29 / 35
二十九話 一緒にお風呂※
しおりを挟む
三体目の巨人が倒され、闘技場の安全が確保された。
逃げ遅れていた国民たちは、護り神であるカルロスと勇敢に戦った戦士たちを讃え、新たな救世主となったアドリアナを崇拝した。
事後処理を部下に指示し終えたカルロスが、アドリアナのもとへやってくる。
「見事だった。強くなったな」
もう泣き止んでいたアドリアナだったが、薄汚れた顔の目の下だけが、筋を描いてきれいなので、涙を流したのだとカルロスは気がついた。
そしてその涙の原因が、隣にいるバーナビーの怪我のせいであることも予想がついた。
「舐めてやればいい。それくらいの傷なら、跡形もなく治るだろう。早ければ早いほどいい」
カルロスから言われたことに、首をかしげるアドリアナ。
「忘れてしまったか? 俺たちの唾液には、傷を治す力がある。昔に教えたはずだが」
「小さい頃は傷を舐めていた。だが、院長先生に傷を舐めてはいけないと言われて、それからは薬を塗るようになった」
「そうか。あまり知られてはいないことだからな。舐めたほうが傷の治りが早かっただろう?」
「私の体が丈夫なせいだと思っていた」
ははっとカルロスが珍しく声をあげて笑った。
きっとまだ、巨人と戦って高揚した気分が残っているのだろう。
「丈夫なことは確かだ。俺も滅多に怪我をしないから、忘れることがある。たっぷり唾液をつけてやることだ。キレイな顔も元通りになる」
「こんなに抉れているのに?」
「ダイナソーの血が濃ければ濃いほど、癒しの力は強まる。オニキスが舐めて駄目だったら、俺が舐めてやろう」
横でバーナビーが少し仰け反ったのが、アドリアナの体に振動として伝わった。
「大丈夫だ、バーニーは私が治す」
「きっと良くなる」
カルロスがそれで立ち去ろうとしたので、バーナビーは慌てて呼び止めた。
デリオのことを伝えなくてはならない。
「おそらく首謀者はデリオです。最初に闘技場に入り込んだ巨人が、私たちに向かって手のひらの中に握っていたものを投げつけてきました。それがデリオでした。何らかの方法を用いて巨人をここまで誘導し、そして巨人に捕まってしまったのだと思います」
「なるほど、巨人たちの様子がおかしかったのも、そのせいか」
カルロスは、バーナビーが指さした方に転がるデリオを見た。
ボロボロになっていたデリオは、息をしているかどうかも怪しい。
「事情聴取は厳しいだろうな。ブランカを締め上げるか」
恐ろしいことをボソリと呟き、カルロスはさらに奥にエステラが倒れているのを見つける。
ハッとしたように駆け寄り、抱き上げると体の隅々を調べて無事を確かめる。
「また詳しい話を聞かせてもらうかもしれない。今はゆっくり休むといい」
そう言い残して、カルロスはエステラと共に去った。
「お義父さんは、かなりエステラを大事にしているようですね?」
「実は、あの二人は、両想いではないかと思っている」
「年の差がネックになっているのでしょうか?」
「私に名案がある」
そして教えてもらったアドリアナの考えに、バーナビーは笑って賛成するのだった。
◇◆◇
まだ混乱の残る闘技場を後にして、バーナビーとアドリアナは客室に戻ってきた。
まずは体についた土埃を落とさなければならない。
寝室に隣接している浴室は半露天で広く、さすが水浴びが好きな爬虫類獣人の国だとバーナビーは感心したものだ。
四角に掘り下げられた浴槽へたっぷりの湯を貯めている間、シャワーで体中の汚れを流してしまう。
これまでアドリアナと一緒に風呂へ入ったことがなかったので、バーナビーはそれだけでドキドキしていた。
なにしろ新婚旅行に行く直前、プールでいろいろアドリアナと遊びたいと思っていたバーナビーだ。
それが今から実現するかもしれない期待をこらえきれない。
そんなバーナビーの欲望を、下半身は如実に表していた。
「怪我をしている自覚はあるか?」
アドリアナが呆れた目をしている。
シャワーで流したおかげで、バーナビーの顔は血みどろではなくなったが、まだ血の塊が髪にこびりついている。
それをお湯でふやかして、洗い流していくアドリアナ。
優しく扱われている自分の髪にすら、嫉妬してしまうバーナビーは、はっきり言って心が狭い。
「これで血は落ちたかな。バーニー、体が冷えないように湯につかろう。傷を舐めるのはそれからだ」
バーナビーの瞳がキラキラと輝きだす。
これからアドリアナに、怪我をしたところを舐めてもらえる。
それはバーナビーにとって、極上のご褒美だった。
ニコニコとアドリアナの手を引いて、こんなところでも王子らしく完璧にエスコートしてみせるバーナビー。
ただし下半身が全てを台無しにしていた。
連れ立って浴槽に歩く間も、バーナビーのバーナビーは鼻歌でも歌っているかのようにブルンブルンとご機嫌に揺れて、先走りをぴゅっぴゅと嬉し気に飛ばしている。
前に進んでいるので、時折べちんと腹に当たるのだが、全く気にしない。
浴槽の中へ続くスロープを下り、ちょうどいい深さのところにくると、アドリアナはバーナビーを座らせる。
壁が背もたれになるように、少しでも怪我に影響がないように。
アドリアナが細心の注意を払っているというのに、いたずらなバーナビーの手はアドリアナのたわわな胸の先にある蕾をつまもうとしている。
「まったく、どうしようもないな。少しは大人しくしていろ」
アドリアナはそう言うと、バーナビーの肉棒をぎゅっと握りしめる。
「あ……っ、いけません。今にもイッてしまいそうです」
顔を赤く染め、色気のあるオーラをまき散らし出すバーナビーに、アドリアナはこれではお仕置きにならなかったと反省する。
そして握っていた手を放し、今度はバーナビーの肉棒の根元だけを、輪にした人差し指と親指できゅうと締め付けた。
「ん、それは……けっこう、クるものがあります」
ビクビクと震え、やっと大人しくなったバーナビーに、よしよしとご満悦なアドリアナ。
これでようやく傷の手当をすることが出来る。
「バーニー、自分で髪をかき上げられるか? 私の左手は今、やんちゃ坊主を押さえるのに忙しい」
「……これで、いいですか?」
恥ずかし気に瞼を伏せ、濡れた髪を左手でかき上げるバーナビーの艶冶は、アドリアナでなければ耐えられなかっただろう。
まるで辺りに、ダイヤモンドでもばら撒かれたかのような眩しさだった。
しかしその持ち上げられた金髪の下からは、生々しい肉色をした抉り傷が現れる。
こめかみから頭部へ、子どもの手のひらほどの皮膚が、削り取られていた。
シャワーで洗い流したせいか、固まっていた血が落ちて、新たな血がじんわりとにじみ出ている。
アドリアナは、座るバーナビーの左半身に身を寄せ、そっと傷に舌を這わせた。
ピクリと肩を動かしたバーナビー。
それが痛みからではなく、快感によるものだと、アドリアナの左手は察知している。
大きくなろうとするそれを、しっかり戒め直すと、アドリアナはより大胆に舐め始めた。
「アナ……私も舐めていいですか? 目の前に、美味しそうな天上の果実が……」
バーナビーは、たわわなアドリアナの胸が自分の顔の前でゆらゆらしているのを、堪えきれないように見ていた。
少しだけ舌先を出して、今にも舐めたげにチロチロ動かしている。
「駄目だ、じっとしていろ。いつまでたっても、舐め終わらないだろう」
ぐんぐん大きくなる左手の中の物に、少しはご褒美をあげないと可哀そうだなと思うくらいには、アドリアナはバーナビーを愛している。
だからなるべく急いで傷を舐めているのに、バーナビーが邪魔ばかりしてくるので、アドリアナは親指と人差し指で男性器の根元を締めるだけでなく、中指と薬指と小指でもって、その下にある睾丸も同じ目に合わせた。
「ひゃ……アナ、それは逆効果です」
嬉しそうな顔をしたバーナビーに、アドリアナは躾の難しさを学ぶのだった。
逃げ遅れていた国民たちは、護り神であるカルロスと勇敢に戦った戦士たちを讃え、新たな救世主となったアドリアナを崇拝した。
事後処理を部下に指示し終えたカルロスが、アドリアナのもとへやってくる。
「見事だった。強くなったな」
もう泣き止んでいたアドリアナだったが、薄汚れた顔の目の下だけが、筋を描いてきれいなので、涙を流したのだとカルロスは気がついた。
そしてその涙の原因が、隣にいるバーナビーの怪我のせいであることも予想がついた。
「舐めてやればいい。それくらいの傷なら、跡形もなく治るだろう。早ければ早いほどいい」
カルロスから言われたことに、首をかしげるアドリアナ。
「忘れてしまったか? 俺たちの唾液には、傷を治す力がある。昔に教えたはずだが」
「小さい頃は傷を舐めていた。だが、院長先生に傷を舐めてはいけないと言われて、それからは薬を塗るようになった」
「そうか。あまり知られてはいないことだからな。舐めたほうが傷の治りが早かっただろう?」
「私の体が丈夫なせいだと思っていた」
ははっとカルロスが珍しく声をあげて笑った。
きっとまだ、巨人と戦って高揚した気分が残っているのだろう。
「丈夫なことは確かだ。俺も滅多に怪我をしないから、忘れることがある。たっぷり唾液をつけてやることだ。キレイな顔も元通りになる」
「こんなに抉れているのに?」
「ダイナソーの血が濃ければ濃いほど、癒しの力は強まる。オニキスが舐めて駄目だったら、俺が舐めてやろう」
横でバーナビーが少し仰け反ったのが、アドリアナの体に振動として伝わった。
「大丈夫だ、バーニーは私が治す」
「きっと良くなる」
カルロスがそれで立ち去ろうとしたので、バーナビーは慌てて呼び止めた。
デリオのことを伝えなくてはならない。
「おそらく首謀者はデリオです。最初に闘技場に入り込んだ巨人が、私たちに向かって手のひらの中に握っていたものを投げつけてきました。それがデリオでした。何らかの方法を用いて巨人をここまで誘導し、そして巨人に捕まってしまったのだと思います」
「なるほど、巨人たちの様子がおかしかったのも、そのせいか」
カルロスは、バーナビーが指さした方に転がるデリオを見た。
ボロボロになっていたデリオは、息をしているかどうかも怪しい。
「事情聴取は厳しいだろうな。ブランカを締め上げるか」
恐ろしいことをボソリと呟き、カルロスはさらに奥にエステラが倒れているのを見つける。
ハッとしたように駆け寄り、抱き上げると体の隅々を調べて無事を確かめる。
「また詳しい話を聞かせてもらうかもしれない。今はゆっくり休むといい」
そう言い残して、カルロスはエステラと共に去った。
「お義父さんは、かなりエステラを大事にしているようですね?」
「実は、あの二人は、両想いではないかと思っている」
「年の差がネックになっているのでしょうか?」
「私に名案がある」
そして教えてもらったアドリアナの考えに、バーナビーは笑って賛成するのだった。
◇◆◇
まだ混乱の残る闘技場を後にして、バーナビーとアドリアナは客室に戻ってきた。
まずは体についた土埃を落とさなければならない。
寝室に隣接している浴室は半露天で広く、さすが水浴びが好きな爬虫類獣人の国だとバーナビーは感心したものだ。
四角に掘り下げられた浴槽へたっぷりの湯を貯めている間、シャワーで体中の汚れを流してしまう。
これまでアドリアナと一緒に風呂へ入ったことがなかったので、バーナビーはそれだけでドキドキしていた。
なにしろ新婚旅行に行く直前、プールでいろいろアドリアナと遊びたいと思っていたバーナビーだ。
それが今から実現するかもしれない期待をこらえきれない。
そんなバーナビーの欲望を、下半身は如実に表していた。
「怪我をしている自覚はあるか?」
アドリアナが呆れた目をしている。
シャワーで流したおかげで、バーナビーの顔は血みどろではなくなったが、まだ血の塊が髪にこびりついている。
それをお湯でふやかして、洗い流していくアドリアナ。
優しく扱われている自分の髪にすら、嫉妬してしまうバーナビーは、はっきり言って心が狭い。
「これで血は落ちたかな。バーニー、体が冷えないように湯につかろう。傷を舐めるのはそれからだ」
バーナビーの瞳がキラキラと輝きだす。
これからアドリアナに、怪我をしたところを舐めてもらえる。
それはバーナビーにとって、極上のご褒美だった。
ニコニコとアドリアナの手を引いて、こんなところでも王子らしく完璧にエスコートしてみせるバーナビー。
ただし下半身が全てを台無しにしていた。
連れ立って浴槽に歩く間も、バーナビーのバーナビーは鼻歌でも歌っているかのようにブルンブルンとご機嫌に揺れて、先走りをぴゅっぴゅと嬉し気に飛ばしている。
前に進んでいるので、時折べちんと腹に当たるのだが、全く気にしない。
浴槽の中へ続くスロープを下り、ちょうどいい深さのところにくると、アドリアナはバーナビーを座らせる。
壁が背もたれになるように、少しでも怪我に影響がないように。
アドリアナが細心の注意を払っているというのに、いたずらなバーナビーの手はアドリアナのたわわな胸の先にある蕾をつまもうとしている。
「まったく、どうしようもないな。少しは大人しくしていろ」
アドリアナはそう言うと、バーナビーの肉棒をぎゅっと握りしめる。
「あ……っ、いけません。今にもイッてしまいそうです」
顔を赤く染め、色気のあるオーラをまき散らし出すバーナビーに、アドリアナはこれではお仕置きにならなかったと反省する。
そして握っていた手を放し、今度はバーナビーの肉棒の根元だけを、輪にした人差し指と親指できゅうと締め付けた。
「ん、それは……けっこう、クるものがあります」
ビクビクと震え、やっと大人しくなったバーナビーに、よしよしとご満悦なアドリアナ。
これでようやく傷の手当をすることが出来る。
「バーニー、自分で髪をかき上げられるか? 私の左手は今、やんちゃ坊主を押さえるのに忙しい」
「……これで、いいですか?」
恥ずかし気に瞼を伏せ、濡れた髪を左手でかき上げるバーナビーの艶冶は、アドリアナでなければ耐えられなかっただろう。
まるで辺りに、ダイヤモンドでもばら撒かれたかのような眩しさだった。
しかしその持ち上げられた金髪の下からは、生々しい肉色をした抉り傷が現れる。
こめかみから頭部へ、子どもの手のひらほどの皮膚が、削り取られていた。
シャワーで洗い流したせいか、固まっていた血が落ちて、新たな血がじんわりとにじみ出ている。
アドリアナは、座るバーナビーの左半身に身を寄せ、そっと傷に舌を這わせた。
ピクリと肩を動かしたバーナビー。
それが痛みからではなく、快感によるものだと、アドリアナの左手は察知している。
大きくなろうとするそれを、しっかり戒め直すと、アドリアナはより大胆に舐め始めた。
「アナ……私も舐めていいですか? 目の前に、美味しそうな天上の果実が……」
バーナビーは、たわわなアドリアナの胸が自分の顔の前でゆらゆらしているのを、堪えきれないように見ていた。
少しだけ舌先を出して、今にも舐めたげにチロチロ動かしている。
「駄目だ、じっとしていろ。いつまでたっても、舐め終わらないだろう」
ぐんぐん大きくなる左手の中の物に、少しはご褒美をあげないと可哀そうだなと思うくらいには、アドリアナはバーナビーを愛している。
だからなるべく急いで傷を舐めているのに、バーナビーが邪魔ばかりしてくるので、アドリアナは親指と人差し指で男性器の根元を締めるだけでなく、中指と薬指と小指でもって、その下にある睾丸も同じ目に合わせた。
「ひゃ……アナ、それは逆効果です」
嬉しそうな顔をしたバーナビーに、アドリアナは躾の難しさを学ぶのだった。
1
あなたにおすすめの小説
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
贖罪の花嫁はいつわりの婚姻に溺れる
マチバリ
恋愛
貴族令嬢エステルは姉の婚約者を誘惑したという冤罪で修道院に行くことになっていたが、突然ある男の花嫁になり子供を産めと命令されてしまう。夫となる男は稀有な魔力と尊い血統を持ちながらも辺境の屋敷で孤独に暮らす魔法使いアンデリック。
数奇な運命で結婚する事になった二人が呪いをとくように幸せになる物語。
書籍化作業にあたり本編を非公開にしました。
【完結】異世界転移した私、なぜか全員に溺愛されています!?
きゅちゃん
恋愛
残業続きのOL・佐藤美月(22歳)が突然異世界アルカディア王国に転移。彼女が持つ稀少な「癒しの魔力」により「聖女」として迎えられる。優しく知的な宮廷魔術師アルト、粗野だが誠実な護衛騎士カイル、クールな王子レオン、最初は敵視する女騎士エリアらが、美月の純粋さと癒しの力に次々と心を奪われていく。王国の危機を救いながら、美月は想像を絶する溺愛を受けることに。果たして美月は元の世界に帰るのか、それとも新たな愛を見つけるのか――。
前世で私を嫌っていた番の彼が何故か迫って来ます!
ハルン
恋愛
私には前世の記憶がある。
前世では犬の獣人だった私。
私の番は幼馴染の人間だった。自身の番が愛おしくて仕方なかった。しかし、人間の彼には獣人の番への感情が理解出来ず嫌われていた。それでも諦めずに彼に好きだと告げる日々。
そんな時、とある出来事で命を落とした私。
彼に会えなくなるのは悲しいがこれでもう彼に迷惑をかけなくて済む…。そう思いながら私の人生は幕を閉じた……筈だった。
獣人の世界に落ちたら最底辺の弱者で、生きるの大変だけど保護者がイケオジで最強っぽい。
真麻一花
恋愛
私は十歳の時、獣が支配する世界へと落ちてきた。
狼の群れに襲われたところに現れたのは、一頭の巨大な狼。そのとき私は、殺されるのを覚悟した。
私を拾ったのは、獣人らしくないのに町を支配する最強の獣人だった。
なんとか生きてる。
でも、この世界で、私は最低辺の弱者。
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました
iru
恋愛
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました
ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。
名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。
ええ。私は今非常に困惑しております。
私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。
...あの腹黒が現れるまでは。
『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。
個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる