123 / 172
第三章 魔法使いのルーコと絶望の魔女
第117話 絶望の魔女と剣聖の称号
しおりを挟む
追い詰められた〝死遊の魔女〟ガリストが切り札として呼び出した死体人形は生気のない表情ながら、離れている私まで伝わってくる程の威圧感を放っていた。
「…………〝剣聖〟グレイス……ずいぶんと懐かしい名前だな」
死体人形には似合わない豪華な鎧と両刃の大剣を構える〝剣聖〟を見据えたレイズがそう呟き、口の端を吊り上げる。
「〝剣聖〟……って事はあの死体人形は……」
「……生前は最上位の称号持ちだったって事ね。グレイスという名前に聞き覚えはないけれど」
最上位の称号を全て知っているわけではないが、ノルンがそう言うのならあの死体人形は間違いなくガリストの切り札なりえるだろう。
見た事のある例は少ないけれど、それでも最上位の称号を持つ者の強さは身に染みて分かっている。
生前に比べて能力が劣ると思われる死体人形だが、相手が元最上位の称号持ちとなれば話は別だ。
多少、能力が劣ろうと、化け物染みた強さの死体人形が驚異的な再生力を持って襲ってくるのだからあまりに厄介と言わざるを得ない。
「……〝剣聖〟グレイス、かつてはとある国の騎士団を率いていたこの男は若くして病に侵され、没したものの、その生涯一度も負けた事がなかったと言われている。ま、真偽のほどは分からんがな」
私達の疑問に答えたのは真っ直ぐ〝剣聖〟から目線を外さずに構えるレイズ。
おそらく、思わぬ獲物の登場に興奮しているのか、表情から早く戦いたいという感情が滲み出ていた。
「ハッ、よく知ってるじゃないか!そうこいつは常勝不敗、無敵とまで謳われた〝剣聖〟だ。お前がどこの誰だろうとこいつの前じゃ無力……やれ、グレイス!!」
得意げに語ったガリストが指示を下したその瞬間、〝剣聖〟の姿がかき消え、一瞬にしてレイズの前へ現れる。
「っ……」
「…………!」
突如として距離を詰められ、目を見開くレイズへ〝剣聖〟の鋭い一撃が突き刺さり、その身体を大きく吹き飛ばした。
「ククッ、アッハハハ!いいぞ!もっとだ!もっと痛めつけろ!!」
「…………!!」
〝剣聖〟の攻撃はそこで終わらない。
ガリストの声に呼応するかのように力強く踏み込んだ〝剣聖〟は再び加速、まだ吹き飛ばされている最中のレイズに追いつき、連撃を叩き込んだ。
「――――さて、これであのクソ生意気な子供は片付く。残ったお前らはこいつらで十分だろ」
レイズを吹き飛ばした事でいくらか落ち着いたガリストが指を鳴らして死体人形達を呼び出す。
流石に〝剣聖〟を操りながら、大型魔物の死体人形は使役できないようだが、ノルンの残魔力が少ない今の状況ではかなり厳しい。
「……私が残った魔力を振り絞って〝死遊の魔女〟を叩くから、ルーコちゃんは周りの死体人形達を――――」
「……いえ、ここは私が前に出ます。ノルンさんは魔力を温存しつつ、死体人形の数を減らしてください」
残りの魔力を考えればその方が堅実だ。切り札によって消耗したノルンよりも、まだ『魔力集点』を残した私の方が〝死遊の魔女〟を倒せる可能性は高い。
「っそれは――――」
「それじゃあ、お願いしますね。ノルンさん」
ノルンが抗議の声を上げるよりも早く、それだけ言い残した私は迫る死体の群れに向けて走り出す。
……たぶん、ノルンさんは無茶をしてでも……それこそ刺し違えてでも一人で〝死遊の魔女〟を倒そうとする。だからここは私がやるしかない…………もう自分の目の前で誰かが死ぬのなんて見たくないから。
ブレリオの死を脳裏に浮かべながら、そう決意し、一番最初に接敵した死体人形の頭を強化魔法で蹴り抜き、一撃で行動不能にさせる。
「次――――」
強化魔法の出力を抑え、魔力消費を最低限にして踏み出した私は距離を詰めつつ、周囲を確認、そのままある一点に狙いをつけて死体人形の胴体に掌底を叩き込んだ。
当たる瞬間だけ強化魔法の出力を上げたその一撃は狙い通り、死体人形を吹き飛ばし、余裕の笑みで見学を決め込んでいた〝死遊の魔女〟への不意打ちへと変わる。
「おっと――――」
突然飛んできた死体人形の砲弾に対して〝死遊の魔女〟ガリストは特に慌てた様子もなくそれをかわすが、それこそが私の狙いだ。
「――――『風を生む掌』」
「なっ……!?」
吹き飛ばした死体人形によってできた死角を隠れ蓑にし、風の魔法で加速した私は完全にガリストの虚を突き、勢いのままに拳を振り抜いた。
「――――なーんて、ね」
「ッ!?」
完璧に決まった筈の不意打ちだったにもかかわらず、それはガリストの寸前で見えない壁によって防がれてしまっていた。
これは障壁の魔法……そうかさっきのレイズさんの一撃もこれを使って……!
想定外の事態に驚きながらも、このままでは反撃を受けると距離を取り、ひとまず体勢を立て直す。
「まさかとは思うけど、ボクがお前の戦い方を知らないとでも?さっきの子供みたいな一撃ならともかく、その程度の威力じゃ、この障壁は抜けないよ」
不意の一撃を防いだ事で得意げになり、自分から種を明かすガリスト。
予想はしていたけれど、わざわざ自分から答え合わせをしてくれるなんて好都合だ。
……強化魔法の一撃で抜けないなら単純に出力を上げるか、それとも貫通性の高い魔法で仕掛ける必要があるけど……ここで『魔力集点』を切るわけにはいかない。どうにか他の手段で突破するしかないか。
まだ〝死遊の魔女〟ガリストの手札が全て明かされたわけじゃない。
最大の切り札である〝剣聖〟の死体人形こそ、レイズに向けているものの、何か強力な死体を隠し持っていても不思議じゃないし、単純に物量で押された場合、時間制限のある『魔力集点』では詰んでしまうだろう。
まして、ガリスト本人の口から私の戦い方を知っているという風な口ぶりで話していたのだから、『魔力集点』を使った瞬間に数のごり押しをされる可能性は十分にある。
「……それならこれで――――『白煙の隠れ蓑』」
選んだ魔法は白く、不透明な煙を生み出すもの。
最早、風以外の得意魔法といっても差し支えない程に愛用しているこの魔法は魔力操作の向上を経て、細部まで出力を調整できるようになっており、必要最低限……ガリストの周りと自分を包み込む程度の量で放出した。
「チッ、煙幕なんて無駄な事を……」
白く染まった視界の中で鬱陶しそうなガリストの声が響く。
おそらく私が自分もろとも包み込んだ事で互いに視界が塞がれているから、せいぜい時間稼ぎにしかならないと思っているのかもしれない。
……少し前までの私なら時間稼ぎくらいにしかこの魔法を使えなかったけど、今は違う。
魔力操作の向上は私に様々な恩恵をもたらした。魔法の出力調整もその一つだが、それよりも大きく恩恵を受けたのは『魔力集点』なしでも魔力の流れを見る境地に至れるようになったという部分だ。
「煙の中でも魔力の流れなら見える……後は――――」
一方的にこちらが向こうの位置を特定できるという状況は戦闘において圧倒的優位に立っていると言える。
たとえ、ガリストが常時、障壁魔法で全身を守っていようと、この状況での不意打ちなら対処はできない。
そう判断した私は死体人形達を全て無視し、ガリストに向かって再び攻撃を仕掛けた。
ッここ――――!
音を殺して背後に回った私は障壁魔法の流れを見て、一番脆い部分を見つけ出し、強化魔法の出力を最大にしてガリストへ強烈な蹴りを見舞った。
「…………〝剣聖〟グレイス……ずいぶんと懐かしい名前だな」
死体人形には似合わない豪華な鎧と両刃の大剣を構える〝剣聖〟を見据えたレイズがそう呟き、口の端を吊り上げる。
「〝剣聖〟……って事はあの死体人形は……」
「……生前は最上位の称号持ちだったって事ね。グレイスという名前に聞き覚えはないけれど」
最上位の称号を全て知っているわけではないが、ノルンがそう言うのならあの死体人形は間違いなくガリストの切り札なりえるだろう。
見た事のある例は少ないけれど、それでも最上位の称号を持つ者の強さは身に染みて分かっている。
生前に比べて能力が劣ると思われる死体人形だが、相手が元最上位の称号持ちとなれば話は別だ。
多少、能力が劣ろうと、化け物染みた強さの死体人形が驚異的な再生力を持って襲ってくるのだからあまりに厄介と言わざるを得ない。
「……〝剣聖〟グレイス、かつてはとある国の騎士団を率いていたこの男は若くして病に侵され、没したものの、その生涯一度も負けた事がなかったと言われている。ま、真偽のほどは分からんがな」
私達の疑問に答えたのは真っ直ぐ〝剣聖〟から目線を外さずに構えるレイズ。
おそらく、思わぬ獲物の登場に興奮しているのか、表情から早く戦いたいという感情が滲み出ていた。
「ハッ、よく知ってるじゃないか!そうこいつは常勝不敗、無敵とまで謳われた〝剣聖〟だ。お前がどこの誰だろうとこいつの前じゃ無力……やれ、グレイス!!」
得意げに語ったガリストが指示を下したその瞬間、〝剣聖〟の姿がかき消え、一瞬にしてレイズの前へ現れる。
「っ……」
「…………!」
突如として距離を詰められ、目を見開くレイズへ〝剣聖〟の鋭い一撃が突き刺さり、その身体を大きく吹き飛ばした。
「ククッ、アッハハハ!いいぞ!もっとだ!もっと痛めつけろ!!」
「…………!!」
〝剣聖〟の攻撃はそこで終わらない。
ガリストの声に呼応するかのように力強く踏み込んだ〝剣聖〟は再び加速、まだ吹き飛ばされている最中のレイズに追いつき、連撃を叩き込んだ。
「――――さて、これであのクソ生意気な子供は片付く。残ったお前らはこいつらで十分だろ」
レイズを吹き飛ばした事でいくらか落ち着いたガリストが指を鳴らして死体人形達を呼び出す。
流石に〝剣聖〟を操りながら、大型魔物の死体人形は使役できないようだが、ノルンの残魔力が少ない今の状況ではかなり厳しい。
「……私が残った魔力を振り絞って〝死遊の魔女〟を叩くから、ルーコちゃんは周りの死体人形達を――――」
「……いえ、ここは私が前に出ます。ノルンさんは魔力を温存しつつ、死体人形の数を減らしてください」
残りの魔力を考えればその方が堅実だ。切り札によって消耗したノルンよりも、まだ『魔力集点』を残した私の方が〝死遊の魔女〟を倒せる可能性は高い。
「っそれは――――」
「それじゃあ、お願いしますね。ノルンさん」
ノルンが抗議の声を上げるよりも早く、それだけ言い残した私は迫る死体の群れに向けて走り出す。
……たぶん、ノルンさんは無茶をしてでも……それこそ刺し違えてでも一人で〝死遊の魔女〟を倒そうとする。だからここは私がやるしかない…………もう自分の目の前で誰かが死ぬのなんて見たくないから。
ブレリオの死を脳裏に浮かべながら、そう決意し、一番最初に接敵した死体人形の頭を強化魔法で蹴り抜き、一撃で行動不能にさせる。
「次――――」
強化魔法の出力を抑え、魔力消費を最低限にして踏み出した私は距離を詰めつつ、周囲を確認、そのままある一点に狙いをつけて死体人形の胴体に掌底を叩き込んだ。
当たる瞬間だけ強化魔法の出力を上げたその一撃は狙い通り、死体人形を吹き飛ばし、余裕の笑みで見学を決め込んでいた〝死遊の魔女〟への不意打ちへと変わる。
「おっと――――」
突然飛んできた死体人形の砲弾に対して〝死遊の魔女〟ガリストは特に慌てた様子もなくそれをかわすが、それこそが私の狙いだ。
「――――『風を生む掌』」
「なっ……!?」
吹き飛ばした死体人形によってできた死角を隠れ蓑にし、風の魔法で加速した私は完全にガリストの虚を突き、勢いのままに拳を振り抜いた。
「――――なーんて、ね」
「ッ!?」
完璧に決まった筈の不意打ちだったにもかかわらず、それはガリストの寸前で見えない壁によって防がれてしまっていた。
これは障壁の魔法……そうかさっきのレイズさんの一撃もこれを使って……!
想定外の事態に驚きながらも、このままでは反撃を受けると距離を取り、ひとまず体勢を立て直す。
「まさかとは思うけど、ボクがお前の戦い方を知らないとでも?さっきの子供みたいな一撃ならともかく、その程度の威力じゃ、この障壁は抜けないよ」
不意の一撃を防いだ事で得意げになり、自分から種を明かすガリスト。
予想はしていたけれど、わざわざ自分から答え合わせをしてくれるなんて好都合だ。
……強化魔法の一撃で抜けないなら単純に出力を上げるか、それとも貫通性の高い魔法で仕掛ける必要があるけど……ここで『魔力集点』を切るわけにはいかない。どうにか他の手段で突破するしかないか。
まだ〝死遊の魔女〟ガリストの手札が全て明かされたわけじゃない。
最大の切り札である〝剣聖〟の死体人形こそ、レイズに向けているものの、何か強力な死体を隠し持っていても不思議じゃないし、単純に物量で押された場合、時間制限のある『魔力集点』では詰んでしまうだろう。
まして、ガリスト本人の口から私の戦い方を知っているという風な口ぶりで話していたのだから、『魔力集点』を使った瞬間に数のごり押しをされる可能性は十分にある。
「……それならこれで――――『白煙の隠れ蓑』」
選んだ魔法は白く、不透明な煙を生み出すもの。
最早、風以外の得意魔法といっても差し支えない程に愛用しているこの魔法は魔力操作の向上を経て、細部まで出力を調整できるようになっており、必要最低限……ガリストの周りと自分を包み込む程度の量で放出した。
「チッ、煙幕なんて無駄な事を……」
白く染まった視界の中で鬱陶しそうなガリストの声が響く。
おそらく私が自分もろとも包み込んだ事で互いに視界が塞がれているから、せいぜい時間稼ぎにしかならないと思っているのかもしれない。
……少し前までの私なら時間稼ぎくらいにしかこの魔法を使えなかったけど、今は違う。
魔力操作の向上は私に様々な恩恵をもたらした。魔法の出力調整もその一つだが、それよりも大きく恩恵を受けたのは『魔力集点』なしでも魔力の流れを見る境地に至れるようになったという部分だ。
「煙の中でも魔力の流れなら見える……後は――――」
一方的にこちらが向こうの位置を特定できるという状況は戦闘において圧倒的優位に立っていると言える。
たとえ、ガリストが常時、障壁魔法で全身を守っていようと、この状況での不意打ちなら対処はできない。
そう判断した私は死体人形達を全て無視し、ガリストに向かって再び攻撃を仕掛けた。
ッここ――――!
音を殺して背後に回った私は障壁魔法の流れを見て、一番脆い部分を見つけ出し、強化魔法の出力を最大にしてガリストへ強烈な蹴りを見舞った。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
チート魔力はお金のために使うもの~守銭奴転移を果たした俺にはチートな仲間が集まるらしい~
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
平凡な王太子、チート令嬢を妻に迎えて乱世も楽勝です
モモ
ファンタジー
小国リューベック王国の王太子アルベルトの元に隣国にある大国ロアーヌ帝国のピルイン公令嬢アリシアとの縁談話が入る。拒めず、婚姻と言う事になったのであるが、会ってみると彼女はとても聡明であり、絶世の美女でもあった。アルベルトは彼女の力を借りつつ改革を行い、徐々にリューベックは力をつけていく。一方アリシアも女のくせにと言わず自分の提案を拒絶しないアルベルトに少しずつひかれていく。
小説家になろう様で先行公開中
https://ncode.syosetu.com/n0441ky/
「お前は無能だ」と追放した勇者パーティ、俺が抜けた3秒後に全滅したらしい
夏見ナイ
ファンタジー
【荷物持ち】のアッシュは、勇者パーティで「無能」と罵られ、ダンジョン攻略の直前に追放されてしまう。だが彼がいなくなった3秒後、勇者パーティは罠と奇襲で一瞬にして全滅した。
彼らは知らなかったのだ。アッシュのスキル【運命肩代わり】が、パーティに降りかかる全ての不運や即死攻撃を、彼の些細なドジに変換して無効化していたことを。
そんなこととは露知らず、念願の自由を手にしたアッシュは辺境の村で穏やかなスローライフを開始。心優しいエルフやドワーフの仲間にも恵まれ、幸せな日々を送る。
しかし、勇者を失った王国に魔族と内通する宰相の陰謀が迫る。大切な居場所を守るため、無能と蔑まれた男は、その規格外の“幸運”で理不尽な運命に立ち向かう!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる