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スパダリ領主様に雇われたおっさんシーフですが、夜伽は業務範囲外です!
五話
しおりを挟むレイモンドの身体は素晴らしい。その一言に尽きる。
よくぞこれほど私の好みに合致する身体があったものだと思う。しなやかな筋肉はつきすぎず、少なすぎず、触れた弾力も申し分ない。豊満な胸の筋肉などは、ずっと触れていたいと思わせる不思議な魅力がある。
本人は年齢をずいぶん気にしているようだが、私からみると成熟して1番良い頃に出会えたと思う。万が一年下だったら、数年よく熟れるまで待たなければならなかった。
シーフの装備も似合っていてとても良い。ベルトで締め上げた身体が服の上からでも私の目を楽しませている事を、レイモンドは知らない。
その服の下に私の所有の証であるアクセサリーを身につけて、昼間は平然と厳つい冒険者の顔をしている。それが堪らないのだと何故わからないのだろう。
しかし、ひとたび私の手に撫でられると、柔らかな茶色の瞳に熱が籠り、懐くように頭を擦り寄せてくる。おいで、と促せばこの腕の中に収まり嬉しさを隠せない様子で耳を薄赤く上気させた。
あまりにも可愛くて、愛らしくて、我慢ができなくなって執務室で触れてしまったこともある。
レイモンドの身体を机へ仰向けに押し倒し、足を大きく開かせてそのペニスを口で愛撫した。普段あまりペニスには直接触れないからか、レイモンドはひどく感じていた。
いつも締め付けの強い下着を好んで使っていたようだから、新しく革の貞操帯をプレゼントしている。鍵付きで安心できる設計のものだ。これで酒場の危険がだいぶ遠ざかっただろう。
執務室では射精までさせなかった。我慢するようにと言い聞かせて、散々喘がせて可愛い声を堪能してから、貞操帯を履かせた。
この貞操帯はアナルに瘤のような蓋をし、ペニスには尿道口から細い棒を入れて塞いでいる。香油をまとわせたそれを装着するだけで、レイモンドは可愛い声を上げてイッていた。もちろん、射精はさせなかったので中だけの絶頂だ。
貞操帯の鍵は私だけが持っているから、用を足す時は必然的に私に声をかけなくてはならない。レイモンドはそれが恥ずかしいらしく、終わるまでついていようとすると真っ赤になって怒った。
小のほうは、快感が強すぎるとたまに漏らすので今更ではないかと思ったが、本人の中では違うらしい。
強制射精に中イキが続いて、何度も潮を吹いた後だらんと弛緩したレイモンドが茫然自失といった風情で小水を漏らす様は、本当に堪らない。とても可愛い。
前回の時は、しょろっと少し零してからハッと粗相に気づいたらしいが決壊したものを止めることができず、『あ、あ、あっ』と絶望したように泣きなから真っ赤になって全て出し切ってしまった。
私が大興奮で『かわいかった』と何度もキスをしながら称賛したら、本気で嫌がられてしまった。
今度、特大の浣腸を用意させるつもりだ。本人が使用を嫌がったら、チラつかせて言うことを聞かせるか、強制的にやるか決めよう。
さて、そのレイモンドだが。近頃、憂いを帯びた顔をしていて目に毒だった。
他の護衛たちが色めきたってうっとうしい。いつの間にレイモンドの魅力に気がついたのだあいつらは。
それでなくとも、私が触れるようになってから快感を知ったレイモンドの色気は、普通ではなくなった。昔は勘の強いものだけがふと振り返って見る程度だっただろうが、今は違う。
彼が物憂げにため息をつくだけで近くにいた若い護衛が股間を押さえて飛び退き、また声をかけられたベテランの護衛も腕に触れられてビクッと直立不動になっていた。
様子のおかしいレイモンドだけが周囲の変化に気付かない。
そんな彼の目が何に向けられているか、私が気付かないはずがなかった。
レイモンドの心はすでに私の手に落ちている。そのひたむきなまでの視線や、私が触れるときの反応、態度、すべてが私を好きだと叫んでいる。
しかしレイモンドはそれを口にしたくないようだ。言ったら私が満足してしまって、手を離すとでも思っているのか。
まったくあり得ない話だった。私とレイモンドの関係はそこからはじまるというのに。まだまだやりたいことはたくさんある。レイモンドの気持ちがついてくるのを待って我慢している行為はかなりあるのだ。
特に、挿入してからの結腸責めにはこだわりがある。
私のペニスは普通よりもやや大きく、長い。レイモンドほどの体格の者の最奥にも問題なく届くだろう。しかし結腸抜きで初めから快感を得るのはなかなか難しいときく。レイモンドなら痛みも悦んで許容するだろうが、それでは嫌なのだ。
レイモンドのアナル処女を喪失させる時には、本人が初めてであることに戸惑うほど、感じさせてやりたい。そしてこの身体は私だけのものだと思い知らせたい。
上気して快楽に熟れ切った顔を、涙でぐしゃぐしゃにして縋り付いてきてほしい。拘束ベルトに締め上げられ跡のついた肌を晒して、最近色気の出てきた腰あたりをくねらせてねだってほしい。
おねだりをするレイモンドを想像するだけで股間が熱くなる。本当は私だって早くレイモンドの中に入りたい。奥の奥まで暴いてイイところを咽び泣くまで弄ってやりたいのだ。それを我慢して道具プレイでならしているというのに、レイモンドはたまに自室へ帰ってから見せつけるように自慰をする。
投影の魔道具がある場所にあたりをつけたのか、脚を大きく開いて見せつけるように中に指を入れていた。そして切なげに私を呼ぶ。
いつもはしないような甘いとろけた囁きで、私に情けを乞うのだ。
正直、堪らないほど興奮した。すぐさま猛り狂ったペニスで突き上げてやろうかとおもったくらいには、煽られた。
だが私には理性がある。幼い頃から領主になるべく育てられ、感情も何もかも抑えて笑みを浮かべられるよう訓練している。
どんな出来事も、私の平静を乱すことはできない……と、思っていた。
少し前まで、私は自分の理性に自信を持っていたのだ。しかし、レイモンドを前にしてそんなものは紙屑ほどの力もないのだと思い知った。
『ぁ、……ふ、ぅ、ぁ、ジェ、ラルドさま……して……もっとっ』
鏡に映しだされたのは、さきほど部屋に戻ったばかりのレイモンドの姿だった。どうやら彼は魔道具が音も拾っている事に気づいていないらしく、日を追うごとに言葉での煽りが直接的になってきている。
私の部屋にいるときは、そんな甘えた声で名前を呼んだりしないくせに。
『ィク、いっ、ちゃ……あ、ひ、……きもち、ぃっ……きもちいぃ、ジェラルド様ッ』
魔道具があちらの部屋のぐちゃぐちゃという濡れた音まで運んでくる。この様子だとレイモンドはそのうち自慰の途中で気を失ってしまうだろう。
快感が深いところまでいってしまうと自制を失い、レイモンドは泣きながら私への情けを乞う。それが普段は隠されている欲求なんだろうとすぐに分かった。
こんなにわかりやすくて可愛い、健気な生き物がいるだろうか。今すぐ抱きしめたい。
『────ッ!!』
簡素なベッドの上の逞しい身体がビクビクと震え、次の瞬間に弛緩する。荒い息遣いが聞こえ、それがスッと静かになった。レイモンドが気を失ったのだろう。私はすぐにベッドを離れ、レイモンドを迎えに行った。
今日は部屋に戻って用を足すからと言われて貞操帯の鍵を外していた。
たまには股間の違和感がないまま眠りたいという意見にも納得できたので外したのだが。
まさか部屋で自慰をするためとはおもわなかった。
知っていたら自慰用の別の道具を渡していたかもしれない。
「レイモンド。……レイ」
呼びかけても、目覚めない。
レイモンドの部屋から私のベッドへ運んでも、彼は目覚めなかった。これはいつものことだ。
その唇を吸って、ねっとりと舌を絡ませる。意識のないレイモンドから反応はないが、ぴくりと形の良い眉が動いた。まだ、覚醒はしない。
服の上から装備のベルトを軽く引っ張る。びん、と突っ張ったベルトに押し潰された胸がぎゅっとせりだす。シャツのボタンを数個開けて手を差し入れると、ダイヤモンドのクリップを回収した。
ずっとクリップにはさまれていた乳首はひしゃげてあとがついていて、痛々しいその姿に唇をよせる。ちゅ、と吸ってから舌で丹念に舐めて乳首を育てた。肥大して潰されていたそこがぷるぷるとした色っぽい乳首になっていく。
左右、両方の胸に交互に舌を這わせた。服を脱がせていないので、私はレイモンドのシャツの胸元に顔を押し付け、布をかきわけるようにしてそこを舐めている。
胸に顔を埋めたまま、さわさわとレイモンドの尻に両手を回した。貞操帯を外したそこは何も下着をつけておらず、ズボンの下は生尻だ。剥き出しの尻は何度も見ているが、着衣の下が裸の尻だというのが良い。少し興奮して服の上から尻肉を揉みしだいてしまった。
尻肉を両手で割り、服の上からアナルをすりすりと撫でる。
服の上からでもそこが物欲しげにヒクついているのがわかった。腕をズボンの中に突っ込み、香油をまとわせた指をアナルに潜り込ませる。中を刺激しながら再び乳首をちゅうっと吸い上げた。ん、と悩ましげな声が小さく上がる。
邪魔な下穿きは引き下ろして、レイモンドの片足に引っかかるだけになった。
びくっ、とレイモンドの身体が与えられる快感に震えた。うっすらと開いた淡い色の瞳がゆめうつつのように私を映す。挿入した指でイイところを押し込むと、シーツの上で厚みのある腰がもどかしげに動いた。内壁は吸い付くように私の指を締め付け、2本に増えても従順に飲み込んでいく。
「レイモンド」
もう一度静かに呼びかけると、ぱちりとその目が瞬いた。切れ長の目がじわじわと焦点を結び始める。
ようやく正気に返ったようだと認識した刹那、私はレイモンドの太腿を掴んで割り開き、ぐいっと胸に突くほどその膝を押し上げた。
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