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二十四話 幸せのかたち
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カルロスの話をまとめるとこうだ。
港で倒れた使者たちを回収するべく、多くの戦士が駆り出された。
翼竜の背に文官を載せて運んでいると、とある文官の懐から乾燥させたイリの葉の粉末が零れ落ちる。
戦士が持っているのは当たり前だが、文官が持っているのは珍しい。
何に使うつもりだったのか問い詰めると、アドリアナに吸わせるようデリオに指示されたのだと白状した。
カルロスが翼竜で港に現れなければ、バーナビーが使者たちを悩殺することもなかった。
つまり期せずして、父と夫により、アドリアナは護られたのだった。
「アドリアナに乾燥葉を摂取させ、思考力を奪った状態にして、自分たちに不利な状況をやり過ごそうとしたわけですね?」
「おそらく」
「それで、デリオは捕まえたのですか?」
「失敗を悟って雲隠れした」
アドリアナを愛する父と夫の怒りは、アドリアナにまで伝わってきた。
それをくすぐったく思いながら、アドリアナは二人を安心させるべく口を開く。
「私はそう簡単にやられるほど、やわではないつもりだ」
「アナの強さを疑ってはいません。アナに敵意を向けることが許せないのです」
「臆病者らしい、卑怯なやり方だ」
カルロスが初めて、デリオのことを評した。
バーナビーはこの機会に、聞きたかったことを聞いてしまおうとする。
「不思議だったのですが、どうしてアナを探し続けなかったのですか? あなたほどの強者が、アナを諦めた理由は何でしょう? デリオはそこまで脅威になり得ないと思うのですが」
カルロスがバーナビーに視線をやり、次にアドリアナに視線をやった。
娘に納得してもらえる回答なのかどうか、自信が無いのかもしれない。
それでも、ぽつりぽつりと話し始める。
カルロスにしては、長い話を。
「オニキスが連れ去られた当時、皇国は巨人族の大群に襲われていた。デリオは、俺が前線に出ている隙をついたのだ。オニキスを探すにあたって、俺は考えた。もしオニキスが殺されるとしたら、どういう状況だろうか? と」
カルロスは、ジッとアドリアナを見る。
「オニキスには、俺が訓練をつけていた。歩き始める前からだ。見事な黒髪を持つオニキスは、おもしろいように戦い方を身につけていった。だから、ダリオがオニキスを殺せるはずはない。5歳であっても、オニキスの戦闘力はデリオ以上だった」
カルロスの黒い瞳は、光も闇も飲み込みそうなほど暗い。
当時を思い出しているのか、組み合わせた手に、ぐっと力がこもったのが分かる。
「オニキスを殺すことができるのは、俺か巨人だ。そう判断した俺は前線に舞い戻り、巨人族のせん滅に力を注いだ。全ての巨人を倒してしまえば、オニキスの安全が確保されると思った」
バーナビーは、アドリアナの思考回路と同じものを、カルロスに見た。
「あらかたの巨人を倒したが、オニキスは見つからない。少し冷静になった俺は、ようやくデリオが臆病者であることに気がついた。あいつはダイナソーの血を受け継ぎながら、巨人を恐れている。オニキスを始末するためとはいえ、巨人の住処に近づけるはずがなかったのだ」
ふうとため息をついたカルロス。
いつもより話し過ぎて、疲れたようだ。
それでもアドリアナに全てを聞いてもらおうと、また口を開く。
「国外に連れ去られたのならば、俺には探すことが出来ない。いつまた巨人に襲われるかと不安に思う国民を、捨て置けない。それに、もしオニキスを探し出して連れ帰っても、デリオはまた同じことをするだろう。この国にいる限り、いつまでもオニキスは狙われ続ける」
「それで、アナを探すことを止めたのですか?」
カルロスがこくんと頷いた。
「5歳では巨人には敵わぬが、それ以外の種族に負けることはない。どこかで強く生きていてくれたらと、今日まで願っていた。まさか、再び会えるとは思っていなかったが」
カルロスは嬉しそうにアドリアナを見るが、その表情の変化に気がつくのは、バーナビーくらいの推察能力がないと難しいだろう。
もちろんアドリアナは分かっている。
だから手を伸ばして、カルロスが握りしめていた両手にそっと重ねた。
カルロスはその手を見ながら、懺悔する。
「デリオとブランカが親しくしていることは、気がついていた。俺とブランカは、ダイナソーの血を残すための政略結婚だったから、オニキスが生まれた後は好きにしたらいいと放っておいた。だが、デリオとの間になしたチャロを女帝にするために、俺との間になしたオニキスを犠牲にするなど、言語道断。俺はブランカとの縁を切った。国民には知らせていないが、もう夫婦ではないのだ」
「それは思い切ったことをしましたね。いまだ公で皇配を名乗っているのは、国民のためですか?」
「多くの国民にとって、俺は国の護り神なのだそうだ。国を離れられないのも、皇配のふりをするのも、国民を安心させるためだ。――オニキスを最優先にしてやれなくて、すまない」
チャロに引き続き、ここにも自分を責めている人がいた。
デリオとブランカを見逃した罪、娘よりも国民を選択した罪、そんなところだろうか。
王族として国民を思う気持ちはバーナビーにもある。
だからこそ、カルロスの引き裂かれるような心が分かった。
「どうして二人がそんなに悲壮なオーラを出しているのか、私にはまるで分からないな。私は今、とても幸せなんだが?」
そんな中、あっけらかんとしていたのはアドリアナだ。
「私がよほど不憫な人生を送ってきたと思っているのだろう? そこを正さないことには、辛気臭い顔を止めないのだろうな」
腕を組んだアドリアナは、ソファにどさりと背を預け、これまでの人生を振り返り、カルロスとバーナビーに語り始めた。
「これは想像でしかないが――おそらくデリオはオーガすら恐れて、オーガ国への入国を躊躇い、獣人国とオーガ国の境目付近で、私を置き去りにしたのだろう。おかげで、襲って来たオーガをぶちのめした私は、すぐに獣人国に逃れることが出来た。幸い、孤児院に身を寄せ伸び伸びと育ったのだが――あれは確か、7歳のときだった。孤児院に盗賊が侵入したんだ」
ここでバーナビーとカルロスが前のめりになる。
案外、事件が起きるのが早かったからだ。
「孤児院に金目のものは無い。盗まれるのは子どもたちだ。新月の夜を狙って奴らは忍び込んだが、目なんか見えなくても私には分かる。音を立てずに歩こうと、気配を殺して近づこうと、爬虫類獣人は嗅覚が飛びぬけて優れているからな。闇夜にまぎれて、私は逆に盗賊たちを襲った」
アドリアナらしい展開になってきたことで、バーナビーとカルロスは共に肩の力を抜いた。
きっとここからはアドリアナによる無双が始まるのだろう。
「10人の盗賊を動けなくなるまでこらしめた後、私はぐっすり朝まで寝た。翌日、死屍累々と転がる盗賊を見つけてびっくりした院長先生によって、警備団が呼ばれて私は事情聴取をされた。その調書を元に、見習い兵士にならないかと、当時の騎士隊長が私に会いに来たんだ」
7歳にしては飛びぬけた過去だが、アドリアナだから頷ける。
「本来ならば、獣人国で見習い兵士になれるのは15歳からと決まっている。しかし、騎士隊長が特別枠を設けてくれて、私は10歳から見習い兵士になることが出来た。実は騎士隊長はすぐにでも入隊させたかったらしいのだが、院長先生が子どもには遊ぶ時間が大切だと譲らなかったのだそうだ」
優しい院長先生のいる孤児院は、きっと子どもたちにとって居心地が良かったに違いない。
アドリアナの顔つきが緩んでいるのがその証拠だ。
「10歳で入隊した私は、その後も様々な史上最年少記録を塗り替え、20歳にして見習い兵士を預かる教官になった。18歳の生意気なロドリゴ陛下をしごいたのはこの時だ。騎士のトップである騎士隊長になったのは25歳。同僚は年上ばかりだったが、誰も私を妬むことなく快く迎え入れてくれた」
アドリアナはここで、バーナビーのほうに顔を向ける。
そして、にこりと笑うと、とどめの台詞を吐いた。
「27歳で私はバーニーの妻となった。そして今、とても幸せだ」
港で倒れた使者たちを回収するべく、多くの戦士が駆り出された。
翼竜の背に文官を載せて運んでいると、とある文官の懐から乾燥させたイリの葉の粉末が零れ落ちる。
戦士が持っているのは当たり前だが、文官が持っているのは珍しい。
何に使うつもりだったのか問い詰めると、アドリアナに吸わせるようデリオに指示されたのだと白状した。
カルロスが翼竜で港に現れなければ、バーナビーが使者たちを悩殺することもなかった。
つまり期せずして、父と夫により、アドリアナは護られたのだった。
「アドリアナに乾燥葉を摂取させ、思考力を奪った状態にして、自分たちに不利な状況をやり過ごそうとしたわけですね?」
「おそらく」
「それで、デリオは捕まえたのですか?」
「失敗を悟って雲隠れした」
アドリアナを愛する父と夫の怒りは、アドリアナにまで伝わってきた。
それをくすぐったく思いながら、アドリアナは二人を安心させるべく口を開く。
「私はそう簡単にやられるほど、やわではないつもりだ」
「アナの強さを疑ってはいません。アナに敵意を向けることが許せないのです」
「臆病者らしい、卑怯なやり方だ」
カルロスが初めて、デリオのことを評した。
バーナビーはこの機会に、聞きたかったことを聞いてしまおうとする。
「不思議だったのですが、どうしてアナを探し続けなかったのですか? あなたほどの強者が、アナを諦めた理由は何でしょう? デリオはそこまで脅威になり得ないと思うのですが」
カルロスがバーナビーに視線をやり、次にアドリアナに視線をやった。
娘に納得してもらえる回答なのかどうか、自信が無いのかもしれない。
それでも、ぽつりぽつりと話し始める。
カルロスにしては、長い話を。
「オニキスが連れ去られた当時、皇国は巨人族の大群に襲われていた。デリオは、俺が前線に出ている隙をついたのだ。オニキスを探すにあたって、俺は考えた。もしオニキスが殺されるとしたら、どういう状況だろうか? と」
カルロスは、ジッとアドリアナを見る。
「オニキスには、俺が訓練をつけていた。歩き始める前からだ。見事な黒髪を持つオニキスは、おもしろいように戦い方を身につけていった。だから、ダリオがオニキスを殺せるはずはない。5歳であっても、オニキスの戦闘力はデリオ以上だった」
カルロスの黒い瞳は、光も闇も飲み込みそうなほど暗い。
当時を思い出しているのか、組み合わせた手に、ぐっと力がこもったのが分かる。
「オニキスを殺すことができるのは、俺か巨人だ。そう判断した俺は前線に舞い戻り、巨人族のせん滅に力を注いだ。全ての巨人を倒してしまえば、オニキスの安全が確保されると思った」
バーナビーは、アドリアナの思考回路と同じものを、カルロスに見た。
「あらかたの巨人を倒したが、オニキスは見つからない。少し冷静になった俺は、ようやくデリオが臆病者であることに気がついた。あいつはダイナソーの血を受け継ぎながら、巨人を恐れている。オニキスを始末するためとはいえ、巨人の住処に近づけるはずがなかったのだ」
ふうとため息をついたカルロス。
いつもより話し過ぎて、疲れたようだ。
それでもアドリアナに全てを聞いてもらおうと、また口を開く。
「国外に連れ去られたのならば、俺には探すことが出来ない。いつまた巨人に襲われるかと不安に思う国民を、捨て置けない。それに、もしオニキスを探し出して連れ帰っても、デリオはまた同じことをするだろう。この国にいる限り、いつまでもオニキスは狙われ続ける」
「それで、アナを探すことを止めたのですか?」
カルロスがこくんと頷いた。
「5歳では巨人には敵わぬが、それ以外の種族に負けることはない。どこかで強く生きていてくれたらと、今日まで願っていた。まさか、再び会えるとは思っていなかったが」
カルロスは嬉しそうにアドリアナを見るが、その表情の変化に気がつくのは、バーナビーくらいの推察能力がないと難しいだろう。
もちろんアドリアナは分かっている。
だから手を伸ばして、カルロスが握りしめていた両手にそっと重ねた。
カルロスはその手を見ながら、懺悔する。
「デリオとブランカが親しくしていることは、気がついていた。俺とブランカは、ダイナソーの血を残すための政略結婚だったから、オニキスが生まれた後は好きにしたらいいと放っておいた。だが、デリオとの間になしたチャロを女帝にするために、俺との間になしたオニキスを犠牲にするなど、言語道断。俺はブランカとの縁を切った。国民には知らせていないが、もう夫婦ではないのだ」
「それは思い切ったことをしましたね。いまだ公で皇配を名乗っているのは、国民のためですか?」
「多くの国民にとって、俺は国の護り神なのだそうだ。国を離れられないのも、皇配のふりをするのも、国民を安心させるためだ。――オニキスを最優先にしてやれなくて、すまない」
チャロに引き続き、ここにも自分を責めている人がいた。
デリオとブランカを見逃した罪、娘よりも国民を選択した罪、そんなところだろうか。
王族として国民を思う気持ちはバーナビーにもある。
だからこそ、カルロスの引き裂かれるような心が分かった。
「どうして二人がそんなに悲壮なオーラを出しているのか、私にはまるで分からないな。私は今、とても幸せなんだが?」
そんな中、あっけらかんとしていたのはアドリアナだ。
「私がよほど不憫な人生を送ってきたと思っているのだろう? そこを正さないことには、辛気臭い顔を止めないのだろうな」
腕を組んだアドリアナは、ソファにどさりと背を預け、これまでの人生を振り返り、カルロスとバーナビーに語り始めた。
「これは想像でしかないが――おそらくデリオはオーガすら恐れて、オーガ国への入国を躊躇い、獣人国とオーガ国の境目付近で、私を置き去りにしたのだろう。おかげで、襲って来たオーガをぶちのめした私は、すぐに獣人国に逃れることが出来た。幸い、孤児院に身を寄せ伸び伸びと育ったのだが――あれは確か、7歳のときだった。孤児院に盗賊が侵入したんだ」
ここでバーナビーとカルロスが前のめりになる。
案外、事件が起きるのが早かったからだ。
「孤児院に金目のものは無い。盗まれるのは子どもたちだ。新月の夜を狙って奴らは忍び込んだが、目なんか見えなくても私には分かる。音を立てずに歩こうと、気配を殺して近づこうと、爬虫類獣人は嗅覚が飛びぬけて優れているからな。闇夜にまぎれて、私は逆に盗賊たちを襲った」
アドリアナらしい展開になってきたことで、バーナビーとカルロスは共に肩の力を抜いた。
きっとここからはアドリアナによる無双が始まるのだろう。
「10人の盗賊を動けなくなるまでこらしめた後、私はぐっすり朝まで寝た。翌日、死屍累々と転がる盗賊を見つけてびっくりした院長先生によって、警備団が呼ばれて私は事情聴取をされた。その調書を元に、見習い兵士にならないかと、当時の騎士隊長が私に会いに来たんだ」
7歳にしては飛びぬけた過去だが、アドリアナだから頷ける。
「本来ならば、獣人国で見習い兵士になれるのは15歳からと決まっている。しかし、騎士隊長が特別枠を設けてくれて、私は10歳から見習い兵士になることが出来た。実は騎士隊長はすぐにでも入隊させたかったらしいのだが、院長先生が子どもには遊ぶ時間が大切だと譲らなかったのだそうだ」
優しい院長先生のいる孤児院は、きっと子どもたちにとって居心地が良かったに違いない。
アドリアナの顔つきが緩んでいるのがその証拠だ。
「10歳で入隊した私は、その後も様々な史上最年少記録を塗り替え、20歳にして見習い兵士を預かる教官になった。18歳の生意気なロドリゴ陛下をしごいたのはこの時だ。騎士のトップである騎士隊長になったのは25歳。同僚は年上ばかりだったが、誰も私を妬むことなく快く迎え入れてくれた」
アドリアナはここで、バーナビーのほうに顔を向ける。
そして、にこりと笑うと、とどめの台詞を吐いた。
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