猫を助けたつもりが猫と一緒に異世界転生してました!目指せ猫モフパラダイス!

あんぱん

文字の大きさ
14 / 18
猫と私と異世界と

第12話〜落ちた結果は猫でした〜

しおりを挟む
第12話~落ちた結果は猫でした。~

な、なに?ここは。

さっきまで、玉座の部屋にいたはずだけど。
どこなのー!?!?

なんて、ことは思いません。はい。
クリアでしょ?クリアして飛ばされたとか言う
安定のオチでしょう。わかってますよ。

シフォンもユユも警戒してないし
ぱっと見危ないものは何もないしね。

飛ばされた先は噴水が真ん中にあって
周りには綺麗な柱が立ってる。そんな場所だった。

明らかに、クリア後の世界観出てるもん。
ゲームやラノベをまあまあ嗜んでた現代日本人の私にはわかるのですよ。

「にゃ、ここはおちつくにゃぁ。なんかお母さんのお腹の中にいるみたいにゃ。」

「うにゃ?」

ユユの発言はシフォンには分からないらしい。
私も綺麗な場所とは思うけど落ち着くかと言われたら逆だしね。

「ユユは、落ち着く理由わかる?」

「わからにゃいにゃ。なんとなく、にゃ」

「それは、土の精霊王たる私の空間だからでしょう。」

「なるほどね、ユユは精霊だから落ち着くんだね。うん?うわっ!」

目の前にはめっちゃ綺麗な女の人がいた。
茶髪ロングで、大人な顔。それでもってスタイルも凄く良い。

てか、さらっと返事しちゃったよ!

これは予想してなかったよ!普通に会話に混ざってくるとか!!

「あら、ごめんなさい。久しぶりのお話だったもので。いたずら心が出てしまったわ。ふふ。」

なるほど、私の心も読んでくるパターンね。
滅多なことは考えれないよ。これ。

「そんなことないわよ。こうやって会話するだけでも楽しいのですから。」

うん、会話じゃないよね。
普通に心読み取られてるんだもん。これが会話なら、会話とは。あ、ダメだ会話についてゲシュタルト。会話ってなんだぁぁ。

「せ、精霊王さまにゃ?三百年以上まえに皆んな姿を消したと聞いたにゃ。お、お会いできて光栄ですにゃ!」

「あらあら、私の眷属のケット・シーね。よろしくね。土の精霊王のミクールよ。」

なるほど、ユユは土の精霊だったのね。
猫の精霊かと思ってたけど。
マイペースなユユがすごく畏まってる。
確信してるみたいだし本物ってことかな?

「本物ってのはちょっとアレだけど、本物よ?あと、基本動物型の精霊は土系統の精霊なのよ。まあ、ドラゴンとかは例外だけどね。」

本物らしい。
それにドラゴンって、精霊なのね。

「ドラゴン型の精霊ってだけよ。あの子達は火の精霊王の眷属よ。」

なんか、答えてくれるのは有難いんだけど
心を読まれるってすごい変な感じ。

「ごめんなさいね。珍しき異世界から来た水戸恵那さん。改めて自己紹介します。私は土の精霊王ミクールよ。ここは、私が封印している場所。封印のダンジョン。とでも言えば分かりやすいかしら?」

まあ、異世界関係は心を読まれたならわかるよね。
今更驚かないよ!
うん?封印?これって、精霊王を封印してたの??
解いちゃったとかそんな感じかな?
悪い精霊ならどうしよう。

「結局驚いてるわね。貴女見かけはクールなのに心の中は可愛いのね。悪い精霊では無いわよ。どちらかと言うとそれと戦ってた、と言うべきかしらね。」

ふーん。戦ってた、ね。
嫌な予感しかしないから逃げましょう。

「あら、どこに逃げるのかしら。それに、ここに入れる条件は精霊に好かれていて、かつ私たちの力になってくれる心をもった人間。なのですよ?だから、話だけでも聞いてくれないかしら。」

なるほど、現にそうじゃなかったとしても
私の逃げ道を塞いだのね。

なにが、だからかわからないけど
そう言われたら断れない。
そう、頼まれたら断れない女なのだ!


どうやらミクールさん達精霊王は、悪しき精霊?的なのと戦ってて、一応封印はしたらしいけど
滅することは出来ずに自分たちも隠れたらしい。

というか正確にいうと新たな仲間を見つけるために自分から隠れたそう。

精霊王の試練を乗り越えて精霊王に接触する事で可能性を示し、悪しき精霊に立ち向かうとかどうとか。
なにそれ、どこのドラ◯エ?いや、ファイナ◯ファン◯ジー?

そして、私が来た、という事らしい。
精霊のユユに好かれつつ、異世界から来た多分チート持ちのさらにそー言う助けて系に弱い私はうってつけなわけだ。

助けて、シフォン。ユユ。
パンクしそう。

2人の方を見てみる。
うん、シフォンは相変わらず寝てるのね。
図太いと言うか、なんというか。
ユユは土の精霊王には頭上がらないみたい。
逃げ場が本当にない。

覚悟を決めるしかないかな。出る方法もわからないし。
「わかりました。戦うかとかは置いておいて
他の精霊王さんにも会ってみる事にします。」

「あら、ありがとう。恵那ならそう言ってくれると思ってたわ!じゃあとりあえず証を授けるわね。」

「証?」

「そう、証よ。精霊王の試練をクリアした証でもあるし、協力者としての証でもあるの。その人物の今一番欲してるものを具現化できるの。じゃあ、ほらっ!」

え?ほらっ!ってもう渡すの?
あ、なんか入ってくる感じする。
頭がかゆい。なになに??

「はい、終わったわ。今回は恵那の心を読みつつ私の欲、、、じゃなくて貴女に一番あってるものを授けたわ。」

欲って言ったよね?欲望てきな感じだよね。
何をしたの?本当に。

すると、すごい笑顔でミクールさんがどこからともなく
鏡を出してきた。

ん???んんんんん??????
み、みみ?
これは、猫の耳?

「あら、似合ってるじゃない。ネコミミ♡」

そう。私の頭に、耳が付いてました。
なんじゃこりゃぁぁぁぁ!!!!!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】

皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」 「っ――――!!」 「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」 クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。 ****** ・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。

古代文明の最強王、5000年後に転生すると魔法が弱体化しすぎていたのでもう一度最強になります。~底辺貴族からの成り上がり~

しNぱ
ファンタジー
5000年前、魔法文明マギア魔導王国を築き、 魔法体系そのものを創造した王アーケ・マギアス・マギアは、 さらなる魔法の発展を求め、自らの魂を未来へ送る転生魔法を発動した。成熟した古代魔法を超える研究が進んだ世界を見たいという純粋な探求心から、5000年後の世界へと意識を沈めた。 目覚めた先は、スケルド男爵家三男レイフとしての赤子の身体だった。産まれた瞬間から記憶を持つ彼は、質素な家と薄い魔力の流れを前に、未来の魔法研究が古代よりも大きく退化していることに気づく。最底辺と呼ばれる家に生まれながらも、家族は温かく、彼の異常な魔力量を希望として受け入れた。 幼少期から魔力操作を自然に行い、三歳で石を浮かせ、五歳で光魔法を自在に扱うなど、古代王としての力を隠しながら成長する。外では古代魔法を使わず、転生者であることを悟られないよう慎重に振る舞いながら、未来の魔法体系を観察し続けた。 十歳になると身体強化などの古代魔法を最低限だけ使い、父との剣術訓練でも圧倒的な動きを見せるが、本来の力は隠したまま過ごす。そして十六歳、高等魔導学園に入学したレイフは、初日の実技試験で無詠唱魔法や術式無効化を用いて試験官を圧倒し、最底辺男爵家ながらA級判定を受ける。 その姿を見たストラング公爵家の令嬢エリナは、彼に強い興味を抱く。5000年後の世界は古代より魔法が退化していたが、だからこそ発展の余地がある。レイフは古代王としての知識をもとに、もう一度魔法の未来を切り開くことを決意する。

我儘令嬢なんて無理だったので小心者令嬢になったらみんなに甘やかされました。

たぬきち25番
恋愛
「ここはどこですか?私はだれですか?」目を覚ましたら全く知らない場所にいました。 しかも以前の私は、かなり我儘令嬢だったそうです。 そんなマイナスからのスタートですが、文句はいえません。 ずっと冷たかった周りの目が、なんだか最近優しい気がします。 というか、甘やかされてません? これって、どういうことでしょう? ※後日談は激甘です。  激甘が苦手な方は後日談以外をお楽しみ下さい。 ※小説家になろう様にも公開させて頂いております。  ただあちらは、マルチエンディングではございませんので、その関係でこちらとは、内容が大幅に異なります。ご了承下さい。  タイトルも違います。タイトル:異世界、訳アリ令嬢の恋の行方は?!~あの時、もしあなたを選ばなければ~

転生後はゆっくりと

衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。 日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。 そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。 でも、リリは悲観しない。 前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。 目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。 全25話(予定)

【完結】番としか子供が産まれない世界で

さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。 何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。 そんなニーナが番に出会うまで 4話完結 出会えたところで話は終わってます。

異世界に転生したので幸せに暮らします、多分

かのこkanoko
ファンタジー
物心ついたら、異世界に転生していた事を思い出した。 前世の分も幸せに暮らします! 平成30年3月26日完結しました。 番外編、書くかもです。 5月9日、番外編追加しました。 小説家になろう様でも公開してます。 エブリスタ様でも公開してます。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

異世界転生した時に心を失くした私は貧民生まれです

ぐるぐる
ファンタジー
前世日本人の私は剣と魔法の世界に転生した。 転生した時に感情を欠落したのか、生まれた時から心が全く動かない。 前世の記憶を頼りに善悪等を判断。 貧民街の狭くて汚くて臭い家……家とはいえないほったて小屋に、生まれた時から住んでいる。 2人の兄と、私と、弟と母。 母親はいつも心ここにあらず、父親は所在不明。 ある日母親が死んで父親のへそくりを発見したことで、兄弟4人引っ越しを決意する。 前世の記憶と知識、魔法を駆使して少しずつでも確実にお金を貯めていく。

処理中です...