婚約令嬢の侍女調教

和泉葉也

文字の大きさ
41 / 65
第五章 贅を尽くされた部屋

セレンティアの憂鬱(3)

しおりを挟む
「……奥さまのお隣にいらっしゃる男性が、ディルーク卿です。広大な森林を領地に持ち、材木管理や運搬を扱っている経済の要ですよ…。
 おや、セレンティア様の秘芯は、随分と滑らかに指が通るのですね」

 隙間から見えるサロンでの茶会の様子を解説しながら、カースティ補佐官は蹂躙していく指先を増やしていった。堪えようと思っていた喘ぎも段々と大きくなってしまい、あ、あっ! という大きな物に変わっていった。

「テーブルの隅で帽子を被られて、ティーカップに手をかけているのがタルシン伯爵夫人。チャリティーに熱心な夫人で、洋裁にも長けておいでです。
 あぁ、いけませんね。このように蜜を垂らしているお方が、次期女主人だなんて…。ご婦人の中で一番背の大きいベロニカ侯爵令嬢は、乗馬の達人です。まだお若いお方ですが、亡き侯爵の後を継いで立派に領地を守られておいでです」

 指が三本に増やされ、親指が敏感な箇所を強くなぞっていく。流されないようにと心に決めてはいても、溢れ出る快楽に身を任せてしまいそうになる。

「……それから、胸ポケットに花を飾られているのがバイローム侯爵。貿易商としても大成されておられます。おや、少しずつセレンティア様の奥が痙攣して来ましたよ。口元からは、悦びの雫が溢れてますね。さて、今、奥さまと談笑されているのが、政界でも話題のダイルドラ夫人で…」

「——お止め、カースティ!!」

 自分でも、出せるとは思えなかったような大声の静止が声に出た。カースティ補佐官はすぐに手を止め、パニエとスカートを正して跪く。
 荒々しく漏れ出る息を整え、女主人としてのプライドと気品を保つようにと頭を巡らせていく。

「これからお披露目の茶会だというのに、秘芯がすっかり濡れてしまったじゃないの。これでは、ご婦人方に笑われてしまうわ…。どうしてくれるの、カースティ補佐官?」
「申し訳ございません、セレンティア様」

 マリーと行ったお芝居の自分を思い出し、何だか楽しくなってきた。弱気だった令嬢。緊張して動けないままのセレンティアはどこかに消え去り、レイチェル公爵家の女主人に変わろうとする少女が最もらしく椅子に腰掛けていた。

「カースティ。お前の指先で乱された秘芯を、丁寧に唇で吸い上げて正すのよ…。労わるように優しく軽く、でもリズミカルに舌を動かして、私が良いと伝えるまでキスを繰り返しなさい…」
「もちろんでございます。セレンティア様の、仰せのままに」

 ドレスの裾を捲り上げると、カースティはそっと太腿に手を掛けて秘芯に舌を伸ばした。
 指先とは違う刺激に、痙攣をしていた秘部の奥が弾けて身を震えさせる。快楽に流されても、気品さえ失わなければ女主人として居られる。

「……ぁ…んんっ。いいわ、カースティ。もっと下の襞に触れて、奥に差し入れて頂戴。
 そ、そうよ…。引っ掛けるように舌を当てて、何度も叩くの。そのまま吸って…、唇で這わせて、なぞる様に辿っていくの」

 胸を震わせ、大きく喘ぎ声が漏れ出た。レイチェル夫人たちの談笑が耳を通り抜け、敏感な箇所を中心に攻め立てられ頭が真っ白になる。

「……もういいわ、カースティ。
 さあ、侍女に濡れた布と水を持ってこさせなさい。汚らしいお前の唾液で私の中が溢れてしまったじゃないの…。これを一滴も漏らさぬように、丁寧に拭き上げなさい」
「かしこまりました、セレンティア様」

 秘芯を晒した姿のまま侍女は濡れた布と、冷水を湛えたグラスを運んできた。熱くなった喉を潤し、カースティ補佐官が秘芯を刺激しないように注意を払いながら、丁寧に蜜と唾液を拭き取っていく。

「ねえ、カースティ。これで、最終試験とやらはご満足の結果となって?」
「はい、少々心配な部分もございますが、セレンティア様は公爵家の女主人に相応しい作法を行いました。これからは私どもの手を離れて、ご自身の為さりたいように振る舞って頂ければと」

「それなら、よろしくてよカースティ。でも、貴方は召使いとしての殿方としてだけでなく、私にとって公爵家での先生であり、ある意味の恋人だったわ…。だから、試験の結果が良いというならば、最後に侍従から離れて、ご褒美の口付けを下さる?」

「もちろん、喜んで致しましょう。我が家の未来のレディーに、敬愛を込めて。どうか、最後の無礼をお許し下さい…」

 大きな腕に抱かれて、二人で残り少ない時間の間に深い口付けを繰り返した。舌を合わせ、唇を啜り、互いの吐息を絡め合わせながら、何度もキスを交わす。
 ようやく夫人たちの談笑も収まり、レイチェル夫人がセレンティアの名前を語り出す。少しだけ流れてしまった涙を拭き取られ、カースティ補佐官は乱れた唇に紅を塗り、ドレスを正していった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

完全なる飼育

浅野浩二
恋愛
完全なる飼育です。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

処理中です...