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第十章 王都編
旅路〜オアシス
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太陽が金色の砂を灼いている。
アズハルから百数十キロ南の小さな入り江に、双頭の亀の旗を掲げた赤い船が入港した。その入り江から更に五十キロほど内陸へ進んだところに、美しく整備されたオアシスがある。船を降りた旅の一行が、砂丘を越えてそのオアシスを訪れた。
太陽は既に西に傾いている。
「お待ちしておりました」
オアシスの入り口で、白い衣装とターバンに身を包んだ従者が一行を出迎えた。
オアシスには百戸ほどの住居が点在し、中央には瀟洒な屋敷があった。一行はその屋敷へと案内された。
前庭で一行が馬を降りたところに、屋敷の中から同じく白い衣装の男が出てきて、中の一人の前に跪いた。
「お元気そうで何よりです、陛下」
「そなたも息災であったか」
言いながら、顔に巻いていたターバンをずらす。顔の横にひと束、長い銀の髪がこぼれ落ちた。
「お疲れでしょう。お食事はお部屋へ運ばせましょうか」
「供の者たちはそうしてくれ。私はスカイと共にいただこう」
「お久しぶりです、シハーブ様。お世話になります」
マルスの横にいたスカイもまた、ターバンを外した。
「では、中庭の泉の前に用意させます」
シハーブの提案が気に入ったらしく、マルスは満足げに頷いた。
「良いな。――ああ、シハーブ」
「はい」
「お前も付き合え」
「――御意」
日が落ちて、月が昇ってきた。オアシスの木々の合間を抜けて、涼しい風が吹いてくる。
このオアシスを中心に、付近一帯の土地は見渡す限りすべてシハーブ家の領地だった。領内には、オアシスから引いた水で作られた農地もあった。
屋敷の中庭の泉は、周囲を四角く成形され、絶えず水が湧き出している。湧き水は細い水路を通ってオアシス中に届けられている。
シハーブの用意させた夕食はそれほど量は多くなかったが、それでもマルスは飲み物ばかり飲んで食事にはあまり手を付けなかった。シハーブがちらりとスカイを見ると、スカイは無言で軽く首を振った。その様子に気付いたのか、マルスが手をひらひらと振って言った。
「今更私に気遣うな。好きなだけ食べるが良い」
「じゃあ遠慮なく!僕はお二人と違って若いですからね」
スカイは明るく言うと、がつがつと料理を貪り始めた。
「おい、今さらっと陛下を年寄り扱いしなかったか」
「嫌だなぁ。僕そこまで露骨に言っていませんよ。どっちが失礼ですか」
スカイとシハーブのやり取りを聞いていたマルスが、くっくっと笑う。
「一年半ぶりというのに、相変わらずだな、そなたらは。シハーブ、傷はもういいのか?」
「ええ。あの時だけはスカイに助けられましたな」
「『だけ』って。でもまあ、あれはびっくりしましたねぇ。陛下を追いかけていったら、シハーブ様が血みどろになってて。宰相たちに見つからずにあの場から引っ張り出すの、結構苦労したんですよ」
スカイは煮込み肉を噛みしだきながら言った。
「スカイ、行儀が悪い」
シハーブが眉をひそめる。
「ああ、失礼しました。ちょっと船の上にいたら陸のマナーを忘れてしまって」
スカイはワインで口の中のものを流し込み、にっこりと破顔した。
それから三人は、しばし他愛のない話に花を咲かせた。
料理もあらかた、主にスカイの腹の中に収まって、月もだいぶ高く昇った頃。
マルスがゆったりとグラスの中の赤ワインを揺らして、切り出した。
「……そろそろ、隠れているのにも飽いたな――」
シハーブの瞳に鋭い光が差し、スカイの顔には挑戦的な笑みが浮かんだ。
「では――いよいよ反撃を?」
「民も新政府とやらに飽いたであろう。どうだ?」
「王都は不気味なほど静かですな。ただ治安は相当、悪化しています」
シハーブが答えた。シハーブ本人はこのオアシスから出ていなかったが、王国内のあちこちに間諜を放っていた。
「頃合いだな。近々作戦を立てて連絡する。シハーブ、雪解けを目処に、領内の兵の準備を進めておけ」
「御意」
夜遅くまで語らった後、寝室で横になって微睡んでいると、間もなく空が白んできた。
「――陛下」
薄布の垂幕の向こうから、シハーブが小さく声をかけた。
「来たか」
マルスの問いに、シハーブの影が頷く。
「屋敷の東の庭にいらっしゃいます。ご案内は――」
「よい。一人でゆける」
シハーブの屋敷の東側には、水路から引いた水を階段状に流した小さな滝があった。
滝は一番落差のある場所でちょうど子供の背丈ほどで、その下で幼い子供が一人、きゃっきゃっと声を立てて水浴びをしていた。
子供を包んで弾ける水滴が、朝陽を反射してきらきらと燦めいている。よたよたと歩く腰つきが、まだ心もとない。
マルスはその姿の眩しさに目を細めた。
「大きくなったでしょう」
マルスのすぐ横に、ファーリアが並んだ。
「……ああ。よく育てたな、ファーリア」
「もう言葉も話します。あなたの名前も、どうぞ教えてやって」
そう言って微笑んだファーリアに、マルスはしばし見とれた。
顔つきが、すっかり変わっていた。かつての縋り付くような、それでいてどこか気後れしたような表情は、もうどこにもなかった。マルスを見上げてくる時に見せる小さな戸惑いも、触れれば切れるような危うさもない。ファーリアの笑顔はひたすら柔らかく、安らぎに満ちていた。
「呼びましょうか」
「――いや、」
マルスの指先が、ファーリアの手に触れた。
もう抑えられなかった。マルスはその手を握り、すぐそばの木陰に引き込んだ。
「あ」
ファーリアが小さな声を上げた。その唇を塞ぐ。
マルスはバランスを崩したファーリアの身体をやわらかい草の上に押し倒し、きつく抱き締めた。
「…………っ」
本当に久しぶりにマルスの胸に抱き寄せられて、ファーリアは躰の奥が疼くのをおぼえた。
ヌールが生まれてからこちら、かけがえのない小さな命を守る、それだけでファーリアは満たされていた。そのはずなのに。
(この腕の中が、こんなにも心地良い――)
ずっと忘れていた。愛され守られる幸せに、ファーリアは酔った。
ファーリアはそっとマルスの背中を抱き締め返した。もらった愛を、少しだけでも返したかった。
二人はしばらくそうして抱き合っていたが、やがてマルスが囁いた。
「……許せ。これ以上は触れぬ」
マルスはそのまま、ファーリアに身体を預けて眠りに落ちた。深い深い眠りだった。
木漏れ日がまぶたのむこうで踊るのを感じて、マルスはゆっくりと眼を開いた。
(……いない……)
無意識に指先が草地を掻いた。その指先を捕まえて、柔らかく握る手があった。
「ここです」
木の根元に座り込んだファーリアが、マルスを見下ろしている。
「……ファーリア……」
「よくお寝みでしたね」
「……どれくらい寝ていた?」
「二時間……二時間半、くらいかと」
ファーリアは高く昇った太陽を見上げて言った。
「何か召し上がります?」
見ると、草地に布が広げられ、軽食が置いてあった。
「シハーブ様が持ってきてくれたんです。わたしとレグルスはさっき少しいただきました」
「そうか」
余程気に入ったのか、ヌールはまだ滝で遊んでいた。ファーリアと連れ立って、木陰から出る。
「母しゃ!」
ヌールがぱしゃぱしゃと水しぶきを散らしながら駆け寄ってきて、ファーリアに抱きついた。
「そなたがレグルスか」
マルスが訊ねると、ヌールはこくんと頷いた。ファーリアの脚にしがみつき、怯えと好奇心が入り混じった顔でマルスを見上げている。
「私はマルスだ」
それを聞いたヌールが、ぱっと満面の笑みを咲かせた。
「マールス!マールス!」
歌うように繰り返すヌールを、マルスは抱き上げた。ヌールは喜んできゃーっと笑い声を上げた。マルスはその柔らかな頬に口付けた。
「母を守り、強く育て。レグルス」
ヌールが勢いよく頷くと、まだ短い銀の髪からきらきらと水滴が飛び散った。
アズハルから百数十キロ南の小さな入り江に、双頭の亀の旗を掲げた赤い船が入港した。その入り江から更に五十キロほど内陸へ進んだところに、美しく整備されたオアシスがある。船を降りた旅の一行が、砂丘を越えてそのオアシスを訪れた。
太陽は既に西に傾いている。
「お待ちしておりました」
オアシスの入り口で、白い衣装とターバンに身を包んだ従者が一行を出迎えた。
オアシスには百戸ほどの住居が点在し、中央には瀟洒な屋敷があった。一行はその屋敷へと案内された。
前庭で一行が馬を降りたところに、屋敷の中から同じく白い衣装の男が出てきて、中の一人の前に跪いた。
「お元気そうで何よりです、陛下」
「そなたも息災であったか」
言いながら、顔に巻いていたターバンをずらす。顔の横にひと束、長い銀の髪がこぼれ落ちた。
「お疲れでしょう。お食事はお部屋へ運ばせましょうか」
「供の者たちはそうしてくれ。私はスカイと共にいただこう」
「お久しぶりです、シハーブ様。お世話になります」
マルスの横にいたスカイもまた、ターバンを外した。
「では、中庭の泉の前に用意させます」
シハーブの提案が気に入ったらしく、マルスは満足げに頷いた。
「良いな。――ああ、シハーブ」
「はい」
「お前も付き合え」
「――御意」
日が落ちて、月が昇ってきた。オアシスの木々の合間を抜けて、涼しい風が吹いてくる。
このオアシスを中心に、付近一帯の土地は見渡す限りすべてシハーブ家の領地だった。領内には、オアシスから引いた水で作られた農地もあった。
屋敷の中庭の泉は、周囲を四角く成形され、絶えず水が湧き出している。湧き水は細い水路を通ってオアシス中に届けられている。
シハーブの用意させた夕食はそれほど量は多くなかったが、それでもマルスは飲み物ばかり飲んで食事にはあまり手を付けなかった。シハーブがちらりとスカイを見ると、スカイは無言で軽く首を振った。その様子に気付いたのか、マルスが手をひらひらと振って言った。
「今更私に気遣うな。好きなだけ食べるが良い」
「じゃあ遠慮なく!僕はお二人と違って若いですからね」
スカイは明るく言うと、がつがつと料理を貪り始めた。
「おい、今さらっと陛下を年寄り扱いしなかったか」
「嫌だなぁ。僕そこまで露骨に言っていませんよ。どっちが失礼ですか」
スカイとシハーブのやり取りを聞いていたマルスが、くっくっと笑う。
「一年半ぶりというのに、相変わらずだな、そなたらは。シハーブ、傷はもういいのか?」
「ええ。あの時だけはスカイに助けられましたな」
「『だけ』って。でもまあ、あれはびっくりしましたねぇ。陛下を追いかけていったら、シハーブ様が血みどろになってて。宰相たちに見つからずにあの場から引っ張り出すの、結構苦労したんですよ」
スカイは煮込み肉を噛みしだきながら言った。
「スカイ、行儀が悪い」
シハーブが眉をひそめる。
「ああ、失礼しました。ちょっと船の上にいたら陸のマナーを忘れてしまって」
スカイはワインで口の中のものを流し込み、にっこりと破顔した。
それから三人は、しばし他愛のない話に花を咲かせた。
料理もあらかた、主にスカイの腹の中に収まって、月もだいぶ高く昇った頃。
マルスがゆったりとグラスの中の赤ワインを揺らして、切り出した。
「……そろそろ、隠れているのにも飽いたな――」
シハーブの瞳に鋭い光が差し、スカイの顔には挑戦的な笑みが浮かんだ。
「では――いよいよ反撃を?」
「民も新政府とやらに飽いたであろう。どうだ?」
「王都は不気味なほど静かですな。ただ治安は相当、悪化しています」
シハーブが答えた。シハーブ本人はこのオアシスから出ていなかったが、王国内のあちこちに間諜を放っていた。
「頃合いだな。近々作戦を立てて連絡する。シハーブ、雪解けを目処に、領内の兵の準備を進めておけ」
「御意」
夜遅くまで語らった後、寝室で横になって微睡んでいると、間もなく空が白んできた。
「――陛下」
薄布の垂幕の向こうから、シハーブが小さく声をかけた。
「来たか」
マルスの問いに、シハーブの影が頷く。
「屋敷の東の庭にいらっしゃいます。ご案内は――」
「よい。一人でゆける」
シハーブの屋敷の東側には、水路から引いた水を階段状に流した小さな滝があった。
滝は一番落差のある場所でちょうど子供の背丈ほどで、その下で幼い子供が一人、きゃっきゃっと声を立てて水浴びをしていた。
子供を包んで弾ける水滴が、朝陽を反射してきらきらと燦めいている。よたよたと歩く腰つきが、まだ心もとない。
マルスはその姿の眩しさに目を細めた。
「大きくなったでしょう」
マルスのすぐ横に、ファーリアが並んだ。
「……ああ。よく育てたな、ファーリア」
「もう言葉も話します。あなたの名前も、どうぞ教えてやって」
そう言って微笑んだファーリアに、マルスはしばし見とれた。
顔つきが、すっかり変わっていた。かつての縋り付くような、それでいてどこか気後れしたような表情は、もうどこにもなかった。マルスを見上げてくる時に見せる小さな戸惑いも、触れれば切れるような危うさもない。ファーリアの笑顔はひたすら柔らかく、安らぎに満ちていた。
「呼びましょうか」
「――いや、」
マルスの指先が、ファーリアの手に触れた。
もう抑えられなかった。マルスはその手を握り、すぐそばの木陰に引き込んだ。
「あ」
ファーリアが小さな声を上げた。その唇を塞ぐ。
マルスはバランスを崩したファーリアの身体をやわらかい草の上に押し倒し、きつく抱き締めた。
「…………っ」
本当に久しぶりにマルスの胸に抱き寄せられて、ファーリアは躰の奥が疼くのをおぼえた。
ヌールが生まれてからこちら、かけがえのない小さな命を守る、それだけでファーリアは満たされていた。そのはずなのに。
(この腕の中が、こんなにも心地良い――)
ずっと忘れていた。愛され守られる幸せに、ファーリアは酔った。
ファーリアはそっとマルスの背中を抱き締め返した。もらった愛を、少しだけでも返したかった。
二人はしばらくそうして抱き合っていたが、やがてマルスが囁いた。
「……許せ。これ以上は触れぬ」
マルスはそのまま、ファーリアに身体を預けて眠りに落ちた。深い深い眠りだった。
木漏れ日がまぶたのむこうで踊るのを感じて、マルスはゆっくりと眼を開いた。
(……いない……)
無意識に指先が草地を掻いた。その指先を捕まえて、柔らかく握る手があった。
「ここです」
木の根元に座り込んだファーリアが、マルスを見下ろしている。
「……ファーリア……」
「よくお寝みでしたね」
「……どれくらい寝ていた?」
「二時間……二時間半、くらいかと」
ファーリアは高く昇った太陽を見上げて言った。
「何か召し上がります?」
見ると、草地に布が広げられ、軽食が置いてあった。
「シハーブ様が持ってきてくれたんです。わたしとレグルスはさっき少しいただきました」
「そうか」
余程気に入ったのか、ヌールはまだ滝で遊んでいた。ファーリアと連れ立って、木陰から出る。
「母しゃ!」
ヌールがぱしゃぱしゃと水しぶきを散らしながら駆け寄ってきて、ファーリアに抱きついた。
「そなたがレグルスか」
マルスが訊ねると、ヌールはこくんと頷いた。ファーリアの脚にしがみつき、怯えと好奇心が入り混じった顔でマルスを見上げている。
「私はマルスだ」
それを聞いたヌールが、ぱっと満面の笑みを咲かせた。
「マールス!マールス!」
歌うように繰り返すヌールを、マルスは抱き上げた。ヌールは喜んできゃーっと笑い声を上げた。マルスはその柔らかな頬に口付けた。
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