10 / 10
おまけ 大地の願望
しおりを挟む
俺の恋人、そらは可愛い。
なのに、恐ろしいことに本人はちっとも自覚がないらしい。「俺インドア派だし陰キャだしー」っなんて言って笑う笑顔に毎回ノックアウトされてるのなんて、絶対気付いてないんだろう。そんなところも滅茶苦茶可愛いんだけどさ。
大きな黒目がちの瞳は、黒縁眼鏡の奥にあったって輝きを隠し切れていない。
陶器みたいな肌だって、しっとりとした黒髪から覗く折れてしまいそうなほど細い首筋だって、これまでどれだけの男を誘惑してきたことか。そしてそいつらを押しのける為に、俺がどれだけ苦労してきたことか。
俺たちの運命の出会いは、高校入学初日。
緊張していた俺の背中をツンツンと突かれて振り向いたら、そこに天使がいた。本気で、そこだけ天上から光が差し込んでいるように見えたんだ。
「俺、大島そら。君は?」
雷に打たれるって、正にああいう感じなんだろう。俺はひと目で恋に落ちた。しかも、どっぷりと。
俺は別に男が好きって訳じゃないし、高校に入ったら女子と付き合ってみたいなあなんて思っていた、その辺にいる普通の男子だった筈だ。
なのに、そらだったらちんこが付いてようが絶対抱けると、その瞬間確信したんだ。むしろそのちんこを舐めてえ。絶対サイズも可愛らしいものだと思うし、形だって可愛い筈だと見る前から分かっていた。
根元から舐めたらどんな声でよがるんだろうとか、毎朝「おはよう」を言っている時にねっとりと考えているなんて、そらは思ってもいなかっただろう。
俺はとにかくそらの一番になろうと必死になった。
ぽわぽわとしているそらは、周りの男どもがギラギラした目でそらを見ていることなんてちっとも気付いちゃいない。心配なのと牽制とただ単にそらの隣にいたいという理由から、俺は常にそらの隣をキープした。
「大地って本当すごいよな! 俺尊敬する!」
キラッキラした目でそんなことを言われて、何度その場で押し倒して襲ってしまいたいと思ったことか。でも、そらの神秘的な裸体を他の野郎の目には絶対に入れたくなかったから、必死で欲求を抑えた。お互い実家暮らしだったから、辛うじてそらを襲わずに済んだと思っている。
そんなこんなで、紆余曲折はあったものの俺は常にそらの隣をキープし、そらのファーストキスだってゲットしたし、言い包めてちんこも握ることができた。そらのちんこは、思っていた通りのとんでもなく可愛らしいやつだった。パイパンさせてもらった時に触れたそれを、もうそのまま口に含んじゃ駄目だろうかって本気で思ったものだ。
そらは俺がそらの隣でちんこを痛いくらいに勃たせていたことなんて、一度も気付かなかった。どうして気付かないんだよ。超絶鈍感なところがまた可愛いんだけどさ。
周りは、俺がそらに執着しまくって独占できないと恐ろしいことになるって理解して近付かないっていうのに、そらは事ある毎に俺を女子とくっつけようとした。それを教室で俺に言う時の、周りの恐怖に引きつった顔。外野が分かるのに、何故そらは分かってくれないんだよ。
俺が女子とお試しの付き合いをしている間に万が一そらに近付いたら、恐ろしい事態に陥る。殆どの奴らはそれが分かっていたから、俺の不在中にも絶対にそらに手を出さなかった。
だけど、ひとりだけそらに近付いた奴がいた。多分、空気が読めなかった奴なんだろう。
そいつがそらの腰を抱いているのを遠目に見た瞬間、「あいつ絶対殺す」と決めた。
そこからは、ありとあらゆる情報網を駆使し、奴の恥ずかしい黒歴史や弱点を集め、それをネタに脅した。「なに人のモンに手を出してんだ」って凄んだらチビってたから、少しだけすっきりした。
高校を卒業して、ようやく親元を離れられることになって、そらとの同棲の為に親も使った。母親も妹も、俺がとんでもなくそらに執着していてそらなしには生きる気力すら起こらないことを熟知している。口裏合わせは簡単だった。
念願の、同棲。でも、ちっともいい雰囲気にならない。
毎日そらの下着姿を目にする度に、襲ってしまいたい衝動を抑えるのが物凄く大変だった。襲いたい。俺のちんこを突っ込みてえ。あー、そらのよがり声が聞きたい。
俺の横で、パンツだけ履いて足をおっ広げてぐーすか寝ているそらの内ももを、何度舐め回したいと思ったことだろう。
幸いそらは一度寝ると全く起きなかったから、よくそらのTシャツをそーっとまくり上げて可愛らしいピンクの突起を至近距離から眺めさせてもらったりした。パンツをそーっと引っ張って、そらのぷるんとした可愛いお尻の谷間をそっと覗かせてもらったことも、両手では数え切れないほどある。
早くあの谷間に鼻先を突っ込んでみたかった。絶対甘い匂いがするに決まっている。
そして晴れて恋人となった今、そらは俺の願いを叶えるべく、「こんなのの何がいーんだー?」と小リスみたいに小首を傾げながら着替えてくれたんだ。俺、今日死ぬのかもしれない。
「はい、できたよー?」
くるりと振り返ったそらが着ているのは、俺のシャツ一枚。
そう、これはいわゆる彼シャツってやつだ。
俺とそらは最初から同棲しているから、残念ながら彼シャツを着させる機会がこれまで訪れなかったんだ。
今回、「いつも飯作ってくれて悪いな。なあ、なんか俺にしてほしいことない?」とそらが自ら提案してきてくれたことにより、俺の密かな願いが叶えられることになったんだ。
ああ――神様、そらという天使を俺の元に遣わして下さって、心から感謝致します。どこの神様だか知らねえけど。
「……うん、いいね。そのまま座って?」
俺の外見はいい方だ。そしてそらが俺の顔が大好きなこともよーく知っているので、そらが見るとよくぽわんとする無邪気っぽい笑みを浮かべてみた。
案の定、そらの頬が緩む。ああ、俺の恋人まじで可愛いな。
「こう?」
そらが畳の上に足を広げて座った。――うん、大事なところが見えそうで見えない感じ、最高だよそら。
「そら、かわいー」
「また可愛いって。本当お前だけだぞ、そんなこと言うの」
照れ笑いするそらもまた可愛い。もう可愛いを心の中で何万回唱えただろう。でもそらの可愛さを表すには、まだ全然足りない。
俺は後ろに回り込むと、そらにリクエストする。
「折角だから四つん這いになってよ」
彼シャツの裾から見えるお尻のもっちりとした部分が見たかった。パンツが見えないギリギリのラインで眺めるのがミソだ。
「えっ」
何故か驚くそら。どうしたんだろう。
だけど、俺は見たい。だからそらが好きだと分かっているちょっとあざと可愛い表情を作って、顔の前で両手を合わせた。
「お願い、そら。見たいんだ」
「うー……。笑うなよ」
「え? 笑わないよ」
「本当かなあ……」
ぶつくさ言いながらも、そらは俺に対してはものっすごく素直なので、そろそろと四つん這いになる。
すると。
「ぐう」
俺の喉を、空気が逆流していった。
――うわ、わ、え、うそ、なんでっ!?
そらが恥ずかしそうに少しだけ振り返る。
「またそれ……」
「いやだって、いい、すごくいいんだよ……近くで見せて」
「は?」
俺はビン! と勃ったちんこ痛えと思いながら、自分も四つん這いになると彼シャツの裾から覗く桃尻に向かって這って行った。
「……パンツ履いてると思ってた」
はあはあ、と息が荒くなる。これはもうお膳立てだろう。もういいよな? いいってことだよな?
「ちょっとからかってやろーと思って、だから……っ」
もじ、と身を捩ると、そらの剥き出しの尻がぷるんと揺れた。ああ、エロい。俺のエロい天使がいる。
俺の理性は、一瞬で掻き消えた。
モフッ。
「おわっ!?」
「そらのケツ、ふっわふわ……!」
とりあえず鼻先をお尻の谷間に突っ込む。スーッと吸い込むと、ボディソープのいい香りがした。……俺の匂いがしてねえ。くそ、風呂入って全部落ちたか。
「ちょ、ちょっと大地!? どこに顔突っ込んでんだよっ!」
「そらのケツの谷間」
「えええっ!? ちょっと、……あんっ」
舌を伸ばして露わになった俺専用の可愛い穴と会陰をぐりぐりと舐めると、そらがこれまたクソ可愛い声を上げた。
と、とろりとした液体がそらのケツの穴から漏れてきたじゃないか。……え、これってまさか。
そらが、恥ずかしそうに、だけど明らかに誘ってるエロい微笑を浮かべながら言った。
「へへ、お風呂で準備してきちゃった」
「ぐう」
その後俺が大急ぎですでにガチガチのちんこにゴムを装着し、彼シャツを着たままのそらをバックで突きまくったのは言うまでもない。
そら、大好きだよ。
絶対一生逃さないからな。
【おしまい】
なのに、恐ろしいことに本人はちっとも自覚がないらしい。「俺インドア派だし陰キャだしー」っなんて言って笑う笑顔に毎回ノックアウトされてるのなんて、絶対気付いてないんだろう。そんなところも滅茶苦茶可愛いんだけどさ。
大きな黒目がちの瞳は、黒縁眼鏡の奥にあったって輝きを隠し切れていない。
陶器みたいな肌だって、しっとりとした黒髪から覗く折れてしまいそうなほど細い首筋だって、これまでどれだけの男を誘惑してきたことか。そしてそいつらを押しのける為に、俺がどれだけ苦労してきたことか。
俺たちの運命の出会いは、高校入学初日。
緊張していた俺の背中をツンツンと突かれて振り向いたら、そこに天使がいた。本気で、そこだけ天上から光が差し込んでいるように見えたんだ。
「俺、大島そら。君は?」
雷に打たれるって、正にああいう感じなんだろう。俺はひと目で恋に落ちた。しかも、どっぷりと。
俺は別に男が好きって訳じゃないし、高校に入ったら女子と付き合ってみたいなあなんて思っていた、その辺にいる普通の男子だった筈だ。
なのに、そらだったらちんこが付いてようが絶対抱けると、その瞬間確信したんだ。むしろそのちんこを舐めてえ。絶対サイズも可愛らしいものだと思うし、形だって可愛い筈だと見る前から分かっていた。
根元から舐めたらどんな声でよがるんだろうとか、毎朝「おはよう」を言っている時にねっとりと考えているなんて、そらは思ってもいなかっただろう。
俺はとにかくそらの一番になろうと必死になった。
ぽわぽわとしているそらは、周りの男どもがギラギラした目でそらを見ていることなんてちっとも気付いちゃいない。心配なのと牽制とただ単にそらの隣にいたいという理由から、俺は常にそらの隣をキープした。
「大地って本当すごいよな! 俺尊敬する!」
キラッキラした目でそんなことを言われて、何度その場で押し倒して襲ってしまいたいと思ったことか。でも、そらの神秘的な裸体を他の野郎の目には絶対に入れたくなかったから、必死で欲求を抑えた。お互い実家暮らしだったから、辛うじてそらを襲わずに済んだと思っている。
そんなこんなで、紆余曲折はあったものの俺は常にそらの隣をキープし、そらのファーストキスだってゲットしたし、言い包めてちんこも握ることができた。そらのちんこは、思っていた通りのとんでもなく可愛らしいやつだった。パイパンさせてもらった時に触れたそれを、もうそのまま口に含んじゃ駄目だろうかって本気で思ったものだ。
そらは俺がそらの隣でちんこを痛いくらいに勃たせていたことなんて、一度も気付かなかった。どうして気付かないんだよ。超絶鈍感なところがまた可愛いんだけどさ。
周りは、俺がそらに執着しまくって独占できないと恐ろしいことになるって理解して近付かないっていうのに、そらは事ある毎に俺を女子とくっつけようとした。それを教室で俺に言う時の、周りの恐怖に引きつった顔。外野が分かるのに、何故そらは分かってくれないんだよ。
俺が女子とお試しの付き合いをしている間に万が一そらに近付いたら、恐ろしい事態に陥る。殆どの奴らはそれが分かっていたから、俺の不在中にも絶対にそらに手を出さなかった。
だけど、ひとりだけそらに近付いた奴がいた。多分、空気が読めなかった奴なんだろう。
そいつがそらの腰を抱いているのを遠目に見た瞬間、「あいつ絶対殺す」と決めた。
そこからは、ありとあらゆる情報網を駆使し、奴の恥ずかしい黒歴史や弱点を集め、それをネタに脅した。「なに人のモンに手を出してんだ」って凄んだらチビってたから、少しだけすっきりした。
高校を卒業して、ようやく親元を離れられることになって、そらとの同棲の為に親も使った。母親も妹も、俺がとんでもなくそらに執着していてそらなしには生きる気力すら起こらないことを熟知している。口裏合わせは簡単だった。
念願の、同棲。でも、ちっともいい雰囲気にならない。
毎日そらの下着姿を目にする度に、襲ってしまいたい衝動を抑えるのが物凄く大変だった。襲いたい。俺のちんこを突っ込みてえ。あー、そらのよがり声が聞きたい。
俺の横で、パンツだけ履いて足をおっ広げてぐーすか寝ているそらの内ももを、何度舐め回したいと思ったことだろう。
幸いそらは一度寝ると全く起きなかったから、よくそらのTシャツをそーっとまくり上げて可愛らしいピンクの突起を至近距離から眺めさせてもらったりした。パンツをそーっと引っ張って、そらのぷるんとした可愛いお尻の谷間をそっと覗かせてもらったことも、両手では数え切れないほどある。
早くあの谷間に鼻先を突っ込んでみたかった。絶対甘い匂いがするに決まっている。
そして晴れて恋人となった今、そらは俺の願いを叶えるべく、「こんなのの何がいーんだー?」と小リスみたいに小首を傾げながら着替えてくれたんだ。俺、今日死ぬのかもしれない。
「はい、できたよー?」
くるりと振り返ったそらが着ているのは、俺のシャツ一枚。
そう、これはいわゆる彼シャツってやつだ。
俺とそらは最初から同棲しているから、残念ながら彼シャツを着させる機会がこれまで訪れなかったんだ。
今回、「いつも飯作ってくれて悪いな。なあ、なんか俺にしてほしいことない?」とそらが自ら提案してきてくれたことにより、俺の密かな願いが叶えられることになったんだ。
ああ――神様、そらという天使を俺の元に遣わして下さって、心から感謝致します。どこの神様だか知らねえけど。
「……うん、いいね。そのまま座って?」
俺の外見はいい方だ。そしてそらが俺の顔が大好きなこともよーく知っているので、そらが見るとよくぽわんとする無邪気っぽい笑みを浮かべてみた。
案の定、そらの頬が緩む。ああ、俺の恋人まじで可愛いな。
「こう?」
そらが畳の上に足を広げて座った。――うん、大事なところが見えそうで見えない感じ、最高だよそら。
「そら、かわいー」
「また可愛いって。本当お前だけだぞ、そんなこと言うの」
照れ笑いするそらもまた可愛い。もう可愛いを心の中で何万回唱えただろう。でもそらの可愛さを表すには、まだ全然足りない。
俺は後ろに回り込むと、そらにリクエストする。
「折角だから四つん這いになってよ」
彼シャツの裾から見えるお尻のもっちりとした部分が見たかった。パンツが見えないギリギリのラインで眺めるのがミソだ。
「えっ」
何故か驚くそら。どうしたんだろう。
だけど、俺は見たい。だからそらが好きだと分かっているちょっとあざと可愛い表情を作って、顔の前で両手を合わせた。
「お願い、そら。見たいんだ」
「うー……。笑うなよ」
「え? 笑わないよ」
「本当かなあ……」
ぶつくさ言いながらも、そらは俺に対してはものっすごく素直なので、そろそろと四つん這いになる。
すると。
「ぐう」
俺の喉を、空気が逆流していった。
――うわ、わ、え、うそ、なんでっ!?
そらが恥ずかしそうに少しだけ振り返る。
「またそれ……」
「いやだって、いい、すごくいいんだよ……近くで見せて」
「は?」
俺はビン! と勃ったちんこ痛えと思いながら、自分も四つん這いになると彼シャツの裾から覗く桃尻に向かって這って行った。
「……パンツ履いてると思ってた」
はあはあ、と息が荒くなる。これはもうお膳立てだろう。もういいよな? いいってことだよな?
「ちょっとからかってやろーと思って、だから……っ」
もじ、と身を捩ると、そらの剥き出しの尻がぷるんと揺れた。ああ、エロい。俺のエロい天使がいる。
俺の理性は、一瞬で掻き消えた。
モフッ。
「おわっ!?」
「そらのケツ、ふっわふわ……!」
とりあえず鼻先をお尻の谷間に突っ込む。スーッと吸い込むと、ボディソープのいい香りがした。……俺の匂いがしてねえ。くそ、風呂入って全部落ちたか。
「ちょ、ちょっと大地!? どこに顔突っ込んでんだよっ!」
「そらのケツの谷間」
「えええっ!? ちょっと、……あんっ」
舌を伸ばして露わになった俺専用の可愛い穴と会陰をぐりぐりと舐めると、そらがこれまたクソ可愛い声を上げた。
と、とろりとした液体がそらのケツの穴から漏れてきたじゃないか。……え、これってまさか。
そらが、恥ずかしそうに、だけど明らかに誘ってるエロい微笑を浮かべながら言った。
「へへ、お風呂で準備してきちゃった」
「ぐう」
その後俺が大急ぎですでにガチガチのちんこにゴムを装着し、彼シャツを着たままのそらをバックで突きまくったのは言うまでもない。
そら、大好きだよ。
絶対一生逃さないからな。
【おしまい】
69
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説
氷の支配者と偽りのベータ。過労で倒れたら冷徹上司(銀狼)に拾われ、極上の溺愛生活が始まりました。
水凪しおん
BL
オメガであることを隠し、メガバンクで身を粉にして働く、水瀬湊。
※この作品には、性的描写の表現が含まれています。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
過労と理不尽な扱いで、心身ともに限界を迎えた夜、彼を救ったのは、冷徹で知られる超エリートα、橘蓮だった。
「君はもう、頑張らなくていい」
――それは、運命の番との出会い。
圧倒的な庇護と、独占欲に戸惑いながらも、湊の凍てついた心は、次第に溶かされていく。
理不尽な会社への華麗なる逆転劇と、極上に甘いオメガバース・オフィスラブ!
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
平凡ワンコ系が憧れの幼なじみにめちゃくちゃにされちゃう話(小説版)
優狗レエス
BL
Ultra∞maniacの続きです。短編連作になっています。
本編とちがってキャラクターそれぞれ一人称の小説です。
【完結】抱っこからはじまる恋
* ゆるゆ
BL
満員電車で、立ったまま寄りかかるように寝てしまった高校生の愛希を抱っこしてくれたのは、かっこいい社会人の真紀でした。接点なんて、まるでないふたりの、抱っこからはじまる、しあわせな恋のお話です。
ふたりの動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵もあがります。
YouTube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら!
完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
BLoveさまのコンテストに応募しているお話を倍以上の字数増量でお送りする、アルファポリスさま限定版です!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
今日もBL営業カフェで働いています!?
卵丸
BL
ブラック企業の会社に嫌気がさして、退職した沢良宜 篤は給料が高い、男だけのカフェに面接を受けるが「腐男子ですか?」と聞かれて「腐男子ではない」と答えてしまい。改めて、説明文の「BLカフェ」と見てなかったので不採用と思っていたが次の日に採用通知が届き疑心暗鬼で初日バイトに向かうと、店長とBL営業をして腐女子のお客様を喜ばせて!?ノンケBL初心者のバイトと同性愛者の店長のノンケから始まるBLコメディ
※ 不定期更新です。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
感想いただきありがとうございます♪
悲しいことのない穏やか(?)なアホエロが書きたくて書いた作品なので、楽しんでいただけたなら幸いです!