甘美なる隷属

氷華冥

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残虐の祝福と恐怖の予告

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冴子の自宅リビングは、陽翔の悲鳴と麗子・冴子の嗜虐的な嬌声で満たされていた。陽翔は床に跪き、手首を背中で金属製の拘束具で縛られ、身体は鞭痕と熱蝋の白い斑点で覆われていた。首輪の鎖がカチャリと鳴り、汗と涙に濡れた彼の顔は、恐怖と従順で歪んでいた。冴子は赤のタイトなドレスから放たれる鋭い眼光で陽翔を見下ろし、電流デバイスのスイッチを握っていた。麗子は黒のシルクドレスでソファに座り、陽翔の苦痛に悶える姿を満足げに見つめていた。

冴子の責めはますます苛烈にエスカレートしていた。彼女は電流デバイスを陽翔の敏感な部分に押し当て、強度を上げた。ビリビリ! 陽翔の身体が跳ね、悲鳴がリビングに響き渡った。「ああっ…冴子様…お願い…!」陽翔の声は途切れ途切れで、麗子の調教によって植え付けられた従順さと、冴子の無慈悲な責めによる恐怖が彼を追い詰めていた。冴子は冷たく笑い、陽翔の顎を掴んで顔を上げさせた。「お願い? 陽翔くん、麗子の夫なら、私の罰を喜んで受けるのが義務よ! まだまだ足りないわ!」彼女は電流をさらに強くし、陽翔の悲鳴をさらに引き出した。

麗子は陽翔の崩れる姿を見て、嬌声と共に笑った。「ふふ、陽翔、冴子の罰は私の愛の一部よ。もっと泣き叫んで、私の夫としての忠誠を示しなさい!」彼女は冴子の横に立ち、陽翔の髪を掴んで囁いた。「冴子、もっと厳しく試してあげて。陽翔の恐怖と従順を、徹底的に引き出して。」麗子の言葉は、冴子の嗜虐欲をさらに煽り、陽翔を容赦なく追い込んだ。

冴子は電流デバイスを置き、今度は一本鞭を手に取った。ピシッ! ピシッ! 鞭が陽翔の背中に鋭く当たり、新たな赤い痕を刻んだ。陽翔の悲鳴がリビングに響き、冴子と麗子の嬌声がそれに重なった。「ほら、陽翔くん! 麗子の夫として、私の前で完璧な奴隷であることを証明しなさい!」冴子は鞭を振り続け、陽翔の身体と心を限界まで追い詰めた。陽翔は涙と汗にまみれ、喘ぎながら叫んだ。「麗子様…冴子様…僕の全ては…麗子様のもの…!」

突然、冴子は鞭を止め、陽翔を見下ろして冷たく微笑んだ。「合格よ、陽翔くん。麗子の夫として、なんとか最低限の忠誠は示せたみたいね。」彼女はテーブルに置かれた婚姻届を取り出し、保証人欄に流れるような筆跡でサインした。麗子に向き直り、温かい笑みを浮かべた。「麗子、結婚、本当におめでとう! 陽翔くん、なかなかいい奴隷ね。」冴子は立ち上がり、麗子を優しくハグした。

麗子は冴子のハグに応え、陽翔に視線を向けた。「ありがとう、冴子。陽翔は私の誇りよ。あ、そうそう、陽翔。」彼女は意味深な笑みを浮かべ、言葉を続けた。「冴子には、私たちの結婚式の『二次会』の幹事もお願いしてるのよ。」

陽翔の身体が凍りついた。冴子の残虐さは、ついさっき彼を限界まで追い詰めた恐怖として刻まれていた。彼女の冷酷な鞭と電流の記憶が、陽翔の心に蘇り、顔が恐怖でこわばった。「に、二次会…?」彼の声は震え、冴子の視線に耐えきれず床に目を落とした。

冴子の唇に、ゾッとするような嗜虐的な笑みが広がった。「ふふ、陽翔くん、怖がってる? とっておきの企画を考えてるから、楽しみにしてて。最高の『結婚式』にして、あなたたちを『祝福』してあげるわ。」彼女の声は甘く、しかし陽翔の心を凍らせる冷酷さを帯びていた。陽翔は冴子の言葉に震え、麗子の調教によって植え付けられた従順さと、冴子の残虐さへの新たな恐怖が交錯した。

麗子は陽翔の恐怖に目を細め、冷たく微笑んだ。「陽翔、冴子の祝福を楽しみにしなさい。私の夫として、奴隷として、冴子の前で最高の従順を見せるのよ。」彼女は冴子と視線を交わし、嗜虐的な笑みを共有した。「冴子、陽翔の従順を二次会でたっぷり試してあげてね。私の奴隷としての誇りを、みんなに見せつけて。」

冴子は陽翔を見下ろし、鞭を軽く手に振った。「もちろん、麗子。陽翔くんの従順、最高の舞台で確かめてあげるわ。楽しみにしてなさい、陽翔くん。」彼女の笑みは、陽翔の心に新たな恐怖を植え付けた。

陽翔は跪いたまま、麗子と冴子の視線に挟まれ、震えながら頭を下げた。「はい…麗子様…冴子様…。」彼の声はか細く、冴子の残虐さと麗子の支配に完全に飲み込まれていた。リビングの妖艶な空気は、麗子と冴子の嗜虐的な笑みと陽翔の恐怖に満ち、陽翔を被虐の沼の底へとさらに深く沈めた。

(完璧よ、陽翔。)

麗子は内心でほくそ笑んだ。

(冴子の残虐さにお前を震えさせ、二次会で私の奴隷としての従順を完璧に晒させるわ。永遠に私の足元で跪きなさい。)
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