クズ男子高校生は、恋愛の妄想しない

音無闇夫

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クズがクズである為に

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どうも深大寺颯馬です。
今日は、球技大会です。男子は、ソフトボール
です。ポジションは、ライト、打席7番です。
幸いな事に、柏木が居ない事だ。柏木は、元ソフトボール部員だった女子は体育館で、バレーボールだったライトは、ボールが殆ど来ないから、楽がしたいからだ1番いいのは当日にひきこもりたい面倒くさいしやりたくない兎に角面倒くさいの一言だ。クラスメイトから颯馬はやる気0だからなと言われ球が来ないライトでいいんじゃね?的な感じで決まった一応立ってはいるものの半分寝てた。自分でも器用な真似が出来るもんだと感心する俺の中では、良い意味でだが、「あまり目立ちたくないんだよな~」とボソッと言ったクラスメイトの1人が「深大寺君なんか言ったか?」颯馬「別に何も」柏木が耳元で「颯馬君運動神経いいものね?」と笑みを浮かべながら言った颯馬「言うなよ面倒くさいから」柏木は「了解」と笑いながら駆け出して言った俺は「はぁ~本当にわかってるのかな~?まぁ~いっか?」と教室を後にした。学校の近くのコンビニで雅人と柏木が待っていた雅人「おっ!来た来た颯馬こっちだこっち」おれは「何の集まりだこれ?」柏木「3人だけの同窓会?的な?」俺は「なぜ疑問形?」雅人「細かいことは気にするなって!」と能天気だ。この3人だと昔に戻る馬鹿言って
バイクの話して、気心のしれた親友にもどる
しかも俺は雅人の引き立て役になれる、そこだけが昔と変わった事位で、雅人がメイン俺が裏方柏木はヒロインと役割分担が自然とできている。しかしあの柏木がバイクに乗るとはね?斜め上行く奴だよ柏木は本当におれは「柏木?門限は?」柏木は「ないよてか両親離婚して放任主義だしお父さんはさ」俺は何踏み込んでしまった。おれは、何やってるんだあいつの傷えぐるような事しちまったと頭を抱えちまった。いよいよ球技大会当日颯馬は「晴れたな~面倒くさいな~」と猫背になったプレーボールの合図をして、ライトにボールは、飛んでこない訳ないしらくらくだし数分後、めっさ飛んでくるんですが?なんで、飛んでくるんだよ?狙われてるの俺?と言いつつほっほっと飛んでくるボールを取りまくる。ついに、スイッチが入ってしまった髪をかきあげ髪を結んで、しまった
こんな状況になると、俺自身制御が効かない
なるようになれだ!飛んでくるボールをすべて取ってしまった。しかも、外野からキャッチャーにボールをなげ点を取らせないようにしてしまった。打席に立てば長打が続く、塁に出れば盗塁してしまった。いつの間にか女子が見学に来ていた。柏木が「頑張れ颯馬!」と応援しているクラスの女子がびっくりしていた。まさか俺だと気がつくはずが無いいつも暗く外ばかり見ている空気のような俺が、髪をかきあげ伸びた髪を結びスイッチが入ってしまった俺など誰も見ていなかったのだから終わってみると優勝クラスにとっては喜ばしいことなのだろうが俺にとっては、バイクと喧嘩の時以外見せない姿に、驚きを隠せなかった、俺は両膝を地面に着け肩を落として、やっちまった~と後悔した。
すぐさまその場を急ぎ立ち去り着替えてバイクに跨りばっくれた。柏木は、後を追って来た。
柏木は「なんで逃げるのよ!にけなくてもいいでしょ?」あれは「目立ちたくなかったんだよまた有象無象が無い事言い出すだろうがよ」柏木は「だからってにげるな!最低でもあんたの味方はここにいる、ファンはここに居る」と精一杯の勇気を振り絞り言ってくれたんだろう。
おれは、「お前の気持ちは嬉しいが今の俺にはそれに応えてやれる勇気がないつり合わないんだその思いを雅人に向けてやってくれないか?」クズな台詞だ最低な奴が言うセリフだ。わかってるんだわかっているがついてでてしまった。
最低だ最低だ俺は「柏木俺は最低なクズ野郎になりさがっちまただから俺に関わるなよ不幸になるからさお前には幸せになって欲しいんだよだからさこれでさよならだ」心の中ではすまんと連呼していた。2学期の肌寒いよるのこただった。
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