7 / 32
第一章 過去
7話 前進
しおりを挟む
里奈と偶然会ってからひと月ほどたった頃だった。
その日涼一はトラブル対応のため取引先に直行した。処理が終わり会社に出勤したのは10時過ぎだった。
書類を作成する前に一服しておこうと喫煙ルームに向かった。6階建の自社ビルで事務所内禁煙。喫煙者には厳しい環境だが喫煙ルームは各階にあった。中に入ると同期の遠山直樹がコーヒーを飲みながらタバコを吸っていた。
「よう!前田、来てたのか」
手を挙げながら遠山は言った。
「ああ、朝から現場で今着いたところだ」
「頑張ってるな」
「まぁな」
遠山はタバコ吸い終わるとこう言った。
「前田、俺は営業に向いてないのかも知れない」
「なんだ突然?」
涼一が聞いてくるのを待っていたかのように遠山は続けた。
「辞めようかな、仕事。前田、どう思う?」
「うーん。同期の中でお前が1番営業向きだと思うが?」
涼一は少し考えてから言った。
「そっか?でも、最近つまんなくってさぁ」
「ん?何かあったのか?」
「いや、何もないから悩んでんだよ、そうだ前田、帰りに飲みに行かないか?」
「なんだそれ?」
「店は俺が予約しとくからいいだろ?な!」
「わかったよ、ただ、仕事終わるの19時くらいだぞ」
「わかった、大丈夫だ。19時半に予約しとくよ。じゃ、あとでな!」
「おう」
遠山は喫煙ルームを出ていった。
「あいつも色々悩んでんだな」
(ん?まてよ、何も無いから悩んでる?何も無いなら悩む必要ないだろ!まったく、面倒な奴だ!)
「よーし!今日はあいつのおごりだな」
涼一は言った。
遠山の予約した大将という居酒屋は値段も安くサラリーマンの憩いの場所になっていた。会社の近くにあり、日々、色々なグループの飲み会が行なわれていた。大人数のグループもいれば、カウンターでしみじみ飲んでいる年輩の2人組もいた。どのグループも楽しんでいるようだった。
「お疲れー!かんぱーい!」
涼一は美味しそうに生ビールを飲んでいる遠山を見て言った。
「遠山、お前元気じゃん」
「元気だぜ、元気なんだけど、何か物足りないんだよなぁ」
「贅沢だよ、それは」
「わかってんだよ、わかってんだけどな」
「とにかく!会社は辞めるなよ」
「うーん。どうするかなぁ」
涼一は面倒な話になる前に遠山に言った。
「よし!遠山!今日は何も考えずに飲め!すみませ~ん!ビールとレモンサワー!」
「はーい!」
ハッピを着た元気な店員が応えてくれた。
ふたりはビールとレモンサワーを2杯ずつ飲み終えた。涼一がトイレから戻り、席に座ったところで、里奈に声をかけられた。
「前田さん!」
「ん?ああ、竹下さん!」
「この前はありがとうございました」
「うん。間に合ってよかったね!」
「はい、助かりました!それにしても奇遇ですね、あっ遠山さんもいるー」
「あー総務の竹下さんじゃん」
遠山は結構酔っているみたいだった。
「今日は?飲み会?」
涼一が訊ねた。
「はい、先輩と2人だったんですけど悪酔いしちゃったみたいで。今タクシーに乗せてきたところです」
「そうなんだ、大変だったね。竹下さんどうするの?」
「私も帰ろうかなぁって思ってた時に前田さんが見えたから」
「そっか。じゃあ一緒に飲まない?ひとりウザい奴がいるけど、もうすぐ冬眠しそうだから。あっ!夏だから夏眠か」
「あははは!やっぱり前田さんって面白いですねー!本当に一緒に飲んでもいいんですか?」
「もちろん!何飲む?」
「じゃあ、ビールで」
「お!いいね!すみませーん!生1つー!」
「はいよー!」
ウザい奴はそれからまもなく夏眠した。
「先!輩!も大変!だ!け!どー!
あたし達も頑張ってるってーの!
それをグチグチうるさいってーの!」
里奈も完全に酔っ払っていた。
(竹下さん、ストレス凄いな…)
涼一は地雷を踏まないように気をつけて相槌を打った。
「そうだよな、俺たちも頑張ってんだー!」
「そうだ!そうだー!」
里奈は3杯目のビールを飲み干して店員に声をかけた。
「すみませーんハイボール!」
「竹下さん、大丈夫?」
涼一は心配になり里奈に聞いた。
「ん?何がですかぁ?」
「だって、酔ってるよね?」
「酔ってませーん」
……
「前田ー!!」
「はい?」
「飲めー!!」
(完全に酔ってるな…こうなったら飲むしかない!)
「すみませーん!ハイボール2つ!」
結局ふたりは閉店間際まで飲んだ。
涼一は会計を済ませ、夏眠から覚めない遠山をタクシーに乗せ終えて里奈に言った。
「竹下さんタクシー拾おうか?」
「里奈でいいですよぉ、涼一さ~ん」
(かなり酔ってる…)
「り、里奈ちゃん、タクシー拾う?」
里奈はニヤケ顔で涼一に言った。
「今日先輩のうちに泊まる予定だったんですけどぉ、帰っちゃったんで~」
「うん」
「うちにも泊まるっていってあるし、涼一さ~ん!泊めて下さ~い」
「え?え?俺ん家?うそ?でしょ?」
涼一は驚いて言った。
「だって~、行くとこないもーん、ダメ?」
里奈は小悪魔のような上目遣いで涼一を見た。
「い、いや、ダメではないけど…さ」
「じゃあ行きましょ!涼一さん家~」
里奈はそう言ってタクシーを止めようとした。
「タクシーー!コラー止まれー!!」
「ちょ、ちょっと、里奈ちゃん」
(おいおい、大丈夫なのかぁ?)
涼一も腹を決めた。
(もう!どうにでもなれ!)
「よし!里奈!帰るぞ!」
「ラジャー!」
ふたりはタクシーに乗り込んだ。
◇
「ううっ!頭痛い…」
(かなり飲んだな…)
「ん?」
目覚めた涼一は腑に落ちない様子だった。
霞んだ目で隣を見ると、里奈が気持ち良さそうに寝息を立てていた。
「ん?ん?えー!」
ベットの下には里奈が着ていた洋服と下着、パンストが散乱していた。
(まっ、まさか…ね?もしかして…俺、やってしまった?)
「はっ!ヤバイ!会社!」
慌てて時計をみると9時半を回っていた。
「終わった…どうしよう…」
「ん~、休みですよ~今日」
里奈が目をこすりながら言った。
「え?そ、そうか、今日は土曜日か、よかった!
助かった!」
地獄に仏とはこの事だと涼一は思った。
「おはようございます!」
里奈が笑ってすり寄ってきた。
「お、おはよう…えっと…里奈ちゃん、昨日の事覚えてる?」
「覚えてますよ」
「マジ?」
「マジです。私、涼一さんのこと好きになっちゃいました!まさかエッチするとは思ってなかったですけど…でも、よかったです…とっても」
里奈は照れながら言った。
(だんだん記憶が蘇ってきた、そうだ、抱いたんだ、昨日…)
ただ、不思議と後悔はなかった。
律子と別れて4年。
里奈と付き合うことにした。
その日涼一はトラブル対応のため取引先に直行した。処理が終わり会社に出勤したのは10時過ぎだった。
書類を作成する前に一服しておこうと喫煙ルームに向かった。6階建の自社ビルで事務所内禁煙。喫煙者には厳しい環境だが喫煙ルームは各階にあった。中に入ると同期の遠山直樹がコーヒーを飲みながらタバコを吸っていた。
「よう!前田、来てたのか」
手を挙げながら遠山は言った。
「ああ、朝から現場で今着いたところだ」
「頑張ってるな」
「まぁな」
遠山はタバコ吸い終わるとこう言った。
「前田、俺は営業に向いてないのかも知れない」
「なんだ突然?」
涼一が聞いてくるのを待っていたかのように遠山は続けた。
「辞めようかな、仕事。前田、どう思う?」
「うーん。同期の中でお前が1番営業向きだと思うが?」
涼一は少し考えてから言った。
「そっか?でも、最近つまんなくってさぁ」
「ん?何かあったのか?」
「いや、何もないから悩んでんだよ、そうだ前田、帰りに飲みに行かないか?」
「なんだそれ?」
「店は俺が予約しとくからいいだろ?な!」
「わかったよ、ただ、仕事終わるの19時くらいだぞ」
「わかった、大丈夫だ。19時半に予約しとくよ。じゃ、あとでな!」
「おう」
遠山は喫煙ルームを出ていった。
「あいつも色々悩んでんだな」
(ん?まてよ、何も無いから悩んでる?何も無いなら悩む必要ないだろ!まったく、面倒な奴だ!)
「よーし!今日はあいつのおごりだな」
涼一は言った。
遠山の予約した大将という居酒屋は値段も安くサラリーマンの憩いの場所になっていた。会社の近くにあり、日々、色々なグループの飲み会が行なわれていた。大人数のグループもいれば、カウンターでしみじみ飲んでいる年輩の2人組もいた。どのグループも楽しんでいるようだった。
「お疲れー!かんぱーい!」
涼一は美味しそうに生ビールを飲んでいる遠山を見て言った。
「遠山、お前元気じゃん」
「元気だぜ、元気なんだけど、何か物足りないんだよなぁ」
「贅沢だよ、それは」
「わかってんだよ、わかってんだけどな」
「とにかく!会社は辞めるなよ」
「うーん。どうするかなぁ」
涼一は面倒な話になる前に遠山に言った。
「よし!遠山!今日は何も考えずに飲め!すみませ~ん!ビールとレモンサワー!」
「はーい!」
ハッピを着た元気な店員が応えてくれた。
ふたりはビールとレモンサワーを2杯ずつ飲み終えた。涼一がトイレから戻り、席に座ったところで、里奈に声をかけられた。
「前田さん!」
「ん?ああ、竹下さん!」
「この前はありがとうございました」
「うん。間に合ってよかったね!」
「はい、助かりました!それにしても奇遇ですね、あっ遠山さんもいるー」
「あー総務の竹下さんじゃん」
遠山は結構酔っているみたいだった。
「今日は?飲み会?」
涼一が訊ねた。
「はい、先輩と2人だったんですけど悪酔いしちゃったみたいで。今タクシーに乗せてきたところです」
「そうなんだ、大変だったね。竹下さんどうするの?」
「私も帰ろうかなぁって思ってた時に前田さんが見えたから」
「そっか。じゃあ一緒に飲まない?ひとりウザい奴がいるけど、もうすぐ冬眠しそうだから。あっ!夏だから夏眠か」
「あははは!やっぱり前田さんって面白いですねー!本当に一緒に飲んでもいいんですか?」
「もちろん!何飲む?」
「じゃあ、ビールで」
「お!いいね!すみませーん!生1つー!」
「はいよー!」
ウザい奴はそれからまもなく夏眠した。
「先!輩!も大変!だ!け!どー!
あたし達も頑張ってるってーの!
それをグチグチうるさいってーの!」
里奈も完全に酔っ払っていた。
(竹下さん、ストレス凄いな…)
涼一は地雷を踏まないように気をつけて相槌を打った。
「そうだよな、俺たちも頑張ってんだー!」
「そうだ!そうだー!」
里奈は3杯目のビールを飲み干して店員に声をかけた。
「すみませーんハイボール!」
「竹下さん、大丈夫?」
涼一は心配になり里奈に聞いた。
「ん?何がですかぁ?」
「だって、酔ってるよね?」
「酔ってませーん」
……
「前田ー!!」
「はい?」
「飲めー!!」
(完全に酔ってるな…こうなったら飲むしかない!)
「すみませーん!ハイボール2つ!」
結局ふたりは閉店間際まで飲んだ。
涼一は会計を済ませ、夏眠から覚めない遠山をタクシーに乗せ終えて里奈に言った。
「竹下さんタクシー拾おうか?」
「里奈でいいですよぉ、涼一さ~ん」
(かなり酔ってる…)
「り、里奈ちゃん、タクシー拾う?」
里奈はニヤケ顔で涼一に言った。
「今日先輩のうちに泊まる予定だったんですけどぉ、帰っちゃったんで~」
「うん」
「うちにも泊まるっていってあるし、涼一さ~ん!泊めて下さ~い」
「え?え?俺ん家?うそ?でしょ?」
涼一は驚いて言った。
「だって~、行くとこないもーん、ダメ?」
里奈は小悪魔のような上目遣いで涼一を見た。
「い、いや、ダメではないけど…さ」
「じゃあ行きましょ!涼一さん家~」
里奈はそう言ってタクシーを止めようとした。
「タクシーー!コラー止まれー!!」
「ちょ、ちょっと、里奈ちゃん」
(おいおい、大丈夫なのかぁ?)
涼一も腹を決めた。
(もう!どうにでもなれ!)
「よし!里奈!帰るぞ!」
「ラジャー!」
ふたりはタクシーに乗り込んだ。
◇
「ううっ!頭痛い…」
(かなり飲んだな…)
「ん?」
目覚めた涼一は腑に落ちない様子だった。
霞んだ目で隣を見ると、里奈が気持ち良さそうに寝息を立てていた。
「ん?ん?えー!」
ベットの下には里奈が着ていた洋服と下着、パンストが散乱していた。
(まっ、まさか…ね?もしかして…俺、やってしまった?)
「はっ!ヤバイ!会社!」
慌てて時計をみると9時半を回っていた。
「終わった…どうしよう…」
「ん~、休みですよ~今日」
里奈が目をこすりながら言った。
「え?そ、そうか、今日は土曜日か、よかった!
助かった!」
地獄に仏とはこの事だと涼一は思った。
「おはようございます!」
里奈が笑ってすり寄ってきた。
「お、おはよう…えっと…里奈ちゃん、昨日の事覚えてる?」
「覚えてますよ」
「マジ?」
「マジです。私、涼一さんのこと好きになっちゃいました!まさかエッチするとは思ってなかったですけど…でも、よかったです…とっても」
里奈は照れながら言った。
(だんだん記憶が蘇ってきた、そうだ、抱いたんだ、昨日…)
ただ、不思議と後悔はなかった。
律子と別れて4年。
里奈と付き合うことにした。
0
あなたにおすすめの小説
二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)
MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。
かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。
44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。
小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。
一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。
ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる