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3章 五神龍
んな訳あるか
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貴族とのちょっとしたいざこざがあってから一週間後。俺は見事に死にかけていた。
「魔力使いすぎた……」
体内に存在する魔力が大量に失われることによって起こる魔力欠落障害。魔導具を作る際にちょっと調子乗りすぎてしまい、その症状を引き起こしてしまった。
ベッドに寝転んでぐったりしていると、ソフィアさんが心配して声をかけてくれる。
「だ、大丈夫?」
「大丈夫……じゃないかも」
地球ではこんなことなかったんだから仕方ないだろ……?絶対初めて魔導具作るときはみんなこうなってると思う。
てか、マジで死にそうなんだけど。あー……転生ってできるかな?転移は出来るんだからできなくもないか?いや、流石にそれはチートどころの話じゃない……。
などとアホなことを考えていると、
「《神よ 我が力のもとに 彼の者を癒したまえ》」
そんな魔法の詠唱が聞こえると同時に、体が一気に軽くなる。
「うおっ!! 今の魔法?」
「そうなんだー。私、ちょっとだけ魔法を習っていた時期があって」
「おお! ぜひ俺にも教えて!」
「時間があれば、是非!」
やったー!と、喜びの声をあげる。
たったそれだけだった。特に褒めちぎるようなこともせず、ただ普通の反応。
この世界に来たばかりの俺。それはあまりにも無知な存在だった。
ソフィアさんが使った魔法はただのヒール。
この時は、そう、思っていた。
◇ ◇ ◇ ◇
ソフィアさんに使ってもらった魔法もあって、体調が完全回復した頃。
いきなりソフィアさんが話を切り出してくる。
「ところで優斗さん」
「どうかした?」
ぺらり。
相槌を返しながら、持っている本のページをめくる。因みに、この世界の字はすぐに読めるようになった。異世界人補正みたいなものかな?
「学校はどうするの?」
ぺら……びりっ!
あ、やべ。あとで弁償しなきゃ。
「……そういやこの世界にも学校とかいう馬鹿げたものがあったか……」
完全に存在を忘れていた。いや、忘れたままでいたかった……。
「ば、馬鹿げたもの……?」
「ああ。何の意味もなくただ毎日通い続け、何の意味もなく時間を浪費する。あんなものに存在価値があるか!? ていうか、あってたまるか!」
「え、ええと……」
ソフィアさんも流石に困ってるみたいだった。
まあ、要約すると……。
「勉強嫌い。死ね。ってことだ」
「は、はぁ……?」
「いやー、我ながら名言を産んでしまったと思うよ……」
『勉強嫌い。死ね。』は、後世まで語り継がれることだろう。そして俺は伝説になる。……唐突にドラクエやりたくなってきた。
「でも、学校には行かないと……」
「行かないと……?」
「えっと……可愛い娘に出会えない!!」
「なんだと……!?」
待て待て、落ち着け俺。ソフィアさん以上に可愛い子がこの世に存在しているのか……?
いや、ない。ソフィアさんは世界一可愛い。異論は認めん。異論を出すやつは今すぐ俺のところに遺書持って来い。……だ、だけど、万に一つぐらいの可能性は……そんな……いや……ありえるのか……? あ、ありえるわけ……。
「な、なあ? 一つ聞くぞ?」
「なに?」
「そ、ソフィアより可愛い子ってこの世界に存在してるのか?」
「……それは、どう解釈すれば……」
少し顔を背けて頬を赤く染めるソフィア。
……だめだぁああああ!!!!! お前さんがそれをやった時の破壊力はえげつなすぎるんだよ! 世界中の男が根絶するからやっちゃだめ!!
「あ、あのな? その……二度とそれやっちゃ駄目だ。世界中から男という男が消え去るから」
「え、ええ……? でも……」
「いいからやっちゃだめ。じゃないと俺の寿命がどんどん縮まる。ていうかさっき心臓停止して死にかけた」
心肺停止は流石にやばい。俺でもやばい。
「は、はい? 二度とやりません?」
「ならいい……」
本当に死んじゃうから。可愛すぎてショック死するから……。
「私、優斗さんの為に頑張る!!」
「マジか……」
……やっぱ、これからは理性との戦いに心肺との戦いも加わりそうだ。
「魔力使いすぎた……」
体内に存在する魔力が大量に失われることによって起こる魔力欠落障害。魔導具を作る際にちょっと調子乗りすぎてしまい、その症状を引き起こしてしまった。
ベッドに寝転んでぐったりしていると、ソフィアさんが心配して声をかけてくれる。
「だ、大丈夫?」
「大丈夫……じゃないかも」
地球ではこんなことなかったんだから仕方ないだろ……?絶対初めて魔導具作るときはみんなこうなってると思う。
てか、マジで死にそうなんだけど。あー……転生ってできるかな?転移は出来るんだからできなくもないか?いや、流石にそれはチートどころの話じゃない……。
などとアホなことを考えていると、
「《神よ 我が力のもとに 彼の者を癒したまえ》」
そんな魔法の詠唱が聞こえると同時に、体が一気に軽くなる。
「うおっ!! 今の魔法?」
「そうなんだー。私、ちょっとだけ魔法を習っていた時期があって」
「おお! ぜひ俺にも教えて!」
「時間があれば、是非!」
やったー!と、喜びの声をあげる。
たったそれだけだった。特に褒めちぎるようなこともせず、ただ普通の反応。
この世界に来たばかりの俺。それはあまりにも無知な存在だった。
ソフィアさんが使った魔法はただのヒール。
この時は、そう、思っていた。
◇ ◇ ◇ ◇
ソフィアさんに使ってもらった魔法もあって、体調が完全回復した頃。
いきなりソフィアさんが話を切り出してくる。
「ところで優斗さん」
「どうかした?」
ぺらり。
相槌を返しながら、持っている本のページをめくる。因みに、この世界の字はすぐに読めるようになった。異世界人補正みたいなものかな?
「学校はどうするの?」
ぺら……びりっ!
あ、やべ。あとで弁償しなきゃ。
「……そういやこの世界にも学校とかいう馬鹿げたものがあったか……」
完全に存在を忘れていた。いや、忘れたままでいたかった……。
「ば、馬鹿げたもの……?」
「ああ。何の意味もなくただ毎日通い続け、何の意味もなく時間を浪費する。あんなものに存在価値があるか!? ていうか、あってたまるか!」
「え、ええと……」
ソフィアさんも流石に困ってるみたいだった。
まあ、要約すると……。
「勉強嫌い。死ね。ってことだ」
「は、はぁ……?」
「いやー、我ながら名言を産んでしまったと思うよ……」
『勉強嫌い。死ね。』は、後世まで語り継がれることだろう。そして俺は伝説になる。……唐突にドラクエやりたくなってきた。
「でも、学校には行かないと……」
「行かないと……?」
「えっと……可愛い娘に出会えない!!」
「なんだと……!?」
待て待て、落ち着け俺。ソフィアさん以上に可愛い子がこの世に存在しているのか……?
いや、ない。ソフィアさんは世界一可愛い。異論は認めん。異論を出すやつは今すぐ俺のところに遺書持って来い。……だ、だけど、万に一つぐらいの可能性は……そんな……いや……ありえるのか……? あ、ありえるわけ……。
「な、なあ? 一つ聞くぞ?」
「なに?」
「そ、ソフィアより可愛い子ってこの世界に存在してるのか?」
「……それは、どう解釈すれば……」
少し顔を背けて頬を赤く染めるソフィア。
……だめだぁああああ!!!!! お前さんがそれをやった時の破壊力はえげつなすぎるんだよ! 世界中の男が根絶するからやっちゃだめ!!
「あ、あのな? その……二度とそれやっちゃ駄目だ。世界中から男という男が消え去るから」
「え、ええ……? でも……」
「いいからやっちゃだめ。じゃないと俺の寿命がどんどん縮まる。ていうかさっき心臓停止して死にかけた」
心肺停止は流石にやばい。俺でもやばい。
「は、はい? 二度とやりません?」
「ならいい……」
本当に死んじゃうから。可愛すぎてショック死するから……。
「私、優斗さんの為に頑張る!!」
「マジか……」
……やっぱ、これからは理性との戦いに心肺との戦いも加わりそうだ。
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