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1章 テイマー強すぎる件
この人達やばいわ……
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優斗がいなくなってもう丸一日たった。
それでも、優斗はまだ帰ってこない。もう死んでしまったのだろうか?あの時交わした約束はどうなるのだろうか?一緒に遊園地に行きたかったのに。
そういえば、私達は今日、ドラゴンの脅威から一旦退くためにダーマ王国とかいう、隣の国に馬車で行くことになっている。馬車で行くと、一日程で着くそうだ。
出来ることならここで優斗をずっと待ち続けたいのだが、そうもいかない。
私達は自分の家に帰らなければいけないのだ。
しかも、優斗がもし生きているのならば、この国へはもう帰ってこないだろう。
優斗は計算高く常に冷静な性格をしている。絶対に危ない橋を渡ろうとしない。
丸一日経って帰ってこなかったということは、死んでしまったか、なにか理由があってどこかにいるのだろう。
「ねえ、明梨。もうそろそろ出発の時間だよ?」
「そう……。もう少しだけ一人にして。すぐ行くから。」
美和が部屋に言いに来てくれた。しかも、私の言葉を聞くと、何も言わずに出ていってくれた。
優しい友達をもったものだ。今は、美和しか心のよりどころが無い。他の人でもいいのだが、やはり美和がいい。
何故か美和といると、優斗と一緒にいた時のように安心するのだ。だから、優斗のいない今、私の支えになっているのは美和だけなのだ。
今、優斗はどこにいるのだろう? 天国にいるのか、それともこの世界で元気に生きているのだろうか?
私は、この世界で生き抜いていてほしい。天国に行ったら、私との約束が果たせない。
私の夢はただ結婚して、普通に幸せな人生を送ることだけだった。
以外には特に願いはなかった。毎日、優斗と忙しなく送る、辛くて楽しい日常を夢見てた。
私に好きな人なんて出来たのは優斗が初めてだった。何回も他の男子に告白されたことはあったが、全て振ってきた。
もうすぐ時間か……。
私は時計を見て、部屋を出た。一歩一歩の足取りが重い。まるで、私の足がこの城を出るなと言っているようだ。
でも、出なきゃいけない。そうじゃないと優斗には会えないから。ここに居座って過去をいくら見返したって意味なんて無い。
私は前に進まなきゃ。もう止まらないって決めたから。
私は城の門を通過し、用意されていた馬車に乗り込んだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「いやー!遠かったなぁ!」
俺は一日半かけて、ようやくダーマ王国についた。まあ、剣の補正効果でかなり早くついたんだが。
あの盗賊たちのおかげで、ご飯は結構なんとかなった。二匹の方は、そこらへんで魔物狩をして食事をしていた。
ダーマ王国の門を通り抜けようとすると、守衛さんみたいな人に止められた。
「なんか僕悪いことしました?」
俺が少し肩を竦ませながらいうと、
「いや、悪いことはしてないよ。この国は入場料があってね。銅貨一枚、払ってもらわないと中に入れないんだ」
ごつい体格をした守衛さんが似合わない優しい口調で答えてくれた。
「えっと、銅貨ってこれでいいですか?」
俺はポケットから小袋を出し、その中から茶色に輝く硬貨のようなものを取り出した。守衛さんはそれを手にとって、
「うん。これで大丈夫だ。通っていいよ。」
そう言って、守衛さんは門の前を退いてくれた。が、聞きたいことがあったので、声を出して呼び止める。
「待ってください! 僕最近この辺に来たばかりで、硬貨の価値がわからないんです。教えてもらえないでしょうか。」
「ん? ああ。いいよ。えっとー、銅貨一枚でご飯が一回食べられるくらい。銀貨一枚あれば、それなりの服が買えるかな。金貨1枚あれば、安めの魔導車ぐらいかな。あとは、白銀貨っていうのがあるらしいんだけど、それが5枚あれば家が買えるらしいよ。もっとも、白銀貨は全く世に出回ってないから、みんな金貨50枚で買うんだけどね。」
心優しい守衛さんが説明してくれた。
聞いたところによると、大体、
白銀貨1枚=1000万ぐらい
金貨1枚=100万円ぐらい
銀貨1枚=1万円ぐらい
銅貨1枚=1000円ぐらい
っていう感覚かな。これが分かればいいや、早速この門を通ろう。
俺は守衛さんに「ありがとうございます」と小さくお辞儀をしてから、歩き出した。
門をくぐり抜けると、ファンタジー世界のような街並みが広がっていた。
俺が立ち並ぶ家々に感動していると、念話を通してティアマトの声が聞こえてくる。
『マジで暇だったぞ。俺らも遊んでいいか?』
『は? 何言ってんだよ。お前らが遊んだらこの国終わんだろ。』
『いやいや、ひまだった間、ティアマトと魔法を作っていてな。それのおかげで遊んでも大丈夫なんだ。 』
ほお。二匹が遊んでも大丈夫とはそれまたすごい魔法だな。どんな魔法を見せてくれるんだ?結界魔法か?
俺が期待を胸にワクワクしていると、
ティアマトとクロノス(剣)が光り始めた。
おお!これは期待できる!
光が消えると、中には人が二人いた。
「なあ、ちょっと待とうか。お前ら何があった。」
「どうも何も人になれる魔法を使っただけだぞ?」
いつものクロノスの声より幾分か声が高い。
「いや、そこじゃない。お前らさぁ、いつから女になった? しかも美人。」
今、俺の目の前にいるのは二人の美女! 何があったお前ら……? 男じゃなかったのか?
「どうもこうもない。お前の中にいた人物像を借りただけだぞ。」
「私もそうだが。」
ああ。そういうことか。なんとなく理解出来た。つまりこいつらは、俺の頭の中にいた人物なんだな。通りでなんか妖艶な雰囲気が漂ってると思った。
「しかし、まあ、それで遊んでもバレないだろ。喧嘩だけはやるなよ。」
「おう!」
「分かってる。」
そう言うと、クロノスとティアマトは、俺の後ろをついてきた。
……それにしても、こいつら可愛いな。俺の好みなんだから可愛く見えるに決まってるんだろうけど。これは、普通の人でも一目惚れするレベルだぞ。
ま、まあ、俺は見た目なんかに騙されないけどね。多分。
俺は、楽しそうに街の様子を話している美女二人に挟まれて歩いている。
まあ、そんな美女二人歩いてれば嫉妬の目が集まるわけで。
「なんかあの二人、美人じゃね?」
「ああ。絶世の美女だな。あれは。」
ヒソヒソ声が聞こえてくる。二人が褒められていい気分になってる分にはいいから、もっと褒めてやってくれ。俺がそんなことを考えている時、事件は起こった。どの世界にも命知らずのバカはいるものだ。
「ねえ、お姉さん方、そんなバカみたいなやつ放っといて俺たちと遊ばねえ?」
なんか、ゾロゾロと男達が出てきた。
やばい横の2人から怒りが伝わってくる……。早く周りの人逃げて。男たちもいますぐナンパなんかやめて土下座しなさい。いいから。などと俺が思っていると、
「なあ。俺達の方がいいだろ? できるだけ手荒な真似はしたくないんだがなぁ?」
ニヤニヤしながら、リーダーみたいな奴が言った。横の二人の怒りが既に爆発寸前だ。
早く謝れこのアホが! お前らのせいで国ひとつ終わるぞ!
数分後、この国がどうか生きてますように、この国がどうか生きてますように。
「こいつとて私たちの主だ。お前らのようなものが悪く言っていい存在ではない。」
「ええ?この弱そーなのが主なの?俺達が主になってやるよ!」
その言葉を聞いて完全に二人がブチ切れた。
や、ヤバイ。もう止められん。オワタ。この国オワタ。この男たちの人生もオワタ。
「おい、こいつ殺してもいいか?」
「あ、あはは。半殺し程度ならいいよ。」
俺は怒りの眼差しを二人に向けられちょっとチビりかけた。
どうかこいつらが半殺しされるだけで済んでください!
二人はビュンっと風を切ると、一瞬で男達をボッコボコにした。
あ、ああ。たしかにあれは半殺しだ。いや、七十五パーセントぐらい殺してるかもしれない。骨何十本も折れてるだろあれ。
その光景を見たほかの男達は、自分達の介入していい領域では無いことを悟ったのか、何も言わずに下を向いている。
二人は男達を半殺しにすると、清々しい顔をして戻ってきた。
「いやー、ストレス発散になるな! 殴るのは!」
「頼むからその力あんまり使わないでね……。」
二人がボコボコにした奴らは、全員気を失って山のような感じで積み上げられている。
男たちに申し訳なくなって、そそくさとその場をあとにするのだった。
それでも、優斗はまだ帰ってこない。もう死んでしまったのだろうか?あの時交わした約束はどうなるのだろうか?一緒に遊園地に行きたかったのに。
そういえば、私達は今日、ドラゴンの脅威から一旦退くためにダーマ王国とかいう、隣の国に馬車で行くことになっている。馬車で行くと、一日程で着くそうだ。
出来ることならここで優斗をずっと待ち続けたいのだが、そうもいかない。
私達は自分の家に帰らなければいけないのだ。
しかも、優斗がもし生きているのならば、この国へはもう帰ってこないだろう。
優斗は計算高く常に冷静な性格をしている。絶対に危ない橋を渡ろうとしない。
丸一日経って帰ってこなかったということは、死んでしまったか、なにか理由があってどこかにいるのだろう。
「ねえ、明梨。もうそろそろ出発の時間だよ?」
「そう……。もう少しだけ一人にして。すぐ行くから。」
美和が部屋に言いに来てくれた。しかも、私の言葉を聞くと、何も言わずに出ていってくれた。
優しい友達をもったものだ。今は、美和しか心のよりどころが無い。他の人でもいいのだが、やはり美和がいい。
何故か美和といると、優斗と一緒にいた時のように安心するのだ。だから、優斗のいない今、私の支えになっているのは美和だけなのだ。
今、優斗はどこにいるのだろう? 天国にいるのか、それともこの世界で元気に生きているのだろうか?
私は、この世界で生き抜いていてほしい。天国に行ったら、私との約束が果たせない。
私の夢はただ結婚して、普通に幸せな人生を送ることだけだった。
以外には特に願いはなかった。毎日、優斗と忙しなく送る、辛くて楽しい日常を夢見てた。
私に好きな人なんて出来たのは優斗が初めてだった。何回も他の男子に告白されたことはあったが、全て振ってきた。
もうすぐ時間か……。
私は時計を見て、部屋を出た。一歩一歩の足取りが重い。まるで、私の足がこの城を出るなと言っているようだ。
でも、出なきゃいけない。そうじゃないと優斗には会えないから。ここに居座って過去をいくら見返したって意味なんて無い。
私は前に進まなきゃ。もう止まらないって決めたから。
私は城の門を通過し、用意されていた馬車に乗り込んだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「いやー!遠かったなぁ!」
俺は一日半かけて、ようやくダーマ王国についた。まあ、剣の補正効果でかなり早くついたんだが。
あの盗賊たちのおかげで、ご飯は結構なんとかなった。二匹の方は、そこらへんで魔物狩をして食事をしていた。
ダーマ王国の門を通り抜けようとすると、守衛さんみたいな人に止められた。
「なんか僕悪いことしました?」
俺が少し肩を竦ませながらいうと、
「いや、悪いことはしてないよ。この国は入場料があってね。銅貨一枚、払ってもらわないと中に入れないんだ」
ごつい体格をした守衛さんが似合わない優しい口調で答えてくれた。
「えっと、銅貨ってこれでいいですか?」
俺はポケットから小袋を出し、その中から茶色に輝く硬貨のようなものを取り出した。守衛さんはそれを手にとって、
「うん。これで大丈夫だ。通っていいよ。」
そう言って、守衛さんは門の前を退いてくれた。が、聞きたいことがあったので、声を出して呼び止める。
「待ってください! 僕最近この辺に来たばかりで、硬貨の価値がわからないんです。教えてもらえないでしょうか。」
「ん? ああ。いいよ。えっとー、銅貨一枚でご飯が一回食べられるくらい。銀貨一枚あれば、それなりの服が買えるかな。金貨1枚あれば、安めの魔導車ぐらいかな。あとは、白銀貨っていうのがあるらしいんだけど、それが5枚あれば家が買えるらしいよ。もっとも、白銀貨は全く世に出回ってないから、みんな金貨50枚で買うんだけどね。」
心優しい守衛さんが説明してくれた。
聞いたところによると、大体、
白銀貨1枚=1000万ぐらい
金貨1枚=100万円ぐらい
銀貨1枚=1万円ぐらい
銅貨1枚=1000円ぐらい
っていう感覚かな。これが分かればいいや、早速この門を通ろう。
俺は守衛さんに「ありがとうございます」と小さくお辞儀をしてから、歩き出した。
門をくぐり抜けると、ファンタジー世界のような街並みが広がっていた。
俺が立ち並ぶ家々に感動していると、念話を通してティアマトの声が聞こえてくる。
『マジで暇だったぞ。俺らも遊んでいいか?』
『は? 何言ってんだよ。お前らが遊んだらこの国終わんだろ。』
『いやいや、ひまだった間、ティアマトと魔法を作っていてな。それのおかげで遊んでも大丈夫なんだ。 』
ほお。二匹が遊んでも大丈夫とはそれまたすごい魔法だな。どんな魔法を見せてくれるんだ?結界魔法か?
俺が期待を胸にワクワクしていると、
ティアマトとクロノス(剣)が光り始めた。
おお!これは期待できる!
光が消えると、中には人が二人いた。
「なあ、ちょっと待とうか。お前ら何があった。」
「どうも何も人になれる魔法を使っただけだぞ?」
いつものクロノスの声より幾分か声が高い。
「いや、そこじゃない。お前らさぁ、いつから女になった? しかも美人。」
今、俺の目の前にいるのは二人の美女! 何があったお前ら……? 男じゃなかったのか?
「どうもこうもない。お前の中にいた人物像を借りただけだぞ。」
「私もそうだが。」
ああ。そういうことか。なんとなく理解出来た。つまりこいつらは、俺の頭の中にいた人物なんだな。通りでなんか妖艶な雰囲気が漂ってると思った。
「しかし、まあ、それで遊んでもバレないだろ。喧嘩だけはやるなよ。」
「おう!」
「分かってる。」
そう言うと、クロノスとティアマトは、俺の後ろをついてきた。
……それにしても、こいつら可愛いな。俺の好みなんだから可愛く見えるに決まってるんだろうけど。これは、普通の人でも一目惚れするレベルだぞ。
ま、まあ、俺は見た目なんかに騙されないけどね。多分。
俺は、楽しそうに街の様子を話している美女二人に挟まれて歩いている。
まあ、そんな美女二人歩いてれば嫉妬の目が集まるわけで。
「なんかあの二人、美人じゃね?」
「ああ。絶世の美女だな。あれは。」
ヒソヒソ声が聞こえてくる。二人が褒められていい気分になってる分にはいいから、もっと褒めてやってくれ。俺がそんなことを考えている時、事件は起こった。どの世界にも命知らずのバカはいるものだ。
「ねえ、お姉さん方、そんなバカみたいなやつ放っといて俺たちと遊ばねえ?」
なんか、ゾロゾロと男達が出てきた。
やばい横の2人から怒りが伝わってくる……。早く周りの人逃げて。男たちもいますぐナンパなんかやめて土下座しなさい。いいから。などと俺が思っていると、
「なあ。俺達の方がいいだろ? できるだけ手荒な真似はしたくないんだがなぁ?」
ニヤニヤしながら、リーダーみたいな奴が言った。横の二人の怒りが既に爆発寸前だ。
早く謝れこのアホが! お前らのせいで国ひとつ終わるぞ!
数分後、この国がどうか生きてますように、この国がどうか生きてますように。
「こいつとて私たちの主だ。お前らのようなものが悪く言っていい存在ではない。」
「ええ?この弱そーなのが主なの?俺達が主になってやるよ!」
その言葉を聞いて完全に二人がブチ切れた。
や、ヤバイ。もう止められん。オワタ。この国オワタ。この男たちの人生もオワタ。
「おい、こいつ殺してもいいか?」
「あ、あはは。半殺し程度ならいいよ。」
俺は怒りの眼差しを二人に向けられちょっとチビりかけた。
どうかこいつらが半殺しされるだけで済んでください!
二人はビュンっと風を切ると、一瞬で男達をボッコボコにした。
あ、ああ。たしかにあれは半殺しだ。いや、七十五パーセントぐらい殺してるかもしれない。骨何十本も折れてるだろあれ。
その光景を見たほかの男達は、自分達の介入していい領域では無いことを悟ったのか、何も言わずに下を向いている。
二人は男達を半殺しにすると、清々しい顔をして戻ってきた。
「いやー、ストレス発散になるな! 殴るのは!」
「頼むからその力あんまり使わないでね……。」
二人がボコボコにした奴らは、全員気を失って山のような感じで積み上げられている。
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