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第六章 アルナハブ編
「わたしを信じて」
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「――で、どうするのだ?」
ヤーシャール王子が訊ねる。
アトゥイーたちは元の餌場まで戻ってきていた。
「奴隷たちを、あの縦穴の下まで連れて……」
「無理だ。言って聞くような輩ではない。もはや人間の形をした獣同然だぞ」
アトゥイーの言葉を遮って、ヤーシャールが冷徹に言い放つ。
「それでも――!……みすみす死なせたくない。わたしが説得する」
アトゥイーは食い下がる。その様子を見ていたサハルが、ぽつりと言った。
「……厨房の床板、破れるんじゃないかしら……?」
「……!」
アトゥイーは餌場の真上を見上げた。そこには大して分厚くもなさそうな板が二枚、蓋をしていた。地面から手を伸ばしても到底届かない高さだが、水位が上がれば。
「鍵もついてた気がするけど、たしかちっちゃな閂型の鍵で、たぶん剣の柄か銃床なら一発で」
サハルは持っていた剣の柄で戸を破る仕草をする。
「それだ!」
ヨナが叫んだ。
「だが厨房に出たら、下手したら敵の真っ只中だぞ」
リンが言う。
「そんなのは元から一緒だ」
アトゥイーの瞳が不敵な光を放った。リンはかつて傭兵隊で共に戦った日々を思い出し、口の端を上げた。
「――上等だ」
「しかし、どうやって説得する?いきなり水位が上がったら、下手をしたらパニックになるぞ」
「わたしが説得する」
アトゥイーが言った。
「誰か、アルナハブ語を話せる?」
「少しなら」
リンが軽く手を上げた。
「じゃあお願い」
アトゥイーはすっと立ち上がった。
囚人たちはまるで黒い影のように、洞窟のあちこちに座り込んでいる。昼も夜もない地下の生活のせいか、眠っているものも入れば起きているものもいる。床が濡れているので、寝転がっているものはいない。誰もがごつごつした壁に背をもたせかけるように、あるいは鍾乳石の隙間にうずくまるように、虚ろな顔で座っていた。そこそこ奥行きのある洞窟なのに、ほとんどの囚人がこの場所に集まっている様子なのは、きっと餌場の下だからだろう。あまり遠くにいると餌が落ちてきてもありつけないのだ。
アトゥイーは、その餌の落ちてくる場所――厨房の真下に立った。
そこは薄明るい光に照らし出されている。餌場の場所がわかるよう、照明が集められているのだ。
「なんでさっきは真っ暗だったんだろうね?」
その光の中に立って、アトゥイーは言った。リンが天井の照明を見上げる。
「あれは蠟燭だな。恐らく残飯を捨てる時に蠟燭に火を灯すんだ。で、一、二時間ほどで消える」
「さすがリン、目がいいな」
「狙撃手が目が悪くちゃ弾が当たらないだろ」
「――よし」
アトゥイーは息をひとつ吸った。
「みんな、聞いて!」
が、反応がない。影は影のまま無為に地面を見つめている。アトゥイーはもう一度言った。
「みんな、聞いて!」
『みんな、聞け!』
リンがアルナハブ語で繰り返す。そこでようやく、影が動いた。
「明日の夜明け、わたしたちはここを脱出する。地底湖の出口を塞ぎ、水位を上げてあそこから逃げる」
『明日の夜明け――数時間後だ、我々はここを脱出する。地底湖の出口を塞ぎ、水位を上げて天井の扉から逃げる』
アトゥイーは片手をまっすぐに上げ、天井を指差した。
「みんなも一緒だ。怖くない。一緒に逃げ出そう、外の世界へ」
ふっと辺りが闇に包まれた。
蠟燭が、消えたのだ。
『みんなも一緒だ。怖くない。一緒に逃げ出そう、外の世界へ』
リンが繰り返す。
『みんなも一緒だ。怖くない。一緒に逃げ出そう、外の世界へ』
暗闇にアトゥイーとリンの声が響く。
「わたしを信じて、一緒に逃げよう。外に出て、戦おう」
『わたしを信じて、一緒に逃げよう。外に出て、戦おう』
届いているだろうか。影に成り果てた彼らに――捨て去られた奴隷たちに。
『……そして外に出た途端、待ち構えた兵に八つ裂きにされるのか?』
「――――!」
突然暗闇から声がした。リンが小声で翻訳する。
(誰だ……?王族と揉めて投獄されたという囚人か?)
ヨナは神経を尖らせる。敵か味方か。
(少なくとも、話の分かる人間がいたということか)
再び同じ声が言った。
『ついさっきここに来たばかりの、きれいな服を着て靴も履いたあんたたちに、俺たちの何が分かる?』
アトゥイーは思考を巡らせる。
(どうやって信じさせればいい――?)
――甘えるな。
卑屈になるな。
どうすれば彼らの耳に届くか、考えろ。
「――サハル!松明を!」
アトゥイーの足元に、サハルが松明を投げた。あかあかと燃え上がる炎にアトゥイーの姿が浮かび上がる。
囚人たちは一言も発さない。だが。
(こっちを見ている)
視線を感じる。
「わたしを信じて。一緒に逃げよう。外へ出て、戦おう」
アトゥイーは繰り返した。そしてくるりと松明に背を向ける。
甘えるな。卑屈になるな。
「…………!」
思わずヨナが身を乗り出す。その腕をサハルが引いた。
サハルもヨナ同様に驚いていた。が。
(アトゥイーの邪魔をしちゃだめだ――!)
その一心で、今にも飛び出しそうなヨナを押し止めた。
アトゥイーは、松明に背を向けたまま軍服のボタンを外し、着ていた服を脱いだのだ。
松明の光に、裸の背中が浮かび上がる。
無数の疵跡が刻まれた、優美なラインを描く背中が。
「わたしも奴隷だった。みんな、どうかわたしを信じて」
『……わたしも、奴隷だった――どうか――わたしを信じて』
リンの声が、僅かに震えた。
(――応えろ――!)
祈るように、リンは叫んだ。
『俺たちを信じろ!必ず外へ出る!そして生き延びるんだ!!』
ワアアアァァァ……と声が上がった。
まるで遠くから水が押し寄せるように――最初は一人の声が、支流を集めて大河になるように、それはすぐに大合唱になった。
リンがアトゥイーに服を着せかけた。華奢な肩が小刻みに震えている。
その肩を抱きしめてやりたい衝動を抑えて、リンは囁いた。
「アトゥイー、もう一息だ。やれるね?」
アトゥイーは頷いて、軍服のボタンを留めて再び前を向いた。
天井に向かって拳を突き上げる。
「明日の夜明けにここを出る!地底湖の出口を塞ぐから、動ける者は手伝ってくれ。穴を塞いだらここは水で埋まる。その水の力を借りて、あそこから出る!」
リンが早口でアルナハブ語に訳す。
「外に出たら、なんでもいいから手近にあるものを武器にして戦え!わたしが先導して月光宮を出る!」
ワアアアアアアア!!
歓声が上がり、あちこちで松明に火が灯った。
餌場を降りたアトゥイーを、ヨナとサハルが迎える。
「……どうなることかと思ったけど、なんとかなりそうで良かった」
掛ける言葉が見つからない二人に代わって、リンが言った。
「うん。ありがとう、リン。さあ、夜明けまでできるだけ横穴を塞ごう」
『俺たちも手伝おう』
振り向くと、囚人服の男が数人、立っていた。
『俺はイラン、こっちはカナル。働けそうな奴を動かすくらいはできるぜ』
『助かる』
リンが言った。
『詳しい説明は後でするが、俺たちはイシュラヴァールへ帰らねばならない。協力してここを脱出しよう』
リンとイランが握手を交わし、彼らの指示で囚人たちが動き出した。
ヤーシャール王子が訊ねる。
アトゥイーたちは元の餌場まで戻ってきていた。
「奴隷たちを、あの縦穴の下まで連れて……」
「無理だ。言って聞くような輩ではない。もはや人間の形をした獣同然だぞ」
アトゥイーの言葉を遮って、ヤーシャールが冷徹に言い放つ。
「それでも――!……みすみす死なせたくない。わたしが説得する」
アトゥイーは食い下がる。その様子を見ていたサハルが、ぽつりと言った。
「……厨房の床板、破れるんじゃないかしら……?」
「……!」
アトゥイーは餌場の真上を見上げた。そこには大して分厚くもなさそうな板が二枚、蓋をしていた。地面から手を伸ばしても到底届かない高さだが、水位が上がれば。
「鍵もついてた気がするけど、たしかちっちゃな閂型の鍵で、たぶん剣の柄か銃床なら一発で」
サハルは持っていた剣の柄で戸を破る仕草をする。
「それだ!」
ヨナが叫んだ。
「だが厨房に出たら、下手したら敵の真っ只中だぞ」
リンが言う。
「そんなのは元から一緒だ」
アトゥイーの瞳が不敵な光を放った。リンはかつて傭兵隊で共に戦った日々を思い出し、口の端を上げた。
「――上等だ」
「しかし、どうやって説得する?いきなり水位が上がったら、下手をしたらパニックになるぞ」
「わたしが説得する」
アトゥイーが言った。
「誰か、アルナハブ語を話せる?」
「少しなら」
リンが軽く手を上げた。
「じゃあお願い」
アトゥイーはすっと立ち上がった。
囚人たちはまるで黒い影のように、洞窟のあちこちに座り込んでいる。昼も夜もない地下の生活のせいか、眠っているものも入れば起きているものもいる。床が濡れているので、寝転がっているものはいない。誰もがごつごつした壁に背をもたせかけるように、あるいは鍾乳石の隙間にうずくまるように、虚ろな顔で座っていた。そこそこ奥行きのある洞窟なのに、ほとんどの囚人がこの場所に集まっている様子なのは、きっと餌場の下だからだろう。あまり遠くにいると餌が落ちてきてもありつけないのだ。
アトゥイーは、その餌の落ちてくる場所――厨房の真下に立った。
そこは薄明るい光に照らし出されている。餌場の場所がわかるよう、照明が集められているのだ。
「なんでさっきは真っ暗だったんだろうね?」
その光の中に立って、アトゥイーは言った。リンが天井の照明を見上げる。
「あれは蠟燭だな。恐らく残飯を捨てる時に蠟燭に火を灯すんだ。で、一、二時間ほどで消える」
「さすがリン、目がいいな」
「狙撃手が目が悪くちゃ弾が当たらないだろ」
「――よし」
アトゥイーは息をひとつ吸った。
「みんな、聞いて!」
が、反応がない。影は影のまま無為に地面を見つめている。アトゥイーはもう一度言った。
「みんな、聞いて!」
『みんな、聞け!』
リンがアルナハブ語で繰り返す。そこでようやく、影が動いた。
「明日の夜明け、わたしたちはここを脱出する。地底湖の出口を塞ぎ、水位を上げてあそこから逃げる」
『明日の夜明け――数時間後だ、我々はここを脱出する。地底湖の出口を塞ぎ、水位を上げて天井の扉から逃げる』
アトゥイーは片手をまっすぐに上げ、天井を指差した。
「みんなも一緒だ。怖くない。一緒に逃げ出そう、外の世界へ」
ふっと辺りが闇に包まれた。
蠟燭が、消えたのだ。
『みんなも一緒だ。怖くない。一緒に逃げ出そう、外の世界へ』
リンが繰り返す。
『みんなも一緒だ。怖くない。一緒に逃げ出そう、外の世界へ』
暗闇にアトゥイーとリンの声が響く。
「わたしを信じて、一緒に逃げよう。外に出て、戦おう」
『わたしを信じて、一緒に逃げよう。外に出て、戦おう』
届いているだろうか。影に成り果てた彼らに――捨て去られた奴隷たちに。
『……そして外に出た途端、待ち構えた兵に八つ裂きにされるのか?』
「――――!」
突然暗闇から声がした。リンが小声で翻訳する。
(誰だ……?王族と揉めて投獄されたという囚人か?)
ヨナは神経を尖らせる。敵か味方か。
(少なくとも、話の分かる人間がいたということか)
再び同じ声が言った。
『ついさっきここに来たばかりの、きれいな服を着て靴も履いたあんたたちに、俺たちの何が分かる?』
アトゥイーは思考を巡らせる。
(どうやって信じさせればいい――?)
――甘えるな。
卑屈になるな。
どうすれば彼らの耳に届くか、考えろ。
「――サハル!松明を!」
アトゥイーの足元に、サハルが松明を投げた。あかあかと燃え上がる炎にアトゥイーの姿が浮かび上がる。
囚人たちは一言も発さない。だが。
(こっちを見ている)
視線を感じる。
「わたしを信じて。一緒に逃げよう。外へ出て、戦おう」
アトゥイーは繰り返した。そしてくるりと松明に背を向ける。
甘えるな。卑屈になるな。
「…………!」
思わずヨナが身を乗り出す。その腕をサハルが引いた。
サハルもヨナ同様に驚いていた。が。
(アトゥイーの邪魔をしちゃだめだ――!)
その一心で、今にも飛び出しそうなヨナを押し止めた。
アトゥイーは、松明に背を向けたまま軍服のボタンを外し、着ていた服を脱いだのだ。
松明の光に、裸の背中が浮かび上がる。
無数の疵跡が刻まれた、優美なラインを描く背中が。
「わたしも奴隷だった。みんな、どうかわたしを信じて」
『……わたしも、奴隷だった――どうか――わたしを信じて』
リンの声が、僅かに震えた。
(――応えろ――!)
祈るように、リンは叫んだ。
『俺たちを信じろ!必ず外へ出る!そして生き延びるんだ!!』
ワアアアァァァ……と声が上がった。
まるで遠くから水が押し寄せるように――最初は一人の声が、支流を集めて大河になるように、それはすぐに大合唱になった。
リンがアトゥイーに服を着せかけた。華奢な肩が小刻みに震えている。
その肩を抱きしめてやりたい衝動を抑えて、リンは囁いた。
「アトゥイー、もう一息だ。やれるね?」
アトゥイーは頷いて、軍服のボタンを留めて再び前を向いた。
天井に向かって拳を突き上げる。
「明日の夜明けにここを出る!地底湖の出口を塞ぐから、動ける者は手伝ってくれ。穴を塞いだらここは水で埋まる。その水の力を借りて、あそこから出る!」
リンが早口でアルナハブ語に訳す。
「外に出たら、なんでもいいから手近にあるものを武器にして戦え!わたしが先導して月光宮を出る!」
ワアアアアアアア!!
歓声が上がり、あちこちで松明に火が灯った。
餌場を降りたアトゥイーを、ヨナとサハルが迎える。
「……どうなることかと思ったけど、なんとかなりそうで良かった」
掛ける言葉が見つからない二人に代わって、リンが言った。
「うん。ありがとう、リン。さあ、夜明けまでできるだけ横穴を塞ごう」
『俺たちも手伝おう』
振り向くと、囚人服の男が数人、立っていた。
『俺はイラン、こっちはカナル。働けそうな奴を動かすくらいはできるぜ』
『助かる』
リンが言った。
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