いつか帰ってくるよと君は泣いた

カシューナッツ

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いつもの君に恋してる《白亜編》

長ナスなの?ズッキーニなの?《5》

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とっても優しくて、恋人の琥太郎よりも幼馴染み。だって、生まれた産院同じだもん。つい甘えたくなるところがある。

昔からの友達で、真ちゃんだけはフツーの高校生。

いつもニコニコしている。でも、穏やかだけど、弱気を助け強気をくじく。
柔道、剣道、共に黒帯。真剣も使う。

体格がハンパなくよくって憧れる。
犬なら確実アラスカンマラミュートだ。
身長は百九十超え。
昔、助けてもらったことがきっかけで、知らない人から幼馴染みに戻った。


…………………………………………………

男の子を狙った痴漢があるなんて知らなかった。僕は体格は普通、少し華奢な方だ。
だからってあんな気持ち悪い目に遭うなんて思わなかった。

顔色を真っ青にして、通学に使うバスで泣きそうにしてたら、スッと懐にいれてくれて

「もう、大丈夫。あのおっさんにはめっちゃガンくれて『今度同じことしたらシバく』って言っておいたから」

「君は?名前を教えてくれる?」

「幼稚園も小中も同じだったけど、覚えてないか~」

「………真、ちゃん?お花とでんでん虫がすきだった」


確か小学生の真ちゃんは僕と同じくらいのチビだったはずだ。
今、高校生の真ちゃんは、大きい!

その後、バスを降りて、僕は真ちゃんに訊いた。


『しんちゃんて身長おっきいね!………あのさ、あそこもおっきいの?』

その頃、そっちの知識はほぼ0だった馬鹿の僕の若気の至りとしか言えないこの馬鹿なヒソヒソ声の言葉に、真ちゃんは、笑って、やっぱりヒソヒソ声で、

『う~ん特売の長ナスより、大きいくらいかなあ~。ああ、安くなっちゃった規格外の特大のズッキーニくらい?今度風呂入るとき見てみるよ』


照れ臭そうに頭を掻きながら真ちゃんは言った。



やっぱり真ちゃんも、そして僕も、僕の周りの男は全員ずれている。

いや、単に馬鹿なのかもしれない………。

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