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1章 テイマー強すぎる件
夢と心
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「……」
『……』
『……』
俺たち(一人と二本)は、一言も喋らず、黙々と次の国へと向かっていた。ほら、歩いてる時にいきなり静かになることってあるじゃん?大体あんな感じ。
ただ、さっきまでうるさかった二本が静かになったおかげで、なんかすごく落ち着いた。
そういえば、もう結構歩いているが、まだ一匹もモンスターに遭遇していない。
戦うのは少し怖いがその分楽しそうなので、ずーっと待っているのだが出てこない。……まあ、多分この二本の剣のせいだろう。
俺は持っている二本の剣をうらめしそうに眺めた。
本当に何の問題も起こらない。このままずーっと何もおこらず次の国まで行くのか……。と思ったその瞬間。
「おい、兄ちゃん金目のもの全部置いてけよぉ。」
十人ほどゾロゾロと盗賊が出てきた。
うわっ。俺的には、こんな変なやつできれば無視したいのだが……。そういうわけにもいかなそうだ。
「早く置いてけよぉ。命までは取らないでおいてやるからさぁ。」
盗賊の中の一人がナイフを構えながら言った。
い、いや、すまん。負ける気がしないんだが。というより、こいつらは殺していいのか?
俺がウーンとうなっていると、
『どうした?ソイツらなら全員殺しても大丈夫だぞ?』
ティアマトが念話で話しかけてきた。
『あ、殺していいのね。じゃあ楽っぽいわ。』
俺も念話で返した。ティアマトとクロノスは、自分達が戦えないことに少し悔しそうにしている。……お前らが出たら、ちょっとオーバーキルすぎるだろ。
二匹とも魔獣剣になってて良かった……などと思いながら、剣を構えた。
「じゃあ、一勝負しようか。」
言ってみたかったこういうセリフ!
「あぁん?てめぇ、一人でこの人数相手にすんのか?舐めんのも大概にしろよ?」
盗賊の一人が言った。
「さあ?やってみないとわからないじゃない。」
俺は少し不敵な笑みを浮かべていただろう。
だってこんなクソみたいな奴らが俺一人にボコられるなんて想像するだけで、にやけてくる。……俺、キャラ変わってない?
「じゃあ死ねぇぇぇぇ!!」
盗賊の一人が叫びながら向かってきた。ナイフを上に振り上げ、直ぐに振り下げてくる。が、俺の速さがちょっと尋常じゃないので、普通に避けれた。
避ける次いでにお腹に深い傷入れといた。
態勢を立て直し、こっちへ向き直った男のお腹から、血が吹き出る。
「……え?」
男はその言葉を最後にどしゃっと倒れ込んだ。
既に物言わぬ人形になっている。
その光景を見た九人は危険を察知したのか、武器を捨てて一心不乱に逃げ始めた。
――逃げても無駄だって。俺は勝てる勝負しかしないから。
逃げている全員が一気に膝から崩れ落ちて倒れる。さっき、クロノスの時空剣技を使って切っておいた。早すぎて気づかなかったんだろうけど。……この光景、ちょっとグロいな。
なんかこの技、相手にダメージが入る時間を操作できるっぽい。あと空間もねじ曲げられるっぽい。軽くだけど。
「さてと、戦利品を回収しとくか。」
俺は、地面に転がっている十人に近寄って、持ち物を漁った。服のポケットの中からバックの中まで様々な場所を探る。
盗賊たちの荷物はすぐに漁り終わった。
「えーっと、これはお金か。で、これは食べ物かな?」
俺の手の中には、5枚の銀貨(?)と30枚ほどの銅貨(?)と、結構な量のクッキーようなものが詰まった袋が握られていた。
「クッキーね……。あんまり栄養は多くなさそうだけど、今はご飯食べられないから、しょうがない。これで我慢だ。」
俺は、硬貨を男たちから奪った別の小さな袋に入れ、ポケットに突っ込んだ。クッキーは多かったので、肩にかけて、ショルダーバッグのようにして持っていくことにした。
「あ、そういやこの死体どうしよう。……まあ、ほっとけばいいか。そのうち誰かが片付けるだろ。別に俺がやったなんてバレないと思うし。」
そう言って、俺はまた、目的地へ向かって歩き始めようとした。が、空を見ると、もう、暗くなり始めていた。西の方で太陽が少しだけ頭を覗かせている。
ちょっと嫌だけど、しょうがないか。
『おい、今日はこの辺で野宿するぞ。』
『分かった。寝る時ぐらいは大きくなってもいいよな? お前の護衛も兼ねて。』
俺は、少し悩んだ後、大きくなるのを了承した。何時、誰に襲われるかわからないのなら、こいつらには護衛をさせといた方がいいからな。
俺が元に戻っていいというと、二匹は喜んで元に戻った。そして、2匹がゴロンと寝っ転がったすぐ横に俺も寝っ転がる。そして、寝ようとしたその時!
ギュルル!
お腹がなった……。そういえば俺ご飯食べてなかった。あー、でも眠気に勝てそうにない。そう思った俺は一枚だけクッキーを袋から出して口の中へ放り入れた。静かな暗闇にバリバリと咀嚼音が鳴り響く。細かく砕いたクッキーをごくんと飲み込み、地面に横になる。
もう、2匹は寝たようで小さな寝息を立てていた。
大きな体をしているのに、あまりイビキはかかないようだ。睡眠の邪魔にならなくてありがたい。
俺は、ゆっくりと目を閉じるとすぐに深い眠りの底に落ちた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「……あれ? 優斗もドラゴンもいなくなってる?」
ドラゴンに適わないと思った私が一旦、城に戻ってみんなを連れてくるまでに、さっきまでいたドラゴンと優斗が消えていた。
「どういうこと? も、もしかして優斗死んじゃったりしてないよね? そ、そうだよね? どこに隠れてるの? ドラゴンはもういなくなってるよ? もう大丈夫だから出てきて! お願い……」
何の返事もない。どれだけ待っても返事がない。
時間が経てば経つほど頭が真っ白になっていく。
すると、目から熱い何かがこみ上げてきた。それは、1滴ずつポロッと流れ落ちていき、どんどん量を増していく。
気づいたら私は、大きな声で泣き叫んでいた。胸がギュゥッと締め付けられる。今にも潰れてしまいそうなほどに。
今、連れてきたみんなも、俯いている。誰も顔をあげようとしない。
特に、私の気持ちを知っていた人は一緒に涙を流していてくれた。
息をすることすら難しいぐらい呼吸が荒れている。優斗が死んだなんて、そんなの嘘だ。嘘に決まってる。
私はそう自分を納得させ続けた。でも、かえって虚しさが増して、逆に涙が増えていく。もう頬はビショビショに濡れている。服も、私の涙で前の部分がびしょ濡れになっている。
私が最初に優斗に興味を持ったのはいつだっただろうか?もう覚えていない。最初は単純な興味だった。誰かと友達になろうとせず、ずっと一人で本を読んでいたのを覚えている。
私が最初に優斗に話しかけたのはいつだっただろうか?これはしっかりと覚えている。二年ほど前のことだ。無愛想な返事だったが、どこか優しさに溢れる喋り方だった。
私が最初に優斗に好意を抱いたのはいつだっただろうか?気づいたら好きになっていた。二人で話して、笑って、一緒に本を読んで……そうしてく内にどんどん優斗のことが好きになってたんだ。私。
自分でも分かってる。今頃、後悔しても遅いということは。それでも、大好きだった。無愛想でたまに優しくて一緒に笑ってくれる優斗が私は大好きだった。
あの時、私が帰らずに一緒にいたら優斗は、死なずに済んだのだろうか?私のせいで優斗は死んでしまったのだろうか?
いや、まだ死んだわけじゃない。もし生きてるのなら、早くこの気持ちを伝えなきゃ。人なんて一瞬で居なくなってしまう。
忘れていた。優斗が城で私を呼び止めた時、少し悲しくなったのは、優斗が死ぬかもしれないからだった。
あの角が見えてきた時に悲しくなったのも、同じ理由だった。あの時は分かってた。死ぬかもしれないって。
なのに、なぜ、あのドラゴンに置いていけって言われただけで、置いて行ってしまったのだろう。確かに優斗が生きてる可能性は少なからずある。けれど、限りなくその可能性は低いだろう。もしかしたら、逃げた可能性もあるけど、生きてるのならそれでいい。死ぬよりは逃げてくれる方がマシだから。
私が悲しみにくれていると、後から誰か――平松 美和にぽんと手を肩におかれ、声をかけられた。
「大丈夫だよ。優斗君は生きてる。少なからず可能性があるのならばそっちを信じて待つしかない。私達にはどうしようもないんだから。」
「そう……だね……。生きてると……いいな……。」
私は、涙を隠そうと空を見上げた。
その空は、こんなことが起きた日にも関わらず、皮肉なまでに雲一つない空だった。
『……』
『……』
俺たち(一人と二本)は、一言も喋らず、黙々と次の国へと向かっていた。ほら、歩いてる時にいきなり静かになることってあるじゃん?大体あんな感じ。
ただ、さっきまでうるさかった二本が静かになったおかげで、なんかすごく落ち着いた。
そういえば、もう結構歩いているが、まだ一匹もモンスターに遭遇していない。
戦うのは少し怖いがその分楽しそうなので、ずーっと待っているのだが出てこない。……まあ、多分この二本の剣のせいだろう。
俺は持っている二本の剣をうらめしそうに眺めた。
本当に何の問題も起こらない。このままずーっと何もおこらず次の国まで行くのか……。と思ったその瞬間。
「おい、兄ちゃん金目のもの全部置いてけよぉ。」
十人ほどゾロゾロと盗賊が出てきた。
うわっ。俺的には、こんな変なやつできれば無視したいのだが……。そういうわけにもいかなそうだ。
「早く置いてけよぉ。命までは取らないでおいてやるからさぁ。」
盗賊の中の一人がナイフを構えながら言った。
い、いや、すまん。負ける気がしないんだが。というより、こいつらは殺していいのか?
俺がウーンとうなっていると、
『どうした?ソイツらなら全員殺しても大丈夫だぞ?』
ティアマトが念話で話しかけてきた。
『あ、殺していいのね。じゃあ楽っぽいわ。』
俺も念話で返した。ティアマトとクロノスは、自分達が戦えないことに少し悔しそうにしている。……お前らが出たら、ちょっとオーバーキルすぎるだろ。
二匹とも魔獣剣になってて良かった……などと思いながら、剣を構えた。
「じゃあ、一勝負しようか。」
言ってみたかったこういうセリフ!
「あぁん?てめぇ、一人でこの人数相手にすんのか?舐めんのも大概にしろよ?」
盗賊の一人が言った。
「さあ?やってみないとわからないじゃない。」
俺は少し不敵な笑みを浮かべていただろう。
だってこんなクソみたいな奴らが俺一人にボコられるなんて想像するだけで、にやけてくる。……俺、キャラ変わってない?
「じゃあ死ねぇぇぇぇ!!」
盗賊の一人が叫びながら向かってきた。ナイフを上に振り上げ、直ぐに振り下げてくる。が、俺の速さがちょっと尋常じゃないので、普通に避けれた。
避ける次いでにお腹に深い傷入れといた。
態勢を立て直し、こっちへ向き直った男のお腹から、血が吹き出る。
「……え?」
男はその言葉を最後にどしゃっと倒れ込んだ。
既に物言わぬ人形になっている。
その光景を見た九人は危険を察知したのか、武器を捨てて一心不乱に逃げ始めた。
――逃げても無駄だって。俺は勝てる勝負しかしないから。
逃げている全員が一気に膝から崩れ落ちて倒れる。さっき、クロノスの時空剣技を使って切っておいた。早すぎて気づかなかったんだろうけど。……この光景、ちょっとグロいな。
なんかこの技、相手にダメージが入る時間を操作できるっぽい。あと空間もねじ曲げられるっぽい。軽くだけど。
「さてと、戦利品を回収しとくか。」
俺は、地面に転がっている十人に近寄って、持ち物を漁った。服のポケットの中からバックの中まで様々な場所を探る。
盗賊たちの荷物はすぐに漁り終わった。
「えーっと、これはお金か。で、これは食べ物かな?」
俺の手の中には、5枚の銀貨(?)と30枚ほどの銅貨(?)と、結構な量のクッキーようなものが詰まった袋が握られていた。
「クッキーね……。あんまり栄養は多くなさそうだけど、今はご飯食べられないから、しょうがない。これで我慢だ。」
俺は、硬貨を男たちから奪った別の小さな袋に入れ、ポケットに突っ込んだ。クッキーは多かったので、肩にかけて、ショルダーバッグのようにして持っていくことにした。
「あ、そういやこの死体どうしよう。……まあ、ほっとけばいいか。そのうち誰かが片付けるだろ。別に俺がやったなんてバレないと思うし。」
そう言って、俺はまた、目的地へ向かって歩き始めようとした。が、空を見ると、もう、暗くなり始めていた。西の方で太陽が少しだけ頭を覗かせている。
ちょっと嫌だけど、しょうがないか。
『おい、今日はこの辺で野宿するぞ。』
『分かった。寝る時ぐらいは大きくなってもいいよな? お前の護衛も兼ねて。』
俺は、少し悩んだ後、大きくなるのを了承した。何時、誰に襲われるかわからないのなら、こいつらには護衛をさせといた方がいいからな。
俺が元に戻っていいというと、二匹は喜んで元に戻った。そして、2匹がゴロンと寝っ転がったすぐ横に俺も寝っ転がる。そして、寝ようとしたその時!
ギュルル!
お腹がなった……。そういえば俺ご飯食べてなかった。あー、でも眠気に勝てそうにない。そう思った俺は一枚だけクッキーを袋から出して口の中へ放り入れた。静かな暗闇にバリバリと咀嚼音が鳴り響く。細かく砕いたクッキーをごくんと飲み込み、地面に横になる。
もう、2匹は寝たようで小さな寝息を立てていた。
大きな体をしているのに、あまりイビキはかかないようだ。睡眠の邪魔にならなくてありがたい。
俺は、ゆっくりと目を閉じるとすぐに深い眠りの底に落ちた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「……あれ? 優斗もドラゴンもいなくなってる?」
ドラゴンに適わないと思った私が一旦、城に戻ってみんなを連れてくるまでに、さっきまでいたドラゴンと優斗が消えていた。
「どういうこと? も、もしかして優斗死んじゃったりしてないよね? そ、そうだよね? どこに隠れてるの? ドラゴンはもういなくなってるよ? もう大丈夫だから出てきて! お願い……」
何の返事もない。どれだけ待っても返事がない。
時間が経てば経つほど頭が真っ白になっていく。
すると、目から熱い何かがこみ上げてきた。それは、1滴ずつポロッと流れ落ちていき、どんどん量を増していく。
気づいたら私は、大きな声で泣き叫んでいた。胸がギュゥッと締め付けられる。今にも潰れてしまいそうなほどに。
今、連れてきたみんなも、俯いている。誰も顔をあげようとしない。
特に、私の気持ちを知っていた人は一緒に涙を流していてくれた。
息をすることすら難しいぐらい呼吸が荒れている。優斗が死んだなんて、そんなの嘘だ。嘘に決まってる。
私はそう自分を納得させ続けた。でも、かえって虚しさが増して、逆に涙が増えていく。もう頬はビショビショに濡れている。服も、私の涙で前の部分がびしょ濡れになっている。
私が最初に優斗に興味を持ったのはいつだっただろうか?もう覚えていない。最初は単純な興味だった。誰かと友達になろうとせず、ずっと一人で本を読んでいたのを覚えている。
私が最初に優斗に話しかけたのはいつだっただろうか?これはしっかりと覚えている。二年ほど前のことだ。無愛想な返事だったが、どこか優しさに溢れる喋り方だった。
私が最初に優斗に好意を抱いたのはいつだっただろうか?気づいたら好きになっていた。二人で話して、笑って、一緒に本を読んで……そうしてく内にどんどん優斗のことが好きになってたんだ。私。
自分でも分かってる。今頃、後悔しても遅いということは。それでも、大好きだった。無愛想でたまに優しくて一緒に笑ってくれる優斗が私は大好きだった。
あの時、私が帰らずに一緒にいたら優斗は、死なずに済んだのだろうか?私のせいで優斗は死んでしまったのだろうか?
いや、まだ死んだわけじゃない。もし生きてるのなら、早くこの気持ちを伝えなきゃ。人なんて一瞬で居なくなってしまう。
忘れていた。優斗が城で私を呼び止めた時、少し悲しくなったのは、優斗が死ぬかもしれないからだった。
あの角が見えてきた時に悲しくなったのも、同じ理由だった。あの時は分かってた。死ぬかもしれないって。
なのに、なぜ、あのドラゴンに置いていけって言われただけで、置いて行ってしまったのだろう。確かに優斗が生きてる可能性は少なからずある。けれど、限りなくその可能性は低いだろう。もしかしたら、逃げた可能性もあるけど、生きてるのならそれでいい。死ぬよりは逃げてくれる方がマシだから。
私が悲しみにくれていると、後から誰か――平松 美和にぽんと手を肩におかれ、声をかけられた。
「大丈夫だよ。優斗君は生きてる。少なからず可能性があるのならばそっちを信じて待つしかない。私達にはどうしようもないんだから。」
「そう……だね……。生きてると……いいな……。」
私は、涙を隠そうと空を見上げた。
その空は、こんなことが起きた日にも関わらず、皮肉なまでに雲一つない空だった。
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