18 / 35
十八話 下衆なふるまい
しおりを挟む
バーナビーがいち早く動いた。
さっとアドリアナの前に体を移動させると、己の体でアドリアナを隠してしまう。
そして爬虫類獣人ではなく、兄クレイグに厳しい目を向けた。
「そう怒ってくれるな、バーナビー。俺も先ほど、話を聞きかじったばかりなんだ。お前たちも座って、こちらの古の皇国から参られた使者の話を一緒に聞こう。アドリアナの出生にまつわる話だ」
クレイグは、バーナビーの背に隠されたアドリアナにも伝わるように、ひょいと首を伸ばしてバーナビーの後ろを覗き込む。
そこには何の感慨もなさそうなアドリアナの顔があったので、ちょっとクレイグは驚いた。
アドリアナは元孤児だと聞いている。
父母のことが分かるとなれば、少しは動揺するかと思ったが。
(ここで顔色を変えないとは、バーナビーよりも為政者向きかもしれん)
感心するクレイグを余所に、バーナビーはアドリアナの心配をする。
「アナ、どうしたいですか? 話を聞きますか? それとも、新居を見に行きますか?」
アドリアナが両親に対して思い入れがないことを、バーナビーは知っている。
土下座をしている爬虫類獣人のことは気になるが、バーナビーにとっての最優先事項はアドリアナだ。
相変わらず自分を背に隠したままのバーナビーの肩へ、アドリアナはそっと手を乗せる。
そして安心させるように、ぽんぽんと叩いた。
「バーニー、大丈夫だから。その使者に、取りあえず頭を上げてもらおう。話とやらも、聞いてみないことには判断ができない」
「分かりました。では兄上、そのように取り計らってください」
バーナビーはアドリアナの手を引き、ソファへとエスコートする。
クレイグは使者に頭を上げて、先ほどの話をもう少し詳しくするように促した。
四角のローテーブルを囲うように、三人掛けのソファが並ぶ。
上座にクレイグが、下座に使者が、左側にバーナビーとアドリアナが座った。
「私は古の皇国からやってきました、皇配の弟で名前をデリオと申します。古の皇国は、海を隔てた密林の奥地にあって、女帝が治める爬虫類ばかりの獣人の国です。このたびは、このような機会を与えていただき感謝しております」
デリオはソファに座ったまま、頭を下げると話し始めた。
「先日、我が国を訪れた商人たちによって、エイヴリング王国のバーナビー殿下の結婚相手が、グリーンイグアナ獣人であると聞き及びました。そしてその容姿が『金と翡翠に愛されし黒蝶真珠の君』と称えられているのを知り、もしや幼少期に我が国から攫われ、行方不明となっているオニキス皇女ではないかと思い、こうして確認に参った次第です」
デリオはそこまで一息に話すと、顔を上げてアドリアナに視線をやる。
そして容姿を確かめるようにジッと見つめると、またしても頭を下げた。
「間違いありません。私の兄譲りの黒髪、女帝譲りの金の瞳と翡翠の鱗、幼い頃の面影もあります」
「アナが皇女であると分かったところで、アナを今さら古の皇国へ戻すわけにはいきません。……デリオ殿はどうされたいのですか?」
バーナビーはアドリアナの手を握りしめる。
決して離さないとでも言うように。
「バーナビー、古の皇国では今、女帝の座を巡って内乱が起きているそうだ。女帝の娘、つまりアドリアナの妹にあたるんだが、どうも国民から認められていないらしい。デリオ殿、そうだったな?」
「はい、その通りです。もともと古の皇国は、力こそが正義の国。しかし、オニキス皇女の妹にあたるチャロ皇女には、皇国の力の源と言える最凶獣ダイナソーの血が強く発現しませんでした。そこで、ダイナソーの血が濃い女戦士がチャロ皇女に反旗を翻し、次期女帝の座を奪おうとしているのです」
デリオの見た目に、覚えがなかった理由が明らかになった。
そんじょそこらの爬虫類獣人ではなく、古代に栄えたというダイナソーの血が混ざっていたのだ。
痩躯ではあるが、ゴツゴツとした首には縦に並んだこぶもある。
今は顔を青ざめさせているが、デリオも戦おうと思えば戦士と化すのだろう。
「ダイナソーの力は体色に影響を与えます。どこかに黒色をまとえば、それはダイナソーの血が濃い証。私の兄は、鱗・髪・瞳の3か所に漆黒をまとい、皇国最強の名を欲しいままにしています。私とは、違って……」
最後は小さな声だった。
デリオは鱗も髪も瞳も、薄い茶色をしていた。
ダイナソーの血を受け継いではいるものの、力はそれほど強くないようだ。
バーナビーはアドリアナの豊かな黒髪を見る。
商人たちが黒蝶真珠に例えたそれは、艶々と波打ち、今もアドリアナの背を覆っている。
「オニキス皇女がバーナビー殿下に嫁ぎ、エイヴリング王国の一員となられたことは大変喜ばしく思っています。ですがこのままでは、妹君のチャロ皇女は女戦士エステラに女帝の座を奪われてしまいます。オニキス皇女、どうかチャロ皇女の後ろ盾になってはもらえませんか? チャロ皇女にも間違いなく、ダイナソーの血は流れているのです」
必死に頭を下げているデリオを、アドリアナは冷静な目で見ている。
そしておもむろにこう返した。
「力こそが正義の国ならば、その女戦士と皇女を戦わせてみればよい」
実にアドリアナらしいシンプルな答えだった。
隣では、バーナビーがアドリアナの崇高な考えに打ち震えている。
青かった顔をさらに青くしたのはデリオだけだった。
「ダイナソーの血の濃さなど関係がないと言うのならば、残るは強さのみではないか。しかし、デリオ殿は血の濃さでも力の強さでも皇女が敗けてしまうから、こうして私に頭を下げているように見える。そうまでして皇女を女帝の座につけたいのは、なぜだ?」
「そ、それは……」
アドリアナに鋭く突っ込まれ、黙り込んでしまうデリオ。
「私の妹だという、皇女の容姿を説明できるか? 生まれる種族は変われど、獣人であれば親からは色を受け継ぐものだ。私の妹は、どこかに、薄い茶色をまとっているのではないか?」
どさりと音を立てて、デリオがソファから転げ落ち、恐ろしいものを見る目でアドリアナを凝視した。
体を小刻みに震わせていることから、心の底から畏怖を感じているのだろうと分かる。
それを面白そうに、目を細めて眺めるアドリアナ。
「なんだ、図星か? 己の娘であるから、女帝にしたかったのか――当たり前すぎて、つまらない理由だ。皇国最強の皇配の目を盗み、うまいこと女帝と関係を持ったはいいが、娘の外見にはダイナソーの血の力が現れなかった。国民も愚かではない。およそ皇女の父親に見当がついているのだろう、なあ、デリオ殿?」
「わ、私は、私は決して、兄を裏切るなど――!」
後ずさりながら、声を荒げて反論するが、デリオの目は逃げ道を探してさ迷っている。
その目が応接室の扉を捉えると、助かったとばかりに四つ這いで駆け寄り、止める護衛騎士を腕で払いのけ、走り去ってしまった。
「おやおや、出て行ってしまったぞ。アドリアナ、やるじゃないか」
クレイグは、拍手をしてアドリアナの慧眼と手腕に感服する。
護衛騎士から「追いますか?」と聞かれているが、「放っておけ」と答えている。
いい見世物を観たような顔のクレイグとは違い、バーナビーは立腹していた。
「アナを私利私欲のために利用しようなど、あの男のふるまいは下衆としか言いようがありません。こんなことのために私たちを呼びつけた兄上も、同罪ですよ?」
うっかり流れ矢に当たりそうになったクレイグが、慌てて言い訳をする。
「アドリアナの出生が分かっただけでも、良かったじゃないか。元孤児から皇女だぞ、すごい出世だ」
「アナならば、孤児の星にだってなれます!」
アドリアナの両手をがっしりと握って、キラキラした瞳で熱弁をふるうバーナビー。
バーナビーの八つ当たりが自分からそれて、ホッと胸をなでおろすクレイグ。
先ほどのデリオの話を聞いてから、何かを考えているふしのアドリアナ。
三者三様で始まる新婚生活は、前途多難そうであった。
さっとアドリアナの前に体を移動させると、己の体でアドリアナを隠してしまう。
そして爬虫類獣人ではなく、兄クレイグに厳しい目を向けた。
「そう怒ってくれるな、バーナビー。俺も先ほど、話を聞きかじったばかりなんだ。お前たちも座って、こちらの古の皇国から参られた使者の話を一緒に聞こう。アドリアナの出生にまつわる話だ」
クレイグは、バーナビーの背に隠されたアドリアナにも伝わるように、ひょいと首を伸ばしてバーナビーの後ろを覗き込む。
そこには何の感慨もなさそうなアドリアナの顔があったので、ちょっとクレイグは驚いた。
アドリアナは元孤児だと聞いている。
父母のことが分かるとなれば、少しは動揺するかと思ったが。
(ここで顔色を変えないとは、バーナビーよりも為政者向きかもしれん)
感心するクレイグを余所に、バーナビーはアドリアナの心配をする。
「アナ、どうしたいですか? 話を聞きますか? それとも、新居を見に行きますか?」
アドリアナが両親に対して思い入れがないことを、バーナビーは知っている。
土下座をしている爬虫類獣人のことは気になるが、バーナビーにとっての最優先事項はアドリアナだ。
相変わらず自分を背に隠したままのバーナビーの肩へ、アドリアナはそっと手を乗せる。
そして安心させるように、ぽんぽんと叩いた。
「バーニー、大丈夫だから。その使者に、取りあえず頭を上げてもらおう。話とやらも、聞いてみないことには判断ができない」
「分かりました。では兄上、そのように取り計らってください」
バーナビーはアドリアナの手を引き、ソファへとエスコートする。
クレイグは使者に頭を上げて、先ほどの話をもう少し詳しくするように促した。
四角のローテーブルを囲うように、三人掛けのソファが並ぶ。
上座にクレイグが、下座に使者が、左側にバーナビーとアドリアナが座った。
「私は古の皇国からやってきました、皇配の弟で名前をデリオと申します。古の皇国は、海を隔てた密林の奥地にあって、女帝が治める爬虫類ばかりの獣人の国です。このたびは、このような機会を与えていただき感謝しております」
デリオはソファに座ったまま、頭を下げると話し始めた。
「先日、我が国を訪れた商人たちによって、エイヴリング王国のバーナビー殿下の結婚相手が、グリーンイグアナ獣人であると聞き及びました。そしてその容姿が『金と翡翠に愛されし黒蝶真珠の君』と称えられているのを知り、もしや幼少期に我が国から攫われ、行方不明となっているオニキス皇女ではないかと思い、こうして確認に参った次第です」
デリオはそこまで一息に話すと、顔を上げてアドリアナに視線をやる。
そして容姿を確かめるようにジッと見つめると、またしても頭を下げた。
「間違いありません。私の兄譲りの黒髪、女帝譲りの金の瞳と翡翠の鱗、幼い頃の面影もあります」
「アナが皇女であると分かったところで、アナを今さら古の皇国へ戻すわけにはいきません。……デリオ殿はどうされたいのですか?」
バーナビーはアドリアナの手を握りしめる。
決して離さないとでも言うように。
「バーナビー、古の皇国では今、女帝の座を巡って内乱が起きているそうだ。女帝の娘、つまりアドリアナの妹にあたるんだが、どうも国民から認められていないらしい。デリオ殿、そうだったな?」
「はい、その通りです。もともと古の皇国は、力こそが正義の国。しかし、オニキス皇女の妹にあたるチャロ皇女には、皇国の力の源と言える最凶獣ダイナソーの血が強く発現しませんでした。そこで、ダイナソーの血が濃い女戦士がチャロ皇女に反旗を翻し、次期女帝の座を奪おうとしているのです」
デリオの見た目に、覚えがなかった理由が明らかになった。
そんじょそこらの爬虫類獣人ではなく、古代に栄えたというダイナソーの血が混ざっていたのだ。
痩躯ではあるが、ゴツゴツとした首には縦に並んだこぶもある。
今は顔を青ざめさせているが、デリオも戦おうと思えば戦士と化すのだろう。
「ダイナソーの力は体色に影響を与えます。どこかに黒色をまとえば、それはダイナソーの血が濃い証。私の兄は、鱗・髪・瞳の3か所に漆黒をまとい、皇国最強の名を欲しいままにしています。私とは、違って……」
最後は小さな声だった。
デリオは鱗も髪も瞳も、薄い茶色をしていた。
ダイナソーの血を受け継いではいるものの、力はそれほど強くないようだ。
バーナビーはアドリアナの豊かな黒髪を見る。
商人たちが黒蝶真珠に例えたそれは、艶々と波打ち、今もアドリアナの背を覆っている。
「オニキス皇女がバーナビー殿下に嫁ぎ、エイヴリング王国の一員となられたことは大変喜ばしく思っています。ですがこのままでは、妹君のチャロ皇女は女戦士エステラに女帝の座を奪われてしまいます。オニキス皇女、どうかチャロ皇女の後ろ盾になってはもらえませんか? チャロ皇女にも間違いなく、ダイナソーの血は流れているのです」
必死に頭を下げているデリオを、アドリアナは冷静な目で見ている。
そしておもむろにこう返した。
「力こそが正義の国ならば、その女戦士と皇女を戦わせてみればよい」
実にアドリアナらしいシンプルな答えだった。
隣では、バーナビーがアドリアナの崇高な考えに打ち震えている。
青かった顔をさらに青くしたのはデリオだけだった。
「ダイナソーの血の濃さなど関係がないと言うのならば、残るは強さのみではないか。しかし、デリオ殿は血の濃さでも力の強さでも皇女が敗けてしまうから、こうして私に頭を下げているように見える。そうまでして皇女を女帝の座につけたいのは、なぜだ?」
「そ、それは……」
アドリアナに鋭く突っ込まれ、黙り込んでしまうデリオ。
「私の妹だという、皇女の容姿を説明できるか? 生まれる種族は変われど、獣人であれば親からは色を受け継ぐものだ。私の妹は、どこかに、薄い茶色をまとっているのではないか?」
どさりと音を立てて、デリオがソファから転げ落ち、恐ろしいものを見る目でアドリアナを凝視した。
体を小刻みに震わせていることから、心の底から畏怖を感じているのだろうと分かる。
それを面白そうに、目を細めて眺めるアドリアナ。
「なんだ、図星か? 己の娘であるから、女帝にしたかったのか――当たり前すぎて、つまらない理由だ。皇国最強の皇配の目を盗み、うまいこと女帝と関係を持ったはいいが、娘の外見にはダイナソーの血の力が現れなかった。国民も愚かではない。およそ皇女の父親に見当がついているのだろう、なあ、デリオ殿?」
「わ、私は、私は決して、兄を裏切るなど――!」
後ずさりながら、声を荒げて反論するが、デリオの目は逃げ道を探してさ迷っている。
その目が応接室の扉を捉えると、助かったとばかりに四つ這いで駆け寄り、止める護衛騎士を腕で払いのけ、走り去ってしまった。
「おやおや、出て行ってしまったぞ。アドリアナ、やるじゃないか」
クレイグは、拍手をしてアドリアナの慧眼と手腕に感服する。
護衛騎士から「追いますか?」と聞かれているが、「放っておけ」と答えている。
いい見世物を観たような顔のクレイグとは違い、バーナビーは立腹していた。
「アナを私利私欲のために利用しようなど、あの男のふるまいは下衆としか言いようがありません。こんなことのために私たちを呼びつけた兄上も、同罪ですよ?」
うっかり流れ矢に当たりそうになったクレイグが、慌てて言い訳をする。
「アドリアナの出生が分かっただけでも、良かったじゃないか。元孤児から皇女だぞ、すごい出世だ」
「アナならば、孤児の星にだってなれます!」
アドリアナの両手をがっしりと握って、キラキラした瞳で熱弁をふるうバーナビー。
バーナビーの八つ当たりが自分からそれて、ホッと胸をなでおろすクレイグ。
先ほどのデリオの話を聞いてから、何かを考えているふしのアドリアナ。
三者三様で始まる新婚生活は、前途多難そうであった。
1
あなたにおすすめの小説
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
贖罪の花嫁はいつわりの婚姻に溺れる
マチバリ
恋愛
貴族令嬢エステルは姉の婚約者を誘惑したという冤罪で修道院に行くことになっていたが、突然ある男の花嫁になり子供を産めと命令されてしまう。夫となる男は稀有な魔力と尊い血統を持ちながらも辺境の屋敷で孤独に暮らす魔法使いアンデリック。
数奇な運命で結婚する事になった二人が呪いをとくように幸せになる物語。
書籍化作業にあたり本編を非公開にしました。
【完結】異世界転移した私、なぜか全員に溺愛されています!?
きゅちゃん
恋愛
残業続きのOL・佐藤美月(22歳)が突然異世界アルカディア王国に転移。彼女が持つ稀少な「癒しの魔力」により「聖女」として迎えられる。優しく知的な宮廷魔術師アルト、粗野だが誠実な護衛騎士カイル、クールな王子レオン、最初は敵視する女騎士エリアらが、美月の純粋さと癒しの力に次々と心を奪われていく。王国の危機を救いながら、美月は想像を絶する溺愛を受けることに。果たして美月は元の世界に帰るのか、それとも新たな愛を見つけるのか――。
前世で私を嫌っていた番の彼が何故か迫って来ます!
ハルン
恋愛
私には前世の記憶がある。
前世では犬の獣人だった私。
私の番は幼馴染の人間だった。自身の番が愛おしくて仕方なかった。しかし、人間の彼には獣人の番への感情が理解出来ず嫌われていた。それでも諦めずに彼に好きだと告げる日々。
そんな時、とある出来事で命を落とした私。
彼に会えなくなるのは悲しいがこれでもう彼に迷惑をかけなくて済む…。そう思いながら私の人生は幕を閉じた……筈だった。
獣人の世界に落ちたら最底辺の弱者で、生きるの大変だけど保護者がイケオジで最強っぽい。
真麻一花
恋愛
私は十歳の時、獣が支配する世界へと落ちてきた。
狼の群れに襲われたところに現れたのは、一頭の巨大な狼。そのとき私は、殺されるのを覚悟した。
私を拾ったのは、獣人らしくないのに町を支配する最強の獣人だった。
なんとか生きてる。
でも、この世界で、私は最低辺の弱者。
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました
iru
恋愛
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました
ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。
名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。
ええ。私は今非常に困惑しております。
私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。
...あの腹黒が現れるまでは。
『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。
個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる