9 / 19
1章 テイマー強すぎる件
美少女っていいな
しおりを挟む
人の視線から逃げてきて、丁度いい所にあった、路地裏に入った。そして、
「……お前ら、強すぎ。」
「仕方ないだろう。人とはいえ、龍なんだから」
「本当だぞ。やっていいんなら、この街ごと、あいつらぶっ飛ばしてたわ。」
クロノスとティアマトが物足りなそうな顔をしている。
「なんかさぁ。そんなに可愛いんだから、もっと守りたくなるような感じで振舞ってくれない?」
「何故だ? 私たちが、守ってもらう理由がどこにある?」
俺の心からの願いに、クロノスが意味がわからないと言った表情で答えた。
「いや、だってさ、お前ら見た目はさ、守ってあげたくなるぐらいかわいいじゃん? 振る舞いも可愛かったら、お前らを守りたい人続出しない?」
「ふーん。そんなもんなのか。よし、どうして欲しいか、頭の中で妄想してみろ。それを俺達がやってやる。人間の常識やら、なんやらは全くもって分からんからな。」
ティアマトが面倒くさそうに言った。だが、ちょっと聞き逃せないところがあるんだが。
どうして欲しいか頭の中で妄想しろって……。
しかも、人間の常識を知らんとな? いや、そんなこと言われると、自動的に変な妄想が出てきてしまうんだが……。
俺が勝手に色々な妄想を繰り広げていると。
「ふーん。お前はそんなことがしてもらいたいのか。人間というのは不思議なものだな。」
「俺にもあんまり理解出来んが、人間を知ることが出来るいい機会じゃないか。」
そう言いながら、服のボタンを一個ずつ外していく。俺の想像から生まれた、はち切れんばかりの胸が、今にもその綺麗な肌と共に露出しそうだ。
その光景をボーッとしながら見てた俺はそこで、ハッと我に返る。
「まて! いい! 脱ぐな! 脱いだらその後、何が起こるかわかってるから!」
俺は目を塞ぎながら、叫ぶようにして言った。
「え? だってお前がこうして欲しいって考えてたから。」
「人間ってのは、やっぱ不思議だな。自分が望んだのに、自分で拒否するとは。理解できない。」
いや、そういう問題じゃないんですよ……。クロノスさんとティアマトさん……。
ちょっとその行為を行うと、あなた方二人がどうなるのかよく分からないし、下手したら俺が殺される可能性もある訳だからね。
しかも、俺は男に興味はない。
「じゃあさ、口調を一瞬だけ変えてもらえないかな?」
「よし分かった。どんな感じだ?」
俺は、今度は健全な、何の問題もないやり取りを妄想の中で繰り広げる。
「ふむふむ。えーっと? わ、私は別について行きたくはないけど? 貴方がそんなについてきて欲しいなら?ついてってあげなくもないけど?……これでいいのか?」
「完璧です!!!!」
そう!これがクロノスに演じて欲しかった(?)ツンデレ美少女だ!
これを生きてる内に拝めるなんて、奇跡も起こるもんだな。今まで生きてて一番良かったと思う。
そんでもってティアマトの方は……。
「わ、私が付いていくもん!私の方がいいよね!優斗くん!」
はいキタコレェェ! めっちゃ守りたくなる女の子!
い、いや、やばい。これがラノベの主人公の気持ちか……。これを普通に受け流すとは……相変わらず死んでほしいな。
しかし、こいつら声優か何かなのかな? ちょっと演技がうますぎるというか? なんというんだろう。
あれ? でも、まって? このやり取りなんかどっかで聞いたことある気がする。
えーっと、いつだっけ? 昨日か?
……あ、思い出した。こいつらと会った時じゃないか。てことは、まさか。
「私が付いてくもん!」
「いや、私よ!」
「私よ!」
「私!」
「私!」
可愛い喋り方と声で、二人が、どっちが付いていくか論争を始めた。
な、なんと……。こんな可愛すぎる論争がこの世に存在していたのか……。
神様転移させてくれてありがとう。マジ感謝します!
俺は、一時の幸せを噛み締めたあと。
「もういいよ。ありがとう。こんな可愛い子が俺の奪い合いをしてくれるなんて……。もう死んでもいい。」
「ふー。演技というのも結構面白いな。また今度、なんかのイタズラに使えそうだ。」
「ああ。そうだな。これはイタズラのしがいがありそうだ。」
二人が顔を見合わせて、フッフッフと不敵に笑っている。
な、何に使うの? お願いだから、絶対、変なことには使わないでくれよ?
俺の心の叫びも知らない二人は、何か、変な計画についての話をしている。
俺は、こいつらのターゲットになった人は可愛そうだなぁ。と思いながら、空を見上げた。
もう、日は落ち始めていて、地球ならカラスが飛んでいそうな時間帯だ。
ていうか、こいつらが喧嘩し始めた時って、まだ昼だったよな?……ちょっと、幸せすぎて時間を忘れてたか。
まあ。仕方ないさ。あんなに可愛い二人に取り合いされるなんて、絶対に俺の人生では味わえなかったからな。うん。
異世界生活にも、少しの休息は必要だし。といっても、まだ二日目か、三日目だけど。
でも、もう二日目か……。まだこっち来てから一時間ぐらいしか経ってない気がするや。時間の流れってのは早いもんだなぁ。
ま、とりあえず、今日泊まるための宿探しでもしようかな。
この二人をこの姿で道端で寝させたら、朝、どんな姿になってるかわからん。
二人共一回寝たらほとんど起きないからな……。俺だったら、寝てるこいつらを見つけたら、まあ、色々イタズラしちゃうだろうからね。
そう思いながら、俺は宿屋を探し始めた。
「……お前ら、強すぎ。」
「仕方ないだろう。人とはいえ、龍なんだから」
「本当だぞ。やっていいんなら、この街ごと、あいつらぶっ飛ばしてたわ。」
クロノスとティアマトが物足りなそうな顔をしている。
「なんかさぁ。そんなに可愛いんだから、もっと守りたくなるような感じで振舞ってくれない?」
「何故だ? 私たちが、守ってもらう理由がどこにある?」
俺の心からの願いに、クロノスが意味がわからないと言った表情で答えた。
「いや、だってさ、お前ら見た目はさ、守ってあげたくなるぐらいかわいいじゃん? 振る舞いも可愛かったら、お前らを守りたい人続出しない?」
「ふーん。そんなもんなのか。よし、どうして欲しいか、頭の中で妄想してみろ。それを俺達がやってやる。人間の常識やら、なんやらは全くもって分からんからな。」
ティアマトが面倒くさそうに言った。だが、ちょっと聞き逃せないところがあるんだが。
どうして欲しいか頭の中で妄想しろって……。
しかも、人間の常識を知らんとな? いや、そんなこと言われると、自動的に変な妄想が出てきてしまうんだが……。
俺が勝手に色々な妄想を繰り広げていると。
「ふーん。お前はそんなことがしてもらいたいのか。人間というのは不思議なものだな。」
「俺にもあんまり理解出来んが、人間を知ることが出来るいい機会じゃないか。」
そう言いながら、服のボタンを一個ずつ外していく。俺の想像から生まれた、はち切れんばかりの胸が、今にもその綺麗な肌と共に露出しそうだ。
その光景をボーッとしながら見てた俺はそこで、ハッと我に返る。
「まて! いい! 脱ぐな! 脱いだらその後、何が起こるかわかってるから!」
俺は目を塞ぎながら、叫ぶようにして言った。
「え? だってお前がこうして欲しいって考えてたから。」
「人間ってのは、やっぱ不思議だな。自分が望んだのに、自分で拒否するとは。理解できない。」
いや、そういう問題じゃないんですよ……。クロノスさんとティアマトさん……。
ちょっとその行為を行うと、あなた方二人がどうなるのかよく分からないし、下手したら俺が殺される可能性もある訳だからね。
しかも、俺は男に興味はない。
「じゃあさ、口調を一瞬だけ変えてもらえないかな?」
「よし分かった。どんな感じだ?」
俺は、今度は健全な、何の問題もないやり取りを妄想の中で繰り広げる。
「ふむふむ。えーっと? わ、私は別について行きたくはないけど? 貴方がそんなについてきて欲しいなら?ついてってあげなくもないけど?……これでいいのか?」
「完璧です!!!!」
そう!これがクロノスに演じて欲しかった(?)ツンデレ美少女だ!
これを生きてる内に拝めるなんて、奇跡も起こるもんだな。今まで生きてて一番良かったと思う。
そんでもってティアマトの方は……。
「わ、私が付いていくもん!私の方がいいよね!優斗くん!」
はいキタコレェェ! めっちゃ守りたくなる女の子!
い、いや、やばい。これがラノベの主人公の気持ちか……。これを普通に受け流すとは……相変わらず死んでほしいな。
しかし、こいつら声優か何かなのかな? ちょっと演技がうますぎるというか? なんというんだろう。
あれ? でも、まって? このやり取りなんかどっかで聞いたことある気がする。
えーっと、いつだっけ? 昨日か?
……あ、思い出した。こいつらと会った時じゃないか。てことは、まさか。
「私が付いてくもん!」
「いや、私よ!」
「私よ!」
「私!」
「私!」
可愛い喋り方と声で、二人が、どっちが付いていくか論争を始めた。
な、なんと……。こんな可愛すぎる論争がこの世に存在していたのか……。
神様転移させてくれてありがとう。マジ感謝します!
俺は、一時の幸せを噛み締めたあと。
「もういいよ。ありがとう。こんな可愛い子が俺の奪い合いをしてくれるなんて……。もう死んでもいい。」
「ふー。演技というのも結構面白いな。また今度、なんかのイタズラに使えそうだ。」
「ああ。そうだな。これはイタズラのしがいがありそうだ。」
二人が顔を見合わせて、フッフッフと不敵に笑っている。
な、何に使うの? お願いだから、絶対、変なことには使わないでくれよ?
俺の心の叫びも知らない二人は、何か、変な計画についての話をしている。
俺は、こいつらのターゲットになった人は可愛そうだなぁ。と思いながら、空を見上げた。
もう、日は落ち始めていて、地球ならカラスが飛んでいそうな時間帯だ。
ていうか、こいつらが喧嘩し始めた時って、まだ昼だったよな?……ちょっと、幸せすぎて時間を忘れてたか。
まあ。仕方ないさ。あんなに可愛い二人に取り合いされるなんて、絶対に俺の人生では味わえなかったからな。うん。
異世界生活にも、少しの休息は必要だし。といっても、まだ二日目か、三日目だけど。
でも、もう二日目か……。まだこっち来てから一時間ぐらいしか経ってない気がするや。時間の流れってのは早いもんだなぁ。
ま、とりあえず、今日泊まるための宿探しでもしようかな。
この二人をこの姿で道端で寝させたら、朝、どんな姿になってるかわからん。
二人共一回寝たらほとんど起きないからな……。俺だったら、寝てるこいつらを見つけたら、まあ、色々イタズラしちゃうだろうからね。
そう思いながら、俺は宿屋を探し始めた。
0
あなたにおすすめの小説
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。
敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。
この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。
「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」
無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。
正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界スローライフ希望なのに、女神の過保護が止まらない
成瀬一
ファンタジー
HOTランキング1位感謝です!(2/3)
「小説家になろう」日間ランキング最高11位!(ハイファンタジー)
ブラック企業で過労死した俺、佐久間遼。
神様に願ったのは、ただ「異世界で、畑でも耕しながらのんびり暮らしたい」ということだけ。
そうして手に入れた、辺境の村での穏やかな日々。現状に満足し、今度こそは平穏なスローライフを……と思っていたのだが、俺の妙なスキルと前世の社畜根性が、そうはさせない。
ふとした善意で枯れた井戸を直したことから、堅物の騎士団長やら、過保護な女神やらに目をつけられることになる。
早く穏やかに暮らしたい。
俺は今日も、規格外に育った野菜を手に、皆の姿を眺めている。
【毎日18:00更新】
※表紙画像はAIを使用しています
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました
まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。
その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。
理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。
……笑えない。
人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。
だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!?
気づけば――
記憶喪失の魔王の娘
迫害された獣人一家
古代魔法を使うエルフの美少女
天然ドジな女神
理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ
などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕!
ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに……
魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。
「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」
これは、追放された“地味なおっさん”が、
異種族たちとスローライフしながら、
世界を救ってしまう(予定)のお話である。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる