普通の高校生。
ある日、帰り道で謎の光に包まれて見知らぬ森に転移してしまう。
未知の世界で飢えと恐怖に直面した優は、弓使いの少女・リナと出会う。
彼女の導きで村へ向かう道中、優は「料理のスキル」がこの世界でも通用すると気づく。
モンスターの肉や珍しい食材を使い、異世界で新たな居場所を作る冒険が始まる。
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/466596284/episode/5320962
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/387029553/episode/10775138
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/84576624/episode/5093144
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/786307039/episode/2285646
悪役令嬢に転生したので、ゲームを無視して自由に生きる。私にしか使えない植物を操る魔法で、食べ物の心配は無いのでスローライフを満喫します。
向原 行人
ファンタジー
死にかけた拍子に前世の記憶が蘇り……どハマりしていた恋愛ゲーム『ときめきメイト』の世界に居ると気付く。
それだけならまだしも、私の名前がルーシーって、思いっきり悪役令嬢じゃない!
しかもルーシーは魔法学園卒業後に、誰とも結ばれる事なく、辺境に飛ばされて孤独な上に苦労する事が分かっている。
……あ、だったら、辺境に飛ばされた後、苦労せずに生きていけるスキルを学園に居る内に習得しておけば良いじゃない。
魔法学園で起こる恋愛イベントを全て無視して、生きていく為のスキルを習得して……と思ったら、いきなりゲームに無かった魔法が使えるようになってしまった。
木から木へと瞬間移動出来るようになったので、学園に通いながら、辺境に飛ばされた後のスローライフの練習をしていたんだけど……自由なスローライフが楽し過ぎるっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
転生?憑依?したおっさんの俺は【この子】を幸せにしたい
くらげ
ファンタジー
鷹中 結糸(たかなか ゆいと) は、四十目前の独り身の普通という名のブラック会社に務めるサラリーマンだった。だが、目が覚めたら細く小さい少年に転生?憑依?していた。しかも【この子】は、どうやら家族からも、国からも、嫌われているようで……!?
「誰も【この子】を幸せにしないなら俺が幸せにしてもいいよな?」
異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい
ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。
強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。
ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。
異世界に転生したので幸せに暮らします、多分
かのこkanoko
ファンタジー
物心ついたら、異世界に転生していた事を思い出した。
前世の分も幸せに暮らします!
平成30年3月26日完結しました。
番外編、書くかもです。
5月9日、番外編追加しました。
小説家になろう様でも公開してます。
エブリスタ様でも公開してます。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。