クズ男子高校生は、恋愛の妄想しない

音無闇夫

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柏木みちるとの再会

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どうも深大寺颯馬です。
まさか、隣の席にあの優等生、柏木みちるだったとは、頭が混乱してるし、困惑してる。
いやいや、なんでお嬢様学校に行けるレベルの才女がなんで、夜学にいるの?おかしいでしょう?俺は理由を聞いてみた「あのさ?疑問だけどなんで再入試受けてまでここに来たの?」柏木は、「雅人がね颯馬が学校を辞めてここを受けるんだってと嬉しそうに話してたからなら私もって恩返し的な?」俺は頭抱えて「お前ね~俺の為に辞めて俺のレベルに合わせたの?馬鹿なの?自分の人生でしょ?大事にしなよ?」柏木は照れくさそうに「だって私君に助けられたんだよ?雅人から、前の学校で人間不信になって死んだようになって帰ってきたんだよ?ささえたいたおもったんだよ。」俺は「柏木さ、俺を思ってそうしてくれるのは嬉しいけどさお前がさ責任を感じることじゃないんだ。だから無理しなくていいからさ。好きなやつとか友達が出来たらそっちに行けばいい、俺なんかに固執しなくていいんだ。」といった。
きっと柏木は、傷ついただろうだが、本当にあいつの幸せを考えたらそれが1番の事なんだと思う。だが、そんなことを気にせずに俺にまとわりつくように声をかけるしあとをついてくる
俺がそんなに心配か?おれは、今が俺にとって最高の生活なのだ、だから、この状況は困るんだよね。「あのさ~柏木さん?トイレ行くんですが?」柏木は「外で待つから大丈夫よ」俺「いやいや俺が気まずいんですが?」と俯いてそう言った。
柏木は俺と違い明るく優しいと、人気者だ、
それに比べて俺は、根暗で無愛想なモブで通している。
俺の本質を知っているのは柏木だけだ、雅人と、孝明と、神崎、だけだ。こんだけ居れば十分だ、あとは知らん!それでいいんだ。
何にせよ、俺はこの生活に満足している誰にも邪魔されず俺がやりたい事が出来るから、楽だ
驚いた事に、柏木が、バイクに乗り始めた事が驚いた。しかも、オフロードマシーンだ。「柏木さん?なんでオフローダーにのってるの?」柏木は、笑いながら「颯馬が乗ってるから雅人が教えてくれたよ」深夜の林道を走ってることも言ったらしい。「雅人の野郎!教えたら柏木の性格上真似する事知ってるだろうに!馬鹿野郎が!」俺、「あの柏木さん?もしかして?深夜の林道を走ると?」柏木は満面な笑みで「はい!」と言った途端ため息を吐いてしまった
俺は「柏木さんは昼間にツーリングで走ろうか?深夜は危ないから速度厳守でな!雅人と3人でどうよ?」と提案した。土日ならべつに時間が有るし昼間なら、ツーリングならアシスタント出来るしかも道は混雑しているから無茶な走りはできないし雅人にも相談するか?しかし女子がオフロードに興味があるとはね?まさかね?早く柏木に彼氏が出来ればいいよな?友人として祝福しないとな?この頃の俺は、何も知らなかった。柏木が俺に好意を寄せられた事に
俺にとっては関心がないがな愛情の裏返しは無関心だ友達としては、良いが恋愛は、ノーサンキューだ面倒くさいし今の関係を続けたいからな雅人と引っ付いてくれたら最高なんだけどな?と、思ってしまう。俺みたいなクズには相応しくない。
クラスでは、相変わらず人気者だがいつも俺を見ている。俺は相変わらず外をみている。帰り位だ話すのは、バイクのメンテの仕方とかメカの話しばかりだ。再会して話す話題が、バイクの話しばかりだ。そろそろ愛想尽かす頃合だと思ったのだが食いついてくる。
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