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届かない手
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「わ~っ! ねえ見て幸太郎! すごい人!」
「はぐれないでくださいね~」
遊園地に行くと決めた日は、見事に晴れていて、平日だというのに下手したらはぐれてしまいそうなほどの人込みだった。幸太郎は人目も気にせず時嗣と手を繋いでくれる。開演前、あまりの人の多さに「やっぱり帰る……」と言い出した時嗣へ「手、繋いであげますから」と言って幸太郎は自分を引き留めた。嫌いな人混みとそれを天秤にかけて一気に落ちる自分のチョロさに少し笑ってしまうが、そんなの忘れてしまうくらい遊園地は入ってみると楽しかった。これは年間パスポートを買う心理もわかる。まるで現実と切り離される感覚。逃亡中だという事も忘れてしまう。
「何から乗りたいとかあります?」
「ジェットコースター!」
「わあ初心者の癖に強気」
初めての遊園地はそれはもう楽しかった。今までの人生に自由なんて碌に無い。自分で行きたい所に行けて、それを楽しめるなんて夢みたいだ。
いろいろなアトラクションに乗った。ジェットコースターの類、それからダークライドへ、その後、コーヒーカップで幸太郎を振り回した後、へばった彼を置いて子どもの様にメリーゴーラウンドではしゃいだ。遊具が止まると、時嗣はベンチに座っていた幸太郎に駆け寄る。
「幸太郎! 次ショー観に行こう!」
「元気ですね……。時間的に間に合いませんよ。次のショーまであと三十分はあります」
「え~、じゃあそれまで観覧車!」
「はいはい」
と、こんな風に幸太郎を振り回して、観覧車の中に入った時にはもう日が暮れ始めていた。この観覧車は二十分かけて一周するらしい。その説明を聞きながら、幸太郎と時嗣は向かい合う。
「今日は楽しかったですか?」
「うん! 遊園地って楽しいんだね!」
「ふふ、やっぱりまだまだ子どもですね」
「……遊園地のターゲットは子持ちの大人とカップルだもん! 大人も楽しめないといけないの! ウチが出資してるんだからターゲットが十分楽しめるレベルのものが出てきて当然でしょ!」
「弁だけは立ちますねえ」
そうまくしたてると幸太郎は笑った。その笑顔はまるで愛おしそうなものを見ているようで、それなのにどこか寂しそうで。その様子に時嗣は思わず声をかけた。
「幸太郎……? 大丈夫? 疲れた?」
「え」
「なんか、雰囲気が変」
指摘されて幸太郎は鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をする。それから取り繕う様に慌てて笑顔を作った。
「あはは! 歳ですかね⁉ 別に疲れてなんか――」
「じゃあ、何か僕に隠してる」
びくりと幸太郎の肩が跳ねた。
「……幸太郎」
彼の名前を呼ぶと、幸太郎は笑って答えた。どこか諦めたような、悲しそうな表情。
「……幸せだって思ったんです。もう、なにも悔いが無いくらいに」
まるでもう、この逃避行が終わってしまうみたいに彼は言う。時嗣は幸太郎の両手を握った。暗い顔を覗き込み、ひとつ問いかける。
「後悔してる?」
「するわけないでしょ。貴方と出会ってから後悔したことなんてあんまりありません」
「あんまりなんだ」
「あんまり、です。ほら見てください。景色が綺麗ですよ」
いつの間にか観覧車は一番上まで来ていた。観覧車の頂上から見る景色は言葉に表せないくらい綺麗だった。オレンジ色の澄んだ夕日の光が、ミニチュアみたいなパーク全体を照らしている。その景色はどこか俗世から切り取られた世界を映しているようで、ずっとここにいられたらいいのに。と思った。家に縛られることも、逃げる必要もない、夢みたいな世界。笑って毎日を過ごせるような世界。そんな世界に幸太郎と共に過ごせたらそれほど幸せな事なんてない。
「時嗣さん」
「何?」
「俺がいなくても幸せになってくださいね」
その意味が分からないほど馬鹿にはなりきれなかった。無言で観覧車は動いていく。頂上に行けば、後は落ちるだけ。
手を引かれて観覧車から降り、現実に戻ってきた時、辺りに着ぐるみが集まっていたのを見て、時嗣は全てを察してしまった。
――もう、夏休みは終わりだ。
「幸太郎……」
「『ご主人様』」
夕方の鐘と共に日が落ちる。西日に照らされた幸太郎の顔が見えない。見えないけれど。
「タイムリミットです。子どもは帰る時間ですよ」
多分、今までで一番の笑顔だった。肩の荷が下りたようなすっきりした表情をしていることだろう。もし自分が幸太郎の立場なら、きっとそんな顔をする。
着ぐるみが周りを囲む。それらが避けるように道を開ける。そこには、しばらく見る事の無かった兄の姿があった。
「は……?」
どうして、その次の句は兄である男に遮られる。
「愚弟の世話、ご苦労だった」
「はい」
「お前の希望は叶えた。あとはこちらの条件だが……」
「承知しております。私の事はどうとでも」
どういうことだ。どうして兄と幸太郎が並んでいる?
そのネタバラシはあっけなく兄の口から告げられた。
「……面白い顔してんな。本当の事を教えてやろうか、時嗣。お前はこの使用人に騙されてたんだよ」
バツの悪そうな幸太郎に兄は真実を告げる。
「お前、なんでオレたちが帰ってくるとき使用人が既に玄関に待機してるかわかるか? GPSだよ。お前の持ち物にもそれは付いてる。例えば着っぱなしで持っていったあのスーツだとか」
だったとしたら、幸太郎がそれを知らないはずがない。実際に「GPSが怖いから」と携帯は捨てられたしその理論はおかしい。まさか、幸太郎は「知っていて」放置したのか。
「桃井には毎日のお前の様子の報告と交換で金を十分に出してた。それが提示した契約だったからな」
「じゃあ幸太郎が毎日外に行ってたのは……」
「仕事だ。……そもそも、お前不自然に思わなかったのか? 使用人がウチを抜け出せるわけないだろ。どんな結末が待ってるか知らないわけないよな」
「それは、幸太郎が準備して……」
「そうだな、コイツは念入りに準備してた。俺に交渉してまで」
「え……」
――交渉?
「一ヶ月、夏休みの間だけお前と自分を自由にしてくれ、その後はお前はちゃんと婚約者と結婚するからと」
「こ、幸太郎と僕は恋人だよ! あんなババアとなんて……!」
「ああ、だから『これが終わったら死ぬから』って約束だ。物理的にコイツが居なくなれば、お前も気が変わるだろ? それならいいってオレが許可したんだよ」
死ぬってなんだよ。
幸太郎の方を見ても彼は気まずそうに下を向いたまま。なんだ、兄の話が本当なら。
「幸太郎、ねえ」
そんなの望んでない。幸太郎を失うくらいなら。
「ぜんぶ、うそだよね……?」
それくらいなら、なんだって言う事聞く。そんな結末なら。
「ごめんなさい、ご主人様」
そんな結末なら。
「俺は貴方の味方です。ですからどうしても――貴方との約束を叶えたかったんです」
そんな結末なら、自分は何も望まなかったのに。
「……桃井、約束通り」
「この着ぐるみさん達についていけばいいんでしょう? 覚悟はとっくに出来てます」
「いままでよくやってくれたよ、感謝する。最後に何か言いたいことはあるか?」
「……ご主人様」
幸太郎がやっとこちらを向く。その表情にはなんの後悔も見えなかった。
「ありがとうございます。貴方と出会えて、幸せでした」
幸太郎を囲んだ着ぐるみが、彼の肩を抱いてどこかへ連れて行こうとする。「待って」と追いかけようとした時嗣は他の着ぐるみに邪魔され、距離だけが遠くなっていった。
「連れて行け」
「幸太郎!」
着ぐるみに邪魔され、手すら届かない。
幸太郎は自分から遠くなっていく。待って、待ってくれ。きっと今手が届かなければ二度と会うことが出来ないのに。
――手が届かない。
「はぐれないでくださいね~」
遊園地に行くと決めた日は、見事に晴れていて、平日だというのに下手したらはぐれてしまいそうなほどの人込みだった。幸太郎は人目も気にせず時嗣と手を繋いでくれる。開演前、あまりの人の多さに「やっぱり帰る……」と言い出した時嗣へ「手、繋いであげますから」と言って幸太郎は自分を引き留めた。嫌いな人混みとそれを天秤にかけて一気に落ちる自分のチョロさに少し笑ってしまうが、そんなの忘れてしまうくらい遊園地は入ってみると楽しかった。これは年間パスポートを買う心理もわかる。まるで現実と切り離される感覚。逃亡中だという事も忘れてしまう。
「何から乗りたいとかあります?」
「ジェットコースター!」
「わあ初心者の癖に強気」
初めての遊園地はそれはもう楽しかった。今までの人生に自由なんて碌に無い。自分で行きたい所に行けて、それを楽しめるなんて夢みたいだ。
いろいろなアトラクションに乗った。ジェットコースターの類、それからダークライドへ、その後、コーヒーカップで幸太郎を振り回した後、へばった彼を置いて子どもの様にメリーゴーラウンドではしゃいだ。遊具が止まると、時嗣はベンチに座っていた幸太郎に駆け寄る。
「幸太郎! 次ショー観に行こう!」
「元気ですね……。時間的に間に合いませんよ。次のショーまであと三十分はあります」
「え~、じゃあそれまで観覧車!」
「はいはい」
と、こんな風に幸太郎を振り回して、観覧車の中に入った時にはもう日が暮れ始めていた。この観覧車は二十分かけて一周するらしい。その説明を聞きながら、幸太郎と時嗣は向かい合う。
「今日は楽しかったですか?」
「うん! 遊園地って楽しいんだね!」
「ふふ、やっぱりまだまだ子どもですね」
「……遊園地のターゲットは子持ちの大人とカップルだもん! 大人も楽しめないといけないの! ウチが出資してるんだからターゲットが十分楽しめるレベルのものが出てきて当然でしょ!」
「弁だけは立ちますねえ」
そうまくしたてると幸太郎は笑った。その笑顔はまるで愛おしそうなものを見ているようで、それなのにどこか寂しそうで。その様子に時嗣は思わず声をかけた。
「幸太郎……? 大丈夫? 疲れた?」
「え」
「なんか、雰囲気が変」
指摘されて幸太郎は鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をする。それから取り繕う様に慌てて笑顔を作った。
「あはは! 歳ですかね⁉ 別に疲れてなんか――」
「じゃあ、何か僕に隠してる」
びくりと幸太郎の肩が跳ねた。
「……幸太郎」
彼の名前を呼ぶと、幸太郎は笑って答えた。どこか諦めたような、悲しそうな表情。
「……幸せだって思ったんです。もう、なにも悔いが無いくらいに」
まるでもう、この逃避行が終わってしまうみたいに彼は言う。時嗣は幸太郎の両手を握った。暗い顔を覗き込み、ひとつ問いかける。
「後悔してる?」
「するわけないでしょ。貴方と出会ってから後悔したことなんてあんまりありません」
「あんまりなんだ」
「あんまり、です。ほら見てください。景色が綺麗ですよ」
いつの間にか観覧車は一番上まで来ていた。観覧車の頂上から見る景色は言葉に表せないくらい綺麗だった。オレンジ色の澄んだ夕日の光が、ミニチュアみたいなパーク全体を照らしている。その景色はどこか俗世から切り取られた世界を映しているようで、ずっとここにいられたらいいのに。と思った。家に縛られることも、逃げる必要もない、夢みたいな世界。笑って毎日を過ごせるような世界。そんな世界に幸太郎と共に過ごせたらそれほど幸せな事なんてない。
「時嗣さん」
「何?」
「俺がいなくても幸せになってくださいね」
その意味が分からないほど馬鹿にはなりきれなかった。無言で観覧車は動いていく。頂上に行けば、後は落ちるだけ。
手を引かれて観覧車から降り、現実に戻ってきた時、辺りに着ぐるみが集まっていたのを見て、時嗣は全てを察してしまった。
――もう、夏休みは終わりだ。
「幸太郎……」
「『ご主人様』」
夕方の鐘と共に日が落ちる。西日に照らされた幸太郎の顔が見えない。見えないけれど。
「タイムリミットです。子どもは帰る時間ですよ」
多分、今までで一番の笑顔だった。肩の荷が下りたようなすっきりした表情をしていることだろう。もし自分が幸太郎の立場なら、きっとそんな顔をする。
着ぐるみが周りを囲む。それらが避けるように道を開ける。そこには、しばらく見る事の無かった兄の姿があった。
「は……?」
どうして、その次の句は兄である男に遮られる。
「愚弟の世話、ご苦労だった」
「はい」
「お前の希望は叶えた。あとはこちらの条件だが……」
「承知しております。私の事はどうとでも」
どういうことだ。どうして兄と幸太郎が並んでいる?
そのネタバラシはあっけなく兄の口から告げられた。
「……面白い顔してんな。本当の事を教えてやろうか、時嗣。お前はこの使用人に騙されてたんだよ」
バツの悪そうな幸太郎に兄は真実を告げる。
「お前、なんでオレたちが帰ってくるとき使用人が既に玄関に待機してるかわかるか? GPSだよ。お前の持ち物にもそれは付いてる。例えば着っぱなしで持っていったあのスーツだとか」
だったとしたら、幸太郎がそれを知らないはずがない。実際に「GPSが怖いから」と携帯は捨てられたしその理論はおかしい。まさか、幸太郎は「知っていて」放置したのか。
「桃井には毎日のお前の様子の報告と交換で金を十分に出してた。それが提示した契約だったからな」
「じゃあ幸太郎が毎日外に行ってたのは……」
「仕事だ。……そもそも、お前不自然に思わなかったのか? 使用人がウチを抜け出せるわけないだろ。どんな結末が待ってるか知らないわけないよな」
「それは、幸太郎が準備して……」
「そうだな、コイツは念入りに準備してた。俺に交渉してまで」
「え……」
――交渉?
「一ヶ月、夏休みの間だけお前と自分を自由にしてくれ、その後はお前はちゃんと婚約者と結婚するからと」
「こ、幸太郎と僕は恋人だよ! あんなババアとなんて……!」
「ああ、だから『これが終わったら死ぬから』って約束だ。物理的にコイツが居なくなれば、お前も気が変わるだろ? それならいいってオレが許可したんだよ」
死ぬってなんだよ。
幸太郎の方を見ても彼は気まずそうに下を向いたまま。なんだ、兄の話が本当なら。
「幸太郎、ねえ」
そんなの望んでない。幸太郎を失うくらいなら。
「ぜんぶ、うそだよね……?」
それくらいなら、なんだって言う事聞く。そんな結末なら。
「ごめんなさい、ご主人様」
そんな結末なら。
「俺は貴方の味方です。ですからどうしても――貴方との約束を叶えたかったんです」
そんな結末なら、自分は何も望まなかったのに。
「……桃井、約束通り」
「この着ぐるみさん達についていけばいいんでしょう? 覚悟はとっくに出来てます」
「いままでよくやってくれたよ、感謝する。最後に何か言いたいことはあるか?」
「……ご主人様」
幸太郎がやっとこちらを向く。その表情にはなんの後悔も見えなかった。
「ありがとうございます。貴方と出会えて、幸せでした」
幸太郎を囲んだ着ぐるみが、彼の肩を抱いてどこかへ連れて行こうとする。「待って」と追いかけようとした時嗣は他の着ぐるみに邪魔され、距離だけが遠くなっていった。
「連れて行け」
「幸太郎!」
着ぐるみに邪魔され、手すら届かない。
幸太郎は自分から遠くなっていく。待って、待ってくれ。きっと今手が届かなければ二度と会うことが出来ないのに。
――手が届かない。
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